ダンガンロンパのエロパロ@wiki (2代目)内検索 / 「0-145」で検索した結果

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  • 0-145
    霧切さんの後頭部を触れるようにして、枕元に忍ばせておいたコンドームを取り出す。 ビニールの包装を破って取り出し、興奮と緊張によって震える手で自分の隆起するペニスにスキンを被せていく。 ――大丈夫、何度も練習したから失敗しないって。 そう自分に言い聞かせながら僕のモノは上手く薄いゴムで全体を包むことができた。 「……お待たせ、んっ」 「んむっ……」 その間、目を瞑って待っていてくれた霧切さんに覆いかぶさる。そして待たせたお詫びのキス。 ベッドサイドにあるライトのぼんやりした灯りを頼りに、腰の角度を変えて霧切さんのアソコに宛がう。 クチュリ、と湿り気の混じった音が聞こえ右手で添えながら挿入の位置を確かめてみる。 ココ、だよね――? 半信半疑で腰を前に進めてみるとヌルリと入り口を滑らせるだけだった。 「あ、あれ……?」 し...
  • 8-145
    霧切さんの後頭部を触れるようにして、枕元に忍ばせておいたコンドームを取り出す。 ビニールの包装を破って取り出し、興奮と緊張によって震える手で自分の隆起するペニスにスキンを被せていく。 ――大丈夫、何度も練習したから失敗しないって。 そう自分に言い聞かせながら僕のモノは上手く薄いゴムで全体を包むことができた。 「……お待たせ、んっ」 「んむっ……」 その間、目を瞑って待っていてくれた霧切さんに覆いかぶさる。そして待たせたお詫びのキス。 ベッドサイドにあるライトのぼんやりした灯りを頼りに、腰の角度を変えて霧切さんのアソコに宛がう。 クチュリ、と湿り気の混じった音が聞こえ右手で添えながら挿入の位置を確かめてみる。 ココ、だよね――? 半信半疑で腰を前に進めてみるとヌルリと入り口を滑らせるだけだった。 「あ、あれ……?」 し...
  • 0-141
    「戦刃さん、ごはん…あの、一緒に…」 昼休み。戦刃むくろはその声にびくりと肩を震わせた。まるで戦場で敵を発見した時のように素早く声のした方向に顔を向ける。 そこには若干、驚いた顔をした声の主が立っていた。 「い、戦刃さん?」 表情一つ変えずにじっと自分を見つめる彼女に彼は少なからず萎縮してしまったようだ。――何か怒らせるようなこと、しちゃったのかな。 苗木誠は申し訳なさそうに購買で買ってきたパンの袋に目を落とした。 常人ならば非礼と受け取るか、気味が悪いと感じるような行為でもそんな風に受け取るところが彼の長所でもあり、また短所でもあった。 戦刃むくろの方はというと、決して怒ってはいなかった。ただ、単純にどういう顔をすればよいのか判断に困っただけだった。 ――苗木君が、またごはんに誘ってくれた。盾子ちゃんに臭いって、汚いって、気持ち悪いって言われてるのに。 彼女には、そんな...
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    1スレ目「ダンガンロンパのエロパロ」 Number Title CP 備考 1-66 苗木×霧切 1-101 苗木×江ノ島 1レスSS 1-143 苗木×セレス 女性上位 1-175 苗木×霧切 1レスSS 1-210 苗木×霧切 1-224 苗木×セレス 1-253 苗木×江ノ島(偽) 1-374 苗木×セレス 1-224の続編 1-402 苗木×江ノ島 未完? 1-476 苗木×不二咲 ♂×♂ 1-491 絶望ひとりえっち 江ノ島 自慰 1-508 十神×腐川 1-514 セレス×不二咲 不二咲性別バレIF、女性上位 1-534 ナエヒナAnotherEnd 苗木×朝日奈 IFエンド後 1-624 苗木×江ノ島(偽) 1-681 苗木×腐川 1-783 苗木×舞園 1レスSS 1-789(1) 苗木×舞園 セレス 1-789(2) ...
  • 4-14
    苗木「霧切さん、プレゼントだよ(ニコニコ」 霧切「(苗木君が私に!?)ありがとう。開けていいかしら??」 苗木「うん。早く開けてよ(ニコニコ」 パカッ 霧切「…見えない聞こえない見えない聞こえない見えない聞こえない…」 苗木「どう?気に入った?君が好きなフジツボだよ」 霧切「見えない聞こえない見えない聞こえない」 苗木「これ、オマケだよ!」 霧切「ひぃぃぃ」 苗木「 タ ニ シ 好きでしょ?体に這わせてあげるよ」 霧切「ひッ」 タニシ「ぬちょぬちょ~ん」 霧切「苗木君!おねがい・・・もうやめて・・・なんでもするからぁ!」 苗木「ほんとに?なんでも?」 霧切「ほんとになんでもするからぁ・・・」 苗木「じゃあ・・・くわえてくれるよね?」 カチャカチャ・・・(ズボンを下ろす音 苗木「ほらぁ・・・?」 霧切「うっ・・・はむっれ...
  • 1-143
    サラサラと衣擦れの音をさせながら苗木誠のシャワールームでセレスティア・ルーデンベルグが服を脱いでいく もちろんその隣には部屋の持ち主ある苗木誠の姿もあった 「ふふふ、苗木君はもう少し筋肉を付けたほうがいいと思いますわよ?」 まるでいつもと変わらないように、いややはりセレスも興奮しているのだろう ほんの少しだが頬を上気させながら彼女は微笑んだ 「うぅ」 苗木はそれに答えることが出来ない 生まれて初めて同年代の異性と裸で向かい合っているのだ はじめて見る髪を下ろした彼女の姿もいつもの彼女からは想像も出来ない恥じらった雰囲気も狭い個室ゆえにハッキリと感じるその匂いも 何もかもが新鮮で 心を締め付けられるような快感を覚え、まともな考えなど持つことが出来なくなっていたからだ セレスの右手に苗木が引かれ、左手でノブが回されシ...
