タイガーヴェスパモン

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タイガーヴェスパモン」を以下のとおり復元します。
*「忍びに惚れたんやない!惚れた男が忍びやったんや…」
|【名前】|忍者スズメバチ|
|【読み方】|にんじゃすずめばち|
|【声】|沖佳苗|
|【スーツアクター】|蜂須賀祐一|
|【登場作品】|[[手裏剣戦隊ニンニンジャー]]|
|【登場話】|忍びの33「八雲を愛したくノ一」|
|【所属】|[[牙鬼軍団]]/[[御庭番五人衆]]|
|【分類】|[[牙鬼流忍者]]|
|【好きな物】|アオニンジャ―殿|
|【好きな場所】|バルコニー|
|【攻撃力】|★★★★☆|
|【不思議な技】|★★☆☆☆|
|【一目惚れ】|★★★★★|
|【絵巻物】|「蜂」忍者|
|【[[コア歯車]]】|蜂(左肩)|
|【得意忍法】|あらゆるハチの猛毒をブレンドした毒針を発射する「蜂の一刺しの術」|
|【集める恐れ】|不明|
|【生物モチーフ】|[[スズメバチ>モチーフ:ハチ]]|

**【詳細】
牙鬼家に伝わる「蜂」忍者の絵巻物から[[晦正影]]の「忍び招へいの術」によって現代に甦った牙鬼軍団最後の忍び。御庭番五人衆最後の紅一点。

得意忍法の「蜂の一刺しの術」を受けた者は高熱に魘され、18時間以内に専用の解毒剤を打たないと落命し、八雲の魔法でも回復できない。
左腕に装備したクロスボウ式の「暗殺針(あさしん)」から毒針を乱射する「乱れ撃ちの術」、忍邪百妖刀に毒のパワーを集中させる最強奥義「蜂起突針の術」などの忍法を使用する。

[[十六夜九衛門]]の脱落を[[有明の方]]が嘆き、彼女に命じられた晦によってニンニンジャーへの刺客として召喚される。
ニンニンジャーに倒された[[他>忍者ハヤブサ]][[の>忍者イッカクサイ]][[4>忍者クロアリ]][[人>忍者ムジナ]]の敵討ちを晦から命じられるが、それに対して「勝手に『十六夜流』に寝返った彼ら(ムジナは例外)は流派の面汚し」と一蹴し、「その汚名返上が自身のケジメ」と宣誓して出撃した。

街中でニンニンジャーが[[スッパラゲ]]と交戦中、上空からの毒針による奇襲でアカニンジャーを戦闘不能に陥れ、名乗りと同時に毒の事を説明する。
その最中に自身の猛毒に臆さずに仲間を守り続けるアオニンジャーを「甘い」と罵倒し、自身はスッパラゲも巻き込む卑劣な戦法で攻めるが、至近距離で反論するアオニンジャーの言葉に動揺の素振りを見せ、更に毒針が底を突いた為に撤退した。

性格は冷静沈着に見えるが、実は非常に惚れ易く、''上述のアオニンジャーの反論''を「自身に対する猛烈なプロポーズ」と誤解し、「『禁断の恋』が自身に訪れた」と勘違いしてしまう。

その後、いつの間に撮影したのかは不明だが、山奥のアジトで壁一面にアオニンジャーの大量のブロマイドを貼り付ける程に彼の存在に陶酔する。
状況の視察に来た晦を困惑させるが、彼が「次の標的として写真を貼っている」と誤解した為に言及はされなかった。

UFOマルの偵察でアジトの位置を突き止められ、テリトリーに侵入した八雲達をアジトに仕掛けた鳴子で感知し、溜め息をつきながらも迎撃に向かう。
再度の対峙で様子がおかしい事にキニンジャーが真相を察知し、アオニンジャー達の必死の説得にも聞く耳を持たず、「自身の恋路を邪魔する恋敵」と誤解した事でモモニンジャーとスターニンジャーに毒針を撃ち込むが、それ以上の状況の悪化を恐れたアオニンジャー達に撤退されてしまう。

