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False makes Detective - (2011/07/18 (月) 11:46:14) の編集履歴(バックアップ)


プレイヤーキャラクター

   九柳 奏
   黛 ノエル

各話あらすじ

一万円では安すぎる

 九柳奏と黛ノエルはそれぞれの理由で朔間市近郊の山間部を訪れ、「ひかり荘」という民宿で宿をとることになった。
 そこには6人の先客がいた。彼らは皆初対面である。
 翌朝、民宿の従業員が笠川光男の死体を発見。偶然居合わせた刑事の森川直治が宿泊客の外出を禁止すると同時に事態の把握に努める。
 奏は森川に協力して笠川の検死を行い、その際に遺体のポケットからノエルのキャッシュカードを発見する。
 これにより一時ノエルに容疑がかかるものの、逆にノエルが捜査に乗り出す引き金となった。彼女は笠川の遺体から、先の二人が見逃した「一万円札」を発見する。
 その後、奏とノエルは宿泊客からの事情聴取の末、寺田高志のアリバイ偽装を突き止める。
 しかし、それだけでは彼と笠川の繋がり、ひいては殺害の理由を証明することはできないと寺田は強弁する。犯行時刻のアリバイが無い者は寺田の他にもいるため、このことだけでは寺田を犯人と断定するには無理がある。
 寺田と笠川の関係を示す証拠を探す奏とノエルだったが、以前偶然に寺田のフラッシュメモリに収められたファイルにパスワードがかかっていたことを目撃したことを思い出す。
 笠川が握り締めていた一万円札のナンバーがそのパスワードであることを、他の傍証から確信し、奏とノエルは寺田にフラッシュメモリ内のファイルを展開するよう要求する。
 彼らの推理は正しかった。寺田はこれ以上の抗弁を断念し自白を始めるのだった。

植木鉢は突然に

 事件の発端は下校途中、ノエルの頭上から植木鉢が降ってきたことだった。
 一歩間違えば生命に関わる事故だったが、皆木譲羽の指摘により、実は同様の危険に4日前から遭遇していたことに思い至る。
 その場に偶然居合わせた奏と共に、ノエルは自分を狙う者の追跡を始める。
 4日前に原因があると考えた二人は、当日のノエルの行動を思い出し、「内海」という男のことを思い出す。
 内海は死体で発見されていた。4日前の秋華賞で大穴を当てたらしく、その馬券を奪うために殺害されたと思われる。
 彼が大穴を当てたかは誰も知らないが、4日前に遭遇していたノエルは偶然そのことを知ったかもしれない。
 犯人がノエルを狙う動機は、馬券の換金によって犯行が突き止められかもしれないから、であった。
 ここまでを明らかにしたところで、ノエルと奏は森川刑事の協力を得て、犯人の誘き出しを行い、事件は解決した。