  • 1-141
    「戦刃さん、ごはん…あの、一緒に…」 昼休み。戦刃むくろはその声にびくりと肩を震わせた。まるで戦場で敵を発見した時のように素早く声のした方向に顔を向ける。 そこには若干、驚いた顔をした声の主が立っていた。 「い、戦刃さん?」 表情一つ変えずにじっと自分を見つめる彼女に彼は少なからず萎縮してしまったようだ。――何か怒らせるようなこと、しちゃったのかな。 苗木誠は申し訳なさそうに購買で買ってきたパンの袋に目を落とした。 常人ならば非礼と受け取るか、気味が悪いと感じるような行為でもそんな風に受け取るところが彼の長所でもあり、また短所でもあった。 戦刃むくろの方はというと、決して怒ってはいなかった。ただ、単純にどういう顔をすればよいのか判断に困っただけだった。 ――苗木君が、またごはんに誘ってくれた。盾子ちゃんに臭いって、汚いって、気持ち悪いって言われてるのに。 彼女には、そんな...
  • 10-134
     さわやかな南国の風は、今日もジャバウォック島に吹き渡っている。  窓を開け放して眠ったせいで、日向は朝の日差しで目を覚ました。一つ伸びをして真っ先に目を向けるのは、部屋の中央にごちゃごちゃと積まれたゲーム機。そして。 「七海、おはよう」 「ん…、おあ…」  よだれを垂らして目を半開きにする少女が、すっぽりと日向の腕の中に収まっていた。  ここは、バーチャルのリアル。肉体を持つリアルでは彼女は存在し得ないし、日向のコテージには大量の書類と機械が積まれているだけだった。  シャットダウンした出来事を少しずつ再生して、超高校級の絶望を乗り越える。それが今の日向達が目指すものだった。未来機関もおおよそ協力してくれ、アルターエゴや役に立ったり立たなかったりする占いも利用可能になっていた。 「まだ…ねむい」 「がんばってくれ七海」  七海がコロシアイの時よりもぼうっ...
  • 10-158
     第二の島にあるチャンドラビーチに、俺達は海水浴に来ていた。  弐大と終里は沖のほうまで遠泳し、九頭龍と辺古山は砂浜で見える位置でお互い横に並んで歩いていた。罪木は西園寺にいじられ、小泉がやんわりと止めにかかっている。 ソニアは田中と砂の城を作っており、それに左右田が無理やり加わっていた。澪田はいそいそとスイカ割りの用意を。花村は通常運転でみんなの水着を鑑賞中。  十神はビーチチェアでこんがり焼いており、狛枝はそんな皆を遠くから眺めていた。  各々が様々なやり方で海を楽しんでいるを見えるなか、パラソルの下に敷かれたシーツの上で、ぽつんと一人でゲームをしている少女が居た。 「七海、泳がないのか?」 「……泳いでる途中で眠たくなって、溺れちゃうと大変だからね」  それはたしかに大変だが、せっかく水着に着替えているだから楽しめばいいのに。  七海が着てい...
  • 10-455
    ついソファの上で不意打ちをするかのように、彼女の唇へバードキスをしてしまったわけだけど――。 「ふふっ、どうしたの急に?」 「いや、その、響子さんに元気付けてもらってばっかりだからさ……。少しでもお返しがしたくなって、つい」 「お返しするって言って本当はあなた自身の欲求も満たしたい、の間違いでしょう?」 「……否定はしません。響子さんはそういうの嫌だったりする?」 すると彼女はふるふると首を横に振ってきた。 「そういう欲張りは嫌いじゃないわ」 そう言って今度は響子さんの方から唇を重ねてくるのだった。 「んっ、んちゅっ、んっ……んんっ」 「んぅ、んむぅ、んぅ……んっ」 僕は柔らかく艶やかな感触を堪能しながら彼女の着ているブラウスのボタンを一つ一つ外してゆく。 響子さんも僕の動きにシンクロするようにワイシャツのボタ...
  • 5-845
    ジャバウォック島の住人たちが寝静まった夜中。 超高校級の保健委員、罪木 蜜柑は自分のコテージをそっと出た。 足音を立てないよう、誰にも気取られないようこっそり向かった先は、 彼女が今この島で最も親しくしている男、日向 創の部屋。 扉の前に立ち、ゆっくりとノブを回す。 先日同級生の澪田に壊された鍵はまだ修復されておらず、ドアは音も無く開く。 家主よりもむしろ隣のコテージに住む者たちを意識しながら、しっかりと戸を閉め、持参した木の棒で即席の閂を掛けた。 靴を脱いでベッドへ近づくと、家主たる男の静かな寝息が聞こえる。 仰向けになって、薄い毛布を蹴飛ばして眠っている男は間違いなく日向。 今までの人生で一番罪木に親切にしてくれて、結果、彼女の心を奪ってしまった男子生徒だった。 同じ部屋に女子生徒が侵入してきているというのに、一向に日向は眼を覚まそうとしない。 ...
  • 9-745
    「こんにちは~、私のことをご存知かしらん?」 「オウ!ジェノサイダー翔だろ!」 「今日は多重人格の先輩としてお話があるのだ~!あなたの中にいる兄弟に関するとっても重要なことなのです」 「俺は忙しいんだ!サイコ女と遊んでる暇は…」 「忙しいならいいよー。じゃあね。」 「ぐぬぬ……しかし…兄弟がどうしたってんだ!」 石田はジェノサイダー翔の腕を掴んで引き止める。 「イタタ…ずいぶん乱暴ね。じゃあ、教えてあげるから資料のある保健室に行きましょう」 「保健室だあ?そこに何かあるんだな?!」 「気になるでしょ~?じゃ、行きましょ♪」 保健室 「で、なんだその兄弟の大事な話ってのは」 「ではまず、ここにででーんと寝て下さい」 一番奥のベッドをぽんぽんと叩く。 ブーツを脱ぎ石田はベッドに仰向けに寝転がる。 「ブーツ履いてても良かったのよ」 「ああ?!」 「何...
