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ubuntu/Hardy Heron - (2018/10/07 (日) 00:52:07) のソース

**ubuntu/Hardy Heron

#contents()

**現状

-出来たこと
--グラフィック1024x600表示
--タブレットの使用
--無線LANの使用
--内蔵カメラの仕様(Ekiga で確認)
--外付け USB-WSIM の利用
--サウンド(Alsa 1.0.19 関係のインストールによる)

-問題
--Bluetooth の使用(デバイスは認識しているので設定だけ?後まわし)
--W-SIM(詳しい人お願い)
--休止、スリープ

**D4 用 LiveUSB

-[[Ubuntu 8.04.2 Willcom D4 用ライブ USB イメージ>http://mockety.zapto.org/ubuntu-ja-8.04.2-ws016sh-20090307b.ddi.tar.gz]] (940MB)
 ※圧縮に問題があったようですが。修正しました。
 ※上手くダウンロード出来ない場合には、mockety@gmail.com までお知らせ下さい。

下記の Ubuntu 8.04.2  Willcom D4 用カスタマイズDVDを使用して、起動可能な USB メモリを構築したものを元に、 DDforWindows を利用してイメージファイルを作成したものです。下の Live DVD と同じものが起動します。DVD ブートに比べてブートがやたら遅いので、内臓ドライブにインストールするか、ちょっと試したいとき向けですかね。

-起動した場合 USB ドライブは読み込み専用となります。
-DDforWindows または、dd コマンドを使用して USB ドライブに書き込みできますが、上手くいかない場合には、iso イメージから作ってしまったほうが確実かもしれません。
-syslinux 等のツールを利用して USB メモリの mbr を設定し、パーティションを Active にする必要があります。
-起動後のシステムからハードディスクが見えない場合には、ブート時のカーネルオプションに irqpoll all_generic_ide を指定して起動して下さい。→ 後ほど調整予定

起動 USB メモリの作成方法および、DDforWindows については下記の URL を参照してください。

-[[Ubuntu 8.04 Hardy Heron Live USBドライブ>http://www.ashineko.com/index.php?option=com_content&view=article&catid=43%3Agadgets&id=206%3Aubuntu-804-hardy-heron-live-usb&Itemid=57&lang=ja]] (ライブ USB 作成方法)
-[[DDforWindows>http://www.si-linux.co.jp/wiki/silinux/index.php?DDforWindows]] (Windows 用、USB イメージ作成・書き込みツール)

**D4 用 LiveDVD

-[[Ubuntu 8.04.2 Willcom D4 用カスタマイズDVD>http://kinug.com/mockety/ubuntu-ja-8.04.2-ws016sh-20090307.iso]] (969.4MB)
-[[セットアップ用ファイルセット>http://kinug.com/mockety/ws016sh-setup-20090307.tar.gz]] (73.4MB) ※カスタマイズDVDに含まれています。
 ※上手くダウンロード出来ない場合には、mockety@gmail.com までお知らせ下さい。


注意点:
-使用は自己責任でお願いします。データが消えたりしても責任持てませんので、十分注意してください。
-Vista パーティションを小さくして空き領域を作ってそこに Ubuntu をインストールできます。
-GRUB を入れると、Vista のブートローダが上書きされてしまうので注意。(GRUB から Vista やリカバリツールを起動することができます。)
-内臓スピーカから音を出すためには、音量コントロールの設定で、トラック "Mono" を表示させたのち、ミュートを解除する必要があります。
-インストール後のタッチパネルのキャリブレーション方法については[[ubuntu/Hardy Heron/Calibration]]を参照
-カーネルのアップデートがあった場合には、カーネルパッケージをアップデートしないようにするか、更新されたカーネルを使わずに kernel 2.6.24-23-ws016sh を使って起動するように /boot/grub/menu.lst を修正してください。
-サウンドを出すために Alsa のソフトウェアを AlsaUpgrade スクリプトを用いて更新しています。詳細については Ubuntu Forum を参照してください。→ http://ubuntuforums.org/showthread.php?p=6589810


**セットアップ方法:

&bold(){0.起動用のDVDドライブを D4 に接続し、起動する。}

&bold(){1.ライブDVDの起動メニューから、「Ubuntuをインストール(I)」を選択する。}
-インストーラが起動するのに結構時間がかかります。気長に待ちましょう。

&bold(){2.インストールプロセスに使う言語を選択(日本語)}
#image(step-01.png,,width=342,height=212)

&bold(){3.国と時間帯の選択(Tokyo)}
#image(step-02.png,,width=342,height=212)

&bold(){4.キーボードレイアウトの選択(Japan)}
#image(step-03.png,,width=342,height=212)

&bold(){5.ディスクの準備}
#image(step-04.png,,width=342,height=212)
ここでは、事情に応じて適当なものを選択してください。

&bold(){6.あなたは誰ですか?}
#image(step-05.png,,width=342,height=212)
ログインユーザ名、パスワード、マシン名を設定してください。

&bold(){7.Documents and Settings のインポート}
#image(step-06.png,,width=342,height=212)
適宜選択してください。

