次元旅団技能ルール


●技能について
 技能とは、キャラクターがそれぞれに持つ特徴や経験である。
 車の免許のようなものから、外見を表すものまで、様々な技能が存在する。
 それらの中には、ゲーム中にも有用なものがあるかもしれない。
 しかし逆に、不利になってしまうような技能もあるのだ。
 技能をどのように取得するかは、プレイヤーの自由である。

●技能の取得方法について
 技能を取得するには、キャラクターポイント(以下CP)を消費する。
 メイキング時には、一律で80CPが与えられる。
 技能ごとに設定されたCPを消費して、技能を取得することになる。

●CPを得る方法について
 セッション終了時に、成功・失敗を問わず、参加キャラクターに1CPが与えられる。
 GMは所持しているキャラクター両方に1CPずつが与えられる。
 現在はそれ以外の方法でCPを得ることは出来ない。

●技能の制限について
 基本的に技能をどう取得するかは自由だが、ひとつ制限がある。
 それは技能ごとの矛盾を防ぐ、というものだ。
 例えば[美形]と[不細工]を同時に取得すること。
 どちらも外見を表す技能であり、同時に取得すると矛盾してしまう。
 もし悩んだ時は、GMに相談するといいだろう。

 また例として、[ふつうの暮らし]を取得していたキャラクターが成長してCPを獲得し、
 [小金持ち]を取得するなど、上位互換・下位互換のケースは取得しても構わないだろう。
 その場合は古い方の技能を削除し、新しいものに統一することが望ましい。
 PCがどうしてそうなったかは、ちゃんと理由を考えること。

●同時取得制限のある技能一覧
 《容姿》容姿の程度を示す、CPが高いものほど美男美女となる。
  氷の美貌・陽の魔性・美形・フツメン・不細工・醜悪

 《飲酒》酔いやすさを示す、取得してなければ平均的
  飲兵衛・下戸

 《生活スタイル》生活にかけているお金を示す、CPが高いものほど豊かな暮らしをしている。
  富豪・小金持ち・ふつうの暮らし・貧乏人・ストリート暮らし

 《調理》料理が上手いか下手かを示す、取得して無ければ平均的
  料理上手・メシマズ

簡易一覧表

肉体技能
■氷の美貌[20CP]
■陽の魔性[20CP]
■美形[10CP]
■フツメン[0CP]
■不細工[-5CP]
■醜悪[-10CP]
■身体的特徴<美>[7CP]
■身体的特徴<醜>[-4CP]
■飲兵衛[5CP]
■下戸[-5CP]
■銀の腕[-30CP]
■梟の目[10CP]
■北極星[10CP]
■鋭敏嗅覚[4CP]
■鉄の胃袋[10CP]
■属性[10CP]
■幻想変化[14CP]
■空想化[10CP]
■欠如[-4CP]
■欠色 [-5CP]
社会技能
■特権階級[20CP]
■犯罪歴[-10CP]
■運転免許[8CP]
■特殊運転免許[12CP]
■噂の人物[5CP]
■経験[3~20CP]
■富豪[10CP]
■小金持ち[5CP]
■ふつうの暮らし[0CP]
■貧乏人[-3CP]
■ストリート暮らし[-6CP]
一般技能
■母国語[0CP]
■日本語[0CP]
■外国語[8CP]
■専門知識[7CP]
■専門技能[8CP」
■趣味[4CP」
■アーティスト[8CP]
■苦手[-4CP]
■人物特徴[10CP]
■二つ名[3CP]
■秘密[10CP]
■料理上手[10CP]
■メシマズ[-5CP]
■顔馴染み[3CP]
■縄張り[4CP]
■欠点[-8CP]


肉体技能


■氷の美貌[20CP]
あなたは偉大な芸術家の作品にも似た美しさを持つ。
人の視線を引き寄せ、他者よりも圧倒的な存在感があるだろう。
しかしその美貌は時に悪目立ちし、他者から親しみにくさを感じさせる。

■陽の魔性[20CP]
あなたは地上に降り立った天使にも似た美しさを持つ。
人の好意を引き寄せ、あなたに悪印象を抱く人間はほとんどいない。
しかしその美貌は時に悪目立ちし、熱心すぎるファンを生んでしまう。

■美形[10CP]
あなたの顔立ちは整っている。
初対面の相手が、あなたに好意を抱きやすくなるだろう。

■フツメン[0CP]
あなたは美しいともブサイクともつかない平均的な顔立ちをしている。
初対面の相手であれば、好意も敵意もそれほど偏らないだろう。

■不細工[-5CP]
あなたの顔立ちはやや残念な部類である。
面と向かって言われることは少ないかもしれない。
だが不興を買いやすいのは間違いないだろう。

■醜悪[-10CP]
事故か病気か、はたまた内面の表れか。
あなたの容貌は酷く醜悪なものとなっている。
顔を隠さなければ、世間の風は冷たいだろう。


■身体的特徴<美>[7CP]
取得時に任意の身体的特徴を設定し、それを技能名とすること。
あなたは何らかの身体的特徴を持っている。
それは、どちらかと言えば好意的に見られやすいものだろう。