  • 0-224
    中学時代から憧れていた、超高校級のアイドル、舞園さやか。 数多くのファンを魅了する、凡人の自分では手の届かない高嶺の花。 そんな舞園さやかは今、一糸纏わぬ姿で、股を開いて自分の男性器を迎え入れている。 苗木君、苗木君と、自分を呼ぶ甘い声。 ペニスが往復するたび、清純な彼女の膣はぐちゅぐちゅと下品な水音を立てる。 もう何度となく繰り返した行為。 夢や妄想ではなく、確かにそこにいる実感。 そのお腹は、余程注意して見なければ分からないが、微かに膨らんでいる。 妊娠しているのだ。 受精して、約2~3ヶ月。 舞園さやかが自分の精子で妊娠した、という事実は、苗木の中に眠る理性ではない本能、獣の雄としての魂をより一層昂ぶらせた。 耐え切れなくなって射精すると、彼女は悦びと共に、それを笑顔で受け止めるのだった。 ゴスロリ服をこよなく愛する、超高校級の...
  • 10-87
    「よ、よろしく……」 「こ、こちらこそよろしくお願いします……」 「「………………………」」 「こ、こうやって、いざ色々しようと思うと恥ずかしいね」 「そ、そうですね……」  苗木と舞園はベッドの上に裸で座っていた。  互いに向き合った状態であり、間にテーブルでも置けばお見合いでも始まるのではないかという空気だ。  2人の頬は赤く、視線は伏し目がちに相手の身体とベッドの間を往復している。  両者ともに、もっとよく見たいという気持ちと気恥ずかしい気持ちが拮抗しているようだ。 (舞園さんの身体綺麗だな……)  だが、ふとした拍子に、揺れる苗木の視界に舞園の身体が映り込んだ。  そして、そのまま苗木の目の動きが一度止まる。  舞園は両足の間にお尻を落とす座り方(いわゆる女の子座り)をしたうえで、  両手を股の...
  • 0-319
    50日間の共同生活が終わって、ウサミ先生の挨拶が終わる。 ここから出た後もまた会おうという約束を残し、そして皆の姿が次々とまばらになっていく。 日向もまた仲間達との強い絆や共同生活の満足感と共に修学旅行を終える… はずだったのだが、砂浜には日向を待つ5つの影があった。 「日向さん、これは一体」 「日向さぁん…」 「日向……テメー…」 「うわーん!やっぱりおにぃは最低のゴミクズキモ男だよー!!」 「日向…どういう事なの?」 驚きや怒り、涙に不安の様々な感情が交差した視線が痛い。 50日間のサバイバル生活。 仲間達と親睦を深め希望のカケラを集めつつ共同作業をこなす生活の中、5人の少女達と特に親密な仲になったのだ。 そして先程少女達からそれぞれの思いを告げられた。 どの娘も上質な才能と容姿を持ち合わせた超高校級の女子達だ。彼女達から...
  • 0-374
    江ノ島盾子の絶望まんこは万力のように締まり、膣肉はゼリーのように柔らかく、 適温のお風呂に浸かっているかのような暖かさで、襞は生きているかのように蠢く いかに遅漏の男性であろうと、挿入すればすぐにイってしまう悪魔の蜜壺 しかし射精された精子は、何億もの大兵団であっても絶対に卵子に届かず、残らず抹殺されてしまう まさに精子の生まれた意味を断つことに特化した惨殺世界 だが、苗木誠の希望は折れなかった! 挿入された肉竿はいきなりの強烈な攻めにあえなく屈し、すぐに射精してしまったものの、 そこで強烈な快楽に飲み込まれず、苗木は懸命に抗う。 いつもなら射精管理など容易く出来るはずなのに、どれだけペニスを扱こうとも苗木は耐える。 やがて、江ノ島の中に不思議な感覚が生まれる。 未知の体験の中で、江ノ島が快楽を感じ始めていたのだ! 戸惑い、恐怖から逃れよう...
  • 10-671
    就寝時、布団に包まった状態で後ろから響子さんを抱き締める。 けれど――。 「ごめんなさい、今日は疲れているから」 「あっ、うん。その……ごめん」 こうして夜のお誘いを断られたのはこれが初めてではない。 気まずそうに脇から伸ばしていた腕を戻し、仰向けになって天井を眺めてみる。 「おやすみなさい」 「うん、おやすみ」 おやすみの挨拶をして寝室の照明をサイドライトだけにしたらぼんやりと考える。 "僕、響子さんに嫌われることしたっけ――?"と。 仕事はどっちかが残業にならないようにうまく分担したりして負担を減らし、一緒に帰れるようにしているはず。今日だってそんな感じだったし。 いったい何が原因なんだろう――? 僕は響子さんとセックスレスの原因が思い当たらず一人で悩んでいた。 そんなモヤモヤに...
  • 10-613
    「……これでいいかしら?」 「うん、そのまま太腿をぴったり合わせてて……よっと」 「んんっ……!」 黒のセーターを着たまま下半身を裸になった響子さんを正座させ、太腿と下腹部に出来た窪みに徳利を傾ける。 そこに常温で放置して温くなった純米酒がトクトク注がれ"わかめ酒"が出来た。 透き通るような白い肌から覗く薄紫のヘアがゆらゆらと漂う。 「綺麗だ……」 「感想はいいから、早くして……」 「そうだね、いただきます……。ん、んんっ、んむぅ」 ジュルッ、ピチュッ、チュププ――。チュウ。チュプ、ジュルルッ――。 "こういうのって何が楽しいのかしら――?"と彼女の呆れた視線を浴びながら飲み干していく。 僕にとってはさっきまで猪口で飲んだものと同じ筈なのにとても飲みやすい。 響子さんの肌に触れ、...
  • 10-233
    「今度の誕生日、プレゼントは何が欲しいの?」 「えっ……?」 朝食のシリアルを口に運んでいた時、徐に響子さんが尋ねてきたので思わず手が止まってしまう。 二週間後に僕の誕生日を控えているけれど、誕生日プレゼントに何が欲しいのかを直接聞いてくるのも彼女らしいと言えば彼女らしい。 「うーん、響子さんがくれるものなら僕は……」 「何でもいい、という抽象的な回答は却下よ」 「げっ」 先手を打たれてしまった。 うーん、困ったぞ。 「そんなに悩まないで……。あなたのリクエストなら可能な限り応えてみせるわ」 「リクエストかぁ……」 「その日だけ私が誠くんの専属メイドなることも構わないけど?」 「何だか非日常な一日になりそうだね、それって」 響子さんの冗談に二人してクスクスと笑う。 でも、欲しいものを買ってもらうことより響...
