Debianのインストール

インストールイメージのダウンロード

Debianのダウンロードサイトからインストールイメージを入手します。
インストールイメージは多数ありますが、[小さなCD]が無難です。
「i386」を選びます。


ダウンロードしたファイルは ISO(ディスクイメージ)ファイルになっています。


VMware Playerでは、イメージファイルを仮想ディスクドライブに割り当てることで
ディスクイメージを読み取ることが出来ます。



イメージファイルの設定

デスクトップのVMware Playerのショートカットアイコンをダブルクリックして起動します。


作成した仮想マシンを選択して[仮想マシン設定の編集]をクリックします。


[CD/DVD]を選択して、「ISOイメージファイルを使用する」を選びます。
[参照]ボタンを使ってダウンロードしたDebianインストールイメージファイルの場所を指定します。
指定が出来たら[OK]をクリックします。


[仮想マシンの再生]をクリックします。


BIOSが起動され、指定したイメージファイルがディスクとして読み込まれて
Debianのインストール画面が表示されます。 


うまくインストール画面が表示されない場合は、
  • VMware PlayerでダウンロードしたISOファイルの場所を正しく指定しているか
  • ISOファイルは正しいものをダウンロード出来ているか
  • ISOファイルが破損していないか
などを確認してみてください。


Debian7.0のインストール

インストール画面になったら、VMware Playerのウィンドウ内をクリックすると
マウスの入力先が仮想マシンになり、マウスポインタが表示されなくなります。

キーボードの上下カーソルでインストール方法を指定できます。
ここでは、最もわかりやすい[Graphical install]を選択して、Enterキーを押します。 



Debianのインストールウィザードが始まり、ここからマウス入力が出来るようになります。
(元のPCに戻りたいときは[Ctrl]+[Alt]キー)

言語選択の画面になりデフォルトで[English]が選択されていますので、少し下にある[Japanese/日本語]を選択して
[Continue]をクリックします。


「場所の選択」では日本が選ばれていますので、そのまま[続ける]をクリックします。


「キーボードの設定」でも日本になっているので、このまま進めます。


ネットワークの設定が始まり、ホスト名(コンピュータの名前)の設定画面になります。
任意の名前を設定して[続ける]をクリックします。


ドメイン名の入力画面になりますが、これは特に設定せずに進んでも問題ありません。
(インストール後に設定し直す事も可能です)


管理者:root のパスワード設定となります。
非常に重要なものになりますので、忘れにくいものを設定します。


root以外のユーザ名を1名作成します。


先に作ったユーザの設定画面になります。ユーザ名が表示されるので、そのまま進みます。


ユーザのパスワードを設定します。rootのパスワードとは別のものを設定します。


ディスクのパーティショニング設定の画面となります。
独自にパーティショニングを設定したい場合は詳細に設定が可能ですが、
特に希望がない場合やよくわからない場合などは、デフォルトのままで進みます。


パーティショニングを設定するディスクの選択画面になります。
仮想マシンの作成と準備で作成した仮想ハードディスクが選択されています。
そのまま進みます。


パーティションをどのように分けるかを選択します。
Linuxの学習のためならばパーティションは分けたほうが良いですが、
よくわからない場合はデフォルトの[すべてのファイルをひとつのパーティションに]を選択したまま進みます。


[パーティショニングの終了とディスクへの変更の書き込み]が選ばれます。
この画面で[続ける]をクリックすると、仮想マシン上の仮想ハードディスクに対してパーティションの書き込みが行われます。


パーティション作成の確認画面が表示されます。
「ディスクに変更を書き込みますか?」には [はい] を選択して、続けます。


パーティションの作成とシステムのインストールが始まります。
しばらく時間がかかる場合があります。


[パッケージマネージャの設定]では、インストールに必要なファイルをどこの国からダウンロードするかを選択します。
日本が選ばれているはずなので、そのまま進みます。


日本のどのサイトからダウンロードするかを選択します。
よくわからなければ一番上を選択したままで進みます。


インターネットへアクセスする際に、特定のプロキシサーバを介してアクセスするような場合(社内や学校内からなど)には
プロキシサーバを指定します。
特にプロキシサーバを使用していない場合には、空欄のまま進みます。


ダウンロードサイトから、インストールに必要なファイルを読み込みます。
(仮想マシンからインターネットに接続できない場合にはエラーになります)


システムの利用状況の統計収集に参加するかどうかを選択します。
どちらでもOKですが、[いいえ]のまま進んでも問題ありません。


インストールするコンポーネントの選択画面になります。
WEBサーバやメールサーバなどを利用したい場合には、この段階からインストールすることも出来ます。
もちろん後で追加インストールすることも出来ます。
よくわからない場合にはそのまま進んで問題ありません。


インストールするファイルのダウンロードとインストール作業が始まります。
(これにはしばらく時間がかかります)


ブートローダ「GRUB」のインストールの確認画面になります。
[はい]のまま進みます。


インストール完了の画面が表示されます。
[続ける]をクリックすると仮想マシンが再起動され、Debian7.0が起動されます。









最終更新:2013年05月11日 13:25