■身体的特徴<醜>[-4CP]
取得時に任意の身体的特徴を設定し、それを技能名とすること。
あなたは何らかの身体的特徴を持っている。
それは、どちらかと言えば嫌悪されやすいものだろう。

■飲兵衛[5CP]
あなたは酒にとても強い。
ちょっとやそっとの飲酒では酔いもしないだろう。

■下戸[-5CP]
あなたは酒に弱い。
ほんの少しでも、思考や運動に支障が出てしまうだろう。

■銀の腕[-30CP]
あなたは片手のどちらかを満足に使うことができない。
怪我や病気の後遺症かもしれないし、生まれついての障害かもしれない。
あなたは設定した方の片手に装備品を装備することができない。

■梟の目[10CP]
あなたは暗い場所でも見通すことができる。
暗所で行う判定のペナルティーを軽減する。
どの程度軽減するかは、GMがその都度、裁定すること。

■北極星[10CP]
あなたは優れた方向感覚を有している。
地図がなくとも、目的地へ向かうことができるだろう。

■鋭敏嗅覚[4CP]
あなたは嗅覚が通常よりも鋭い。
犬には負けるだろうが、微かな匂いにも気付けるだろう。
反面、強い匂いは苦手としているかもしれない。

■鉄の胃袋[10CP]
あなたは鉄の胃袋を持っている。
少し痛んでいるものを食べても、おなかを下すことなく食すことができる。
雑草だって食ってみせるサ。拾い食いだって平気だゼ。

■属性[10CP]
この技能を取得すると同時に属性を一つ指定し【属性:火】のように記入すること。
あなたの属性は指定された属性となる。
エンチャントの属性付与のかかった鎧を着る。
または何らかのスキルによって属性が変更される場合。
この技能の属性は上書きされ、一時的に無効となる。

■幻想変化[14CP]
取得時に任意の怪異や動物等を設定すること。
この技能は幻想種か鬼人、あるいは不死の怪談のメイキングスキルを所持していなければ取得できない。
一時的に動物や怪異等の姿へ変化する。
その際、あまりにも小さいものに変身することは不可能であるとする。

■空想化[10CP]
取得時に任意の姿を設定し、あなたの種族に[妖精]を追加する。
この技能は[機械][不死][ホムンクルス][転生体][妖精]の種族であるか、
種族が過去に追加、変更されたことがある場合、この技能は取得・維持が出来ない。
あなたは通常の人間の姿に加え、妖精の姿に変化することが出来る。
その際、あまりにも小さいものに変身することは不可能であるとする。
この技能を所持している限り、あなたの[信仰]が-1され、記憶の一部を失う。

■欠如[-4CP]
あなたは何らかの原因により身体、精神、魂、
自身を構成している要素の一部に欠如がある。
この技能を取得すると同時に特定の能力値、LP、信仰を指定すること。
指定したあなたの能力値が-1される。

■欠色[−5CP]
あなたの指定出来るマナコードを1つ減らす。
既に設定されている場合はどれを減らすか選択すること。


社会技能


■特権階級[20CP]
あなたの出自は政治家や貴族、大組織の上部である。
特権階級とは言え、罪を犯せば裁かれるのは間違いない。
しかしあなたには、揉み消すチャンスが与えられているのだ。

■犯罪歴[-10CP]
あなたは過去に罪を犯し、法に裁かれたことがある。
それは冤罪かもしれないが、証明できなければ犯人を貴方です。
この事実が明るみに出れば、何らかの不都合があるかもしれない。

■運転免許[8CP]
あなたは運転免許を取得している。
普通自動車免許、普通自動二輪車免許、原動機付自転車免許の3つを取得する。

■特殊運転免許[12CP]
あなたは車やバイク、船舶や航空機など、特殊な乗り物の運転免許を取得している。
この技能を取得する際に、どの免許であるかを決定すること。
この技能は免許ごとに別の技能として扱う。

■噂の人物[5CP]
あなたは良くも悪くも噂になっている人物だ。
自分の事とが浅く広く知られている。
その知られている内容は様々で、中には事実もあれば、無論嘘も含まれている。
この技能は1つまでしか取得できない。
※:噂の人物<学園のアイドル>,<変態>といった風にとることを推奨する。

■経験[3~20CP]
取得時に任意の職業を設定し、それを技能名とすること。
この技能のCPはどれだけその職業に熱意があったかによって
3~20までの任意のCPを設定する。
この技能は2つ以上取得することが出来る。
その場合、二つの技能の合計値を20以下にすること。
あなたは過去、または現在その職業に就いている。

■富豪[10CP]
あなたは素晴らしく豊かな生活をしている。
豪邸に住んでいたり、普段の生活が他人からは贅沢極まりないように見えるだろう。

■小金持ち[5CP]
あなたは快適な生活をしている。
住心地の良い場所に住み、思い立った時に贅沢をすることが出来るだろう。

■ふつうの暮らし[0CP]
あなたは金銭的には普通の生活をしている。
大きな贅沢は出来ないが、そう悪いわけでもない。

■貧乏人[-3CP]
あなたは普通よりも貧しい生活を送っている。
贅沢が出来る機会はほとんどないし、食事に困ることもあるだろう。

■ストリート暮らし[-6CP]
あなたは家すらないほど貧しい生活をしている。
贅沢どころか、食事が出来ないことすら普段のことだ。


一般技能


■母国語[0CP]
あなたは母国の言葉を流暢に話すことができる。
次元旅団における公用語は日本語であるため、翻訳機を使用せずに話したい場合は別途日本語を取得すること。
日本語と同時に取得する場合、この技能は4CPとなる。

