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    <title>とある二つの盤上交差 @ まとめウィキ</title>
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    <description>とある二つの盤上交差 @ まとめウィキ</description>

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    <title>科学サイド/暗部組織</title>
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    <description>
      片桐　柩　(かたぎり　ひつぎ)　レベル3(暗所転送)　キャラ親：Uguさん
&amp;bold(){「オラぁあ怒ったどおおおおっ！！！フリーザぁあああああッ！！！ なんつってな｣}

訛りがすごいがそれ以外は普通です。陽気だが堅実で仕事はちゃんとこなす。
暗部組織「ボックス」のリーダー。訛りですがCGIを参考にしたりUguさんに聞けば分かるらしいです。
実家から普通にコメがきたりなど不審な点も多い人物。

**井吹　灯（いぶき　ともり）　魔法名：右に或る者（dexter914）　キャラ親：暁さん
&amp;bold(){「やめてよ、そんなんじゃない、あたしはあんたとは違う、強くなんかないんだから」}

魔術師にして暗部組織『ボックス』の構成員。乾に友情以上の感情を抱いている。
平凡で自分が薄いが、言っていることが渋い。炎を操る魔法を使うがチャチで威力はお遊び程度。
両親の失踪の真相を探っている。    </description>
    <dc:date>2013-09-05T00:15:13+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/crossboard/pages/3.html">
    <title>右メニュー</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/crossboard/pages/3.html</link>
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      集    </description>
    <dc:date>2012-08-23T01:18:00+09:00</dc:date>
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    <title>科学サイド/その他</title>
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    <description>
      **浅羽木　刀利（あさはぎ とうり）　レベル4(振動分解)　キャラ親：クルクーゼさん
&amp;bold(){「何、これ？・・・もしかして俺なの？悪いのは俺なの！？なんもやってねぇじゃん！俺は無実だああああああああああ！！！」}

巻き込まれ体質。どこぞの巻き込まれ体質なジュなんとか他の先輩にあたる。
面倒ごとが嫌いだけど巻き込まれ体質。睡眠を邪魔されると怒る。厄介ごとは嫌いだけど困ってる人は見過ごせない。
普段はベンチでグータラしてる暇人。無能力者と思われることも多い。

**双田篠生(そうだ　しのう)　レベル2(肉体再生)　キャラ親：リーオーさん
&amp;bold(){「こんな名前付けた親を怨みたいよ。けど自分の親がわからないというこの矛盾」}

名前は決してそうだ死のうという意味ではない。むしろ明るくてフランクな人。俺女。
ルクスやネルグが兄代わり。生まれてすぐ捨て子になった『らしい』。むねはぺったんｋ(ﾋﾟﾁｭｰﾝ
男口調になったのは周りに女がいなかったからだとか。    </description>
    <dc:date>2012-08-23T01:15:38+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/crossboard/pages/20.html">
    <title>科学サイド/一般生徒</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/crossboard/pages/20.html</link>
    <description>
      **闇神　純也（やみがみ　じゅんや）　レベル0(肉体再生)　キャラ親：亜白夜　玲栖さん
&amp;bold(){「おい…なんで俺の名前忘れているんだよ、ジュなんとかってなんだよ」}

面倒事に巻き込まれやすい体質。なぜか名前を憶えてもらえないかわいそうな人。
レベル0のことはあまり気にしてはいない（気にするほどではないと思っている、だが逆に慣れているというかそんな事で言ってくる人がまだいるとはと思っている）。
闇神純奈の兄。家事全般が得意で友人も多い。

**闇神　純奈（やみがみ　じゅんな）　レベル3(電撃使い)　キャラ親：亜白夜　玲栖さん
&amp;bold(){「じゃあヒビキ、この薬のんで実験台になるのだ」}

天真爛漫なトラブルメーカー。口癖が「なのだ」なのだ。
いわゆる天才だが家事に関しては標準以下の様子。
発明と実験が大好きだが他人を実験台に使うためマッドサイエンティストと呼ばれる。

**上崎　音葉（かみさき　おとは）　レベル4(影を操る能力)　キャラ親：ラティさん
&amp;bold(){「私の考えてることが分かった時、きっとあなたは私と過ごした日々を後悔するよ？　クスクス…」}

冷静でおとなしく、まったく怒らない。
自分の気持ちを表に出すことは少なく、何を考えているか殆ど分からない。秘密主義者。怖い人だ。
あだ名が疫病神だそうです。音葉と呼ばれることは滅多にない。

