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小径車タイプ(カジュアル) - (2011/06/05 (日) 16:57:55) の1つ前との変更点

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#contents ---- *小径車タイプ 容量は&bold(){4Ah~5Ah}前後で、小型軽量なフレームに20インチ以下の小径タイヤを装備したタイプ。 軽量で省スペース性に優れるので根強い人気のあるジャンル。 但し、26インチ等の大径タイヤに比べると、&bold(){走行性能で若干不利になる特性}もいくつか抱えてはいる 長所…室内保管可能、人混みや狭い場所が得意 短所…乗り心地が悪化、長距離走行が苦手 ※詳細は「[[小径タイプの長所/短所>http://www26.atwiki.jp/den-assist/pages/31.html]]」の項目を参照。 同メーカー内のリチウム電池同士なら互換性があり、後から大容量タイプのバッテリーに変更できる。 例外として&bold(){パナソニック製の小径車タイプは7Ah以上の大容量バッテリーを装着できない}。 これは、小径車タイプのフレームサイズが小さいのに対して、7Ah以上のバッテリーはかなり大きいのでフレームの中に電池が収まりきれない為。 またニッケル水素電池も互換性が無く、同容量の電池にのみ交換可能。 ---- ---- **小径車/カジュアルタイプ ***ベガスE.A.(ブリヂストン)3.0Ah http://www.assista.jp/lineup/VG2L39/ http://www.relaxybike.jp/vegas/style20ea.html ■2010年モデルスペック |型 番|VG2L30| |BGCOLOR(#FFCC99):価 格|&bold(){8万6800円(実売約7万6千円)}| |BGCOLOR(#FFFF99):電池容量|&bold(){2.9Ah}(定格2.7Ah)| |BGCOLOR(#FFFF99):航続距離|強&bold(){11km}-標14km-エコ17km| |重 量|&bold(){22.6kg}| |サイズ|適応身長142cm以上、サドル高76~92cm| |BGCOLOR(#99FF99):変速方式|&bold(){前41T÷後16T×内装3段}(SG-3R40)| |タイヤ|&bold(){20×1.95HE、直径50.1cm、幅53mm}| |BGCOLOR(#66FFFF):GD値|3速:ひと漕ぎ&bold(){5.48m}~1速:2.94m| |BGCOLOR(#66CCFF):速度性能|ペダル毎分60回転時&br()3速:&bold(){19.7km/h}~1速:10.6km/h| |BGCOLOR(#66CCFF):ケイデンス|3速で時速24km/h到達時&br()ペダル&bold(){毎分73回転}| ■主要装備 【特殊】ラクラク走行レベル★×2、高耐久型リチウムバッテリー、 【電装】0.5W白色1灯LEDミニランプ、リア反射板、 【車体】鉄製アンダーボーンフレーム、鉄製ハイポジションデルタハンドル、 【車輪】ファットタイヤ(サイドはブロックパターン、接地面はセミスリック)、アルミリム、鉄スポーク、 【制動】前輪:Wピボットキャリパーブレーキ、後輪ローラーブレーキ(InterM) 【積載】鉄製フロントキャリア、片足スタンド、ファットタイヤ用幅広サークル錠、 【装備】ビッグテリーサドル(クラシックな外見の鋲打ちサドル)、 ■カラー E.X.ブラック、レッド&ベージュ、グリーン&ベージュ。 ■特徴 ・何と言っても&bold(){実売価格約8万円を切る超低価格}が売り。大手メーカーの小径車タイプの中で最も低い定価を実現する為に、お家芸の&bold(){SPEC3は搭載しない}事でコストダウンを図り、スポーク/キャリア/ハンドル等に安価な鉄製パーツを使い、テールランプやパーキングロック等の各種装備を&bold(){省略}。必要最小限な装備だけを上手くチョイスして残している。 ・&bold(){「最も廉価な本体」}に&bold(){「高耐久タイプのリチウム電池」}を組み合わせ、「カジュアルスニーカーバイク」のコンセプト通り、&bold(){1回の使用距離は短いが毎日必ず使う、自宅周辺移動用のゲタ代わり}の乗り物として高い適正を発揮する。