- NHKの試される大地 part3 -
5日目 羅臼~知床、ウトロ85km
天気:曇りのち晴れ!
今朝もすっきりな晴れとはいきません。
K「羅臼側はいつも天気悪いのかね?」
しかし乗り越えねばならない峠が、そこにはある。今日は知床峠を超えてオホーツク海を目指します。
越えねばならないHとの別れも今日訪れます。
羅臼から峠に向かう途中からまた国立公園に入ります。
雨は降っていないが、上空には雲の層が...
K「朝から嫌な予感しかしなかった」
あれれぇ、この景色はどこかでみたことあるぞ....
後ろもこんなだし・・・
あ、そうだ、乗鞍プレだ!あの悪夢の再来か!?(2011夏
乗鞍プレ参照)
ほぉらね!なぁんにもみえなぁいぃ!
K「雨風が 早く降りろと せき立てる」
極寒のため、さっさと下ります。
しかし....おや?
こいつはかわいい!吉兆の予感!
K「餌付け駄目、ゼッタイ!」
ほら!向こう側に空と海の青が見えてきた!
どーん!すばらしいぃ!
K「これは絶頂ものですわ!」
ぺろーん。知床峠には未だに雲が分厚くかかっています。
知床はウトロに到着。お昼は一休屋にて
鮭いくら親子丼です。
知床五湖は、道を戻ることになるので、「国設知床野営場」に荷物を置いてしまいます。
K「今日からここに2泊で知床満喫しまーす」
そして本日のメインイベント、知床五湖へ!
Hもご満悦の様子。
国立公園しれとこの看板
知床五湖への道。
道の脇には鹿がひょこひょこいます。
10kmほど走って・・・
知床五湖入口に到着。
知床五湖の観光に入る前には、レクチャーを受けなければなりません。この辺りは熊が頻繁に出るので、その傾向と対策などを教えてもらいます。
通常、熊が出ると二湖以降は見学できないのですが、この日は幸運にも五湖すべてを見ることができました!すべて行ける日は、月に一度あるか無いか程度です。
地上遊歩道へ!
なるべく自然のままに残されています。
素晴らしい天気です。
二湖からは、地上遊歩道から木橋へ。
そして、、、
この旅屈指の集合写真がこれ!
K「虹の彩雲と知床連山、知床五湖がバックです。
知床は様々な雲が見れるとか」
知床五湖も見終えて、ガラナで一服。キャンプ場へ戻ります。
K「世界遺産なだけあってすごい観光しやすい」
最後の晩餐ももちろんセイコマ。スマホを見ながら何を思う。
そして!H平田とお別れ!ありがとう!
でもあちしバス停まではぃかなぃ!さみしぃから!(上り坂だし)
K「疲れたので早く寝たいです」
こうしてHは去っていった。
ここからは、不安と好奇心が渦巻くN(H)Kの二人旅が始まる....!
K「まだ半分も終わってないのですが・・・」
天気:晴れ
国設知床キャンプ場
今日は知床満喫の日。まずは知床岬までクルージング!
お世話になるのはFOXさん。
今回は知床半島の先端・知床岬を目指す「知床世界遺産コース」
約三時間の長旅です。
わくわくしながら船へ!
出発!快晴にご満悦のK。
K「Nもウキウキしてた」
N「ウキウキの泥棒髭N」
知床連山に雲がかかっています。
クルージング中は、FOXの方が山の名前や滝、地形の成り立ちなどを一つ一つ説明してくれます。
K「船の上ではエンヤの曲が流れてたね」
なんとか滝!
番屋。昔の漁師さんが、長い漁に出るときに休憩したり燃料を補給したりするための場所だそうな。
あ!
あそこになにかいる!
おお!?
ヒグマだ!
でもなんか痩せてる!今年は暖かい日が長引いたため、魚が川を遡上する時期が遅く餌が少なくなっているためだそうな。
K「ちょっと大きいゴールデンレトリーバーぐらい」
漁船には魚がいるので、色々な鳥たちが集まってきています。
そんなこんなで最先端、知床岬に到着!
実際に見るととても雄大です。波がかかるので先端部には高い木などは生えません。
K「気持ち良くて途中寝てたわ」
ハマってたポーズ
これでクルージングも終わり!と思ったら、幸運にもカマイルカの群れに遭遇!大興奮!
K「背びれがカマみたいだからカマイルカ、そっちのカマじゃありません」
大満足のクルージングでした。
お昼は、地元の人に教えてもらった漁協婦人部に。
ほっけ!ごはんは一杯までおかわり可能!うみゃー!
午後は予定がなかったので、
「純也ッ!君の意見を聞こうッ!」
「じゃぁ釣りで」
釣りすることになりました。自転車?置いてきた!
ちょっと経験者K兄貴の知識の下、フィッシングです。
っさっすが経験者!バンバンかさごを釣っていきます!
K「釣れたはいいものの怖くて触れず、Nに助けてもらいました」
Nは力ずくで釣り針をとっておりました。
一方最初は全く釣れないN
でも釣れたYOー!
クルージング、ほっけに釣りと、知床の大自然を満喫した一日でした。
キャンプ場、夕陽台からの眺め。
7日目 ウトロ~網走 75km
天気:晴れ
本日は移動日。知床を抜け出して網走へ向かいます。
しかーし!まさかのアクシデント!
Nのタイヤが さ け た。
応急処置程度しかできなかったため、空気がどんどん抜けていく・・
N「おっ?おっ?おっ?」
このトンネルの前です。
K「気長に行くべ」
まぁとりあえず走れたので走ることに。
オシンコシン滝。
観光に来ていた学生に声をかけられました。さすが千葉大レージャー!
K「しかしレーパンだと恥ずかしい//」
さらに進む。
遠音別川の下でサケが川登りしていました。
川に降りてみてみることに。がんばれ魚!
K「上のほう見たらお仕事のおじさん達が全部捕まえてたよ」
また走る。前日は走らなかったので走るのがすごく楽しいィ!
馬いたりして。
K「スタリオン思い出した」
郷土料理のでんぷん団子。素朴でおいしい。
道の駅「はなやか小清水」で北海道一周ライダーと遭遇。一人でもがんばってる!
タイヤの応急処置中。Kはお昼寝中。
いくぜ?(キリッ
ビュンビュンいくぜ?
そして一気に網走までどーん!
この自転車屋さんで中古タイヤを安く購入させていただきました!大感謝祭!
今日は疲れたのでライダーハウスに泊まろっと♪
そうしよう♪
ランプの別館だって?
フフフ、どんなどころなのかな~♪
ルンルル~ン♪
.....ん?
お、お...お?!
ま.....まぁなんとか...。
K「札幌大の人も泊まってたけどNに任せて哲也読んでました」
こうして網走の夜は更けていくのであった....。
北海道は知床の大自然に包み込まれた日々を終え、監獄を擁する暗黒街、網走に足を突っ込んだNとK。
H平田との別れに引きずられるな!
最終地点まだまだ先なのだから!
この素敵な大地はまだN(H)Kを掴んで離さない!
K「飯がうめぇ」
第三部「スターダストチャリライダース」
完!