【超新星フラッシュマン】
『フラッシュマン』に登場する敵組織。
大昔から宇宙を渡り歩き、生命豊かな惑星を実験場として狙い、移動基地「改造実験基地ラボー」を本拠地としている。
侵略してきた惑星は数え切れず、宇宙の各惑星に住む生物を実験体として捕らえ、非人道的な改造実験を行ってきた。
支配者の大帝ラー・デウスは自身を宇宙最高の生命体にしようと目論み、無数の生命で改造実験を繰り返している。
怪人は大博士リー・ケフレンが遺伝子シンセサイザーで無数の遺伝子を合成させ誕生する「獣戦士」となっている。
終盤でデウスのデウス遺伝子を幹部などの肉体や遺伝子と合成させ誕生する強化版「デウス獣戦士」が登場する。
遺伝子の液体が正体だったデウス自身もケフレンによってデウス獣戦士「ザ・デウスーラ」に改造されてしまう。
フラッシュマンに一度は倒されるが、新たな支配者となったケフレンがデウスの仮面を元に最後のデウス獣戦士「ザ・デーモス」を作り出す。
ザ・デーモスの敗北後、ケフレンもラボーに乗り込んだフラッシュマンに遺伝子シンセサイザーを破壊され、ラボーと共に散った為に事実上壊滅した。
【海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船】
【超新星フラッシュマン】
メスの戦闘員。
軍隊アリの遺伝子を元に作られ、昆虫のような頭部を持ち、体色は赤い。
6本の牙と両手の爪を武器とし、口からは強力な蟻酸の他、速乾性で粘着力の強い糸を吐く。
右胸にある青い球状の人工心臓が弱点の為、そこを破壊されると簡単に倒されてしまう。
【海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船】
ゴーカイジャーに対抗する為、歴代の戦闘員と
兵隊合体する。
【余談】
デザイナーを務める出渕裕氏によれば、「マスクがヒーロー側と同様にFRP製の為、『歴代で一番お金の掛かった戦闘員』と言われた」らしい(『百化繚乱[上之巻]』より)。
【光戦隊マスクマン】
『マスクマン』に登場する敵組織。
「5000年の歴史を持つ」と謂われる平和な地底世界を統治していた地底王家がクーデターで没落し、地帝王ゼーバの支配によって恐怖の帝国と化した。
魔城「地底城」を本拠地とし、地上世界の支配も目論むゼーバは地上への侵略を開始して、地上に通じる無数のチューブを走る地底列車で地底から世界中の何処にでも出現できる。
怪人は地底に生息する生物「地帝獣」となっており、地帝ドグラーと寄生獣が合体した個体も存在する。
地底人類と共に生活し、独自の知性と文化を持ち、普段は地帝城の冷凍洞窟に保存されている。
ゼーバは暗黒粒子を使った最終作戦で地上を暗黒の世界に変えようとするが、地底王子イガムの想いで暗黒粒子が消え去ってしまう。
地帝獣のリサールドグラー2世として正体を現したゼーバはマスクマンに最後の戦いを挑むが、彼の死と同時に事実上壊滅し、地底世界にも平和が戻った。
【海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船】
【光戦隊マスクマン】
チューブの戦闘員。
銃としても使用できる生きた棍棒「ラプラナグラリア」を武器とし、アングラモン戦闘機の操縦も担当している。
地底人なのかは不明だが、地底の
キノコを好物とし、地底列車で地上に出現する。
【海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船】
【超獣戦隊ライブマン】
『ライブマン』に登場する敵組織。
人類の大部分を「下等な存在」と見做し、「世界は優秀な天才が支配すべき」と考える大教授ビアスが率いる。
宇宙に浮かぶ前線基地「ヅノーベース」を本拠地とし、彼らにとって生命は無意味や無価値に等しく、優れた頭脳だけに意義を持つ。
地球人の中から一部の天才だけを残しての人類滅亡と地球支配を目論み、自惚れた幹部はお互いに競い合いながら地球侵略を実行する。
怪人はガードノイド・ガッシュがカオスファントムエネルギーを頭脳核に放射し、カオス状態の原子などとの融合で誕生する「頭脳獣」となっている。
終盤でビアスはギガブレインウェーブを完成させる為、それに必要な最優秀の頭脳「千点頭脳」を12個集めようとしていた事が判明する。
彼は最後の千点頭脳を育成する為に幹部を競わせ、幹部達は最後の千点頭脳の育成に利用されていたに過ぎなかった。
ドクター・ケンプの千点頭脳を得て、ギガブレインウェーブで人類の洗脳に成功するが、ヅノーベースに乗り込んだレッドファルコンに阻止される。
更に地球への帰還に歓喜したケンプ達の頭脳の反逆によってビアスは高齢の老人の姿に戻り、ヅノーベースと共に散った事で事実上壊滅した。
【海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船】
【余談】
スーパー戦隊シリーズにおいて「首領と幹部が全てヒーローに倒されずに最期を遂げた」という例は珍しい。
ボルトの2度に渡る襲撃でアカデミア島の科学アカデミアは壊滅した事で廃墟となった。
しかし、『ゴーカイジャー』
第30話に登場した際に復興され、新たな校舎が建造されていた。
【超獣戦隊ライブマン】
ボルトの戦闘員。
移動の際は両腕を広げ、強力な光線を発射する頭部にはスピーカーを装着できる。
機関銃や鞭などに変化するスティックを武器とし、ボフラー戦闘機の操縦も担当している。
戦闘力は歴代の戦闘員の中でもトップに入り、頭部や両手が切断されても自由に活動を続ける事ができる。
人間に擬態した個体は「ダミーマン」と呼ばれ、強い衝撃によって擬態が解かれると元の姿に戻る。
【海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船】
ゴーカイジャーに対抗する為、歴代の戦闘員と
兵隊合体する。