■日本語[0CP]
あなたは日本語を流暢に話すことができる。
次元旅団における公用語であるため、習得を推奨されている。

■外国語[8CP]
取得時に任意の言語をひとつ設定すること。
あなたは指定言語を話すことができ、読み書きもできる。
この技能は言語ごとに別の技能として扱う。

■専門知識[7CP]
取得時に任意の分野(例:科学)をひとつ設定すること。
あなたは指定分野の専門的な知識を有している。
その分野に関わる知識を問う判定でボーナスを得ることができる。
ただし広範囲な分野(医学、科学など)では得られるボーナスは小さい。
狭い分野(脳医学、電子工学など)では大きなボーナスを得られる。
この技能は分野ごとに別の技能として扱う。

■専門技能[8CP」
取得時に任意の分野(例:科学)をひとつ設定すること。
あなたは指定分野の専門的な技能を有している。
その分野に関わる技能を問う判定でボーナスを得ることができる。
ただし広範囲な分野(医学、科学など)では得られるボーナスは小さい。
狭い分野(脳医学、電子工学など)では大きなボーナスを得られる。
この技能は分野ごとに別の技能として扱う。

■趣味[4CP」
取得時に任意の趣味(例:ギター)をひとつ設定すること。
あなたは指定分野を趣味としており、ある程度の技能を有している。
この技能は趣味ごとに別の技能として扱う。

■アーティスト[8CP]
音楽や絵画など、何らかの芸術分野であなたは一人前の腕を持っている。
もっともそれで生計を立てられるかどうかは、また別の話だ。

■苦手[-4CP]
取得時に任意の物(例:料理)をひとつ設定すること。
あなたはそれに対して強い苦手意識を持っている。
進んで関わりたがることはないだろうし、話題にされるのは面白くないだろう。

■人物特徴[10CP]
自身の取得している技能の内1つを選び、この技能に記載すること。
あなたという人間は特に、そのような人物である。
その技能を使用して判定を行う場合、さらに+3の補正がかかる。
この技能は1つまでしか取得出来ない。

■二つ名[3CP]
取得時に任意の二つ名を設定し、それを技能名とすること。
この技能を取得した場合、
キャラクターシートの名前の頭に「」で二つ名を記載する。
あなたは街で通っている二つ名が存在する。
自称か他称かは人によるだろう。


■秘密[10CP]
この技能の設定と同時に、自身の取得している技能を一つ選ぶ。
その技能の効果を失わせる。この技能の効果はいつでも無くすことが出来る。
ただし、もう一度効果を失わせるにはプリプレイを挟む必要がある。
あなたには何らかの秘密がある。
それは、あなたから明かさない限りは滅多に知られることの無いものだろう。

■料理上手[10CP]
あなたは料理が上手い。
三ツ星とまでは言えないが、
町の食堂で働けばそれなりに評判になるだろう。

■メシマズ[-5CP]
あなたの料理はおいしくない。
理由は色々あるだろうが、
食べた人が顔をしかめるのは間違いないだろう。

■顔馴染み[3CP]
この技能の取得と同時に対応する施設を設定する。
あなたはその施設に行き慣れているだろう。
その施設であなたが行う判定に+2の補正がかかる。
この技能は2つまで設定することが出来る。

■縄張り[4CP]
この技能の取得と同時に地域を一つ設定する。
あなたはその地区での行動に慣れている。
その地区でのあなたの判定に+1の補正がかかる。
この技能は1つまでしか取得できない。
シティルールでのみ効果をする点に注意。

■欠点[-8CP]
取得時に任意の分野(例:料理)をひとつ設定すること。
あなたは指定分野が苦手だ、指定分野に関する判定が自動失敗する。
この技能の効果は、判定にLPを1使用することで無効にすることが出来る。
欠点もまた、人間を構成する要素の一つである。
この技能は2つまで設定することが出来る。

※欠点の裁定について
欠点は判定が絡む技能であるため
以下の裁定を行う。
1.欠点はあくまで、能動的に判定を行う際に自動失敗になる技能である。
  特定状況になった場合にLPが減る、などの用途には用いないこと。
  無論、勝手にLPを削るのは自由である。
2.欠点によるLP仕様は1シーンにつき2点までとする。
  それ以降は同一シーンであればLPを使用せずに判定を行える。
3.欠点は欠点である。
  他者、及び自分自身から見て欠点と言えないようなものは
  欠点として設定しないこと。
4.主観的な判断を要求する、曖昧なものは欠点として使用しないこと。
  客観的に見て、それが欠点であると明確になるといいだろう。
  例えばキャラクターの感情に依存するようなものは、
  欠点として使用しないことが妥当である。