*「ま、いっか!そこが一番、面白いところだしーー!」 |【名前】|シャボンシャドー| |【読み方】|しゃぼんしゃどー| |【声】|一条和矢| |【登場作品】|[[烈車戦隊トッキュウジャー]]| |【登場話】|第21駅「花嫁は逃走中」| |【所属】|[[シャドーライン]]| |【分類】|[[シャドー怪人]]| |【主】|[[グリッタ嬢]]| |【闇形式】|グハ2929-21| |【闇装備】|チェンジ系シャボン、泡系爆弾| |【作戦運行】|自身の能力でトッキュウジャーの誰かとグリッタの中身を入れ替え、[[シュバルツ将軍]]との駆け落ち| |【[[闇駅]]名】|なし| |【心の闇】|なし(トッキュウジャーの誰かの肉体をグリッタに献上→実際はグリッタの謀殺?)| |【シャドー怪人薀蓄】|自身の泡からは実はフローラルないい香りがする| |【器物モチーフ】|石鹸| |【その他のモチーフ】|[[バラ>モチーフ:バラ]]、髑髏?| |【闇形式の由来】|泡が出る様子を指す擬態語「ブクブク」(ブ(2)ク(9)ブ(2)ク(9))| **【詳細】 人間の意識を泡で滑り出させ、中身を入れ替える能力を有する石鹸系シャドー怪人。 バラ型の石鹸を模した両腕の噴射口からのチェンジ系シャボンで人間を包み込み、その意識を身体から滑り出させる。 ''「ヌルッとチェーンジ!」''の掛け声と共に両者の人格を入れ替えられ、長時間入れ替わったままの状態では徐々に精神と肉体の拒絶反応がお互いに起きて落命してしまう。 チェンジ系シャボンの他にも特殊な油脂を発火させる泡系爆弾を発射できる。 グリッタの命により''上述の能力''で(日光を浴びても平気な)トッキュウジャーの誰かと彼女の肉体を入れ替え、シュバルツの元に駆け落ちする時間稼ぎに加担する。 [[闇の皇帝 ゼット]]からの結婚式招待状に誘き寄せられたトッキュウジャーとの交戦中、ライトとトカッチの人格を入れ替え、トカッチ(肉体はライト)とヒカリの人格を入れ替える。 本命のグリッタに対してはミオと人格を入れ替え、そのままグリッタ(肉体はミオ)とは別行動で逃走した。 その後、橋の下で寛いでいたが、グリッタ(ミオ)とカグラ以外のトッキュウジャー4人に発見されると戦闘に移る。 再び人格を入れ換えようとするが、ラムネ瓶からヒントを得た2号(ライト)がカーキャリアーレッシャーをセットしたトッキュウブラスター・ウチマスモードから発射したダッシュカーで両腕に栓をされる。 反撃として頭部から泡攻撃を放つもシールドレッシャーで防御され、更に足元に接近していた伏兵のタンクレッシャーの自爆攻撃で大ダメージを負う。 2号(ライト)のトッキュウブラスター・キリマスモードの斬撃と6号のトルネードビームを同時に受け敗北(それと同時に人格を入れ替えられた人々も元に戻った)。 その直後、[[闇暴走]]を起こして巨大化する。 ディーゼルオーとビルドダイオーに泡系爆弾を吹き付けて攻撃するが、3号と5号がそれぞれ搭乗するポリスレッシャーとファイヤーレッシャーの参戦によって形勢が逆転し、2両を烈車武装したディーゼルオーポリスファイヤーのファイヤー消泡剤で身体が溶け始め、最期はビルドダイオーバケットブレイクとポリススマッシュを連続で受け爆散した。 **【余談】 「ヌルッと~」が口癖。 本編において最後の''グリッタ嬢配下のシャドー怪人''となった。 頭部に顔がなく、髑髏状の顎をしている。 主のグリッタ嬢への忠義は全くないらしく、自身の能力で入れ替わった彼女の末路を案じるどころか、''上記の台詞''を口走って楽しんでいた。 ''バラをモチーフにした怪人''はスーパー戦隊シリーズにおいて『[[特捜戦隊デカレンジャー]]』の[[マイク星人 クロード]]以来の登場となる。 デザイナーを務める篠原保氏によると「アイデアストックから採用された」らしく、他にも「本来『下半身は金属製の''石鹸置き''になっている』という解釈だったが、実際の着ぐるみでは何故か腕先と同じ色合いになっており、その辺りの意味合いがなくなっている」とコメントしている(DVDの映像特典の「トッキュウミュージアム」より)。 