  • 10-507
    ――――――― わたしは今…三人目希望の戦士、空木言子に敗れ捕われ…塔和シティーの、ある施設に幽閉されている。 「はぁ…んっ……ぁ…」 何故かわたしは裸で…身体のあちこちにローターが貼りつけられて、前と後ろにはバイブが刺さっている。 最初は恥ずかしくて仕方なかったけど…初めてを失ってしまった今ではそんな感覚すらなくなってしまった…。 あれから何日経ったのかは覚えていない…いや、分からない… ただ…一つだけ分かっているのは… 「こにゃにゃちわー♪」 今日もまた…わたしはあの子のオモチャにされるという事だけだ。 ――――― ――― ― 「んっ…あふ……ぁぁぁ…っ!」 あの子はわたしを外へ連れ出した矢先…わたしに目隠しを付け、仰向けに寝かせ、手を何か柱の様な物に縛り付け…そのまま何処かに行ってしまっ...
  • 10-661
    「ねぇ、大丈夫?」 誰かがわたしを呼ぶ声でうっすらと意識が戻り始める… 何となくお兄ちゃんみたいな声だなぁと思いながら目を開けた 「あ、起きた?」 「え…誰?」 起き上がろうとした所でわたしは異変に気が付いた… わたしの手足は寝かされていたベッドの足に縛られていた 「大分参っているみたいだね…君、二日も眠っていたんだよ?」 男の人はそう言いながらわたしに被さった 「あの…これは一体」 「ああ、悪いけど今拘束を解く訳にはいかないんだよね…ご主人様の命令だから…さ」 そして唐突に制服を破られて下着姿にされた 「キャッ!な、何を!」 「いやぁ、ご主人様がいきなり「赤ちゃんはどうやって作るの?」って聞いてきてさ…実演して見せなきゃいけなかったんだよね」 「え…」 要約すればわたしが無理...
  • 10-211
     常夏の気温が当たり前の南国に位置するジャバウォック島。  いつもは潮の匂いが混ざった心地の良い風と、ぽかぽかと身体をゆっくりと温めるという魅力のコンボは、気を抜けばすぐに眠りに落ちてしまいそうになる。  しかし今は違った。  場所は日向のコテージ。  部屋に居るのは宿主の本人と、七海だった。  直接床に座り自分のベッドに体重を預けている日向の足の間に、七海が挟まりゲームをしていた。  俗にいう恋人座り。  これは二人にとって当たり前の構図だった。  公園の茂みを中心に、あらゆる場所で七海は日向を椅子にし、ゲームをしたり疲れて眠ったりとする。  それは日向にとってするば取るに足らない慣れたことだった。  かちかちぴこぴこと断続することのないリズムで、ゲーム機からポップな音がしていた。休むことなく素早く押し続ける七海の指先は、やはり超高校級のゲーマーと...
  • 10-537
    「んっ、あっ……!」 なんだこれ、気持ちいい――。 身体が優しく包まれるような快感にうっすらと目を開けると、掛け布団がもこもこと動いていた。 それと同時に下腹部に蕩けるような感覚が走り、身悶えてしまう。 「……おはよう、響子さん」 「おはよう」 恐る恐る掛け布団に手を添えてめくると、隣で眠っていたと思った響子さんが僕のペニスに手を添えて垂直に立たせていた。 朝の生理現象と相まってカチカチになっているペニスの表面に彼女の熱い吐息とねっとりした唾液が絡みつく。 「あ、くぅぅ……!」 ピチャピチャと猫が皿のミルクを舐めるような音を立てて肉竿全体が口腔粘膜に包まれていく。 起きぬけの呆然とした状態では成す術もなく、響子さんのフェラチオに喘ぎ声が止まらず腰も自然にくねくねと動いてしまう。 「……いい?」 「うっ、あぁ...
  • 10-640
    「あー、えっと、おかえり……」 「……ただいま」 ソファの上でうたた寝をしていると、目の前にスーツ姿の響子さんが立っていた。 起き抜けの頭で咄嗟に挨拶をすると彼女は申し訳なさそうな顔で僕を見ていた。 「せっかくのあなたの誕生日なのに何も用意できなくてごめんなさい」 「仕方ないよ、仕事で大変なのはお互い様なんだから。それに、まだ日付は2月5日のままだしセーフってことで」 「そうね……。改めて言わせてもらうわ。誕生日おめでとう、誠くん」 「どういたしまして」 二人で壁掛け時計の告げる23時35分の時刻を眺める。 「この埋め合わせは必ずさせてもらうわ」 「いいって。響子さんがいてくれれば僕はそれでいいよ」 両腕を広げて待っていると響子さんが僕の身体に抱きついてくれたので、ゆっくりと抱き締めることにした。 「……冷...
  • 10-256
    霧切響子が死んで、学園の残りが五人になって。 最初に異変を見せたのは腐川冬子だった。 原因は分からない。ただ彼女の身体は衰弱していった。 高度な医療技術の持ち主でもいれば違ったのかもしれないが、幸運の持ち主にも、占い師にもスイマーにも、そして白夜にもどうしようもなかった。 元々、丈夫とは言い難い彼女だった。閉鎖環境ではちょっとした事でも悪影響を受けるのかもしれない。 うつる病気の類ではないらしかった。その不調が他の四人に及ぶ事はなかった。 彼女は緩やかに衰弱していき…穏やかに死んだ。 「十神」 冬子が亡くなって一週間程経った頃、白夜の部屋を訪れる者があった。 朝日奈葵。超高校級のスイマー。通り名こそスイマーだがスポーツ全般に万能で、今は亡き大神さくらと並んで体育会系女子として皆のムードメーカーになっていた。 彼女は白夜の肩に手を掛けて言った。 ...
