トコモンX

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トコモンX - (2019/09/08 (日) 10:42:59) の編集履歴(バックアップ)


【名前】 機械禦鏖帝国マトリンティス
【読み方】 きかいぎょおうていこくまとりんてぃす
【登場作品】 天装戦隊ゴセイジャー
【登場話】 epic33「恐怖のマトリンティス帝国」~epic44「究極の最終決戦」
【名前の由来】 マトリックス+アトランティス大陸

【詳細】

『ゴセイジャー』に登場する敵組織。第3の悪しき魂。

遥か遠い昔に「高度な文明」として平和を保って繁栄していた大陸だが、4500年前に地球の地殻変動によって海底に沈んでしまった。
その文明において10サイのロボゴーグが最後に生き残り、彼が「機械帝国」として創り上げる。

海底に建造された巨大要塞「機械要塞ターミネル」を本拠地とし、そこを拠点に人間を機械の支配下に置く帝国の建造を目論む。
ロボゴーグの鬼才ブレインによって製作された「マトロイド」という戦闘ロボットを主な構成員として活動する。

地球犠獄集団・幽魔獣が活動している間、ゴセイジャーの力を観察によって研究し、マトロイドの開発に時間を掛けていた為に活動開始が遅くなった。
幽魔獣の壊滅後、マトロイドが十分な完成度となった為に本格的に地上征服を開始する。

人間を「人類」と呼び、生命を持つ者を「下等生物」として見下し、殆どの個体が「不合理」という言葉を口癖としている。

デザインモチーフには海中に棲む無脊椎動物が用いられ、その大半が海中に生息し、多種多様の生物がモチーフに使われている。

エンブレムは2匹のエビが背中を合わせ、そのデザインは翼を彷彿させる。
個人名の由来は映画のタイトルのアナグラムだった事は変わらないが、ロボットや人工知能などが登場する洋画が用いられている。

【余談】

宇宙虐滅軍団ウォースターが「宇宙」、幽魔獣が「地底」、マトリンティスは「海」からやって来ている。
これは「ゴセイジャーの属性(スカイック(空)、ランディック(大地)、シーイック(海))に合わせた物」とファンの間で言われているが、詳細は不明。

「ここでもブレドランが出てくるのではないか?」と言われていたが、彼はサイボーグのブレドRUNとして復活する事になる。

「皇帝」のロボゴーグはマトロイドに「閣下」と呼ばれているが、本来「閣下」は少なくとも「皇帝」に用いる敬称ではない。
古代マトリンティス文明では「皇帝」を「国王」よりも下位の格式として「閣下」と呼ぶ文化性だったのかも知れない(「閣下」は外交儀礼上では国家元首、閣僚、外交使節(法王国王大公以外)に対する敬称とされている)。

epic44で帝国は終焉を迎える事になるが、「帝国」という名前の割に基本人員はロボゴーグの他、彼の秘書を務めるエージェントのメタルAしかいない。
マトロイドも1体作る度に作戦を与えて送り出している為に構成員が少ない。

epic43でも「総攻撃」を宣言している割には3体のショートのザンKT3による侵攻をゴセイジャーに短時間で殲滅され、戦力的にやや乏しい。

メタルAもロボゴーグにマトロイドとして製造された為、「ロボゴーグが単独で創り上げた組織」という事になる。
名前や組織成立過程が酷似している『超力戦隊オーレンジャー』のマシン帝国バラノイアとは戦力の規模がかなり違い、あちらは億単位の年月を掛けて誕生した為に比較できない。

ブレドRUNの言う通り、「元人間の愚かな幻想が生んだ」という事は間違いなかった。

ウォースターは後に残党勢力が登場し、幽魔獣は滅亡の表現がされておらず、生き残りの有無を示唆する台詞があった為に「この組織だけ滅んだ」という見方ができる。