ベツモン

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ベツモン - (2020/08/14 (金) 12:40:52) のソース

*「お腹がなくて冷えちゃったのね~!」
|【名前】|ノッペラボウ|
|【読み方】|のっぺらぼう|
|【声】|大友龍三郎|
|【登場作品】|[[忍者戦隊カクレンジャー]]|
|【登場話】|第39話「特別編だよっ!!」|
|【所属】|[[妖怪軍団]]|
|【分類】|[[妖怪>妖怪(カクレンジャー)]]|
|【妖怪モチーフ】|のっぺらぼう|
|【その他のモチーフ】|フランケンシュタイン|

**【詳細】
妖怪の1人。自称「妖怪世界で1番恐れられている殺し屋」。

全身が2色(青色、白色)の斑模様で継ぎ接ぎだらけのような姿をし、何度バラバラにされても元に戻る程の不死身の能力を有する。

[[妖怪大魔王]]の命によりカクレンジャーの抹殺を目論み、5人を誘き出す為に[[ドロドロ>ドロドロ(カクレンジャー)]]と共に人々に襲い掛かる。
駆け付けたカクレンジャーを迎え撃ち、シャークドライバーを受け倒されるが、再生能力によってボロボロの姿で復活して撤退する。

洋館に帰還後、ドロドロに裁縫で全身を修理して貰い、妖怪大魔王から「新しい力」として授かった無数の武器を体内に装備した。

その後、送り付けた挑戦状でカクレンジャーを誘き出し、鎖による罠で5人の身動きを取れなくさせる。
左手に装備された「のっぺらマシンガン」でレッドから[[ハチ>モチーフ:ハチ]]の巣にしようとするが、[[猫丸]]の砲撃に[[花のくノ一組]]と共に怯む。

その隙に猫丸に鎖を噛み砕かれた5人は自由の身となり、自身は花のくノ一組やドロドロと共にカクレンジャーとの交戦に移る。
レッドをのっぺらマシンガンで銃撃し、左膝からの「のっぺらミサイル」で攻撃するも通用せず、隠流・雷鳴斬を受け敗北。

その直後、[[妖怪エネルギー]]の落雷を浴びて巨大化する。
召喚された5体の超忍獣を迎え撃つが、ゴッドサルダーが「サルダー分け身の術」でレッドサルダーとバトルサルダーを''分身''として召喚し、バトルサルダーのサルダークローに怯み、更にレッドサルダーに投げ飛ばされ、ゴッドサルダーのゴッドサルダー二刀斬りを受け倒される。

しかし、自慢の再生能力によって復活する。
右肩の「のっぺら銃」で反撃するが、参戦した[[ニンジャマン]]に「青二才」と言った為に[[サムライマン]]への変身を許してしまい、サムライマンのサムライ激怒ボンバーとスーパー隠大将軍の鉄拳フライングフィニッシュを連続で受け倒されても復活するが、腹部の破片をサムライマンに踏まれ、最期は不完全な復活によって爆散した(''上記の台詞''はその際のもの)。

昔の「のっぺらぼう」は目や口などがなく、夜中に通り掛かった人間を驚かして喜んでいるだけの他愛ない妖怪だった。
現代においては「殺し屋」と自称しているが、1度破壊された身体を再生する以外に強みの感じられなかった妖怪でもある。

**【余談】
[[第25話の妖怪>イッタンモメン]]も「殺し屋」を自称している。

同話で本作の第1部終了(第24話)と同時に姿を消した講釈師が15話振りに登場し、カクレンジャーと妖怪軍団の24時間密着取材をTV局のスタッフと共に行うが、洋館に忍び込んだ際に「人間の臭いがする」と妖怪大魔王に勘付かれ、とある橋の上からドロドロに落とされた為に大怪我を負ってしまう。

声を演じる大友氏はスーパー戦隊シリーズでの出演は今作が初となり、[[シリーズ第33作目>侍戦隊シンケンジャー]]と[[第34作目>天装戦隊ゴセイジャー]]でも[[妖怪をモチー>チノマナコ]][[フにした怪人>河童のギエム郎]]の声を演じている。
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|【名前】|妖怪|
|【読み方】|ようかい|
|【登場作品】|[[忍者戦隊カクレンジャー]]|
|【一覧】|[[こちら>一覧:忍者戦隊カクレンジャー登場怪人]]を参照|

**【詳細】
日本に古来より伝わる異形の怪物。人間の心に潜む怒りや憎しみの情念が生み出した存在。

「2000年前に本格化した人間と妖怪の戦い」は三賢人と[[妖怪大魔王]]が闘争し、結果として三賢人をリーダーとする人間側の勝利に終わり、大魔王と彼に協力した妖怪達は地底界に追放された。

しかし、彼らは滅ぶ事なく、時代の節々でその姿は散見され、戦国時代においても[[ヌラリヒョン]]率いる妖怪忍者が大魔王復活の為に暗躍していたが、地底界に続く封印の扉に先代カクレンジャーがヌラリヒョンを閉じ込めた事で妖怪のエネルギーが封印され、各地に散らばっていた妖怪達は人間の姿で400年もの長きに渡って暮らしてきた。

400年後の現代、[[カッパ]]に騙されたサスケとサイゾウが封印の扉を開いてしまい、封印されていた妖怪達が解放されてしまう。

カクレンジャーに登場する妖怪達は「人間として長い間ひっそりと暮らしてきた」という設定の為、人間としての姿をし、妖怪としての姿も「現代版」と言える。
その為に過去と現代で大きく進歩し、物語序盤では講釈師「三遊亭圓丈」が視聴者に説明していた(三遊亭が登場しなくなった青春激闘編からは妖怪本人が口頭で説明するようになり、カクレンジャーも説明している)。

カクレンジャーに追い詰められた時、立ち上る黒雲から[[妖怪エネルギー]]の落雷を浴びて巨大化する。
倒されると爆散と同時に妖怪エネルギーが梵字の形となり、昇天していく内に消え去り、その際に特徴的な捨て台詞を残す(爆散だけの場合もある)。

当初は個別に行動していたが、後に[[ガシャドクロ]]が妖怪を纏めるようになり、妖怪大魔王の復活後は本格的に組織として動き出す。

**【余談】
同じ[[妖怪モチーフの怪人>怪人モチーフ一覧:日本妖怪・怪物系]]としては『[[仮面ライダー響鬼]]』の[[魔化魍]]、『[[侍戦隊シンケンジャー]]』の[[アヤカシ]]、『[[手裏剣戦隊ニンニンジャー]]』の[[妖怪(ニンニンジャー)]]がある。
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