メタルティラノモンX

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メタルティラノモンX - (2020/12/19 (土) 00:55:37) のソース

*「よっしゃ、アイツが最初の実験台でやんす」
|【名前】|ドーラトトイス|
|【読み方】|どーらとといす|
|【声】|加藤修(現:加藤治)|
|【登場作品】|[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]|
|【登場話】|第24話「カメでまんねん」|
|【所属】|[[バンドーラ一味]]|
|【分類】|[[ドーラモンスター]]|
|【モチーフ】|[[カメ>モチーフ:カメ]]、信号機|

**【詳細】
[[トットパット]]と[[ブックバック]]が作り上げたドーラモンスター。

[[ラミイ]]の登場で立場が危うくなり、幹部の椅子を狙う2人が名誉挽回作戦の為に無断で作り出す。
トットパットがカメの粘土人形の背中に信号機を突き刺し、更にブックバックが「隠し味」として自身の持つガラクタ(本人曰く「宝物」)も混ぜ込む。

背中の信号機からの青色のシグナル光線を浴びた者は同じ動作を一生続け、赤色のシグナル光線を浴びると動きを止められる(黄色は不明)。
他にも右腕を甲羅に引っ込める事でバットを取り出し、頭部を引っ込める事で大砲が飛び出して、左腕を引っ込める事で左手にフックを装着する。

公園で子供達と共にドッジボールで遊ぶボーイを実験台に青色のシグナル光線を放つが、疲れでしゃがんだ彼に回避されてしまう。
光線は子供達に命中したものの実験は成功し、青色のシグナル光線をボーイにも浴びせ、彼が走り去るのを見届けるとトットパットやブックバックと共に撤退する。

その後、TVを通じて日本全国の人々をシグナル光線で苦しめようと目論み、手始めにシグナル光線で街を混乱に陥れる。
全国中継しようとしたところをタイガーレンジャー以外のジュウレンジャーに阻止され、''上述の能力''で取り出したバットで打つボールで攻撃し、ティラノレンジャー以外の3人を赤色のシグナル光線で動けなくさせ、頭部からの大砲で砲撃するが、ティラノレンジャーのレンジャーガンの射撃に怯むと撤退する。

[[不思議仙人バーザ]]は2万年も生き続けるトトイスの伝承から「唯一の弱点が『安らぎの花』の花粉」という事を突き止める。
その花が生えているエスポアの山はトトイスの魔力に掛かった者にしか見えない為、彼のシグナル光線によって走り続けるボーイが花の採取に向かう。

[[バンドーラパレス]]に帰還後、[[魔女バンドーラ]]から自分達の活躍を大いに賞賛され、彼女は「ジュウレンジャーを倒した暁には大幹部にする」と約束する。

その後、ジュウレンジャーを誘き出す為、巨大な姿で街中を暴れ回る。
(ボーイが安らぎの花を持って来るまでの時間を稼ぐ)守護獣ティラノザウルスを''上述の能力''などで圧倒するが、参戦したドラゴンシーザーのティラノザウルスとの連携に怯む。

降参に見せかけての不意打ちで赤色のシグナル光線で2体を動けなくさせるが、止めを刺そうとしたところに安らぎの花を入手したボーイが駆け付ける。
タイガーレンジャーの撒き散らした花粉を浴びて弱体化し、シグナル光線の効力も消え去り、最期はドラゴンハーレーとティラノソニックを連続で受け倒された。

**【余談】
「~でやんす」が口癖。

ブックバックが「隠し味」として加えたガラクタは小さなバット、野球ボール、大砲のミニチュア、海賊のハンドフック、メリケンサックの5種類となる(劇中ではメリケンサックは未使用に終わった)。

武器のバットはボールを打つだけでなく、相手を叩く際にも使用された。

背中には黄色い「00」の数字が記され、関西弁を喋り、同年に阪神タイガースの野球選手として活躍した亀山努氏を意識している模様(亀山氏は「00」の背番号を持ち、トトイス自身はバットでボールを打つ際に''「今年の亀は打ちまっせ~!」''と発言している)。