  • 10-835
    「ん・・・?」 あたしが目覚めるとそこは見慣れた一室。 そういえば、絶望の残党に本部を襲撃されてそれから・・・ 私が記憶を辿らせている間、あたしの視界に映ったのは・・・ 「んっ、んんっ・・・」 男に頭を押さえつけられ、膨張したペニスを口に挿入されている流流歌・・・ 意識は失っているのか流流歌の瞳は虚ろだった。 更には両手は掴まれ、男達の醜悪なペニスを握らされている。 「んっ・・・んっ・・・んんっ・・・」 流流歌の頭を激しく前後に揺する男。 意識が戻ったのか、流流歌は咽返りそうになりながらも口に挿入している男を睨みつけ、そして・・・ 「ぐっ!があああああっ!!」 流流歌の口に挿入していた男がいきなり悲鳴を上げる。 それと同時に口の中に含まされていたモノがものすごい速さで引き抜かれていく・・・ 血を流しながら・・・ 「・・・フン」 彼女は勝ち誇ったかのような表情...
  • 10-421
    校舎シェルター化作業中 「江ノ島君!君はまたサボっているのか!君には我々が人類の希望という自覚は無いのかね!」 (うっせーな…作業とかもう飽き飽きなんだよ…無視しとこ…) 「…江ノ島君?どうしたのだ?ひょっとして具合でも悪いのか?」 (あ、私様この退屈をまぎらわすいい事閃きました) 「昨日から生理でハラ痛いんだっつーの…」 「あ…あああああ!すまん!江ノ島君!知らない事とはいえ済まなかった!」 「この石丸清多夏が思慮も配慮も洞察も知識も経験も何から何まで不足していたせいで!」 「僕が愚かだったせいで大切な希望の仲間である君を疑うばかりか!」 「あまつさえサボっている等と心ない言葉を投げ掛けてしまった!」 「江ノ島君!この通りだ!許してくれぇ!」 「…土下座とかいーから保健室連れてってくんね?」 「ああ!了解した!今すぐ連れて行っ…...
  • 10-316
    「……そっちの方はどうなの?」 『眠っている彼らは相変わらずね。微々たる変化はあっても意識は戻らないわ』 「そっか……。ところで、今日で二週間だね」 『……そうね』 響子さんがジャバウォック島に出張して――。 「ご飯、ちゃんと食べてる?」 『食べているわ』 「夜は? ちゃんと休んでいる?」 『きちんと休んでいるわ。誠くんの方はどうなの?』 「ちゃんと寝ているよ。でも、一人は……寂しいな」 『誠くん……』 「早く響子さんに会いたいな。こうした電話越しじゃなく」 『……私も』 彼女の声からも哀愁の色が伺えた。 「響子さんが帰ってきたらさ、甘えていいかな?」 『どうしたの、急に?』 「会えない分だけ、存分に。ダメ、かな……?」 『わかったわ……。存分に甘えさせてあげる』 「ありがとう、響子さん」 ...
  • 10-696
    寝室をサイドランプだけ灯してベッドの縁に座り、響子さんを今か今かと待ちわびる。 明日が久しぶりの二人一緒に過ごせる休日なだけに、僕の心境は遠足ではしゃぐ気持ちを抑えられない子供と似通っていた。 ――――― 『た、ただいまっ、響子さんっ』 『おかえりなさい。どうしたの、今日は残業で遅くなるって連絡をくれたじゃない?』 『いやっ、そのっ、遅くなったけどさ、何とか仕事に一区切り、付いて……。だから僕っ、明日、休みになったから……』 『だから息を切らせるまで走ってきたのね』 『うん。響子さんと、久々に一緒の休みになったから、嬉しくてつい……』 僕の急いで帰宅した理由が笑いのツボに入ったのかクスクス微笑む響子さんが鞄を持ってくれた。 三和土で靴を脱いでリビングに入ろうとすると押し止められ、隣のバスルームに案内される。 『お風呂沸いて...
  • 10-495
    新月渚は舞い上がっていた。何故なら先ほど、彼が密かに――と言っても、秘密に出来ていると思っているのは彼だけなのだが――恋をしているモナカと二人きりになったとき、部屋に招待されたからだった。 モナカ以外の希望の戦士たち4人は互いの部屋の場所を知っていたが、モナカの部屋がどこにあるのかは誰も知らず、自然とそれに関する話題はタブーになっていた。 そんな事だから、モナカに部屋への行き方を書いたメモを手渡され 「みんなには内緒だよー?今日この時間に、モナカの部屋に来てね。新月くんにだけ、トクベツにいいものを見せてあげるのじゃー!」 と、可愛らしい笑顔で言われた時には、過去最高潮にドキドキしてしまい、約束の時間まで何も手に付かなかった。 「こ、ここだよな。モナカちゃんの部屋って、随分変わった場所にあるんだな……」 長い梯子の先にある扉を見上げる。車椅子を...
  • 10-482
    「こにゃにゃちわー♪ご機嫌はいかがでしょうか?」 能天気な挨拶と共に一人の少女…空木言子は苗木こまるを閉じ込めている地下牢へ入って行く。 「っ………っぅ……」 当のこまるは現在両手を天井から伸びる鎖で繋がれ目隠しされて 両方の乳首とクリトリスにはローターをガムテープで貼られ、アナルには万年筆程の太さのバイブを入れられ、どれも振動は弱に合わされていた。 「あーらら…やっぱり三日も放置してしまったのはやり過ぎでした?」 言子が言った通り、こまるはここに閉じ込められてから約三日間…辛うじて命を繋げられる程度の水と食事を与えられる以外はずっとこのままの姿勢であった。 だがそれらを口にする間もずっと絶頂する事も出来ない程度の微弱な振動が止まる事はなかった。 「ぁ……ぅ…」 「んー…まあ仕方がありませんね!様は魔物と未来機関の連中を誘き寄せる餌に...
