ガワッパモン

「ガワッパモン」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

ガワッパモン - (2020/02/16 (日) 10:03:24) の編集履歴(バックアップ)


響鬼紅「鍛えた甲斐を見せてやるぜ!」

【名前】 魔化魍カッパ
【読み方】 まかもうかっぱ
【登場作品】 仮面ライダー響鬼
仮面ライダーディケイド
【登場話(響鬼)】 二十五之巻「走る紺碧」(秩父)
四十二之巻「猛る妖魔」(東秩父)
四十四之巻「秘める禁断」(館林)
四十五之巻「散華する斬鬼」(さいたま)
【登場話(ディケイド)】 第18話「サボる響鬼」(響鬼の世界)
【分類】 等身大魔化魍
【餌】 動物の内臓
【特徴音】 なし
【妖怪モチーフ】 河童
【生物モチーフ】 イグアナ、スッポン
【登場地域】 埼玉県秩父市大字浦山
埼玉県東秩父村
群馬県館林市
埼玉県さいたま市

【詳細】

池や沼で生育し、夏にしか出現しないタイプの等身大魔化魍。

口からの液体は空気との反応で凝固し、その際にヘリウムガスに似た成分のガスを発生させる。
この液体で相手の自由を奪った後、川や沼などに突き落として溺死させる事を得意としている。

水中を約32ノットの超スピードで泳ぐ他、ジャンプ力にも優れる程に動きが素早く、その動きで相手を翻弄する。
人間などの動物の内臓を好物とし、溺れさせた獲物の肛門から内臓を吸い取る。

ある程度成長すると頭部の周辺に体毛を蓄え、首の部分を分離する事で分裂を行う。
この特徴は全ての個体に共通し、これにより鼠算的に個体数を爆発的に増殖する。

夏の魔化魍では出現率が最も高く、目撃例も多い。
更に生育環境によって体色の他にも様々なバリエーション(皿のような器官が頭部に発生する個体、植物を主食にする個体など)を持つ。

故事によれば、『河童』は日本全国で出現が記録され、最も有名な怪物の1体らしい。
自然が豊かだった頃は洋館の男性が人為的に作り出す個体の他、自然発生した天然の個体も数多く存在し、大小の群れを作っていた事もあった模様。

【仮面ライダー響鬼】

【秩父のカッパ】
埼玉県秩父市大字浦山に出現した個体。平均気温26℃前後と平均湿度55%程の環境で成長した。

口からの液体で裁鬼の両腕を固め、川に突き落とした彼を敗退に追い込む。

その後、2体に分裂し、響鬼紅の音撃打・灼熱真紅の型を共に受け倒されるが、その直前に1体から分裂した個体が逃走する。
追い掛けてきた響鬼紅の両腕を口からの液体で固め、大久保橋から秩父さくら湖に飛び込み、水中に潜った響鬼紅を苦戦させるが、音撃打・灼熱真紅の型を受け倒された。

【秩父のカッパ】
埼玉県東秩父村に出現した個体。「オロチ」の現象によって2体が発生した。

1体は威吹鬼の音撃射・疾風一閃を受け倒され、もう1体は東秩父のオトロシに轟鬼と共に踏み潰された。

【館林のカッパ】
群馬県館林市に出現した個体。「オロチ」の現象によって大量に発生した。

2体は装甲響鬼の音撃刃・鬼神覚声、1体は威吹鬼の音撃射・疾風一閃を受け倒された。
残りの個体は斬鬼に襲い掛かるが、その後の消息は不明。

【さいたまのカッパ】
埼玉県さいたま市に出現した個体。「オロチ」の現象によって大量に発生した。

と共に明日夢と京介を追い詰めるが、装甲響鬼の音撃刃・鬼神覚声を3体と共に受け倒された。

【仮面ライダーディケイド】

【響鬼の世界】
「響鬼の世界」に出現。

森の中で3人(士、夏海、ユウスケ)の前に出現し、駆け付けたアスム変身体を圧倒して、素早い動きでディケイドを翻弄する。
しかし、カブトにカメンライドしたディケイドの「アタックライド・クロックアップ」で先回りされ、ライダーキックを受け倒された。

