アルボルモン

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アルボルモン - (2020/12/01 (火) 19:41:35) のソース

*「他の娘達みたいに泣いて『闇』を生み出しなよ。失恋なんだよ!?胸が痛いよね?」
|【名前】|マリオネットシャドー|
|【読み方】|まりおねっとしゃどー|
|【声】|内山昂輝|
|【登場作品】|[[烈車戦隊トッキュウジャー]]|
|【登場話】|第9駅「思いは片道切符」|
|【所属】|[[シャドーライン]]|
|【分類】|[[シャドー怪人]]|
|【主】|[[ネロ男爵]]|
|【闇形式】|ネハ992-9|
|【闇装備】|操り系カッター、ドール系マリオネット|
|【作戦運行】|自身の能力で街の男性を操り、数々のドラマチックな一目惚れを盛り上げておき、女性達の気持ちを踏み躙らせる事によって闇を集める|
|【闇駅名】|大失恋駅|
|【心の闇】|失恋|
|【シャドー怪人薀蓄】|自身の両脚にあるドール系マリオネットは恋を引く裂く為の意味合いで「男性」と「女性」になっている|
|【器物モチーフ】|操り人形|
|【その他のモチーフ】|人形使い、劇場、緞帳|
|【闇形式の由来】|傀儡(く(9)ぐ(9)つ(2=英:two(''ツ''ー))|

**【詳細】
人間を自身の人形のように自在に操る能力を有する操り人形系シャドー怪人。

両手に持つ「操り系カッター」から伸びる特殊な糸であらゆる物を操り、その者は動作や感情までも自身の意のままに操られてしまう。
このカッターは相手を直接切り裂く強力な武器になる他、両脚に張り付いている「ドール系マリオネット」を分身のように遠隔操作で操り、離れた相手を攻撃できる。

[[前回の陽動作戦>バクダンシャドー]]でトッキュウジャーの注意が逸れている隙にネロ男爵の命令で街に潜伏する。

[[クローズ]]に街中の女性を襲わせ、そこに居合わせた男性が窮地を助けるようにけし掛けるマッチポンプを展開した。
両者の恋仲が最高潮に達した瞬間、操った男性を冷酷な性格に豹変させ、そのショックで女性の''失恋''から発生する「心の闇」を集めようと目論む。

前回の爆弾騒ぎの一件もあり、ミオはトッキュウレッシャーのメンテナンスのついでに偶然街を観光していた。
彼女をトッキュウジャーとも知らずにターゲットに定め、「北伍城春まつり」の障害物競争に参加していた青年「千葉徹」とくっ付ける。

その後、ミオが徹の落とした財布を返す為、お手製のお握り弁当を持参した上でデートに臨む(初心な本人は「決闘」と誤魔化している)。
ミオが徹と再会したところを狙い、操った彼に弁当を踏み潰させる(それと同時に街の各所のアベックやカップルが同じ状態に変貌し、駅名が変化した事で他のトッキュウジャーに発覚される)。

傷心するも「心の闇」を発生させないミオに苛立ち、彼女の傍に姿を現す。
''上記の甘い言葉''で「心の闇」を誘発させようとするが、「最初から『決闘』のつもりだった」と吹っ切れたミオが3号に変身し、自身がターゲットにしていた相手がトッキュウジャーだった事を知る。

カッターやマリオネットによる多彩な攻撃で3号を苦戦させるが、そこへ他のメンバーが合流する。
3号が自分の事を親身に心配する5号と乗り換えチェンジした3号ピンクのテッキョウクローの猛烈なラッシュ攻撃で両手のカッターを叩き落とされ、乗り換えチェンジを解除した3号のシンゴウハンマーの攻撃に怯む。

彼女のイマジネーションで発動したレンケツバズーカのレインボーラッシュが「プレゼント倍返し」という巨大なお握りに変化し、上から押し潰されて敗北。

その直後、[[闇暴走]]を起こして巨大化する(その際に''「なら、倍々返しで攻撃してやる!」''と叫んでいる)。
整備中で出撃できないトッキュウオーに代わる3両のサポート烈車が合体したディーゼルオーと交戦し、高層ビルの上から垂らした糸で操ろうとするが、フルパワーの腕力で糸と共に引きずり降ろされ、最期はディーゼルオースピンキックを受け爆散した(その際に''「パワーに負けた!」''と叫んでいる)。

結果的に「闇駅」の完成は失敗したが、実は失恋した女性達から集めた「心の闇」はクライナーによって[[闇の皇帝>闇の皇帝 ゼット]]を呼び戻す路線を得るのに十分な量が回収されていた。