**峰木内 天童（みねきうち てんどう）　レベル3(瞬間強化)　キャラ親：ロヨートさん
&amp;bold(){「あー、おもしろいもの見た！それじゃトンズラこくぜ！アディオス！」}

ポーカーフェイスを演じるビビリさん。感情の高低差が激しい。
頭の中では自分の損得を計算している、らしい。けっこう他人はどうでもいいのかも。
だが超一般的学生だ。最近の悩みは一般的すぎることらしい。

**生水 河船(きみず かせん)　レベル4(真空鋭刃)　キャラ親：長月コトナさん
&amp;bold(){「黙れよ無能力者が。お前の豚みたいに小うるさいその口、挽き肉みたいにしてやろうか」}

表向きは真面目な優等生。しかしその本性は無能力者を見下しプライドが非常に高く、負けず嫌いなおとこのこ。
図書館にいそうな感じの見た目をしている。両親は共に研究者だという。黒いやつである。
「無能力者狩り」の発端となった人物。

**王寺　明也(おうじ　あきや)　レベル1(大地変換)　キャラ親：ラティさん
&amp;bold(){「ボクが通っている学校？　そうだなぁ…学区は南の方とだけは言っておこうかな」}

上崎さんのストーカーげふん。多分男だと思う。多分。自由気ままだが上崎の前では素直。
何にも謎がないように見せかけて本当に高校生なのか、何処の学校なのか、性別はどっちなのかなど地味に謎が多い。
結構信頼はされるらしい。逃げ足は速い。

**大里　文(おおさと　あや)　レベル3(念動力)　キャラ親：ラティさん
&amp;bold(){「そうそう、ほんでそっから私が…って、なんでやねーん！」}

風紀委員の旅多千暁の家に居候している、千暁の従妹。年齢不明。基本、誰にでも話しかけるが、若干人見知りする。なら何故話しかける。
二重人格で、血を見ると裏側の人格が表に出てしまう。表側の人格が必死に止めても、大抵出てくる。能力のレベルは上がったりしない。
関西出身なのか、たまに関西弁で喋る事がある。口癖は「怒るぞ！」と言っても、殆ど怒っていない事が多い。

注：生水は一般生徒に分類させていただきました。ご了承ください。    </description>
    <dc:date>2011-12-22T20:48:22+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/crossboard/pages/1.html">
    <title>トップページ</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/crossboard/pages/1.html</link>
    <description>
      *とある二つの盤上交差　まとめウィキへようこそ！
とあるボードで連載中の企画小説をまとめたwikiです。
管理人は初心者なので更新ペースは期待しないでください。
誰か手伝ってくれるとうれしいです。

**ただ今管理人多忙につき、更新がままならない状態となっております。申し訳ございません

**注意！！
-この作品は、「とある魔術の禁書目録」の二次創作です。苦手な方は回れ右。
-一部残酷なシーンが含まれる可能性があります。
-要望などありましたらお気軽にチャット、または下のコメントフォームでお問い合わせください。

↓ご意見、ご要望などありましたら。
- テステス、管理人です。  -- レア  (2011-10-22 13:34:56)
- まとめウィキ製作ありがとうございます。  -- ラティ  (2011-10-23 23:13:09)
- あ、あと連続になっちゃうんですが、私が投下したキャラのごじへが完了しましたので、お時間があれば追加お願いします。  -- ラティ  (2011-10-23 23:14:11)
- 了解ですー。追加しておきます  -- レア  (2011-10-23 23:20:35)
- ホーネッツのモブ達は自分で追加しといたほうがいいですかね?  -- うぐ  (2011-11-07 00:06:20)
- とりあえず出た時に私が追加します。＞うぐさん  -- レア  (2011-11-07 17:11:23)
- ラジャラジャ  -- うぐ  (2011-11-07 19:53:07)
#comment    </description>
    <dc:date>2011-12-21T19:43:19+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/crossboard/pages/53.html">
    <title>3秒では理解できない警備員漫才による現状まとめ</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/crossboard/pages/53.html</link>
    <description>
      *無能力者狩り　現時点でのまとめ(51レス目まで)