「この星ごと、吸い尽くしてやるでごわす!」

【名前】 河童のギエム郎
【読み方】 かっぱのぎえむろう
【声】 大友龍三郎
【登場作品】 天装戦隊ゴセイジャー
【登場話】 epic19「ゴセイナイトは許さない」
epic24「ミラクルアタック・ゴセイジャー」
【所属】 地球犠獄集団・幽魔獣
【分類】 幽魔獣
【生息地】
【特技】 ダニでヒトを吸い取る
【作戦】 大勢のヒトを河童化し、地球の水分を吸い尽くさせる
【趣味】 相撲
【UMAモチーフ】 河童
【生物モチーフ】 ダニ
【その他のモチーフ】 キュウリ
【名前の由来】 グエムル-漢江の怪物-+河太(河童の別名)

【詳細】

日本にだけ棲息する妖怪で有名な未確認生物「河童」の正体とされる幽魔獣。

全身のダニのような口は常にエネルギーが渇き、このダニを取り付かせた人間を吸い取ってから別の場所に転送できる。
逆に河童のエネルギーを与えた人間を河童に変える事もでき、相撲の技を修得している為に格闘戦にも優れている。

河童に変えた人々に地球全体の水分を吸い尽くさせて腐らせようと目論み、上述の能力で遊園地内の人々を次々と吸い取っていく。
駆け付けたゴセイジャーを相撲の技で圧倒し、逃げ遅れた少女「田村可奈子」を吸い取り、ゴセイナイトも転送するとチュパカブラの武レドランと共に撤退した。

その後、武レドランは監禁したゴセイナイトの力を利用し、捕らわれた人々を河童に変えようとする。
しかし、駆け付けたレッド以外の4人に人々を救出されてしまい、檻から脱出したゴセイナイトに武レドランと共に圧倒され、ナイトダイナミックを受け敗北。

その直後、ビービ虫に噛み付かれて巨大化する(上記の台詞はその際のもの)。
グランディオンがナイトブラザーと天装合体したゴセイグランドに相撲を挑むも圧倒され、着弾と同時に爆発を起こすダニで攻撃するが、シーレオンキックとスカイオンヘッダーに怯み、最期はグランドラスティックを受け爆散した(その際に「ごっつぁんです…」と言い残している)。

後にブロッケン妖怪のセマッタ霊が創り出した幻影として再登場する。
更にアバレヘッダーを入手した武レドランの力を受けたセマッタ霊がパワーアップし、実体を持った幻影としても登場するが、スーパーゴセイイエローになす術もなく、スーパースカイランドシーダイナミックを他の幻影幽魔獣と共に受け滅び去った。

【余談】

「~でごわす」が口癖。

封印を免れていた唯一の幽魔獣となる。

頭部の皿や手首などにダニが張り付いており、ダニの背中が河童の皿を模している。

名前の由来となっている『グエムル-漢江の怪物-』には怪物が捕まえた人間を下水道にある巣まで運んでから捕食するシーンがあり、そこから「攫った人間を洞窟に監禁する」という話になったと思われる。

河童をモチーフにした怪人はスーパー戦隊シリーズにおいて『救急戦隊ゴーゴーファイブ』の熊手サイマ獣 ガバラ以来の登場となる。

同epicで『忍者戦隊カクレンジャー』のニンジャレッド/サスケ役の小川輝晃氏とニンジャホワイト/鶴姫役の広瀬仁美氏が田村可奈子の両親(父親の聡、母親の今日子)役としてゲスト出演している(カクレンジャーが最初に戦った妖怪河童がモチーフになっている)。

声を演じる大友氏は『カクレンジャー』と前作でも妖怪をモチーフにした怪人の声を演じている。