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新・千休さん - (2007/12/28 (金) 19:22:19) の1つ前との変更点
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新・千休さん
*概要
「あとはテキトウに頼む」とまさしく投げやりに「続・千休さん」の連載は終わってしまった。その理由としては読者アンケートの悪さや、作者であるぽんす中村と編集部との折り合いの悪さが噂されたが、関係者の話によると単に作者の怠慢によるものであったようだ。しかし、大いに慌てたのは勿論、編集部である。頭を抱えた彼らは「作者の都合により暫く休載とさせていただきます」という当たり障りのないことを紙上に明記した上で、ぽんす中村との折衝に入ったが、「あかんねん。寺子屋があかんねん」と世界一の鴨を頬張りながらの返答が来るのみであった。その鴨も印税で買ったに違いないというのに、と歯軋りを覚える気持ちで彼に見切りをつけた編集部は、新たなる作者を探すこととなった。
当たり前だが一筋縄ではいかない。一度はベストセラーとなり、そして人気が急降下した現状を踏まえながらも引き受けてくれる作者などそうはいない、半分諦めかけた矢先に「それはあれですか。福井英一が急逝して『イガグリくん』の連載を急遽、引き受けることになった竹内つなよしみたいなものですか」と笑顔で語りかけてきたのがgyoxayである。以前より、作中にてぽんす中村(晋右衛門)に蹂躙され続けるギョクセイに対し、彼は「もうやめてあげないか」と主張し続けていた読者だったのである。こうして、第3期「千休さん」プロジェクトが幕を開けた。
*設定
時は江戸末期。室町時代からひたすら転生を続けていた主人公たちは、また同じ時代に生を受けることとなった。しかし、転生を続けるたび、時代が変わるたびに彼らの立場には少しずつのズレが見られるようになっていった。市井へと溶け込むもの、逆に溶け込まないもの。隠遁生活を送るもの、自分のシンパをひたすら集めるもの。彼らの生き方の差は、江戸時代を経た、この動乱の時代に爆発することになる。異能力者としての自らの力を保持し続ける晋右衛門と、自分自身の絵画能力によって意のままに操ることができる軍隊を構築しつつある石尊という対立を軸に、ストーリーは新たな展開をみせる!
*登場人物
***千休
瓦版執筆を糧に生きる。一応の主人公。しかし、作中では瓦版を市中にて売り歩く読売として登場することが多く、既に脇役と言える。ただ、町を練り歩く者として晋右衛門や石尊らの耳に様々な情報を入れているという点では、貴重な人材である。
***晋右衛門
琵琶を片手に、諸国を練り歩く浪士。「示現一刀流は俺が開祖だ」と言っては、各地の茶屋でタダ飯を食うのが日課である。その琵琶を弾いて金をもらえばいいのに。しかし、浪士仲間の婚礼の儀式では、琵琶をかき鳴らす。石尊の仇敵主。剣の腕が未知数なのが玉に瑕である。
***石尊
絵師。いつの時代も絵師として生きてきた。幕末には、他の絵師を尻目に「ようやくわしの時代が来た」といち早く遠近法を取り入れた絵画を世に送り出したにも関わらず、コマ割で描いたため、当時の人たちには理解できなかったようである。しかし、まだ見ぬ時代の予感を感じたのか、コマ割絵画によって一部の豪商たちから熱狂的な信者を排出することになる。「おぬしら、手伝え」と仁組から悌組まで8組にも渡る武装集団を組織し、その頭首になる。晋右衛門と抗争中。自分自身の戦闘能力は限りなく低い。
***ギョク・セイ
幕府の戌として登場。石尊軍に入り込み、智組のトップとして活動するが、特に幕府に対して恩義を感じているわけではないので、目立った活動はしていない。「刀は左手で持つのが男の粋ですよ」とか言っているけれども、重過ぎるので、両手で構えることにしている。ちなみに智組は事務方専門なので、戦闘に出ることはない。
***那須妙
那須家の姫。一応、転生してくる。旅先で晋右衛門に厠の場所を尋ねるというだけの登場にまで落ちぶれる。しかし、晋右衛門にそのようなことを聞くのは、やはりお嬢様なのである。
***橋爪先生
京都守護職として赴任する。普段は旗本の三男坊として京都の町を巡り歩いて事件を解決している。徳田新之助か、あなたは。もちろん、好物は赤カブ。タイムパトロールとして未来から派遣されてきたという設定だが、それが生かされることは少ない。京都編にて登場。
***斎藤一
オダギリ・ジョーにそっくり。神泉組の三番隊組長をつとめる。初対面で「オダギリくん」と橋爪先生に呼びかけられて以来、親交を厚くしている。橋爪先生の直属の手下ではないはずだが、まあ、いいのか。最近、結婚することにしたけれども、髪の毛は伸ばし過ぎだと思う。珍しく転生人間ではない、と思いきや、記憶喪失というありがちな設定であった。
<カウンター>
&counter(total)----
- いくらなんでも面倒すぎる。 -- gyoxay (2007-12-28 14:50:53)
- と言いつつ、続きを少し書いた。 -- gyoxay (2007-12-28 16:25:37)
- 意外と面白い。本シリーズも目を通さなくちゃいかんかな。 -- いしたける (2007-12-28 19:02:44)