高耐久タイプのリチウム電池は容量が2.9Ahと少ないので、&bold(){遠出には全く向かない}。しかし経年劣化による航続距離低下症状の進行スピードが遅いので寿命を迎える時期を遅らせる事ができる。「&bold(){安く買って長く使う}」を地で行く特性。 ・カジュアルな雰囲気を演出する「&bold(){アップハン&鋲打ちサドル&極太ファットタイヤ&ツートンカラー}」がトレードマーク。パナソニックのイーゼットに次ぐ太さのオフロード風タイヤだが、イーゼットと違いセンター部分がセミスリックに近い平らなパターンで乗り心地を重視。のんびり街乗り走行向けだが、&bold(){長めのホイールベースと高めのGD値}があり、実用性は十分。 ・アップハンドルのおかげで楽な姿勢で気軽に乗れるので移動ツールとしての利便性は高い。しかし&bold(){特殊な形状のハンドル}なので、子供乗せシート等の一部の用品が取り付けできないので注意。ハンドルを一般的な形状の物に交換する事はできるが、今度はオリジナルのアップライトな姿勢はできなくなってしまう。 ---- ***シュガードロップ(パナソニック)5.0Ah http://cycle.panasonic.jp/products/electric/encs2/index.html ■2010年モデルスペック |型 番|BE-ENCS032| |BGCOLOR(#FFCC99):価 格|&bold(){9万5800円(実売約8万2千円)}| |BGCOLOR(#FFFF99):電池容量|&bold(){5.0Ah}| |BGCOLOR(#FFFF99):航続距離|強&bold(){21km}-標24km-エコ37km| |重 量|&bold(){21.6kg}| |サイズ|適応身長139cm以上、サドル高72.5~85cm| |BGCOLOR(#99FF99):変速方式|&bold(){前41T÷後16T×内装3段}(SG-3R40)| |タイヤ|&bold(){20×1.75HE、直径48.2cm、幅47mm}| |BGCOLOR(#66FFFF):GD値|3速:ひと漕ぎ&bold(){5.28m}~1速:2.83m| |BGCOLOR(#66CCFF):速度性能|ペダル毎分60回転時&br()3速:&bold(){19km/h}~1速:10.2km/h| |BGCOLOR(#66CCFF):ケイデンス|3速で時速24km/h到達時&br()ペダル&bold(){毎分75.8回転}| ■主要装備 【特殊】オートメモリー(電源を切った際のモード切替設定を記憶して前回と同じモードで再開)、 【電装】6連LED(正面4灯+横2灯)、リア反射板、 【車体】L字低床型アレックス(高張力鋼)フレーム、鉄製ハイポジションハンドル、 【車輪】無銘タイヤ(ChengSing製)、アルミリム、鉄スポーク、 【制動】前輪:Wピボットキャリパーブレーキ、後輪ローラーブレーキ(InterM) 【積載】鉄製フロントキャリア、片足スタンド、後輪サークル錠、 【装備】極厚ソフトクッションサドル、発砲性クッショングリップ、サドルガードマン、 ■カラー ピュアブラック、ココモミルク、アプリコット、ピスタチオ。 ■特徴 ・小径車の中では&bold(){コストパフォーマンス抜群の価格}。ママチャリタイプに於けるビビ・ラッテ(実売8万1千円で5Ah)や、スポーツタイプにおけるハリヤ(実売10万7千円で7Ah)と並び、小径車タイプにおけるシュガードロップ(実売8万2千円で5Ah)はパナソニックのラインナップの中でも特に&bold(){コストパフォーマンスが高く}デザインも良いのでお買い得感が高い。 ・一番の特徴と思われるのは&bold(){超ハイポジションハンドル}。サドルに座った時に、&bold(){ハンドルのグリップ位置が胸のすぐ目の前}にあり、自転車の乗車ポジションとしては驚異的に&bold(){ハンドルが近くて高い位置}にある。上半身は&bold(){ほぼ直立姿勢そのままで乗れ}、その体勢から体を前傾させずに腕だけ少し前方に伸ばせばハンドルを握れるので、自転車に乗るのが苦手な人にも極めて乗り易い。 ・低床タイプのフレームで足を大きく上げなくても乗れるのでスカートやタイトな服でも気楽に乗れる。女性だけでなく&bold(){動き難いフォーマルな服を着た男性}や&bold(){膝や腰の悪い年配の方}にとっても乗車し易い。