登場人物
海：語尾を特別に封印。
晶：たぶん、相棒。

海「こんにちは～、仕事をさぼって人間観察中の海ちゃんですよ」
晶「晶だ。……ってここって更新されないんじゃなかったのか。どうして今頃になって更新する。管理人、チャットの方にも顔出してないくせに」
海「それは言わない約束ですよ、アキちゃん。ちょっと運営スレッドの方に質問があったので、ちゃちゃっとわかりやすく更新しちゃおうっていうわけです」
晶「なるほどなぁ……っておい、なんか変わってないか、まとめ方」
海「従来のものはわかりにくいので、ちょっと変えました」


***『無能力者を狙う能力者集団』
・主な関与人物：生水河船、天照光、その他モブ
海「筆頭というか発端は生水河船、ある意味では天照光もですね」
晶「行動の目的は『無能力者の殲滅』『気晴らし』らへんか、一応。天照だけはチンピラ狩りなようだが」
海「今一番活発な勢力ですね。集団が全員まとまっている、というわけでもなく、何人かががりで襲っているようですが」
晶「無能力者は路地裏を歩かないことを進める。一番危険なのはもちろん生水、あと天照だ」

***『スキルアウト』
・主な関与人物：ワスプ以下ホーネッツのメンバー
晶「行動の目的は、多分大体が『復讐』。あと何人かは『憂さ晴らし』もあるんだろうな、やっぱり」
海「外部からきたテロリスト集団が味方に付いたようですね。能力者集団同様、全員まとまっているというわけでもなさそうです」
晶「危険人物はワスプ以下ホーネッツのメンバー、か……普段は『はちみつベーカリー』を経営しているけどな」

***『一般生徒と一般教員』
・主な関与人物：
晶「行動の目的は『自己防衛』かな？　……しかし、この勢力は正直、あるのかないのか」
海「ほとんどの生徒(能力者)は無能力者を狙ってますからね。争いをとめるために動いている人は恐らくいないでしょうか。動いていたとしてもあくまで自己防衛・生徒防衛でしょうね」
晶「しかしこれから増えれば、一番頼りになる勢力である。ぜひ協力願いたい」

***『ジャッジメント』
・主な関与人物：暦さん他ジャッジメント
海「ジャッジメントとして、この動きは見逃せないのでしょうね」
晶「『ジャッジメントとしての責任』が行動理由だろうな」
海「現在は無能力者狩りに加担している生徒を探しているらしい。加担したら……どうなるかは、現在生肉とかいうアホが執筆中だ」

***『柿とその周辺』
・主な関与人物：柿、柚子、旅行
晶「襲われた男の仇をとるために動いている。現時点ではこの争いを止めようとかは考えていないはず」
海「これに属するのは柿・柚子・旅行くらいですから……少ないですねぇ」
晶「個人が動いているだけだからな。でも結構暗躍してるぞ。旅行と本志弟は」

***『ボックス』
・主な関与人物：乾、柩、ホッパァァァ
晶「中立的な立場だが、ここに一番情報が集中している。ホーネッツが潜入していることも、無能力者狩りの黒幕である生水の情報も行っているのを確認した」
海「完全中立って感じでしょうか……？　しかしボックス自体は『ホーネッツ』をつぶすために動いているような気もしますが……」


海「分かりにくいまとめでしたか？」
晶「相当にな」
生肉「ｳｪｰﾝ」
晶「おい！　なんか変な奴出てきたぞっ！　ってバカか！」    </description>
    <dc:date>2011-12-05T14:46:52+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/crossboard/pages/40.html">
    <title>モブが荒ぶるための場所</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/crossboard/pages/40.html</link>
    <description>
      キャラまとめに載せるまでもないけどレアに独断と偏見で選ばれた人たちです。
基本ふざけたまとめ方しかしていません。