  • 10-367
    洗面台の前で就寝前の歯磨きを終えた彼女をそっと後ろから抱き締める。 「……誠くん?」 訝しがりながらも抵抗せず、鏡越しに僕の顔をじっと見つめ返すのだった。 "今夜エッチしたいんだけど、どう――?" なんてバカ正直に言えるわけもなく、無言で響子さんに頬摺りをする。 そして徐々に高鳴りつつある心拍数の動きに合わせて両手を彼女の乳房へと伸ばす。 パジャマ越しからゆっくり円を描くように揉みながら再び鏡越しに彼女の表情を伺うと俯いていて、うまく読み取ることができない。 けれど、手をはたかれるなどの拒絶のサインもないので僕はパジャマのボタン上三つを外してはだけさせることにした。 「んっ……!」 すると響子さんは僕のペニスをパジャマ越しから刺激してくるのだった。 OKのサインをもらったら雰囲気を壊さぬよう、僕は乳首...
  • 10-589
    僕が本部への出張から帰ってきた後の話をしようと思う――。 同期のメンバーを自宅に招待した僕らは当初の予定通り鍋パーティーを催した。 お酒も入ったことでそのまま宿泊する形になり男性陣はリビングを、女性陣は寝室を使う形で部屋割りをした。 葉隠くんはソファを占拠し、早々と鼾を立てるのだった。 十神くんと僕はリビングのカーペットに二組布団を敷いて横になる。 そしてリビングを消灯してから約一時間、その時はやってきたのだった――。 ゆさゆさと肩を揺すられて目を開けると目の前に響子さんが立っていた。 目配せで寝室に来るように合図したので、僕は物音を立てないように起き上がる。 振り返って葉隠くんと十神くんが眠っていることを確認した僕は朝日奈さんのいる寝室に入った。 「ほんとに、するんだね。朝日奈さんがすぐそこに……」 視線を左に向かわせて、...
  • 4-18
    「さあ苗木君、今夜も致しますわよ」 「き、今日もするの、セレスさん?」 「わたくしのココが、あなたのモノを欲しがって疼くのです……」 「でも、初めてしてから毎日ずっとじゃないか」 「この交わりは麻薬のようですわ。わたくし、もう逃れられそうもありません」 「セレスさん離してくれないから、全部中出しだし……このままじゃ、妊娠しちゃうよ」 「わたくし、お金は持っていますから。苗木くんにも子供にも、不自由はさせませんわよ?」 「そ、そうじゃなくて!」 「…………まったく、そんなにわたくしと体を重ねるのはお嫌ですか?」 「そんなこと、ないけど……」 「わたくし、もう我慢出来そうにありません。苗木君が相手をしてくださらないのでしたら、桑田君か葉隠君の部屋に行きます」 「え!?」 「宜しいのですか? あなたが純潔を奪い、あなたが純潔を失い、共に高みへ昇った...
  • 7-195
    「そうそう、スルーするのが一番だぜ」 「スルー…ですか?」 「そう。舞園ちゃんも、俺以外の男はぜーんぶスルーしてくれて構わないよぉー?」 「いえ、桑田君をスルーさせてもらいます」 「……オイ!なんでそーなんだよ!クソッ、かわいいからって…舞園!」 「きゃっ、な、何するんですか、桑田君!」 「苗木はいいよな、こんなかわいいアイドルと毎日ヤってんだろ?」 「ち、がっ、苗木君はそんな人じゃ…あ…」 「監視カメラも気にせずラブラブですかそうですかー………」 「やっ…あ…くわた…くん…」 「…あ?…おい、舞園っ…ちょっと触っただけで、もう下着ぐちょぐちょじゃねーか!」 「やめ…て…くだ……」 「どんだけ淫乱なんだよ、アホ!」 「いや、なのに…ぃ、いっつも、してきた…から…」 「アイドルになるために何でもしてきた、ってヤツか?気持ちと体がバラバラ...
  • 2-133
    「―――お前は、絶望を求める欲と性欲、どっちが強いんだ?」 「……そんなの………ん……ぁあ……」 そんなの、試してみればいい話じゃない。 と、江ノ島が言い終える前に苗木は顔を挙げ彼女の首筋をゆっくりと舐め始めた。 彼女が上半身が全て晒してる中、何故首にいったかといえば、顔を挙げればすぐそこにあるものだったからである。 最初の内は漏らす声の音だって小さい。ならば、好都合だと自分の耳も隣になるそこに走ったまでだ。 「あ……ぁあ……苗、木……は…ぁ」 軽いフレンチキスを交え、子犬のような舌で静かに舐めれば、彼女の顔はすぐに紅潮していく。 無理もない。先程まで与える側だった彼女だって、何も感じずに行為に徹底してた訳ではなかったのだろう。 耳元に届く声にはどこか安堵が混じっている。緩やかに乱されるその息にさえも。 それは、まるで。自分に...
  • 5-187
    私は最低な女です。 この島に来てから、もう何十日経ったでしょうか。 突然始まった無人島でのサバイバルは、私にとって初めての経験でした。 「うっ!くぅんっ…!」 ドジでノロマな私は、迷惑を掛けてばかりで。 惨めで、泣いてばかりいました。 「あっ、やんっ!!」 それでも、私に優しくしてくれた男の人がいました。 日向 創くんです。 「あっ、やっ!やぁっ!くぅっ…!」 プレゼントを貰ったり、一緒に様々な場所で過ごしたり。 そんな事をしているうちに、私は日向くんの事を好きになっていました。 「ひ、ひなた、くぅんっ!やぁっ…!」 だから。 私は最低な女です。 「イっ…!くううううううぅぅっ!!!」 そんな彼の事を考えて。 淫らなオナニーに耽っているのだから。 ...
  • 1-514
    「っ…!!セレス、ちゃん…?」  浴場から尾を引くようにして、おそらく風呂上がりであろう千尋の体から湯気が立つ。  それは、本来なら人が来る可能性が極めて少ない、夜時間のほんの少し前の出来事だった。  こんな時間に入っているのは誰か、と、興味本位でこっそり脱衣所を覗いたセレスは、  目の前の光景に呆然と立ち尽くしてしまっていた。  ばっ、と、手にしたバスタオルで、千尋は自らの体を隠した。一見するとそれは、羞恥から来たものだろう。  しかし、セレスティア・ルーデンベルグがその数秒の間に目にした光景は、それとはまた別の真実を導き出した。  彼女の…いや、彼の顔は、羞恥の赤ではなく、絶望の青に染まっている。  まるで、死刑宣告でも受けたかのように。 「…不二咲さん」  動揺していたのは、セレスも同じだった。もちろん、努めてそれを表に出さぬよう心掛けて...