今回は自身の芸術作品(ドーラモンスター)ではない為、[[プリプリカン]]は''「出来損ないの際物」''や''「自分の作品と一緒にしないで欲しい」''と不機嫌で納得いかない様子だった。

トトイスの唯一の弱点の「安らぎの花」は彼よりも長く生命を保っている。

安らぎの花が生えているエスポアの山はトトイスの魔力によって見えなくなった為、通常は影も形も見えない。
「希望(正義)の山」とも言われ、山を目指す者が辿り着くのを諦めると山は消え去り、悪に勝つ想いが強いと手の届く場所に出現する。

声を演じる加藤氏は[[第14話の妖精>妖精ドンドン]]の声も演じ、前々作『地球戦隊ファイブマン』で銀河商人ドンゴロス役としてレギュラー出演しているが、2017年12月に亡くなった為、今作で特撮作品において最後の出演となった。
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*「ジュウレンジャーよ、いよいよ最期の時が来たようだな!」
|【名前】|ドーラキマイラ|
|【読み方】|どーらきまいら|
|【声】|河合義雄|
|【登場作品】|[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]|
|【登場話】|第44話「女剣士!日本一」|
|【所属】|[[バンドーラ一味]]|
|【分類】|[[ドーラモンスター]]|
|【怪物モチーフ】|[[キマイラ(キメラ)>モチーフ:キマイラ(キメラ)]]|

**【詳細】
[[プリプリカン]]が作り上げたドーラモンスター。

胸部にある[[ヤギ>モチーフ:ヤギ]]の口からのエネルギーの竜巻を浴びた人間を吸収し、その人間の能力を増幅して、自身の物にできる。
更に人間に取り憑く能力も有する他、ヤギの口からの強力な冷気で吹雪を巻き起こし、相手を氷漬けにする。

''上述の能力''で子供達の憧れの人間を消し尽くし、生きる希望を失わせた子供達を絶望のどん底に陥れようと目論む。
トップアイドルの早坂香、プロ野球の若きスラッガー「西沢選手」、プロサッカー期待の若き新星「杉本選手」などの有名人を次々と吸収していく。

東松館道場の若き師範「山崎さやか」の剣術に目を付け、彼女を吸収しようと襲う。
しかし、駆け付けたゴウシに阻止され、杉本選手のキック力による強力なシュートで反撃するも逃げられてしまう。

その後、[[魔女バンドーラ]]の呪文によってさやかに取り憑き、彼女に勝負を挑まれたゴウシに襲い掛かる。
しかし、ゴウシの必死の呼び掛けでさやかの身体から飛び出してしまい、駆け付けたゲキ達4人に[[ゴーレム兵]]を一掃され、マンモスレンジャー以外のジュウレンジャーと交戦する。

アーチェリーの金メダリスト「矢吹選手」の弓術でプテラレンジャーのプテラアローの射撃を破り、西沢選手のパワーによる丸太の打撃でティラノレンジャー達4人を吹き飛ばす。
[[ライオン>モチーフ:ライオン]]の頭部の両目からの光線で4人を攻撃するが、ヤギの口からの竜巻で止めを刺そうとしたところをマンモスレンジャーに阻止され、モスブレイカーの斬撃を受け倒される。

その直後、[[大地に眠る悪霊の力]]によって再生巨大化する。
ヤギの口からの吹雪で氷漬けにした大獣神にアイスホッケー選手の猛チャージで止めを刺そうとするが、回転した事で自由の身となった大獣神のパンチに怯み、最期は超伝説雷光斬りを受け爆散した。

敗北後、吸収された人々も助かった模様。

**【余談】
''武芸やスポーツに秀でた人間を襲う怪人''は[[シリーズ第37作目>獣電戦隊キョウリュウジャー]]にも[[登場している>デーボ・ローヤローヤ]](あちらの分類も「[[◯◯◯モンスター>デーボモンスター]]」となっており、戦隊も恐竜をモチーフにしている)。

声を演じる河合氏は[[第2話のドーラモンスター>ドーラスケルトン]]、[[第7話のドーラモンスター>ドーラゴブリン]]、[[第13話のドーラモンスター>ドーララドゥーン]]の声も演じている。
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