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ライト・コントロール」を以下のとおり復元します。
**ライト・コントロール
DCCは元来、多列車を同時に制御するためのシステムと言えるが、同時に[[ファンクション]]として各種の機能(前照灯や室内灯の明滅、汽笛や警笛の吹鳴、パンタグラフの昇降等)を制御する機能も有している。このうち特に灯火の明滅はDCCの最も基本的な機能と言え、[[ファンクション]]を持つ[[デコーダ]]ならほぼ間違いなくライト・コントロール機能を持っている。実際、停車中の模型機関車が突然前照灯を点灯、その後おもむろに発進するリアルな姿に痺れてDCC導入を決心したファンも多いはずである。

このDCCにおけるライト・コントロールについて、いくつかのテーマに沿って解説する。

***DCCと電球・LED
DCCは給電線としてレールを使うが、給電されているのは交流(双極性)パルス流の7~22V(日本ではN,HOゲージでは一般的に12Vとされるが、現実には[[ブースター]]からは14~16Vが供給されていることが多い)である。この線路電源を直接ライトの電源とする場合はもとより、[[デコーダ]]の[[ファンクション]]出力も一般的には線路電圧よりやや低い程度となって、常時かなりの高電圧が供給されることになる。
アナログ制御の場合は最大で12V、平均値はこれを大きく下回ることから、アナログ車両用として組み込まれている電球式の前照灯や室内灯にとって、DCCの常時12V以上が掛かる状況はかなり厳しく、発熱や寿命短縮等のトラブルが発生しがちである。特に発熱の問題は重大で、一般的なプラ性量産品のN,HO車両では、ほんの数10分程度点灯しているだけでボディが溶融したり、最悪過熱により発火に至ってしまうおそれすらある。
このことから、DCC環境ではなるべく電球を使わずLEDに交換するよう推奨されているが、LEDには極性があることの他に、順方向電圧は白色で3.5V程度、赤・黄色で2.1V程度と線路電圧やファンクション電圧に比べかなり低く、直列に抵抗や定電流ダイオードを挿入する等電圧降下策を取る必要がある。

さらに線路電源は10kHz程度の高周波(変動する)であるが、電子工作で一般に使われるダイオードはこの高周波に対応しきれず、線路電源からLED用直流を得るため整流しようとこのようなダイオードを使うと、位相反転時に逆方向に電流が流れてしまうことが多い。これは短時間ながらLED等の素子を破壊するには十分なものであり、たとえ順調に点灯しているように見えてもLEDの寿命が極端に短くなってしまうことにもなりかねない。
このため整流用ダイオードとして高速スイッチングタイプを使う等の対策が必要となるが、KATOからDCC用として売られているダイオードも残念ながら一般用であり、入手が難しいといった問題点もある。

-[[「ガッタンゴットン鉄道模型」サイト内記事>http://modelrr.net/archives/2006/02/post_127.html]]

***ライト・ファンクション
[[デコーダ]]の[[ファンクション]]


***アクセサリとしてのライト
レイアウト上のストラクチャ等に組み込むライトは、常点灯でいいなら上記の通り線路電源から給電することもできるが、



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