千休さん フーテンの石尊

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千休さん フーテンの石尊 - (2008/01/08 (火) 22:41:42) のソース

概要 前作でスライムになったはずの石尊が、突如京の街で「お仕事募集」の立て札を立てる場面から始まる今作は、二作ぶりにぽんす中村がアシスタントを使わずに自分で書いた作品として話題を呼んだ。しかし、中村と違い、ソフトでオタク的感性のあるアシスタントのギョク・セイが描いたほうがいい、というファンもやはり多数存在すると同時に、作品をあくまでも石尊批判に繋げたい中村を批判する声が上がり、人気投票では終始苦戦することになってしまった。
また、この作品では前作「新・千休さん」での設定が多分に無視されており、ただでさえ複雑な世界観が余計ややこしくなってしまうという批判もある。さらに、以前から指摘されていたネタにつまったら石尊を全裸にする手法も乱発してしまい、石尊派の不興を買うことになる。
特筆すべき点は、本作でついに石尊が夢オチという禁じ手を使用することだ。しかし、石尊自身は、夢オチを使うことで自分の創作レパートリーが増えたと考えており、晋右衛門との間での論争にも注目が集まった。

・登場人物
石尊 …放浪の絵師。前作の最終回でスライムになってしまったが、なぜか何事もなかったかのように復活し、「お仕事募集」していた。本作では、ついに夢オチを使用し、物議をかもす。晋右衛門に、発想が中学生並みであると指摘され、激怒する場面も。また、久しぶりに絵物語の品評会に出品する構えを見せたが、10年前のほうがマシであったと酷評される。それでもくじけないのがいいところ。

玉井 …東大寺の僧侶。独身では唯一、晋右衛門に年賀状を送る。年賀状には毎年猫の絵がある。音楽の聴き手としてはよいがんりきがあるが、漫画は薄く、細いものを好む。

晋右衛門 …寺子屋に勤務。人気はなくなった。最近は本業よりも琵琶の演奏を頼まれることが多くなったことを自分で気にしている。

藤澤とものしん …本作からの新キャラ。晋右衛門の寺子屋での同僚。最近、嫁をとったが、晋右衛門の失態で祝言がメチャメチャになってしまう。三味線をたしなみ、晋右衛門と組むことが多い。晋右衛門のことを「晋右衛門先生」と呼ぶが、晋右衛門はなれなれしく「フージー」と呼ぶことを気にしている。小久保とものしんとは別人。嫁は実は晋右衛門や石尊と同じ藩校にいた。

千休 …結婚以後、登場せず。

田新 …最近登場していないのでそろそろ登場するといわれつつ、なかなか登場しない。

山本晋也監督 …最近は監督をやっていないのにいまだに「監督」と呼ばれることにはなんの違和感も感じていない。「トゥナイト2」終了以後は大江戸放送教会(OHK)にも出るようになる。とものしんを人違いしたことから登場。

石輝 …石尊の兄。じつは千休寺にいたが、忘れられていた。のちに小乗仏教のほうに転向するが、何をしているのかは弟たちにもよくわからない。

石恵 …石尊の弟。兄思いのいい弟で、やはり絵師をめざしている。じつは石尊よりも腕があるのではないかと晋右衛門はにらんでいる。

・章立て

第1話 石尊、お仕事募集の巻
第2話 晋右衛門、立て札に苦笑いの巻
第3話 石尊、夢オチを使うの巻
第4話 石尊、村上春樹の影響を自称の巻
第5話 晋右衛門に届いた年賀状は3通の巻
第6話 それは祝言に参加した二人と玉井の巻
第7話 石尊、全裸じゃい!の巻
第8話 よごれた全裸でこんにちはの巻
第9話 甲州街道はもう冬なのさの巻
第10話 たとえばこんな絵物語の巻
第11話 あ・ぶ・な・い 石尊マジックの巻
第12話 石尊、脱近代を主張するの巻
第13話 石尊、夢オチの自己批判はしないの巻

↑ここまではいつもの流れで石尊、晋右衛門、玉井の三人の間で交わされる論争が中心だった。だんだん石尊のいうことが宗教がかってくる。

第14話 とものしん登場の巻
第15話 とものしん、トゥナイトのレポーターではないの巻
第16話 とものしん、演奏会で暴走の巻
第17話 とものしん、田新はあぶないやつだと警戒の巻
第18話 とものしんの嫁は石尊だけは覚えていたの巻
第19話 とものしん、愛を語る
第20話 とものしんのハイエナ作戦の巻
第21話 とものしん、晋右衛門になれなれしくされ困惑するの巻

↑一般的には「とものしんシリーズ」と呼ばれる。おおむね、かつてのトゥナイト2に対する回顧調で展開する。

第21話 チトセ・イズ・オン・マイ・サイドの巻
第22話 セキソン・イズ・オール・ネイキッドの巻
第23話 ギョクセイ・イズ・ゴールデン・ボールの巻
第24話 テルマ・アンド・ルイーズの巻
第25話 シンエモン・イズ・ノット・バルデスの巻
第26話 晋右衛門、いまさら年賀状を出すかどうか迷うの巻
第27話 晋右衛門、福引でマイクロディスクを当てるの巻
第28話 石尊、今度は大塚英志を読んでますの巻
第29話 晋右衛門、石尊派のバカさに驚くの巻
第30話 晋右衛門、石尊本人のバカさに今更ながら驚くの巻

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- うーむ、ここまでくるとは。なんというか圧巻です。 面白すぎです。  -- (読者A)  (2008-01-08 22:41:42)
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