余科学とは
- 余科学(co-science)は科学では扱えないために対象から外れた事物の中で、それでもなお科学する心で対応すべき事物を記述する試みです。
- 例えば言葉を考えてみると、早期教育を除けば推さない子どもが話す言葉には科学はほとんど無用と言えます。しかしその後、国語や外国語を学ぶ上で、特に文法では科学する心が必要であることを知ります。
- このように、一般に科学の対象と思われていない事物を科学的に捉えようというものが、私が唱える余科学です。
- ただし、例として挙げた言語学のようにすでに十分な必要性が認められ、研究が進められている分野は新たな検討を要する必要が少ないものとして、原則としてここでは取り上げません。
- また、作者の諸種の事情により、概論に留まることを断ります。
最終更新:2010年01月05日 00:16