エーガールズと似ている性格だが、より小柄で適応身長が低く、軽量で取り回しが楽な自転車を求める人向け。 ・GD値はあまり高く無いので、&bold(){本格的な長距離走行にはやや不向き}。近距離走行では楽な姿勢となる超アップライトポジションも、長距離走行や高速走行では腰に体重が集中して上半身の筋力や体重をペダリングに活用できないので、当然ながらスポーツ走行的なテクニックは使い難い。 ・エーガールズと同様にハンドルが&bold(){特殊な形状}なので、ハンドルを交換するとポジションが大きく変わってしまう。また前乗せ子供乗せシートなどは付けられない。サドルは骨盤形状が男性と異なる女性にも配慮した幅広の形状で座る際の痛みを軽減。 ・カラーバリエーションはカクテルや食べ物をイメージして華やかさと可愛らしさを演出した物が多い。一方でピュアブラックの様に男性でも違和感無く乗れるカラーも用意されている。基本コンセプトは女性をターゲットにしている感じだが、シンプルでプレーンなデザインなので性別や年齢を選ばずに使える。 ・フレームサイズの関係上、&bold(){7.0Ah以上の大型バッテリーとは互換性が無い}ので注意。 ---- ***パスCity-C(ヤマハ)4.0Ah http://www.yamaha-motor.jp/pas/lineup/pas_city-c/index.html ■2010年モデルスペック |型 番|PZ20CC| |BGCOLOR(#FFCC99):価 格|&bold(){10万6800円(実売約9万1千円)}| |BGCOLOR(#FFFF99):電池容量|&bold(){4.0Ah}(定格3.8Ah)| |BGCOLOR(#FFFF99):航続距離|強&bold(){15km}-標18km-エコ21km| |重 量|&bold(){21.5kg}| |サイズ|適応身長140cm以上、サドル高71.5~85cm| |BGCOLOR(#99FF99):変速方式|&bold(){前41T÷後16T×内装3段}(SG-3R40)| |タイヤ|&bold(){20×1.75HE、直径48.2cm、幅47mm}| |BGCOLOR(#66FFFF):GD値|3速:ひと漕ぎ&bold(){5.28m}~1速:2.83m| |BGCOLOR(#66CCFF):速度性能|ペダル毎分60回転時&br()3速:&bold(){19km/h}~1速:10.2km/h| |BGCOLOR(#66CCFF):ケイデンス|3速で時速24km/h到達時&br()ペダル&bold(){毎分75.8回転}| ■主要装備 【特殊】アシストレベル★×3、SPEC3、 【電装】0.5W白色1灯LEDミニランプ、リア反射板、 【車体】低床U字型アルミフレーム、鉄製デルタ型ハイポジションハンドル、 【車輪】無銘タイヤ(ChengSing製)、アルミリム、鉄スポーク、 【制動】前輪:Wピボットキャリパーブレーキ、後輪ローラーブレーキ(InterM) 【積載】鉄製フロントキャリア、片足スタンド、一発二錠ロック、 【装備】スポーティコンフォートサドル、 ■カラー ホワイトパール、ブルーイッシュブラック、レッド。 ■特徴 ・ブリヂストンの&bold(){ベガスE.A..の「SPEC3有り&4.0Ahのアッパーバージョン」}的な位置づけ。ファットタイヤ等でストリートファッション風のベガスに比べると、こちらはスタンダードな外見でより万人向けのスタイル。 ・一番の特徴は、「City-C」の「C(コンパクト)」が象徴する様に、小径車の中でも比較的&bold(){小さな車体サイズ}。&bold(){全長154cm}で&bold(){マンションのエレベーターに積載できる}事を想定して設計されている。屋外駐輪場に屋根が無い場合などは、玄関内のポーチ等の空きスペースに保管できるので有効となる。 ・City-Cと良く似た外見のCity-Xと比べると、City-CはCity-Xより&bold(){太いタイヤ}を採用し&bold(){低床フレーム}と&bold(){ハイポジションハンドル}なので&bold(){マイルドな乗り心地で街乗り向け}の性格を持つ。逆にCity-Xは細くて硬いタイヤと低いハンドル位置でスポーツ寄りの傾向が強い。 ・シュガードロップほど極端ではないがハイポジションハンドルを採用しているので、アップライトな乗車姿勢で楽に乗れる。