*「おや?もしや、貴方方が噂に聞く護星天使ですかぁ?」 |【名前】|獏のエルムガイ夢| |【読み方】|ばくのえるむがいむ| |【声】|伊丸岡篤| |【登場作品】|[[天装戦隊ゴセイジャー]]| |【登場話】|epic30「ロマンティック・エリ」| |【所属】|[[地球犠獄集団・幽魔獣]]| |【分類】|幽魔獣| |【生息地】|藪の中| |【特技】|ヒトの夢(眠り)を食べる→ヒトの夢(希望)を食べる| |【作戦】|ヒトの夢を食べ、「絶望の根」で地球を腐らせる| |【趣味】|惰眠を貪る事| |【UMAモチーフ】|獏| |【生物モチーフ】|カギムシ| |【その他のモチーフ】|マタドール、フレディ・クルーガー?| |【名前の由来】|''エルム街''の悪''夢''| **【詳細】 夢を食べる伝承上の動物で有名な未確認生物「獏」の正体とされる幽魔獣。 本来の能力は寝ている人間の見る夢を食べるだけだったが、[[エルレイの匣]]の力でパワーアップし、人間が希望を持って願う夢(将来の夢、願望の夢)までも食べられるようになった。 夢を食べられた者は抜け殻のようになってしまい、その身体から生える「絶望の根」は絶望のエネルギーを養分とした強力な毒素を生み出す事で地球を腐らせる働きがある。 最初は寝ている人間から夢を食べていくが、''上述の通り''に[[ブロブの膜イン]]達に[[エルレイの匣]]を使われた事でパワーアップする。 起きている人間からもフォークで夢見る魂を奪っては食べていき、更にパワーアップした事で戦闘力も向上し、ナイフを武器にゴセイジャーに対して優勢に戦えるようになり、ピンクの魂も食べて撤退した。 地球を徐々に腐らせていくが、体内のエリと外のレッド達4人が夢を生み出し続けた事で夢を食べられた人々は奮起していき、オーバーロードを起こした為に魂が解放されてしまう。 スーパーゴセイジャーとなったレッド達4人に苦戦し、更にゴセイナイトと共に駆け付けたスーパーゴセイピンクのスーパーピンクトリックに怯み、スーパースカイダイナミックとナイトダイナミックを同時に受け敗北。 その直後、[[ビッグフットの筋グゴン]]が放った[[ビービ虫]]に噛み付かれて巨大化する。 ゴセイジャーとゴセイナイトの夢を食べようとフォークで立ち向かうが、夢(=今を生きる為の力)を守る彼らからは奪えず、スカイックゴセイグレートとゴセイグランドになす術もなく、最期はグランドゴセイグレートのグランドグレートストライクを受け爆散した(その際に''「アデュ~」''と言い残している)。 今回の戦いで膜イン達は彼を実験台にエルレイの匣の計り知れない力を知り、この匣を用いた最終作戦を実行する。 **【余談】 膜インと筋グゴンを「ムッシュ○○」と呼び、ヨーロッパ訛りのキザな口調が特徴となっている。 名前の由来となっている『エルム街の悪夢』には夢の中で人々を襲う殺人鬼「フレディ・クルーガー」が登場し、そこから夢に纏わる能力を有する怪人の名前に起用されたと考えられる。 元々の能力自体が地球を汚す訳でもなく、人間に対して特に危害を加える訳でもなくて、自身の能力を気にしていた模様。 その為にパワーアップした際は''「これで仲間の役に立てま~す」''と喜んでいる。 鼻が1匹のカギムシになっており、両肩や胸部などにカギムシ状の装飾が付いている。 服装はマタドールを意識している(DVDの映像特典の「ゴセイミュージアム」より)。 声を演じる伊丸岡氏は[[平成仮面ライダーシリーズ第12作目>仮面ライダーオーズ/OOO]]でも[[眠りに関係する能力の怪人>ウニアルマジロヤミー]]の声を演じている。 ---- |【モチーフ名】|バク| |【読み方】|ばく| |【漢字表記】|獏| |【英語表記】|tapir(ティピア)| |【主な怪人】|[[テイピアアンデッド]](剣)&br()[[悪夢忍者ユメバクー師]](ハリケンジャー)&br()[[獏のエルムガイ夢]](ゴセイジャー)&br()[[ネロー・キルナー]](ルパンレンジャーVSパトレンジャー) など| **【詳細】 東南アジアや南アメリカに生息する草食性の哺乳類。 子供の時は身体の模様が瓜坊のような斑模様だが、この模様は大人になると消える。 ''バクをモチーフにした怪人''には夢に関連した能力や技を駆使する個体が多い。 しかし、これは夢を食べる中国の伝説上の動物「獏」から来ていると思われる。 ----