**共通

・緑髪タトゥー(みどりがみたとぅーorりょくはつたとぅー)
闇神純也のクラスメートで無能力者。緑色に染めた髪と鮫っぽいタトゥーが特徴。馬鹿。

・茶髪の少年(ちゃぱつのしょうねん)
闇神純也のクラスメートで低能力者。脇腹が弱点。リア充。爆発しろ

・ユミコ(ゆみこ)
茶髪の彼女。生肉としては今すぐに爆発してほしい

・ゴキブリ以下の悪臭がプンプンする人(ごきぶりいかのあくしゅうがぷんぷんするひと)
どこでも必ずいる人。通称G以下プンプン。いっぱいでてるが必ず誰かにやられます

・鎌田　セイヌ(かまた　せいぬ)
かませ犬を総称する呼び名。見た目は可変。

・不良ども(ふりょうども)
倒され役。別名鎌田セイヌ不良バージョン。

**無能力者狩り関連

・登場一話目にしてやられた男(とうじょういちわめにしてやられたおとこ)
柿の友達。たぶん彼もスキルアウト。脳に深刻なダメージを負う。

・桜庭　李(さくらば　すもも)
G以下プンプンな風紀委員に襲われたか弱い女の子。

・管理人さん(かんりにんさん)
なまみずのアパートの管理人さん。わかい。無能力者だけじゃなくて、政治家も狩れよ。

・ギプス男(略してギプ男)
学園都市第一位に殴りかかって骨折した。

・暦紋子(こよみあやこ)
霧ヶ丘女学院所属の風紀委員。小柄だが高校生。対象に触れることで記憶を読む能力を持つ。

・燐ちゃん、いつきちゃん
刀利に絡んできた子達。燐ちゃんはチンピラに絡まれて怪我をする。    </description>
    <dc:date>2011-11-28T18:58:13+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/crossboard/pages/65.html">
    <title>【七月序盤―First_event―】白き狩人、神への謁見</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/crossboard/pages/65.html</link>
    <description>
      翌日、光はいつも通り学校へと向かう。
だが、その前に行くところがある。
それは生水　河船（きみず　かせん）のところだ。
彼の両親は研究者でおそらく自宅はこの学園都市にある。
だが少し遠いのか、彼自身は学校から近い学生寮で生活しているらしい。


しばらくして光は生水のいる学生寮に到着した。
いや、学生寮というよりは寧ろ、小さな高級ホテルといった感じだ。
レベルの高い学校ならではなのか、それとも学園都市の出資の賜なのか。
玄関も厳重にロックされており、気軽に入れそうな雰囲気ではない。
すると光は管理人がいるらしき、受付の窓のほうに声をかける。
「あの、すみません。天照です。生水さんを呼んでいただけないでしょうか？」
しばらくすると窓から怪訝そうな顔をした管理人らしき若い女性が出てくる。
しかし、光の顔を見るとすぐに笑顔に変わった。
「なんだ、光ちゃんか。ちょっと待ってて。」
すると管理人の女性は端末に何かを入力し、しばらくするとマイク越しに話しかける。
もはや管理人室ではなく、管制室のようだ。
窓から見える内装も殆どが機械じみたものだ。
管理人が話を終えると何かのボタンを押し、ピーっという音と同時にドアが横に開いていく。
「オッケー、入っていいわよ。それにしても相変わらずちっちゃいねえ。」
「管理人さんこそ、ゴスロリドレス着ちゃって。全然似合ってませんよ、ふふふ。」
「はいはい、さっさと入る。変なモノが入ってきたら困るでしょ？」
冗談を交えながら光は寮の中に入っていく。
彼女が完全に寮の中に入って行ったのを確認するとボタンを押し、玄関のドアを閉じた。
そして笑顔だった管理人の表情は険しいものに変わった。



――無能力者狩りか、誰がやったのか知らないけど個人的には賛成ね。
　　　　実力もない、ましてや努力しようともしない奴が平然とフラフラしてるのがそもそもおかしい。
　　　　　そんなんだから日本の学力や国力がどんどん落ちていくのよ……。
　　　　　　尤も、ほんの少しだけど優秀な学生や学者がこの国を支えているわ。



“ついでに政治家という名の拝金主義者も狩りとってほしいものね！！”