こちらは&bold(){低床U字フレーム}の湾曲部分がシュガードロップよりも更に&bold(){低い位置}にあるので、よりフレームを跨ぎ易くなっている。 ---- ***イーゼット(パナソニック)5.0Ah http://cycle.panasonic.jp/products/electric/ENZ.html ▼2009年モデルスペック |型 番|BE-ENHB03| |BGCOLOR(#FFCC99):価 格|&bold(){11万6000円(実売約9万9千円)}| |BGCOLOR(#FFFF99):電池容量|&bold(){5.0Ah}| |BGCOLOR(#FFFF99):航続距離|強&bold(){21km}-標24km-エコ37km| |重 量|&bold(){18.3kg}| |サイズ|適応身長147cm以上、サドル高80.5~94cm| |BGCOLOR(#99FF99):変速方式|&bold(){前41T÷後16T×内装3段}(SG-3R40)| |タイヤ|&bold(){20×1.75HE、直径51.4cm、幅57mm}| |BGCOLOR(#66FFFF):GD値|3速:ひと漕ぎ&bold(){5.62m}~1速:3.02m| |BGCOLOR(#66CCFF):速度性能|ペダル毎分60回転時&br()3速:&bold(){20.2km/h}~1速:10.9km/h| |BGCOLOR(#66CCFF):ケイデンス|3速で時速24km/h到達時&br()ペダル&bold(){毎分71.1回転}| ■主要装備 【電装】LEDスポーツバッテリーライト(本体バッテリー給電)、 【車体】モトクロス風変形アルミフレーム、BMX用アップハンドル、 【車輪】超極太ブロックパターンタイヤ、アルミリム、鉄スポーク、 【制動】前輪:Wピボットキャリパーブレーキ、後輪Vブレーキ、 【積載】アルミ製フロント&センター&リアキャリア、片足スタンド、1キー2ロックワイヤー錠、 【装備】モトクロスバイク風段差付きサドル、 ■カラー マットブラック、ビンテージレッド、デザートイエロー。 ■特徴 ・まるでホンダのオートバイの「[[モトラ>http://www.honda.co.jp/news/1982/2820609m.html]]」や「[[PS250>http://www.honda.co.jp/motor-lineup/ps250/]]」を髣髴とさせる様な、&bold(){モトクロスバイク風のワイルドなデザイン}が特徴的なレジャーバイク。エーガールズが女性誌InRedとのコラボなら、イーゼットもファッションブランド&bold(){BEAMSとのコラボデザイン}の限定モデル“BP”の量産型であり、相当に凝った外見を持つ。ママチャリとパーツ共用でコストダウンを図る事が多い時勢の中で、フレームを始め殆ど専用デザインのパーツを多用して超個性的な外見になっている。 ・フロントキャリア、リアキャリアに加えて、車体中央部に&bold(){サイドポーチ用のフレームキャリア}を設置。実用性よりも格好優先のキャリアで素材もアルミなので耐荷重(リア5kg、フロント2kg、フレーム1kg)性能は殆ど期待できないが、コスト優先の鉄製ではなくアルミ製キャリアにしてあるので、長年使っても錆が出て見た目が劣化しない様にできている。&bold(){まるで原付バイクの様に大きな車格}に見える点も魅力。 ・フレームと並んでトレードマークとなる&bold(){ブロックパターン極太ファットタイヤ}は、公式HPにも書いてある通り本格的悪路走行用では無い。あくまでストリートファッションとしてのオフロードスタイルなので、極太タイヤの目的もエア量が多い事による段差での衝撃吸収性がメイン。センター部の接地面までブロックパターンなので舗装路では多少ゴツゴツし走行抵抗が大きい。 ・ともすれば色物に見られがちな個性的デザインだが、太いタイヤは外径も大きくなるので&bold(){小径車の中ではマリポーサやCity-Xと並んでトップクラスのGD値}を持つ。またBMX用の&bold(){ハイポジションハンドル}で楽な乗車姿勢が取れ、実用面でも意外と侮れない能力を持つ。ただいくらGD値が高くても低圧ブロックタイヤなので高速走行は苦手で、ゆっくり漕いで街中を流す用。 ・見た目から軍用ジープの様な濃緑のオリーブドラブ色や迷彩色が如何にも似合いそうだが、限定モデル“BP”では存在したグリーンは、量産型“EZ”に移りBEAMSのロゴが外れた際に無くなっている。