  • 9-136
    貫く――。 突き上げながら快感の頂上に誘うために。 より深く貫く――。 腰を押さえつけて、本能のままにしがみ付く響子さんを。 「はぁあぁっ、ああっ、あんっ! うぅんっ、んんっ、ぅふぁっ!」 「うぅっ、あぁっ、あっ、きょうこ、さん……っ!」 艶かしく、もどかしく揺れる響子さんの姿を間近で見る対面座位で繋がり続けて僕も限界に近いものを感じる。 最後の力を振り絞って僕は彼女の深奥を突き崩すように責め立て続けた。 「……あっ、ああっ、あぅっ、はぅっ、あぅっ、うぅんんっ!」 「響子さんっ! イクっ、イクよ!!」 「あっ、ああっ! きてっ! きてぇぇぇ!!」 「うっ、くぅぅっ!!」 「あぁんっ、あっ、あぁあぁあーーっ!!」 僕は搾り上げるような蜜壷の脈動に耐えきれずドクドクと呆気なく射精した。 一瞬声を引きつらせた後...
  • 5-172
    とっぷりと日の暮れたジャバウォック島・生徒宿泊用ホテルにて 既に夜時間を告げるモノクマアナウンスが流れてから数時間が経過していた。 本来ならば誰もが危険との遭遇を避け各々のコテージ内で眠りに就いている時間である。 だが、“超高校級の幸運”こと狛枝凪斗の姿は自身のコテージではなく“超高校級の体操選手”終里赤音のコテージの前に有った。 ガチャリ、と音を立て扉が開かれる。 『何の用だよ狛枝・・・夜中に人の部屋に押しかけてくるなんざ、怪しいとしか言い様がねーぜ』 ギロリ、と音まで聞こえてきそうなほどに、明確な敵意を孕んだ視線を狛枝に向ける。 『ハハッ、そう言いつつも普通に出てきてくれる辺り終里さんは器が大きいよね。ボクみたいなクズじゃ比べものにもならないよ』 『はぐらかすんじゃねぇよ・・・分かってんぜ、オレを殺しにきたんだろ?やれ...
  • 9-115
    「せ、せせせせセレスっち?何してるべ?」 「せ、セレスちゃん・・・」 「何、と言われましても、いつものようにロイヤルミルクティーを・・・」 昼も過ぎたころ、食堂に現れた葉隠と朝日奈の目に飛び込んできたのは当然のようにアフタヌーンティーを楽しむセレスの姿だった。 だがいつもと違うのは、セレスの隣で山田が荒い息をたてて大量の汗を流しながら地面に這いつくばっている事と・・・ 「んっ・・・ふぅ・・・」 セレスがティーカップに入れて飲んでいる液体がいわゆる男性の「ソレ」であることだった。 くちゅくちゅ、とセレスは精液を口の中で転がし、そしてゴクリ、と一気に飲み込む。 「この粘っこい喉ごしと香り・・・たまりませんわ」 そう呟くセレスの目はどこか虚ろで、ある種の不気味ささえ覚えた。 余韻に浸るセレスに恐る恐る近づいてゼリー状の白濁がわずかに残るカップを確認した葉隠...
  • 2-178
    江ノ島盾子の部屋 夜時間を迎えて証明が落とされた薄暗い部屋の中で二つの荒い息遣いと ネチャネチャと音を立ててぶつかり合う音だけが響く。 「はあはぁ・・・えの・・・江ノ島・・さん・・・」 「うん・いいよそのまま、苗木ぃ・・・もっとついて・・・」 ベッドの上で超高校級のギャルとして有名な江ノ島盾子が、雑誌モデルを務めるその見事な裸体を開いて 今人生初めての性行為にただ興奮してひたすらに腰を前後させている苗木誠を受け止めている。 閉じ込められた学園生活で不安と恐怖が日々募る環境に、若い年頃の男女が集まれば その溜まった性欲と不安をかき消すためにこういった行為に発展するのも当然とも言えるだろう。 この場合もそれにあたるとも言えるが、草食系男子たる苗木誠から誰か女性を誘ってこんな展開に行けるわけでもなく 超高校級のギャルの江ノ島...
  • 6-197
    夢や嘘であったらどんなに良かったか。 「……っ…!」 軽快で柔らかな音を立ててベッドに腰掛けた少年の表情は、酷く陰鬱で固くなっていた。 波の音、風の音。南国を思わせる開放的で穏やかな音が、しかし今の少年には酷く耳障りだった。ふと、ドアをノックする音が聞こえた。 「……誰だ」 「九頭龍、私だ。入っても構わないか?」 凛とした少女の声。 「………」 少年…九頭龍冬彦はこのジャバウォック島に来てから"他人"の訪問を迎えた事は無い。追い返すか無視かのニ択しかない。だが。 「……開いてるぞ」 素っ気ない声の暫く後でドアが開いた。 「…失礼する」 背に竹刀を背負った少女だ。その少女は周囲を見遣り…まるで誰かに見られてないか警戒するように中に入ってきた。 ドアを閉める時も念入に人の気配がないか確認していた。 「九頭龍、予...
  • 1-101
    「ねぇ、苗木? 皆に見捨てられた気分はどう?」 「違う…どうせお前が票を操作したに決まってる!」 「や~だ~。苗木くんってうざい~。私はそんなことしません~ぷんぷん」 「くっ…僕は希望を捨てない! お前なんかには負けない!」 「気丈なのは結構ですが貴方は今から処刑されます。理解していますか?」 「っ……」 「ヒャハ! 拘束されてちゃあ抵抗もできねぇよなあ! まあ私も鬼じゃねえ! 最後にお前を楽しませてやってもいいんだぜ?」 「何を……さ、触るなよそんなとこ!」 「うぷぷ、身長の割に立派なモノを持ってるじゃないか苗木クン!」 「やめろ……!」 「そんなこと言って……手でしてあげたら立派に勃ってるじゃないですか…」 「そ、それはちが……」 「わかっています。これは生理的に仕方ないことなのですよね」 「うぅ……!」 「YES! いい反応だ苗...