光はエレベーターで５階に辿りついていた。
屋上を除けばここが最上階だ。
エレベーターから出るとそのまま生水のいる部屋へ向かう。
そして彼のいる部屋に辿りつくとインターホンを鳴らす。
“アマテラスかい？鍵は開けてあるから入ってくるといいよ。”
「もう、なまみず様！！それはやめてって言ってるじゃないですか！？」
“君の名字、どう見てもアマテラスとしか読めないよ？それに君も僕の名前を間違えているじゃないか？”
「ううぅぅっ……。」
“それよりもちょっと大事な話がある。すぐに来てくれ。”
そう言うとインターホンの音声は途切れた。
光は訳も分からずに部屋に入っていく。
居間らしきところに入ると生水が背を向けて待っていた。
「あの、なまみず様？」
そう言った途端、生水はいきなり光の両肩を掴み、壁に押し付けた。
痛そうな表情をしている光に対し、生水のそれは険しい。
「ねえ、光。昨夜、三人の死体が転がってたみたいだけど、君がやったの？」
「え、あ、……はい。」
「僕は殺すなと念を押しておいたはずなんだけど、どうして殺したんだい？」
「えと、私の友達を、李ちゃんを助けたかったんです……。」
視線を逸らし、泣きそうな光に生水は溜め息をつき、彼女を解放した。
「もういいよ。昨日、桜庭さんに許してってさんざん泣きじゃくられたしね。」
「え？李ちゃん？」
そう言うと李が奥から申し訳なさそうに笑いながら出てきた。
「李ちゃん！！どうしてここにいるの！？」
約束を守らなかった李に怒った光を生水が制止する。
「光、仕方ないだろ。桜庭さんは一人でいるのが怖いって、荷物を持って僕に助けを求めに来たんだ。」
「で、でも……。」
「それに、君は自分の家に泊めてあげようという発想は浮かばなかったのかい？」
「あっ……。」
「とりあえず、夏休みぐらいまで君の家に泊めてあげたらどうだい？」
「……そうだね。ごめん、李ちゃん。当分の間、私が護ってあげるから。」
「…ありがとう、光ちゃん。」
「さて、そろそろ時間だ。早く学校に行こう。」
そういうと三人は部屋をあとにした。




―――おはようございます。８時のニュースです。
　　　　　昨日未明、人気の少ない○○街で風紀委員２人、学生１人の遺体が発見されました。
　　　　　　三人はいずれも何かで体を貫かれており、警備員が周辺を捜索していますが、犯人はおろか凶器すら見つかっていない模様です。




生水達が寮を出て行ったあと、管理人はラジオのニュースに聴き入っていた。
（風紀委員まで狩りの対象になるなんて、無能力者狩りが本格化してきたのかしら。それとも、単に風紀委員が地に堕ちたか……。）
そう思いながら彼女はひんやりとした紅茶をがぶ飲みした。


&amp;u(){執筆：アブソリュートさん}    </description>
    <dc:date>2011-11-21T17:53:59+09:00</dc:date>
    <utime>1321865639</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/crossboard/pages/64.html">
    <title>【七月序盤―First_event―】夜明け照らすボックスライト</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/crossboard/pages/64.html</link>
    <description>
      　扉を開けると、乾がソファに寝っ転がってゲームで遊んでいた。
　二画面の下画面をタッチして遊ぶことのできるタイプなようで彼の能力を使用したのか、タッチペンがパネルの上を泳いでいる。

「おぉや、リーダーは着てないのかい？」

　すこしばかり幼さの残る乾より一つは年上であろう少女は、壁にもたれかかると軽く笑みを浮かべる。
　かぶっているガロンハットを押し込み、覗けるのは口元の笑だけだ。
　子供がするには不相応に見えるが、彼女が行うとずいぶんと映えていた。

　声をかけられた乾が顔を上げる。中性的で幼さが残る端正な顔立ちに、少女は軽く笑みを浮かべた。
　かぶっていたガロンハットを人差し指で持ち上げると、

「やぁ、元気そうで何よりだよ」

　優しげな笑みを向け、ガロンハットを指に引っ掛けて取り去った。
　それをそのまま所定の場所へと軽くかけ、そのまま歩みを止めずに冷蔵庫へと向かった。

「やってるのは……っと」

「中製だよ」

　プレイしていたゲームを中断し、軽く伸びをすると乾が少女へ視線を向けた。
　中製、いわゆる学園都市製のゲームで、外のものと比べると技術力は言うまでもなく、さらには独創性に富んだ物も多い。
　『未来に生きている』と言われるゲーム会社も外にはあるが、学園都市の発想力は文字通り未来のものなのだ。

「ふぅん、RPGかな？」

「そうだね、やりこみゲー的な感じ」

「んー、やり込み、やり込みかぁ、なんだかあたしは苦手なんだよね、こう、落ち着かないっていうか」

　まどろっこしいことが嫌いなんだと、口の開いていない牛乳パックを開きながらこぼす少女、乾は苦笑するように笑った。

「まぁ合わない人には合わないだろうね、特にともりは大雑把だから」

「女性に対してその物言いはどうかと思うな、傷ついちゃったよ」

「そんな豪快な笑みで傷つく人はいないと思う感じだよ」

　出来上がったココアを机に運び、ニカリとえむ少女――乾にともりと呼ばれた無造作に切り分けられた黒髪と、黒のダウンジャケットに黒のカーゴパンツ、名前とは正反対な装いの彼女は、なるほどわかりやすいほどに豪気だった。