**【余談】
爽やかな青年のような声で甘く囁くように話す。

巨大戦でディーゼルオーの''パワーを重視した古臭い肉弾戦''を小バカにしていたが、最終的に敗北した事に後悔していた。

同駅で『[[獣拳戦隊ゲキレンジャー]]』のゲキチョッパー/久津ケン役の聡太郎氏が千葉徹役としてゲスト出演している。

デザイナーを務める篠原保氏によると「『人間を操る能力』からストレートに操り人形をモチーフにし、『ディーゼルオーの登場回』という事で怪人側にも巨大感が求められた為、頭部から両肩にかけて太めの腕を追加する事でボリューム感を出した」らしく、他にも「下半身に配した人形と糸で結ぶ事によって劇場的な空間を全身で構成し、赤い部分は緞帳をイメージした」とコメントしている(DVDの映像特典の「トッキュウミュージアム」より)。

声を演じる内山氏はスーパー戦隊シリーズでの出演は今作が初となる。
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*「OK!OK!何と素っ晴らしい!タイトル通りだ!」
|【名前】|タイプシャドー|
|【読み方】|たいぷしゃどー|
|【声】|松本保典|
|【登場作品】|[[烈車戦隊トッキュウジャー]]|
|【登場話】|第10駅「トカッチ、夕焼けに死す」|
|【所属】|[[シャドーライン]]|
|【分類】|[[シャドー怪人]]|
|【主】|[[ノア夫人]]|
|【闇形式】|ノハ10622-10|
|【闇装備】|タイプライター系キー|
|【作戦運行】|自身の能力であらゆる物に身勝手で荒唐無稽なタイトルを付け、巻き起こる混乱から闇を集める|
|【[[闇駅]]名】|なし|
|【心の闇】|(タイトルによる)混乱|
|【シャドー怪人薀蓄】|自身のタイトルの運命からは絶対に逃れる事はできない|
|【器物モチーフ】|タイプライター|
|【その他のモチーフ】|ピエロ|
|【闇形式の由来】|テロップ(テ(10=英:ten(''テ''ン))ロ(6)ッ(2=英:two(''ツ''ー))プ(2))|

**【詳細】
タイトル通りの現象を何でも実現させる能力を有する印字装置系シャドー怪人。

創作魂の赴くままに全身のタイプライター系キーを連打し、腰のエンターキーで打ち込む事で相手に色々なタイトルを付けて攻撃する。

''上述の能力''であらゆる物に身勝手で荒唐無稽なタイトルを付け、巻き起こる混乱から闇を集めようと目論む。
ノア夫人によって街に送り込まれ、察知して駆け付けた2号以外のトッキュウジャーに[[クローズ]]を差し向ける。

手始めにトッキュウレッシャーに「さよならトッキュウレッシャー」というタイトルを打ち込み、それにより暴走したトッキュウレッシャーは宇宙の彼方に走り去った。
自主トレーニングとしてジョギング中だったトカッチが遅れて駆け付け、「トカッチ、夕焼けに死す」という最悪のタイトルを彼に打ち込むが、1号のトッキュウブラスター・ウチマスモードの射撃で頭部の右側を破損して撤退する。

頭部を修復後、自身を捜索する2号以外の4人に発見され、彼らにクローズを一掃される。
日没前に参戦した2号の1号との乗り換えチェンジによる連携に翻弄され、日没と同時に2号が倒れた光景に''上記の台詞''と共に歓喜するが、「そして復活!」というタイトルと同時に彼が突然立ち上がった事に驚く。

「''上述の連携''に翻弄されている際、タイプライター系キーを1号と2号に押されていた」という事を知る。
更なるタイトルを2号に付けようとするが、彼のトッキュウブラスター・ウチマスモードの射撃で阻止されると飛び蹴りに怯む。

2号のイマジネーションで発動したレンケツバズーカからのレインボーラッシュが用紙や筆などに変化し、自身に張り付いた用紙に「お習字」として「シャドー怪人の最期」と書かれ、筆に弾かれた硯を頭部に受け敗北。

その直後、[[闇暴走]]を起こして巨大化する。
トッキュウレッシャーが宇宙から戻って来られない為にトッキュウオーの代わりに合体したディーゼルオーと交戦するが、タイプライター系キーを再度利用され、「帰ってきたトッキュウレッシャー」というタイトルでトッキュウレッシャーの地球への帰還を許してしまう。

トッキュウオーの参戦後、「トッキュウオー大爆発」というタイトルで攻撃するが、ディーゼルオーが身を挺して庇った為に失敗する。
フミキリケンの斬撃でエンターキーを破壊された為に能力が使用できなくなり、2大ロボに大した抵抗もできず、最期はディーゼルオースピンキックとフミキリケン烈車スラッシュを連続で受け爆散した(その際に''「OKじゃな~い!KO!」''と叫んでいる)。

**【余談】
「OK!」が口癖。

能天気な1号は''上述の能力''について''「(敵ながら)ちょっと面白いな」''と賞賛している。

声を演じる松本氏は[[前々作>特命戦隊ゴーバスターズ]]でも[[第10話に登場する怪人>ダンガンロイド]]の声を演じている([[所属組織>ヴァグラス]]の[[怪>メタロイド]][[人>メガゾード]]も器物がモチーフになっており、[[ピエロをモチーフにした怪人>フィルムロイド]]が登場している)。
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