サウンドバードモン

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サウンドバードモン - (2021/02/08 (月) 10:39:23) の編集履歴(バックアップ)


「御自分の立場を自覚なさって下さい。貴女の本来のお仕事は裏切り者の抹殺。人間の絵のモデルなど、何の意味があるのです?」

【名前】 シケーダファンガイア
【読み方】 しけーだふぁんがいあ
【声】 三戸崇史
【スーツアクター】 永徳
【登場作品】 仮面ライダーキバ
【登場話】 第27話「80's・怒れるライジングブルー」
第28話「リクエスト・時を変える戦い」
【分類】 ファンガイア
【クラス】 インセクトクラス
【昆虫モチーフ】 アブラゼミ
【鳥類モチーフ】 キツツキ
【真名】 異母兄の衒奇を憂う化粧台

【詳細】

インセクトクラスに属するアブラゼミを彷彿させるファンガイア。音也曰く「ミンミンファンガイア」。

高所からのトリッキーな攻撃を得意とし、ファンガイア族の中でも比較的高位に立つ。
クイーンが「裏切り者の抹殺」という本来の使命を遂行するように促す役目を担い、彼女には極めて従順な忠誠心を示す。

人間に対しては卑劣極まりない行為に及び、クイーンの興味を引いている芸術家の棚橋を「邪魔な存在」と考え、彼の抹殺を目論む。

棚橋を始末しようと行動を起こした際にイクサに発見され、イクサとの交戦で劣勢に陥り、棚橋を人質に取る。
その際の音也の行動が現代に影響を与える事になり、「青空の会」が壊滅寸前に追い込まれた。

しかし、名護がキャッスルドランの扉を通って過去に移動し、彼の取った行動の影響で過去が変わった為に撤退する。
現代編(本来は過去編で倒されていた筈だったが、名護が歴史を変えた為に22年間生き延びた)にも登場し、健吾の手を負傷させる。

その後、「遊び心」を覚えた名護がライジングイクサの力を使いこなす。
ファイナルライジングブラストによってガラス体となり、最期は必殺技の反動を利用して放ったライジングイクサの跳び蹴りを受け砕け散った。

しかし、現代に存在した事で襟立健吾や名護啓介の運命まで変わってしまう。

後のエピソードでマンティスファンガイアによって復活する。

【余談】

頭部は向かい合った2羽のキツツキを模している。

クレジットでは「シケードファンガイア」と誤表記されている。

同エピソードで『仮面ライダーアギト』の沢木哲也役や『仮面ライダーカブト』のプレクスワーム/東省吾役の小川敦史氏が棚橋役としてゲスト出演している。

スーツはイヤーウイッグファンガイアの身体を流用し、下半身は後にシルクモスファンガイアに改造された。

声を演じる三戸氏は特撮作品での出演は今作が初となる。

「不覚にも寿命で死んでしまったが、生まれ変わって本番だ!」

【名前】 繁殖忍者クッツク法師
【読み方】 はんしょくにんじゃくっつくほうし
【声】 多田野曜平
【登場作品】 忍風戦隊ハリケンジャー
【登場話】 巻之九「雷兄弟と砂時計」
【所属】 宇宙忍群ジャカンジャ/チュウズーボ軍団
【分類】 宇宙忍者
【出身星】 ツクシ星団の南に位置する惑星コロン
【好物】 植物の根をすり潰して出た汁を5日煮込んだ法師汁
【生物モチーフ】 セミ
【名前の由来】 くっ付く+ツクツクボウシ

【詳細】

二の槍 チュウズーボが呼び寄せた宇宙忍者。

人間の首筋に分身の幼虫を植え付ける「宇宙忍法・蝉映し」という得意技を使う。
寄生した幼虫はその人間の精気を吸収する事で羽化し、羽化したセミはそれぞれ100人の人間に再び幼虫を寄生させる。

他にも飛び立つ際に相手の顔にセミ汁を掛け、撹乱しながら遁走する「宇宙忍法・蝉立ちぬ」という技を繰り出す。

上述の蝉映しでねずみ算式にセミを増やしていき、瞬く間に世界中をセミで埋め尽くす事によって地球を腐らせようと目論む。
幼虫を植え付けた人々を森の中に移動させ、生贄を100人揃えたところに駆け付けたブルーとイエローから逃走し、幼虫を羽化させる為に呪文を唱える。

ハリケンジャーはそれを阻止しようとするが、ゴウライジャーに足止めされた為に全く手が出せない。
作戦は見事に成功するかと思われたが、「あと一歩」というところで何と寿命が尽きてしまう(それと同時に幼虫も全滅し、生贄にされる寸前の人々も解放された)。

ゴウライジャーの撤退後、巻物によって再生巨大化する(上記の台詞はその際のもの)。
元々の戦闘力が低い事もあり、ダメージらしいダメージを旋風神に与える事もなく、連続パンチで圧倒され、最期は究極奥義・分身幻斬りを受け爆散した。

【余談】

彼が寿命で亡くなった事に他の七本槍も驚きを隠せず、ハリケンジャーと交戦中のゴウライジャーも呆れる。
その寿命の為、チュウズーボは用意した砂時計を仕切りに確認していた。

ヒーローにも味方にも倒された訳ではない怪人は過去にも『恐竜戦隊ジュウレンジャー』のドーラガンロックなどがいる。

セミをモチーフにした怪人はスーパー戦隊シリーズや仮面ライダーシリーズの他にも数多く登場しているが、寿命で落命した例は極めて珍しい。
作戦の途中で亡くなったが、彼の寿命は一体どれくらいだったのかは不明。

声を演じる多田野氏はスーパー戦隊シリーズでの出演は今作が初となる。