【高速戦隊ターボレンジャー】
『ターボレンジャー』に登場する敵組織。
2万年前に人間と妖精に敗れ、世界各地に封印されていたが、進み過ぎた人類の文明が地球の環境を汚染し、妖精が生きられなくなった。
その影響から封印の力が衰えた為に大復活し、以前と同様に人類滅亡と地球支配を目論み、飛行要塞「暴魔城」を本拠地としている。
「暴魔神」の異名を持つ暴魔大帝ラゴーンが支配しているが、ターボレンジャーに全ての作戦を阻止され、中盤でラゴーンの怒りが頂点に達する。
後には戻れない状況に陥り、ラゴーンに半ば脅迫される形でターボレンジャーに最後の戦いを挑む3幹部(暴魔博士レーダ、姫暴魔ジャーミン、暗闇暴魔ジンバ)も敗れ去った。
組織としては崩壊状態に陥り、更に暴魔と人間の間に生まれた「流れ暴魔」の策略によってラゴーン自身もターボレンジャーに倒されてしまう。
その後、ヤミマル/流星光が一時的に支配者として乗っ取るが、終盤でネオラゴーンとして復活したラゴーンが取り戻す事に成功する。
怪人は世界各地の何処かに封印されている「暴魔獣」となっており、個体ごとに様々な種族に所属している。
劇中では3種族(「ウーラー一族」、「ヤシノミ一族」、「スズナリ一族」)の名称が明らかとなっている。
ラゴーンの暴君らしい横暴さから彼に従わない暴魔獣、聖獣ラキアの優しさに改心した暴魔獣、「半人前の暴魔」として扱われる流れ暴魔に従う暴魔獣もいる。
108匹の暴魔獣が封印されている「大封印」はターボビルダーの地下にある事が判明し、これを解こうとするネオラゴーンは再び倒される。
彼の呼び掛けに応えたかのように大封印を解こうとする暴魔城も撃破され、それと同時に108匹の暴魔獣も消え去った為に事実上壊滅した。
【海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船】
【余談】
第0話に当たるエピソードでは『秘密戦隊ゴレンジャー』と『ジャッカー電撃隊』を除く歴代のスーパー戦隊(『バトルフィーバーJ』~『超獣戦隊ライブマン』)が登場している。
「湧け、ウーラー!」
【高速戦隊ターボレンジャー】
暴魔百族の戦闘員。最下級の暴魔。
頭部は骸骨に似て、黒色の身体に原始人のような白色の服や手袋などを身に纏い、鎌状の武器「邪骨剣」を所持している。
「ウーラー一族」に所属し、幹部や暴魔獣の上記の号令と共に出現する。
第4話では数体が団子状になって突撃する「ウーラーダンゴ」という合体技を暴魔獣ダンゴボーマから授けられた。
彼らの上には身体の赤い
行動隊長のウーとラーが存在する(両者共に同様の外見をし、骨ピッケルを武器としている)。
第11話では「英雄」や「最強の勇者」とも知られ、ウーラー一族を長として率いる暴魔獣ウーラーボーマが登場した。
ウーラー一族は姫暴魔ジャーミンから「最下級の兵隊一族」と罵られているが、死を恐れない勇気と暴魔大帝ラゴーンへの忠誠心は高い模様。
現在の日本の国道44号線は昔の「ウーラー街道」だった場所とされ、その下には数え切れない程のウーラーが封印されている。
その封印をウーラーボーマが解こうとした事があり、無限に出現する為に何体倒しても切りがない。
【海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船】
ゴーカイジャーに対抗する為、歴代の戦闘員と
兵隊合体する。
【地球戦隊ファイブマン】
『ファイブマン』に登場する敵組織。
銀河皇帝メドーの元に集結したエイリアンで構成され、銀河戦艦「バルガイヤー」を本拠地とし、全銀河の支配を目論む。
20年以上の間に999個の惑星を滅ぼし、記念すべき1000個目を地球に向け、地球への侵略を開始する。
怪人は地球の生物の姿と能力を持ち、幹部によって銀河の各惑星から呼び出される「銀河闘士」が主となっている。
初代艦長シュバリエの登場以降、フランケンカプセルによって2体の銀河闘士を合体させた強化版「合身銀河闘士」が送り込まれるようになる。
シンボルマークは「交差するように重ねた2本のサーベルの上にエイリアンの顔が置かれている」という海賊旗のようなものとなっている。
「ドルエン」という通貨を流通させ、地球でも「1ドルエン=約100円」というレートが成立している。
終盤でメドーは構成員を動かす為に作られた幻影に過ぎず、真の支配者「バルガイヤー」も巨大な生命体だった事が判明する。
1000個の惑星を滅ぼす事で神になろうと目論むバルガイヤーは銀河超獣に脱皮するが、彼の死と同時に事実上壊滅した。