代わりに現行モデルでは色鮮やかなレッドやデザートイエローが加わった。 ・フレームサイズの関係上、&bold(){7.0Ah以上の大型バッテリーとは互換性が無い}ので注意。 ---- ---- **小径車/スポーツタイプ ***マリポーサE.A.(ブリヂストン)4.0Ah http://www.assista.jp/lineup/MP2L40/ http://www.relaxybike.jp/mariposa/eamini.html ■2010年モデルスペック |型 番|MP2L40| |BGCOLOR(#FFCC99):価 格|&bold(){10万8800円(実売約9万3千円)}| |BGCOLOR(#FFFF99):電池容量|&bold(){4.0Ah}(定格3.8Ah)| |BGCOLOR(#FFFF99):航続距離|強&bold(){15km}-標18km-エコ21km| |重 量|&bold(){20.1kg}| |サイズ|適応身長146cm以上、サドル高78.5~92cm| |BGCOLOR(#99FF99):変速方式|&bold(){前41T÷後16T×内装3段}(SG-3R40)| |タイヤ|&bold(){20×1-3/8WO、直径51.4cm、幅37mm}| |BGCOLOR(#66FFFF):GD値|3速:ひと漕ぎ&bold(){5.63m}~1速:3.02m| |BGCOLOR(#66CCFF):速度性能|ペダル毎分60回転時&br()3速:&bold(){20.3km/h}~1速:10.9km/h| |BGCOLOR(#66CCFF):ケイデンス|3速で時速24km/h到達時&br()ペダル&bold(){毎分71.1回転}| ■主要装備 【特殊】ラクラク走行レベル★×3、SPEC3、 【電装】メッキ砲弾型0.5W白色1灯LED、リア反射板、 【車体】ワイヤー内蔵X字変形スタッガード型アルミフレーム、アルミ製フラットバーハンドル、 【車輪】細身大径WOセンタースリックタイヤ、アルミ製サイド切削加工リム、鉄スポーク、 【制動】前輪:モジュレーター付きVブレーキ(シマノ製)、後輪ローラーブレーキ(InterM) 【積載】鉄製フロントキャリア、片足スタンド、BSロックⅢ、 【装備】スポーティエストラマークッションサドル、 ■カラー T.ツヤケシブラック、E.グラスグリーン、F.ピュアレッド。 ■特徴 ・最大の特徴は&bold(){GD値が20インチ車の中で最大}で、それどころか24インチや&bold(){26インチのママチャリタイプよりもGD値が高い}事。小径車の発進停止がキビキビすると言う特徴に、ひと漕ぎで多く進む性能とVブレーキの制動力を加えているので、発進/停止が多い都心部での通勤通学にも向く。 ・20インチの中ではスポーツタイプにあたる。スポーツタイプたる所以は主に&bold(){「【1】タイヤ」と「【2】ブレーキ」と「【3】乗車ポジション」}の3つ。特にタイヤとブレーキの&bold(){足回りにスポーツ性へのこだわり}がある。ホイールベースもCity-Cより長く直進安定性を重視。 ・&bold(){【1】タイヤ}は、割とマニアックなチョイス。他の小径車の20インチタイヤは主にMTB用に使うHE規格で&bold(){リム径406mm}なのに対し、マリポーサはオンロード用のWO規格を使い&bold(){リム径451mm}となる。つまり同じ20インチでも、[[WOの方がHEより大径>http://www.cb-asahi.jp/cat4/2008/09/20118.html]]になり、マリポーサE.A.は&bold(){他の小径車よりワンサイズ上に相当する大径タイヤ}を履いている事になる。 ・更に&bold(){タイヤ幅の細いセミスリックタイプ}なので舗装路での走行抵抗が少ない。大径化する事でタイヤの細さの分を差し引いても&bold(){乗り心地はマイルドになりGD値も高く}なる。HEタイヤより舗装路に強いが、逆に段差や悪路は苦手。また451mmサイズの20インチタイヤは、406mmに比べるとマイナー傾向なので&bold(){タイヤ交換時の選択肢が少ない}。 ・&bold(){【2】ブレーキ}は、他の小径が前輪にキャリパーブレーキ(ママチャリ型)を使うのに対し、マリポーサは&bold(){Vブレーキ}を使うので&bold(){制動力が高い}。