モクモン

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モクモン」を以下のとおり復元します。
*「排気ガスの出ない車など作られたら、俺は生きていけないでガス。許せん!」
|【名前】|エンラエンラ|
|【読み方】|えんらえんら|
|【声】|神山卓三|
|【登場作品】|[[忍者戦隊カクレンジャー]]|
|【登場話】|第22話「笑って頂きます」|
|【所属】|[[妖怪軍団]]|
|【分類】|[[妖怪>妖怪(カクレンジャー)]]|
|【妖怪モチーフ】|煙羅煙羅|
|【その他のモチーフ】|煙、ガス管、ガスボンベ|

**【詳細】
妖怪の1人。

全身をガス化する能力を有し、それにより相手の攻撃を無効化できる。
他にも人間を笑い苦しめる「笑いガス」や人間を泣き苦しめる「泣きガス」などを右手から噴射し、頭部からのガスに左手からの火炎放射を引火させる事で爆発を起こす「ガス爆弾」という技を繰り出す。

空き缶の姿で笑いガスを噴射し、講釈師を含む人々を次々と笑わせていくが、そこへイエロー以外のカクレンジャーが駆け付ける。
ホワイトにビニール袋に入れられた状態で投げ捨てられると正体を現し、4人の攻撃を全身のガス化で無効化して、''上述のガス爆弾''で攻撃して撤退する。

その後、街中で窒素酸化物濃度0.07ppmの排気ガス(本人曰く「いい匂いでお味も最高」)を食べた事で満腹になる。
ソーラーカー研究所で働く麻衣子達と知り合ったセイカイの改造でソーラーカーとなった[[猫丸]]と偶然すれ違い、排気ガスが全く出ない事(猫丸は元から排気ガスを噴出しない)に驚愕する。

猫丸の後を付けていき、麻衣子達の話を盗み聞きして激怒し、猫丸の破壊に動き出す。
それを阻止しようとするセイカイを痺れガスで苦しめ、そこへ他の4人も駆け付け、左手からの火炎放射でセイカイを負傷させる。

その後、街中で交互に噴射する笑いガスと泣きガスで人々を苦しめていき、駆け付けたイエロー以外の4人を苦戦させる。
イエローの参戦後も全身のガス化で翻弄するが、麻衣子が開発した「パワーアップしたコードレス特製掃除機」に吸い込まれてしまう。

その直後、[[妖怪エネルギー]]の落雷を浴びて巨大化する(その際に掃除機から脱出した)。
全身のガス化で無敵将軍の火炎将軍剣を無効化し、笑いガスと泣きガスで合体解除に追い込むが、麻衣子が開発した冷凍装置で氷漬けにされてしまい、最期は獣将ファイターの巨大カクレンジャーボールを受け爆散し、梵字の形になったまま昇天していく妖怪エネルギーも消え去った(その際に''「ウウウ、泣きたいでガ~ス!」''と叫んでいる)。

昔の「煙羅煙羅」は竃の煙が妖怪化したが、現代は自動車の排気ガスが妖怪化した姿をし、排気ガスを好物としている。

**【余談】
「~ガス」が口癖。

同話で講釈師がTVの前の視聴者に「ガスはガスでも、食べられるガスはな~んだ?」(答:アスパラガス)という忍者クイズを出している。

シリーズ第7作目『科学戦隊ダイナマン』のドクガスイタチも「笑いガス」と「泣きガス」で攻撃している(あちらは他にも「苦しみガス」や「カイカイガス」も使用でき、どれも地面から噴出するガスで攻撃している)。

声を演じる神山氏は[[第36話の妖怪>バクキ]]の声も演じ、[[前作>五星戦隊ダイレンジャー]]で[[レギュラー出演>墓石社長]]している。
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|【名前】|妖怪|
|【読み方】|ようかい|
|【登場作品】|[[忍者戦隊カクレンジャー]]|
|【一覧】|[[こちら>一覧:忍者戦隊カクレンジャー登場怪人]]を参照|

**【詳細】
日本に古来より伝わる異形の怪物。人間の心に潜む怒りや憎しみの情念が生み出した存在。

「2000年前に本格化した人間と妖怪の戦い」は三賢人と[[妖怪大魔王]]が闘争し、結果として三賢人をリーダーとする人間側の勝利に終わり、大魔王と彼に協力した妖怪達は地底界に追放された。

しかし、彼らは滅ぶ事なく、時代の節々でその姿は散見され、戦国時代においても[[ヌラリヒョン]]率いる妖怪忍者が大魔王復活の為に暗躍していたが、地底界に続く封印の扉に先代カクレンジャーがヌラリヒョンを閉じ込めた事で妖怪のエネルギーが封印され、各地に散らばっていた妖怪達は人間の姿で400年もの長きに渡って暮らしてきた。

400年後の現代、[[カッパ]]に騙されたサスケとサイゾウが封印の扉を開いてしまい、封印されていた妖怪達が解放されてしまう。

カクレンジャーに登場する妖怪達は「人間として長い間ひっそりと暮らしてきた」という設定の為、人間としての姿をし、妖怪としての姿も「現代版」と言える。
その為に過去と現代で大きく進歩し、物語序盤では講釈師「三遊亭圓丈」が視聴者に説明していた(三遊亭が登場しなくなった青春激闘編からは妖怪本人が口頭で説明するようになり、カクレンジャーも説明している)。

カクレンジャーに追い詰められた時、立ち上る黒雲から[[妖怪エネルギー]]の落雷を浴びて巨大化する。
倒されると爆散と同時に妖怪エネルギーが梵字の形となり、昇天していく内に消え去り、その際に特徴的な捨て台詞を残す(爆散だけの場合もある)。

当初は個別に行動していたが、後に[[ガシャドクロ]]が妖怪を纏めるようになり、妖怪大魔王の復活後は本格的に組織として動き出す。

**【余談】
同じ[[妖怪モチーフの怪人>怪人モチーフ一覧:日本妖怪・怪物系]]としては『[[仮面ライダー響鬼]]』の[[魔化魍]]、『[[侍戦隊シンケンジャー]]』の[[アヤカシ]]、『[[手裏剣戦隊ニンニンジャー]]』の[[妖怪(ニンニンジャー)]]がある。
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