&bold(){8.インストール準備完了}
#image(step-07.png,,width=342,height=212)
-インストールボタンを押せばインストールプロセスが開始されます。しばらく時間がかかりますので、気長に待ちましょう。

&bold(){9.再起動}
インストール終了後DVDをはずして再起動すると、GRUB のブートセレクタが立ち上がってきます。「Ubuntu 8.04.2, kernel 2.6.24-23-ws016sh」を選択して起動してください。

#co(){{
&bold(){10.設定コマンド}
#image(step-08.png,,width=512,height=300)
再起動してログインしたら、端末を起動して、無線 LAN または有線 LAN によりネットワーク接続を確保したのちに、

 sudo ws016setup

を実行すると、&s(){X.org の設定ファイルと、ブートメニューが修正されますので、}Alsa 最新版のアップデートが行われます。何度かプロンプトが出てきて入力を促されますが、基本 Enter で進めてください。コマンド終了後、もう一度再起動してください。Alsa のアップデートには、Ubuntu Forum にある AlsaUpgrade コマンドを使用しています。アップデート方法の詳細は http://ubuntuforums.org/showthread.php?t=962695&highlight=alsa-upgrade を参照してください。
}}

以上。




**関連ページ
-[[ubuntu/Hardy Heron/KernelRebuild]]
-[[ubuntu/Hardy Heron/Xserver]]
-[[ubuntu/Hardy Heron/W-SIM]]
-[[ubuntu/Hardy Heron/Calibration]]


**作業内容(参考)


***準備したもの

-Ubuntu Japanese Team 配布の、[[Ubuntu 8.04.2 LTS Desktop 日本語 Remix CD>http://www.ubuntulinux.jp/News/ubuntu8042-ja-desktop-cd]]。
-DVD−ROMドライブ(DVRP-UN8LX2/IO-DATA)


***インストーラ

-インストーラの起動時のカーネルオプションで、`generic.all_generic_ide' 又は、`irqpoll all_generic_ide' をつけると、内蔵ハードディスクを認識するようになる。-> Ubuntu Live CD 内の、isolinux/isolinux.cfg を修正すれば、そのまま起動できるようになる。
-インストーラのパーティショナで Vista パーティションのリサイズが出来るので、空けたすき間に Ubuntu を入れてデュアルブート可能。
-ブートローダとして GRUB をインストールすると、デフォルトのブートローダが上書きされてしまうので注意。GRUB でも Vista やリカバリツールが起動できるので実質的には問題ない?


***GRUB

Hardy インストール後そのままの状態では、ルートデバイスがマウントできずにブートが失敗してしまう。この場合、/boot/grub/menu.lst 内の該当エントリのカーネルオプションに `generic.all_generic_ide' 又は、`irqpoll all_generic_ide' をつけると起動する。→ インストーラ内の update-grub を修正して、デフォルトで irqpoll all_generic_ide がカーネルオプションに入るようにした。

poulsbo の SCH のドライバがカーネル2.4.26以降に統合されるらしいので、新しいドライバをバックポートするか、Intrepid のリリースを待ってそちらに移行するのが正解かな?

関連ファイル
-menu.lst


***グラフィック

デフォルト状態では、poulsbo 用のグラフィックドライバが動作しない。launchpad の [[ubuntu-mobile 向けパッケージ>http://https..launchpad.net/~ubuntu-mobile/+archive]]と、カーネルモジュール(psb,psb_drm)の追加で対処した。

参考
-[[ubuntu/Hardy Heron/KernelRebuild]]

関連ファイル
-xorg.conf
-linux-ubuntu-modules-2.6.24-19-generic_2.6.24-19.28_i386.deb
-libdrm2_2.3.0.16-0ubuntu2~804um1_i386.deb
-xserver-xorg-video-psb_0.15.0-0ubuntu1~804um4_i386.deb



***タッチパネル

joytouch は使えないみたい。
xserver-xorg-input-evtouch を使った。

Ubuntu Live CD ではデフォルトの xorg.conf を指定できないので、xorg.conf の作成に用いられる dexconf コマンドを、evtouch を使用するように修正した。

関連ファイル
-xorg.conf
-dexconf
-xserver-xorg-input-evtouch(apt により導入)


**無線LAN

カーネルモジュール(SD8686、SD8688)を導入し、Marvell ファームウェアを /lib/firmware/mrbl/ に置くことで動作した。

参考
-http://pof.eslack.org/blog/2008/04/14/linux-on-htc-shift/
-http://www.marvell.com/drivers/driverDisplay.do?dId=200&pId=38 (ファームウェアの取得先)
-[[ubuntu/Hardy Heron/KernelRebuild]]


関連ファイル
-linux-ubuntu-modules-2.6.24-19-generic_2.6.24-19.28_i386.deb
-/lib/firmware/mrbl/helper_sd.bin
-/lib/firmware/mrbl/sd8686.bin

**サウンド

Alsa 1.0.19 によりサウンド出力ができた。以下のアップグレードスクリプトを使用。

http://ubuntuforums.org/showthread.php?t=962695&highlight=alsa-upgrade


*メモ

-http://ubuntuforums.org/showthread.php?t=630389 (menu.lst の書き換え)


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