ブレーキシューの当たるリムの側面も切削加工してあり、レコード盤の様な微細な溝を設けた「サイドウォールマシンドリム」で、小径リムの繋ぎ目に出易い凹凸を無くして最適な摩擦を得られる。ただしコンパクトな小径車で急な前ブレーキをかけると前につんのめり易いので注意。 ・&bold(){【3】乗車ポジション}は、フラットバーハンドルでサドルより少し高い位の位置に来るので、&bold(){前傾姿勢を取り易い}が、逆に&bold(){アップライトなポジションは取り難い}。とは言え小径なのでハンドル位置が近く、26インチスポーツ車ほど強い前傾にはならない。サドルもエストラマー(ゴム製サス)付きのコンフォートタイプ。 ---- ***パスCity-X(ヤマハ)4.0Ah http://www.yamaha-motor.jp/pas/lineup/pas_city-x/index.html ■2010年モデルスペック |型 番|PZ20CX| |BGCOLOR(#FFCC99):価 格|&bold(){10万9800円(実売約9万3千円)}| |BGCOLOR(#FFFF99):電池容量|&bold(){4.0Ah}(定格3.8Ah)| |BGCOLOR(#FFFF99):航続距離|強&bold(){15km}-標18km-エコ21km| |重 量|&bold(){20.2kg}| |サイズ|適応身長150cm以上、サドル高77.5~91.5cm| |BGCOLOR(#99FF99):変速方式|&bold(){前41T÷後16T×内装3段}(SG-3R40)| |タイヤ|&bold(){20×1-3/8WO、直径51.4cm、幅37mm}| |BGCOLOR(#66FFFF):GD値|3速:ひと漕ぎ&bold(){5.63m}~1速:3.02m| |BGCOLOR(#66CCFF):速度性能|ペダル毎分60回転時&br()3速:&bold(){20.3km/h}~1速:10.9km/h| |BGCOLOR(#66CCFF):ケイデンス|3速で時速24km/h到達時&br()ペダル&bold(){毎分71.1回転}| ■主要装備 【特殊】アシストレベル★×3、SPEC3、 【電装】メッキ砲弾型0.5W白色1灯LED、リア反射板、 【車体】ワイヤー内蔵X字変形スタッガード型アルミフレーム、アルミ製フラットバーハンドル、 【車輪】細身大径WOセンタースリックタイヤ、アルミ製ブラック塗装サイド切削加工リム、鉄スポーク、 【制動】前輪:モジュレーター付きVブレーキ(シマノ製)、後輪ローラーブレーキ(InterM) 【積載】鉄製フロントキャリア、片足スタンド、1キー2ロック、 【装備】スポーティエストラマークッションサドル、 ■カラー クリスタルホワイト、メタル、ブルーイッシュブラック、レッド。 ■特徴 ・ブリヂストンのマリポーサE.A.のOEMなので性能も同等。やはり&bold(){大径細身スリックタイヤとVブレーキ}で、&bold(){足回りとGD値の高さにこだわり}が見られるのが特徴。 ---- ***リトルビー(パナソニック)5.0Ah http://cycle.panasonic.jp/products/electric/ENHB/index.html ■2010年モデルスペック |型 番|BE-ENHB03| |BGCOLOR(#FFCC99):価 格|&bold(){10万9000円(実売約9万3千円)}| |BGCOLOR(#FFFF99):電池容量|&bold(){5.0Ah}| |BGCOLOR(#FFFF99):航続距離|強&bold(){21km}-標24km-エコ37km| |重 量|&bold(){18.3kg}| |サイズ|適応身長147cm以上、サドル高80.5~94cm| |BGCOLOR(#99FF99):変速方式|&bold(){前41T÷後16T×内装3段}(SG-3R40)| |タイヤ|&bold(){20×1.75HE、直径48.2cm、幅47mm}| |BGCOLOR(#66FFFF):GD値|3速:ひと漕ぎ&bold(){5.28m}~1速:2.83m| |BGCOLOR(#66CCFF):速度性能|ペダル毎分60回転時&br()3速:&bold(){19km/h}~1速:10.2km/h| |BGCOLOR(#66CCFF):ケイデンス|3速で時速24km/h到達時&br()ペダル&bold(){毎分75.8回転}| ■主要装備 【電装】LEDスポーツバッテリーライト(本体バッテリー給電)、リア反射板、 【車体】ワイヤー内蔵ミニベロ風ダイヤモンド型アルミフレーム、フラットバーハンドル、 【車輪】無銘タイヤ(ChengSing製)、アルミリム、鉄スポーク、 【制動】前輪:Wピボットキャリパーブレーキ、後輪Vブレーキ、 【積載】片足スタンド、1キー2ロックワイヤー錠、 【装備】ソフトクッションサドル、 ■カラー ライトニングホワイト、ピュアブラック、レッドインレッド、グリーン。 ■特徴 ・パナソニックの小径車でのスポーツモデルにあたる。最大の特徴は&bold(){ミニベロ風のスタイリッシュな外観}と、&bold(){大柄な割に軽量}な事と、5.0Ahバッテリーによる&bold(){航続距離の余裕}にある。特にダイヤモンドフレームのミニベロ風外観は、今までありそうでなかったスタイルの電動アシスト自転車として個性を放つ。 ・走りの面では、&bold(){総重量18.3kg}と言う&bold(){電動アシストとしてはかなりの軽さ}がアドバンテージとなる。車重10kg台クラスでの数kgの重量差は、&bold(){加速性能や取り回しの良さ}に直結する。その軽さにタイヤ径の小ささも加わり、元々ママチャリタイプと同じくアシストの出足のトルクも太めなので、ハリヤたちスポーツタイプと比べても漕ぎ出しが軽い。信号等で頻繁に停止&発進を繰り返す街中での走行に最適。 ・足回りは一般的な&bold(){前輪キャリパーブレーキ}で、&bold(){適度に太めのHEタイヤ}を履く。同じ小径スポーツモデルのマリポーサやCity-Xが妙にマニアックな足回りなのに比べると、クセの無いスタンダードな構成。&bold(){GD値や制動力ではやや劣る}が、タイヤが太いので歩道の段差や荒れた路面での耐パンク性能は上。 ・&bold(){フレームは大柄}でハリヤに迫る程の大きさで、かなりのサイズ感がある。またトップチューブとダウンチューブの間が離れているダイヤモンド型フレームなので、剛性やコントロール性が良く安定感のある乗り味。そしてサドルとハンドルがほぼ同じ高さ位にくるので前傾して体重を分散させ易い。総じて&bold(){スポーツ色の強い乗車姿勢}が取れる。反面、トップチューブが高い位置にあるので、足を高く上げられない年配の方やスカードでの乗降は難しい。 ・初期装備で5Ah搭載で&bold(){航続距離が長い}のも利点。ただしフレームサイズの関係上、&bold(){7.0Ah以上の大型バッテリーは搭載できない}ので拡張性に限界がある。その点は初期装備が4Ahしか無いが8Ahまで拡張できるマリポーサ達とは対照的。近距離移動メインの小径車としては初期装備で5Ahは十分と言える。 ---- ---- **小径車/ママチャリタイプ ***アシスタリチウムコンパクト(ブリヂストン)4.0Ah http://www.assista.jp/lineup/A2L40/ ■2010年モデルスペック |型 番|A2L40| |BGCOLOR(#FFCC99):価 格|&bold(){10万9800円(実売約9万3千円)}| |BGCOLOR(#FFFF99):電池容量|&bold(){4.0Ah}(定格3.8Ah)| |BGCOLOR(#FFFF99):航続距離|強&bold(){15km}-標18km-エコ22km| |重 量|&bold(){21.8kg}| |サイズ|適応身長134cm以上、サドル高71~85cm| |BGCOLOR(#99FF99):変速方式|&bold(){前41T÷後18T×内装3段}(SG-3R40)| |タイヤ|&bold(){20×1.75HE、直径48.2cm、幅47mm}| |BGCOLOR(#66FFFF):GD値|3速:ひと漕ぎ&bold(){4.69m}~1速:2.52m| |BGCOLOR(#66CCFF):速度性能|ペダル毎分60回転時&br()3速:&bold(){16.9km/h}~1速:9.1km/h| |BGCOLOR(#66CCFF):ケイデンス|3速で時速24km/h到達時&br()ペダル&bold(){毎分85.2回転}| ■主要装備 【特殊】ラクラク走行レベル★×3、SPEC3、 【電装】高輝度2灯白色LED、2灯LEDソーラーテールランプⅡ、 【車体】U字型アルミフレーム、セミアップ型アルミハンドル、 【車輪】無銘タイヤ(ChengSing製、サイドが白リボン)、アルミリム、鉄スポーク、 【制動】前輪:Wピボットキャリパーブレーキ、後輪ローラーブレーキ(InterM) 【積載】樹脂バスケット、両足アルミスタンド、ステンレスリアキャリア(クラス18)、一発二錠ロック、 【装備】ふっかふかサドル、ドレスガード、 ■カラー P.