「アクションとかはやりこむのもやぶさかじゃないんだけどね？　まぁやっぱり気性の問題か」

「ともりはそっちに関してはオレに負けないくらいすごいよ、こう、何ていうかともり名人的な？」

　十六連射な感じ、と笑ってみせる乾に、ともりは浮かべた笑を照れくさそうなものへ変えながら、部屋に用意された机付属の椅子へと腰掛ける。

「そ、そうかな？　ほめられるっていうのは気分がイイね」

　ストレートな感情というのは中々眩しいもので、特にともりに取っては相手が乾だというのも大きい、見れば、自分の背丈より一回り高い椅子に思い切り背を預け、パタパタと足を振ってアイスココアを飲み下す彼女の姿があった。

　本人の意思に沿ってか、それとも無意識のうちに浮かび上がったか、自然と乾も、己の表情を笑に変え、ゲームへと意識を戻す。

　なんともない一刻の時間、心地よい空気の中、それは闇夜へと過ぎていくのだった。


　――


　夜暗は更けて、朝を得る。
　人が人である時間も、人が人でない時間も、何もかもは一連の流れにあるものだ。何かに没頭すればそれは刹那に感じるが、退屈は永遠に勝る。
　暇を持て余した二人はそのまま特にすることもなく、延々とゲームをしていたのだが、結局気がついたときには朝だった。
　集合は今日のことだから、まぁ許容範囲内である。

「おい、お前ら、屍になるなら攻めて棺桶の方へいけ、血液はあとで補給させてやる」

　……許容範囲内である。
　嘆息して男がやれやれと首を振る。彼は現在ボックスに席を置く運び屋、通称ホッパー、ジャンプから蹴りが飛び出てきそうな速度の達人である。

「あー、人をヴァンパイアかドラクルみたいに言いおってー」

「そもそもからして、お前のその“あー”っていうのからしてアンデットにしか見えないぞ魔術師」

　乾は完全にダウン、ギリギリお子様以上の耐久力であったともりがなんとか受け答えに応じる。

「はーっはっは、私のシミジミリィなメンタルがブレイクなのだよ」

「……お前らって大概頭悪いよな」

　英語英語していない、なんとも言えない言葉の群れに、本場外人であるホッパーは頭を押さえる、頭痛が痛いのか、ずいぶんと重苦しいため息を繰り返した。

「いやこれがね、中々終わらないんだ。体を動かせばたいしたことないのに、こんな状態になりながら結局朝までぶっ続けだ」

「お前、何かワイルド通り越して老成してるぞ？　明治の書生みたいだ」

「なぁにをいってるかねホッパー君、あたしはあたし、君は君さ、というかワイルドって何のことかな？」

　いいこと言った、と言った風で決めたのに、すぐにそれをぶち壊す、なんだかんだ面倒くさい。
　厄介な同僚を持ったものだ。ホッパーはひとつ、不幸を己に積もらせた。


　――
『……資料は……詳細の、とおりだ』

「ふぅん」

　鼻を鳴らすように、ボックスのリーダー、片桐柩が電話越しの声に耳を傾けながら手元の携帯へと目を落とす。

　死屍累々と貸していた乾ともり両名が仮眠につき、集合時間ではあるのだが、現在本拠地――人気にないマンションのリビングに集まっているのは、リーダー柩と運び屋ホッパーの二人だけだった。

　電話越し――現在はスピーカーを通して部屋に備え付けられた固定電話へかけられている――の相手は無愛想なイメージを声質に抱く、重苦しい駆動音のような男の声だった。
　ホッパーが携帯を操作しながら息を漏らす。

「無能力者狩り……ねぇ」

　同時に吐きでた言葉は、今回の事件、その根本にあるものを端的に示していた。

　事の起こりはいつだったか、一学生であった青年が、無能力者の不良と激突、それが巨大化し、やがては無能力者であれば無条件で襲われる事態に発展した。
　それ事態は無能力者が能力者の青年を襲う事件だったのだが、それを襲撃というには語弊がある。