  • 7-196
    「何やってるんだ、桑田君!」 「あ? 何だ苗木か。見りゃわかんだろ、舞園ちゃんとらーぶらーぶしてるんだ。人の恋路は邪魔しないで、スルーするのが一番だぜ」 「それは違うよ! 世の中にはスルーしちゃいけない事だってあるんだ! 舞園さんから離れろ!」 「邪魔すんなっつってんだろうが、アホアホアホー!」 「桑田よ、人に乱暴をするという事は、自分が乱暴をされる覚悟もできていなければならないという事を、分かっておろうな?」 「…アポ?…な、なんでお前までいるんだよ…は、離せって…イヤだぁあああああああああああああああ!」 「…苗木君…どうしてここに…」 「たまたまボクと大神さんが通りかかったら、大神さんが妙な気配がするって言ったから…それより舞園さん、大丈夫?」 「はい、大丈夫…なわけないじゃないですか…」 「…ご、ごめん…!? ま、舞園さん…!?」 「…苗木君...
  • 4-150
    「もう……こんなことしないって言ったじゃないですか」  仄暗いホテルの一室、ベッドの上で舞園さやかは声を上げた。それは強い調子の割に、どこか諦念を感じさせる響きがあった。 「い、いやぁ、ははは……ボ、僕もそう思ってたんだけど、さぁ」  へたり込んださやかを少し離れた場所に立つ男が、どもりながら言う。目線はさやかの整った面に注がれつつ、プリーツスカートとソックスに挟まれた眩いばかりの太腿にもキョロキョロ移ろっている。  普段生白い顔は紅潮し、努めて冷静になろうとするも興奮を隠しきれないという様子が見て取れた。 「こ、今度のドラマの主役も、僕が根回ししてあげたんだよ? そしたらさ、君の会社が『プレゼント』って、ね……」  さやかは唇を噛み、言葉を詰まらせる。殊更に顰めた眉だけが、ささやかな抵抗を示していた。 「こういうモノって、受け取らないと、そ、それはそれで関係が...
  • 9-105
    「─────ッッツ」 僕は痺れる様な痛みと共に押し殺した声をあげる 「どうせ個室は完全防音でいくら声をあげようと他の方々には聞こえませんわ…もっと大きな声で啼いてくださいます?」 彼女は僕の耳元で囁く 発端は、セレスティアさんにカマかけられて男だということがバレてしまい、他のみんなに秘密をバラさない代わりに彼女のいうことを聞くというものだった 最初のうちは彼女の前でオナニーをさせられる程度のものだったが、段々とエスカレートして最近では革製の拘束具で身動きをとれないようにされ嬲られるまでになってしまった 「どうしました?不二咲クン…何に意識を向けていらしてるんですの?今は私の与える鞭の味を意識して味わってくださいませんこと?それともその女々しい躯に蝋燭でも垂らしてほしいのですか?」 彼女は狂気を含んだ笑顔で僕を見る 「セレスさん…なんでこんな...
  • 2-166
    彼女、いや彼…不二咲千尋が化学室に出入りできるようになったある日、たまたま目に付いた毒々しい色合いの液体の入った小瓶を発見した。 そこにはこう記されていた。 「これを飲んだ人間の精液は女性にとって惚れ薬であり媚薬の効果を伴ったクスリになる」と… 勿論本来ならばこんな馬鹿げた内容など信じるはずのない彼なのだが彼の男性に対する憧れという強いコンプレックスが後押しし千尋はそれを自室へと持って帰ったのだった。 「はぁ…これ、どうしよぉ…」 千尋は先ほど持ち帰った小瓶を前に小さく言葉を漏らす。 男性と見られないことにより女性からは恋愛感情などを抱かれたことのない千尋にとってこの薬はまさに喉から手を欲するほどのモノ。 しかしこんなあからさまに妖しいモノをそうやすやすと信じるような馬鹿はいない。 もし本物だとしても、何かしらの副作用があるのでは...
  • 8-414
    日向「あれ…今辺古山が入っていったのって…?」 七海「田中くんの部屋…と思うよ」 九頭龍「なんだって!?」 日向「どっから出てきたんだ九頭龍」 ソニア「人を寄せ付けるのがお嫌いな田中さんが辺古山さんを部屋に招き入れるなんて…何かあったのでしょうか?」 左右田「あっ、いたいた!ソニアさーん!」 七海「なんか次々に人が集まってきたね」 九頭龍「そんなことより、これはどういうことだ日向」 日向「いや、俺に聞かれても…」 七海「そういえば、私今朝田中くんと辺古山さんが話しているの見たよ」 ソニア「何て話してたかわかりますか?」 七海「んーとね…」 辺古山「田中、今日部屋に行ってもいいか?」 田中「ククク…貴様もすっかり俺様の秘めし魔界の力に取り込まれたようだな…」 辺古山「ああ、あれはすばらしい。気持ち良くて病みつきになりそうなんだ」 ...
  • 9-123
    僕がご主人さまの奴隷になってから数日が経った 食堂にて─── 「千尋チャン、後で私の部屋まできていただけます?」 「はい、ご…セレスさん」 みんなの前ではボロを出さないように注意しつつ、ご主人さまから声をかけられるだけで心が暖かくなり頬が緩んでしまう 「不二咲さん、セレスさんと仲良くなったね」 苗木君に声をかけられる 「うん、ご…セレスさんにはよくしてもらってるよ」 ご主人さまには本当によくしていただいている 「俺の占いによると、二人は一線を越えているべ」 「何だかムラムラとしてきましたなー、セレスティア・ルーデンベルグ殿×不二咲殿ですか…ゴクリ」 ドキッとするような事を葉隠くんと山田くんに言われるが顔には出さないようにする 「君たち、何を不潔な事を考えているんだ!」 「葉隠、山田、あんた達なに考えてんのよ!セレスちゃんと...
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