声を演じる一条氏は『[[忍風戦隊ハリケンジャー]]』の[[花火忍者タマーヤドーン]]以来、12年振りにスーパー戦隊シリーズの怪人の声を演じている。 ---- *「仄かなバラの香りとスッキリとしたカシスの酸味が鼻を抜けてゆく、見目麗しい爽やかな『ロゼ』!」 |【名前】|ボトルシャドー| |【読み方】|ぼとるしゃどー| |【声】|中原茂| |【登場作品】|[[烈車戦隊トッキュウジャー]]| |【登場話】|第29駅「対向車との合流点」| |【所属】|[[シャドーライン]]| |【分類】|[[シャドー怪人]]| |【主】|[[ネロ男爵]]| |【闇形式】|ネロ2104-29| |【闇装備】|コルクスクリュー系オープナー| |【作戦運行】|自身の能力でシャドーラインの裏切り者「トッキュウ6号/虹野明([[ザラム]])」を抹殺する| |【[[闇駅]]名】|なし| |【心の闇】|なし(裏切り者の抹殺)| |【シャドー怪人薀蓄】|自身のビームは何年も熟成させて作る| |【器物モチーフ】|瓶| |【その他のモチーフ】|バスケット| |【闇形式の由来】|葡萄酒(ぶ(2)どう(10)しゅ(4))| **【詳細】 純度の高い攻撃ビームの発射能力を有する瓶系シャドー怪人。 ネロ男爵に腹心として忠実に仕え、シャドーラインでその武勲を知らない者はいない程の実力を持つ。 体内で闇のエネルギーを様々な風味に発酵させ、頭部にある2つの瓶の口からそれぞれ重厚な「赤ビーム」や鋭敏な「白ビーム」として発射できる。 更に2色のビームをミックスさせ、全方位に増幅発射する爽やかな「ロゼビーム」を必殺技として隠し持つ。 シャドーラインを裏切った6号/明(ザラム)への刺客として送り込まれ、''上述の能力''で彼の抹殺を目論む。 とある海岸で6号を強襲するが、シュバルツの乱入によって阻止される。 更に他のトッキュウジャーの邪魔も入り、「分が悪くなった事とシュバルツ生存の報告を優先すべき」と判断して撤退する。 その後、シュバルツが「停戦協定」としてトッキュウジャーと同盟を組み、彼をトッキュウジャーと共に抹殺しようと迎え撃つ。 シュバルツの考案した撹乱作戦で分散するトッキュウジャーに自慢のビームを封じられるが、奥の手として''上述のロゼビーム''による反撃で6人に大ダメージを与える。 その際に6号が手放したユウドウブレイカーからシュバルツが目的の[[ドリルレッシャー>ドリルクライナー]]を奪い、本性を現した彼の一閃で山の向こうへ吹き飛ばされる。 シュバルツに裏切られた事に怒る1号が彼と交戦中、山の向こうから自力で海岸に戻るが、1号に代わって強化変身したハイパートッキュウ4号を筆頭に6号以外の4人が放ったハイパー4連結クラッシュを受け敗北(その際に''「テイスティング~!」''と叫んでいる)。 その直後、[[闇暴走]]を起こして巨大化する。 ドリルクライナーを武装した[[シュバルツ専用クライナーロボ]]がディーゼルオーと交戦し、自身はトッキュウオーを迎え撃つ。 しかし、トッキュウオーシールドのシグナルシールドで赤ビームを防御され、シグナルシールドビームに怯む。 トッキュウオーパンチとトッキュウオーキックで圧倒され、最期はフミキリケン烈車スラッシュを受け爆散した(その際に''「シルブプレ~!」''と叫んでいる)。 敗北後、ドリルクライナーを入手したシュバルツ専用クライナーロボは「これ以上の長居は無用」と撤退する。 **【余談】 ビームの発射前に薀蓄を一々披露する癖があり、''上記の台詞''の他にも''以下の薀蓄''を言っている。 -「芳醇な香りと共に迸る情熱の『赤』!」 -「流れる清水のような透明感を感じる極上の『白』!」 -「ともすれば、黒にも見える重厚感溢れる、しっかりとした『赤』!」 -「爽やかな酸味の背後に漂うローストしたエスプレッソとクローブの香りを思わせる『白』!」 シュバルツはトッキュウジャーに同怪人の情報を教えているが、奥の手となるロゼビームについてはドリルレッシャーを奪う策略として教えずにいた可能性も見られる。 声を演じる中原氏はスーパー戦隊シリーズでの出演は今作が初となり、『もりもりぼっくん』の救急九太郎以来、28年振りに特撮作品に出演している。 ----