- 少し追加した。 -- gyoxay (2007-12-28 19:16:47)
#comment
新・千休さん
*概要
「あとはテキトウに頼む」とまさしく投げやりに「続・千休さん」の連載は終わってしまった。その理由としては読者アンケートの悪さや、作者であるぽんす中村と編集部との折り合いの悪さが噂されたが、関係者の話によると単に作者の怠慢によるものであったようだ。しかし、大いに慌てたのは勿論、編集部である。頭を抱えた彼らは「作者の都合により暫く休載とさせていただきます」という当たり障りのないことを紙上に明記した上で、ぽんす中村との折衝に入ったが、「あかんねん。寺子屋があかんねん」と世界一の鴨を頬張りながらの返答が来るのみであった。その鴨も印税で買ったに違いないというのに、と歯軋りを覚える気持ちで彼に見切りをつけた編集部は、新たなる作者を探すこととなった。
当たり前だが一筋縄ではいかない。一度はベストセラーとなり、そして人気が急降下した現状を踏まえながらも引き受けてくれる作者などそうはいない、半分諦めかけた矢先に「それはあれですか。福井英一が急逝して『イガグリくん』の連載を急遽、引き受けることになった竹内つなよしみたいなものですか」と笑顔で語りかけてきたのがgyoxayである。以前より、作中にてぽんす中村(晋右衛門)に蹂躙され続けるギョクセイに対し、彼は「もうやめてあげないか」と主張し続けていた読者だったのである。こうして、第3期「千休さん」プロジェクトが幕を開けた。
*設定
時は江戸末期。室町時代からひたすら転生を続けていた主人公たちは、また同じ時代に生を受けることとなった。しかし、転生を続けるたび、時代が変わるたびに彼らの立場には少しずつのズレが見られるようになっていった。市井へと溶け込むもの、逆に溶け込まないもの。隠遁生活を送るもの、自分のシンパをひたすら集めるもの。彼らの生き方の差は、江戸時代を経た、この動乱の時代に爆発することになる。異能力者としての自らの力を保持し続ける晋右衛門と、自分自身の絵画能力によって意のままに操ることができる軍隊を構築しつつある石尊という対立を軸に、ストーリーは新たな展開をみせる!
*登場人物
***千休
瓦版執筆を糧に生きる。一応の主人公。しかし、作中では瓦版を市中にて売り歩く読売として登場することが多く、既に脇役と言える。ただ、町を練り歩く者として晋右衛門や石尊らの耳に様々な情報を入れているという点では、貴重な人材である。
***晋右衛門
琵琶を片手に、諸国を練り歩く浪士。「示現一刀流は俺が開祖だ」と言っては、各地の茶屋でタダ飯を食うのが日課である。その琵琶を弾いて金をもらえばいいのに。しかし、浪士仲間の婚礼の儀式では、琵琶をかき鳴らす。石尊の仇敵主。剣の腕が未知数なのが玉に瑕である。
***石尊
絵師。いつの時代も絵師として生きてきた。幕末には、他の絵師を尻目に「ようやくわしの時代が来た」といち早く遠近法を取り入れた絵画を世に送り出したにも関わらず、コマ割で描いたため、当時の人たちには理解できなかったようである。しかし、まだ見ぬ時代の予感を感じたのか、コマ割絵画によって一部の豪商たちから熱狂的な信者を排出することになる。「おぬしら、手伝え」と仁組から悌組まで8組にも渡る武装集団を組織し、その頭首になる。晋右衛門と抗争中。自分自身の戦闘能力は限りなく低い。
***ギョク・セイ
幕府の戌として登場。石尊軍に入り込み、智組のトップとして活動するが、特に幕府に対して恩義を感じているわけではないので、目立った活動はしていない。「刀は左手で持つのが男の粋ですよ」とか言っているけれども、重過ぎるので、両手で構えることにしている。ちなみに智組は事務方専門なので、戦闘に出ることはない。
***那須妙
那須家の姫。一応、転生してくる。旅先で晋右衛門に厠の場所を尋ねるというだけの登場にまで落ちぶれる。しかし、晋右衛門にそのようなことを聞くのは、やはりお嬢様なのである。
***橋爪先生
京都守護職として赴任する。普段は旗本の三男坊として京都の町を巡り歩いて事件を解決している。徳田新之助か、あなたは。もちろん、好物は赤カブ。タイムパトロールとして未来から派遣されてきたという設定だが、それが生かされることは少ない。京都編にて登場。
***斎藤一
オダギリ・ジョーにそっくり。神泉組の三番隊組長をつとめる。初対面で「オダギリくん」と橋爪先生に呼びかけられて以来、親交を厚くしている。橋爪先生の直属の手下ではないはずだが、まあ、いいのか。最近、結婚することにしたけれども、髪の毛は伸ばし過ぎだと思う。珍しく転生人間ではない、と思いきや、記憶喪失というありがちな設定であった。何かあったら、紙切れに印形を押し、「誰にも言いません」と誓うことにしているらしい。
<カウンター>
&counter(total)----
- いくらなんでも面倒すぎる。 -- gyoxay (2007-12-28 14:50:53)
- と言いつつ、続きを少し書いた。 -- gyoxay (2007-12-28 16:25:37)
- 意外と面白い。本シリーズも目を通さなくちゃいかんかな。 -- いしたける (2007-12-28 19:02:44)
- 少し追加した。 -- gyoxay (2007-12-28 19:16:47)
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