ブラックテイルモン

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ブラックテイルモン - (2020/02/01 (土) 16:24:50) の編集履歴(バックアップ)


「あぁ、もう。お前、嫌い!」

【名前】 ケットシー
【読み方】 けっとしー
【声/俳優】 ベルナール・アッカ
【登場作品】 仮面ライダーウィザード
【登場話】 第4話「人形とピアニスト」
第5話「決戦のコンクール」
【分類】 ファントム
【宿主】 外国人の男性(氏名不詳)
【狙ったゲート 高木栄作
【特色/力】 軽快な身のこなし、鋭い爪攻撃、両腕の爪を刃に変形させる能力
【怪物モチーフ】 ケット・シー
【その他のモチーフ】

【詳細】

ネコの姿を模したファントム。

軽快な動きで相手の攻撃を回避し、全身に備えた鋭い爪による反撃を得意としている。
更に両腕の爪を剣のように変形させる能力を有し、強力な攻撃を繰り出して、ゼロ距離の相手に不意討ちを仕掛ける事ができる。

とある音楽大学のピアニスト「高木栄作」を狙って襲い掛かるが、ウィザードの出現によって撤退する。
その後、人間の姿で高木の家を訪問するが、コヨミに「ファントム」と見破られてしまう。

ピアニスト生命を断たせる事で高木の絶望を目論むが、スランプに陥って自暴自棄になっていた彼が自ら両手を差し出し、逆に自身が動揺する事態になる。
駆け付けたウィザードの魔法に翻弄されるが、晴人が魔力切れによって変身を解除し、「興が冷めた」として撤退した。

その後、ゲートのピアノ発表会の日時にフェニックスから与えられたグールと共に襲撃する。
しかし、それを阻止しようとウィザードが会場の外で待ち伏せ、「コピー」の魔法によって分身したウィザードにグールを一掃され、最期はハリケーンスタイルのハリケーンスラッシュを受け爆散した。

【余談】

「ケット・シー」はイギリスのスコットランドなどのケルトの伝説に伝わり、人語を理解する巨大な黒ネコの姿を持つ妖精として知られている。

テレビ朝日公式サイトの「ファントム」では「ケット・シーは黒い猫の姿をしている」と記述されているが、同個体は体色が白い。
更に本作に限らず、多くのフィクション作品でも様々な体色の個体が登場している。

かなり怠慢な性格らしく、「絶望させる事よりも直接殺害した方が楽」と主張し、ユウゴから共感されている。
「今度こそ俺、降りていいですか?」と何度も泣き言のように「ゲートを狙う役をドロップアウトしたい」と訴えるが、「ワイズマンの意思に背く」と判断したミサの逆鱗に触れ、最終的に強要される。

平成仮面ライダーシリーズにおいて外国人が怪人を演じる例を除けば、『仮面ライダー555』のクロコダイルオルフェノク以来となる(『仮面ライダーW』のユートピア・ドーパント役のコン・テユ氏も外国人だが、役は日本人の為に俳優が外国人を演じるのは8年振りとなる)。

生前の人間に成り済ましての暗躍が目的ではない為、ベルナール・アッカ氏のクレジットはそのまま「ケットシー」と表記されている。