　資料にはこう書かれている。
　――容疑者、及びこの事件を扇動する黒幕、生水河船。
　――自身とは接点のない能力者を数人集め、それをパイプに無能力者にたいしていい印象を抱いていない能力者生徒を焚きつけて襲わせている。
　――現在本人が襲った無能力者は先の激突した者たちと一人の無能力者、後者は脳に深刻なダメージを受け、社会復帰は困難。
　等々、詳細な情報が書かれている。
　能力者が襲撃されたのではなく、その逆、激突というのも、若干間違っていると、電話越しに男は言う。

「事件事態はそこまでたいしたもんでもないな、学園都市ではよくあることだ。けど、なんだってそれをこんな詳細に？」

『今後、関係があるかもしれない……からだ』

　答えたのは電話越し、柩はなるほど、と言葉にはせずにうなずいて、すこしばかり電話越しの男に問いかける。
　この事件に自分達が首を出す意味は？　と。

　――学園都市に幾つか存在する暗部組織にはそれぞれの役割がある。たとえば『ボックス』は外部勢力への対応、といったものだ。
　現在学園都市には敵が多い。そしてなにより科学サイドの頂点である学園都市は当然ながらもう一つの勢力、魔術サイドへの対応というのも、必要なことだ。
　とはいえ魔術サイドはアンダーグラウンド、秘密裏直下のシロモノだ。
　魔術に対応するのは、余程のことがなければ彼等『ボックス』の役目に成る。

　『ボックス』、つまり学園都市という箱を外からつつく連中への対処が、このチームの存在目的である。

『……その首謀者が魔術師と手を組んだ、現在同じ組織の人間が動いているが、もし敗北した場合、学園都市が業務を引き継ぐことになる』

　魔術――その名にホッパーはなんとも言えない表情をする。自分とは別の場所にある、能力のような存在、噂程度なら学園都市に来る前も聞いたことはある。
　が、合衆国にいた頃は一切それを拝むことは出来なかった。

　――ちなみに余談ではあるが、アメリカは魔術的に進歩の遅い国ではあるが、実際のところそれが魔術の隠匿には何の関係もない。
　本来噂を聞いている程度の人間なら、魔術には一度は遭遇するはずなのだ。
　けれど、米国に於いてそれが一切起きていないのは、極単純に、米国には北米全体の魔術を管理する、強大かつ圧倒的なまでの絶大さを誇る魔術師が一人、存在するからなのだ。

『しかしまぁ、本題はそちらではない』

「……まさか」

　ぽつり、電話への返答を返したのは、果たしてホッパーだったか柩だったか。

『本来こちらのほうが普通なのだろうがな、傭兵集団の団体様だ』

　携帯が鳴る、続けて送られてきた資料。
　分割されたもう一つの内容は今回の任務の内容だ。

　本文は無題、付属テキストにも名前はなし。
　開けば数行の文字列。そこには、

　指令、武装集団『ホーネッツ』の殲滅。
　達成条件：全メンバーの撃破及びリーダー、ワスプ、本名フォン＝ヴェスパーの撃破（DEAD OR ARIVE）
　備考：別口から風紀委員の能力者も数名突入する、注意されたし。

　――携帯を閉じる音。
　同時、仮眠室の扉が開く、目をこすりながらも乾とともりが、互いに方を貸し合い、支えあってその場に現れた。

『それでは、健闘を祈る』

　無機質な声には、それ以上の何かが篭り、そこで彼の通信は終わった。
　数分後、戦場は開く、行く先は、彼等が潜伏するそのアジトである。


　――

&amp;u(){執筆：暁さん}    </description>
    <dc:date>2011-11-21T17:52:50+09:00</dc:date>
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    <title>【七月序盤―First_event―】2日目/パン屋さんと、疑惑</title>
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      　翌日。

海船帆波は少し早めに家を出て、とあるパン屋、『はちみつベーカリー』にやってきていた。まだ朝早いからか、彼女以外の客の姿は無い。
小さなビルの一階にあり、養蜂所も兼ねているらしい。
彼女はそれほど頻繁に利用するわけではないのだが、ふと気が向いた時なんかはふらりと足を運んでいる。なんだかんだでお気に入りの店だ。