その後、アジトでアオニンジャーを待ち焦がれていたところに姿を現した八雲に「お互いの流派を捨て、抜け忍になろう」と説得され、それを甘んじて受けた事で駆け落ちを決意する。
しかし、その事を嗅ぎ付けた風花と凪が抜け忍を許さず、シロニンジャーやキニンジャーと交戦するアオニンジャーを援護しようとするが、誤って毒針をアオニンジャーに撃ち込んでしまう。

愛する八雲を失わない為、身体に隠し持っていた解毒剤を咄嗟に取り出すが、一部始終は八雲の企てた「ロミオとジュリエット作戦」に過ぎなかった。
解毒剤で全快になった八雲に一瞬の隙を突かれ、彼に奪取された解毒剤がキニンジャー達の手に渡ってしまう。

騙された事に憤慨し、アオニジャーと互角の戦いを繰り広げるが、彼の「変わり身の術」によるフェイントに騙された隙に斬り付けられた。
手負いになりながらも相手の見事な忍術に疑問を投げ掛け、アオニンジャーの決死の覚悟に彼を「倒すべき好敵手」と認めて仕切り直すが、忍龍斬と''上述の蜂起突進の術''の斬り合いの末に倒される(''上記の台詞''はその際のもの)。

その直後、晦の放った[[肥大蕃息の術]]によって再生巨大化する。
解毒剤で回復したアカニンジャー達が駆け付け、今度はゲキアツダイオーに「何て逞しいお方」と惚れ込んでしまい、大した抵抗もできずに青龍拳に怯み、最期はゲキアツ大フィーバーを受け爆散した(その際に''「ウチは忍び、惚れたら地獄…」''と言い残している)。

**【余談】
''上記の台詞''は''「今度生まれてくる時は、忍びに惚れるな」''と発言したアオニンジャーに返答している。

彼女を再生巨大化させる際に晦も流石に暫く状況を理解したのか、''「三文芝居は沢山じゃ!」''と憤る。

スーツは[[忍者クロアリ]]を改造している。
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|【モチーフ名】|ハチ|
|【読み方】|はち|
|【漢字表記】|蜂|
|【英語表記】|bee(ビー)、hornet(ホーネット)、wasp(ワスプ)|
|【主な怪人】|[[ワスプイマジン]](電王)&br()[[インセクト眼魔]](ゴースト)&br()[[出鱈目のファンダホー]](ゴセイジャー)&br()[[忍者スズメバチ]](ニンニンジャー) など|

**【詳細】
産卵管を毒針に変化させ、それによって相手を攻撃する事で知られる昆虫の一種。

''ハチをモチーフにした怪人''には毒針、或いはそれを連想させる針やレイピアなどを武器とする個体が少なくない。
突き刺した対象にアナフィラキシーショックを起こさせる能力を有する怪人が多い(『[[仮面ライダークウガ]]』の[[メ・バヂス・バ]]、『[[仮面ライダーアギト]]』の[[ビーロード アピス・ウェスパ]]など)。

実際のハチは「ハチの一刺し」と呼ばれるように何度も針を使える訳ではない。
更に小型のミツバチは集団で巨大な相手に纏わり付き、その異常な高温で相手を蒸し殺す事があるが、この能力を有する怪人は皆無に等しい。

昆虫としては自身よりも巨大な相手を倒す事もあるが、怪人のモチーフとしてはあまり強敵として描かれる事はない。
更に女王蜂も有名だが、それをモチーフにした個体も存在する(『アギト』の[[ビーロード アピス・メリトゥス]]、『[[天装戦隊ゴセイジャー]]』の[[女王蜂のイリアン]]など)。

戦隊側でのモチーフになった回数では[[カマキリ>モチーフ:カマキリ]]と並び、[[サソリ>モチーフ:サソリ]]と[[ムカデ>モチーフ:ムカデ]]に次いで2番目に多い。
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