電報略号集
このサイトでは主に旧国鉄~JRの駅の電報略号を収集し、これを体系的にまとめることを目的として編集するものとする。
「電報略号(電略)」とは?
早い話が、「いかに少ない文字数で駅名を表現できるか」に主眼を置いた記号であると言える。
上記ページにもリンクされている「
旧式マルスの入力コード」では圧縮ファイルでJRおよび一部関連線区のマルス入力コード一覧が入手可能だが、当サイトで収集を目的とする電報略号とは一部異なるようなので、別途収集のためにここを立ち上げた次第である。
ひとまず上記のマルス入力コードと、ウィキペディア等で判明している分とを合わせる形でまとめていきたいと思う。
記述形式としては、
- 路線別、駅の並び順
- 全体で電略の50音順
- 地域別で電略の50音順
- 駅名の50音順
- パターン別(下記参照)
- 電略の重複例や同名駅の例
- 運輸区・電車区・運転所等の表示
というようにページを作成していけたらと考えている。
なお、国鉄・JRから移管された路線に関しても「(国鉄・JRにおける)廃止路線」として扱い、当該ページでは注釈などを用い、わかる範囲で移管後の情報も掲載する方針である。
記述の例:
電略 |
駅名 |
ヨミガナ |
パターン |
路線 |
鉄道管理局 |
JR所管 |
オカ |
男鹿 |
オガ |
1-2x |
男鹿線 |
秋田 |
東日本・秋田支社 |
ハエ |
川越 |
カハゴエ (カワゴエ) |
2-4x(旧カナ) |
川越線 |
東京北 |
東日本・大宮支社 |
サツ |
札幌 |
サッポロ |
1-2 |
函館本線 |
北海道総 |
北海道・本社 |
チタ |
田町 |
タマチ |
3x-1 |
東海道本線 (山手線・京浜東北線) |
東京南 |
東日本・東京支社 |
ツツ |
津 |
ツ |
1-1x |
紀勢本線 |
天王寺 |
東海・三重支店 |
ムコ |
武蔵小金井 |
ムサシコガネイ |
1-4(2.1) |
中央本線 |
東京西 |
東日本・八王子支社 |
- 電略
- 駅の電報略号。全角カタカナ。設定されていないもの・不明なものについては「・・」と表示する。
- 駅名
- 正式な駅名表記。国鉄時代の仮乗降場は(仮)、信号所・信号場は(信)と併記する。
- ヨミガナ
- 駅名の読み。全角カタカナ。電略に旧カナ遣いを利用している場合は旧カナ遣いで表記。このうち、電略に採用されている文字を太字で表す。
- パターン
- ヨミガナの何文字目を電略に使用しているかを表す。詳細は後述。
- 路線
- 当駅から利用できる(できた)旧国鉄・JRの路線名。
- 鉄道管理局
- 分割民営化直前または駅廃止時点での所管鉄道管理局名。
- JR所管
- 現時点または駅廃止時点での所管会社・本支社名および支店名。
- 路線・鉄道管理局・JR所管については、路線別のページでは省略とする。
パターンの表記について
- 0-0
- 電略とヨミガナとを対応させて、ヨミガナの何文字目を電略に使用しているかを数字で表す。
- 0-0x
- 末尾の文字を使用している場合は「x」(英字のエックス、小文字)を数字に付記する。
- (2.1)
- 旧国名や東西南北等の接頭辞・接尾辞がつく駅名の場合や2つ以上の地名を合体させて駅名としている場合、駅名の要素を分割して考える。電略の文字が2つ目以降の駅名の要素から採られた場合、(要素の順.要素の中での文字の順)として数字に付記する。
- (旧カナ)
- 電略に旧カナ遣いを利用している場合、旧カナであることを示す。
最終更新:2008年06月26日 17:12