ほんのり漂う蜂蜜の香りを十分に堪能すると、埃一つない清潔なトレイの上に幾つかパンを乗せ、レジへ運んだ。
黒髪黄色メッシュの少々変わった風貌の男はトレイのパンを丁寧に、且つ素早く紙袋に入れる。
表示された金額をお釣りが出ないようぴったり払い、海船はパンの入った紙袋とレシートを受け取った。

「……そういえば」

レジの男が口を開く。
話しかけられたのは初めてなので少し驚く海船だが、黙って男の言葉に耳を傾ける。

「最近、無能力者狩りが流行っているらしいな」
「……はい。そうみたいなんです」

店員と客とは思えない雰囲気なのだが、海船はさほど気にせずに答えた。

「とても嫌な事だと思います。能力は誰かを傷つける為のものじゃないのに……。しかも昨日、私のクラスの人が巻き込まれてしまって」
「……、」
「早急に解決できたらいいと思っているんですけど……」
「解決か……」

そこでレジの男は一旦言葉を切った。
そして、


「解決とはなんだ？」
「え……」


海船は思わず言葉を失った。

「何をどうすれば解決する。まさか、能力者と無能力者の代表同士で『ごめんなさい』して平和的解決なんて、思っているのか？」
「……穏便に解決できるならそれが一番いいと思います」
「無理だ」

男は海船の言葉をばっさりと切り捨てる。

「無能力者の負傷者は大勢いるのではないか？　元々能力者に恨みを抱いている者だって多かった筈だ。本気で、穏便に解決できると、そう思っているのか？」
「でも、100％無理だとは限らないじゃないですか。もしかしたら、」
「もしかしたら分かり合えるかもしれないなんて、幻想ではないのか」

海船は、答えることが出来ずに俯いた。
漠然とした叶えたい“幻想”はあっても、それを現実にする為の具体的手段が浮かばない。
目の前の彼に対する返事が、見つからない。

店の中が沈黙で満ちる。

やがて、レジの男は海船の頭をぽんぽんと軽く叩いた。そこに暴力的なものは一切無く、どこか、親が子供を安心させるような仕草に似ていた。

「……少しばかり大人気なかった。すまない」
「あ、いえ……」

海船はそれにさえどう返したらいいのか分からなかった。
それからは大した会話もしないまま、「おまけ」だという蜂蜜ドーナツを貰って店を出ることになった。


「……またのお越しをお待ちしております」


海船はぶっきらぼうな声に小さく返事をした。

＊＊＊＊＊＊


生地に蜂蜜が練りこまれたクロワッサンをもきゅもきゅと頬ぼり綺麗に平らげた頃、海船は余裕をもって学校に到着した。

「……ん？」

何やら校門の辺りに人だかりが出来ている。それも、他校の制服の生徒ばかり。
更に腕には海船の持っているものと同じ、緑色の腕章がつけられている。――風紀委員(ジャッジメント)だ。

「他校の風紀委員がどうしてこんなに……」
「少しよろしいですか？」

声をかけられて振り向くと、そこには見知らぬ少女がいた。
海船よりも小柄だが、ツリ目のせいか幼さよりもややキツイ印象を与える少女だ。

「霧ヶ丘女学院の風紀委員、暦紋子(こよみあやこ)と申します。風紀委員の海船さんでよろしいですね？」
「はい、そうですけど……。あの、どうして霧ヶ丘の風紀委員がこんなところに？」
「ちょっと失礼」

海船の質問を無視して暦は彼女の腕を掴んだ。

「へ？　あ、あの……」
「……白のようですね」

短く呟くと、暦はすぐに手を放した。
呆気に取られていた海船だが、やがて我に返る。

「読心能力者……ですか？」
「どちらかというと記憶操作(マインドハウンド)に近いですね。記憶を読むことに長けています。貴女が登校途中に買い食いしていたこともお見通しです」

思わず顔を赤らめ俯く海船とは対照的に、暦は涼しい顔で続けた。

「それから貴女の先ほどの質問――“どうして霧ヶ丘の風紀委員がここにいるのか”についてですが――」





「風紀委員の中に今回の事件(スキルアウト狩り)に加担している者がいるという報告を受けました」
「早急に風紀委員のここ数日の行動を調査し、“黒”がいた場合、その者からは風紀委員の資格を没収し、それなりの罰を受けてもらいます」


＊＊＊＊＊＊＊＊
 
&amp;u(){執筆：長月さん}    </description>
    <dc:date>2011-11-21T17:51:39+09:00</dc:date>
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