【スーパー戦隊ワールド】
【海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船】
【名前】 |
バツラー兵 |
【読み方】 |
ばつらーへい |
【声】 |
梅津秀行、阿部渡、篠田薫(ファイブマン) |
【スーツアクター】 |
福沢博文、三村幸司など |
【登場作品】 |
地球戦隊ファイブマン スーパー戦隊ワールド 海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船 |
【初登場話(ファイブマン)】 |
第1話「五兄弟戦士」 |
【所属】 |
銀帝軍ゾーン |
【分類】 |
戦闘員 |
【モチーフ】 |
甲殻類 |
【名前の由来】 |
×(バツ)印 |
【地球戦隊ファイブマン】
ゾーンの戦闘員。
胸部に紋章が描かれた黒いタイツを身に着け、甲殻類のような肩当てを装着し、顔には「×」の字が刻まれている。
カニのハサミのような剣を武器とし、銀河忍者バツラギンがリーダーとして率い、修業を積む事で能力を高めると昇進できる可能性が示されている。
「さかさまデー」(20年に1度だけ行われ、銀河皇帝メドー以外の構成員は立場がアベコベになる日)では幹部や銀河闘士よりも偉くなれる。
幹部に対しては命令や死刑宣告を行い、幹部の殺害未遂まで起こし兼ねない行動も取る(この一件や初代艦長シュバリエの出現でガロア艦長の立場は失っていく事になる)。
第24話ではバツラギンの指導による忍者修行で「六化けの術」や「銀河忍法・煙隠れ」を会得したバツラー忍者の他、落ちこぼれのバツラー339号が登場している。
【スーパー戦隊ワールド】
【海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船】
ゴーカイジャーに対抗する為、歴代の戦闘員と
兵隊合体する。
【余談】
『ファイブマン』第26話で声を演じる篠田氏はアリギン/カニアリギンの声も演じている。
『ファイブマン』第26話で声を演じる阿部氏は特撮作品での出演は今作が初となり、次作『鳥人戦隊ジェットマン』でも
戦闘員の声を演じている。
『ファイブマン』で339号の声を演じる梅津氏はガロアどんやエノキラーギンの声も演じ、前作『高速戦隊ターボレンジャー』でかっとび暴魔ズルテン役としてレギュラー出演している。
【鳥人戦隊ジェットマン】
『ジェットマン』に登場する敵組織。
裏次元の世界を滅亡させた後、表次元となる地球の支配を目論み、地球人を「醜い愚か者」として憎んでいる。
次元要塞「バイロック」を本拠地とし、かつては女帝ジューザに統率されていたが、彼女の行方不明によって首領の座は空位となった。
4人の幹部(裏次元伯爵ラディゲ、マリア、グレイ、トラン)は「地球を先に征服した者が首領になる」というルールで地球への侵略を開始し、お互いに競いながら侵略作戦を実行する。
怪人は次元虫の子虫に寄生された物体が怪物化した「次元獣」となっている。
中盤以降から生物の遺伝子を付加されたバイオ次元虫が物体に寄生し、更に物体と生物が合成した「バイオ次元獣」が作られるようになった。
トランから急成長したトランザが一時は帝王として無理矢理支配するが、最終的に彼を廃人に陥れたラディゲがその頂点に立つ。
真の姿としてラゲムに変貌したラディゲはバイロックを鎧として装着し、ジェットマンに最後の戦いを挑むが、彼の死と同時に事実上壊滅した。
【スーパー戦隊ワールド】
【海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船】
【鳥人戦隊ジェットマン】
バイラムの戦闘員。
グリナムの種から無数に誕生し、体色は黒く、上半身にはマグマのような模様がある。
斧のような剣と指先からの弾丸を武器とし、他にも蔦状に変化させた身体で相手を捕縛する能力を有する。
知能は高くないものの人語を話す事ができ、次元虫による強化を思うなどと現在の待遇に不満を持つ者も存在する。
第13話で女性と思われる個体、第28話で野球ユニフォーム姿の「グリナム野球団」が登場している。
【スーパー戦隊ワールド】
【海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船】
ゴーカイジャーに対抗する為、歴代の戦闘員と
兵隊合体する。
【余談】
『ジェットマン』第28話で声を演じる阿部氏は前作『地球戦隊ファイブマン』でも
戦闘員の声を演じている。