クリスタルブラック、M. プレシャスピンク、M. プレシャスアクア、M.ジュエルブラウン、 ■特徴 ・&bold(){標準で前カゴ&リアキャリア付きの小径車}が欲しい場合に。買い物用ママチャリとして必要なキャリアを装備しながら小径タイプなので、駐輪場周辺が狭い場合や混雑した狭い商店街を縫うように走るのに向いている。 ・&bold(){小柄な人やシニア向け}のモデルで、乗り易さと乗車ポジションの楽さを追求。フレームが低床タイプで跨ぎ易く、サドル高も低めで足付き性も良好、車重も比較的軽い方。道具としての機能を優先した装備。 ・2010年モデルは&bold(){SPEC3対応}になった。このモデルの性質上低速ギアで漕ぐ機会が増えるので、SPEC3との相性が良く有効活用できる。 ---- ***パスコンパクトリチウム(ヤマハ)4.0Ah http://www.yamaha-motor.jp/pas/lineup/compact/index.html ■2010年モデルスペック |型 番|PZ20C| |BGCOLOR(#FFCC99):価 格|&bold(){10万5800円(実売約9万円)}| |BGCOLOR(#FFFF99):電池容量|&bold(){4.0Ah}(定格3.8Ah)| |BGCOLOR(#FFFF99):航続距離|強&bold(){15km}-標18km-エコ22km| |重 量|&bold(){21.9kg}| |サイズ|適応身長145cm以上、サドル高74.5~88.5cm| |BGCOLOR(#99FF99):変速方式|&bold(){前41T÷後18T×内装3段}(SG-3R40)| |タイヤ|&bold(){20×1.75HE、直径48.2cm、幅47mm}| |BGCOLOR(#66FFFF):GD値|3速:ひと漕ぎ&bold(){4.69m}~1速:2.52m| |BGCOLOR(#66CCFF):速度性能|ペダル毎分60回転時&br()3速:&bold(){16.9km/h}~1速:9.1km/h| |BGCOLOR(#66CCFF):ケイデンス|3速で時速24km/h到達時&br()ペダル&bold(){毎分85.2回転}| ■主要装備 【特殊】アシストレベル★×3、SPEC3、 【電装】0.5W白色1灯LED、1灯LEDソーラーテールランプ、 【車体】U字型アルミフレーム、セミアップ型アルミハンドル、 【車輪】無銘タイヤ(ChengSing製、サイドが白リボン)、アルミリム、鉄スポーク、 【制動】前輪:Wピボットキャリパーブレーキ、後輪ローラーブレーキ(InterM) 【積載】樹脂バスケット、両足スタンド、ステンレスリアキャリア(クラス18)、一発二錠ロック、 【装備】低反発ウレタンサドル、ドレスガード、 ■カラー ラベンダー、スモークベージュ、 ■特徴 ・ブリヂストンのアシスタリチウムコンパクトのOEMで内容は殆ど同じ。 ・こちらは&bold(){サドルが低反発ウレタン}タイプになっていて、お尻が痛くなり難い。その分、サドルに厚みがあり&bold(){最低サドル高が少し高く}なっていて適応身長も僅かに上がっている。 ---- ***リチウムViVi20(パナソニック)5.0Ah http://cycle.panasonic.jp/products/electric/ENU2.html ▼2009年モデルスペック |型 番|BE-ENHB03| |BGCOLOR(#FFCC99):価 格|&bold(){11万円(実売約9万4千円)}| |BGCOLOR(#FFFF99):電池容量|&bold(){5.0Ah}| |BGCOLOR(#FFFF99):航続距離|強&bold(){21km}-標23km| |重 量|&bold(){22.5kg}| |サイズ|適応身長138cm以上、サドル高71.7~87.2cm| |BGCOLOR(#99FF99):変速方式|&bold(){前41T÷後18T×内装3段}(SG-3R40)| |タイヤ|&bold(){20×1.75HE、直径48.2cm、幅47mm}| |BGCOLOR(#66FFFF):GD値|3速:ひと漕ぎ&bold(){4.69m}~1速:2.52m| |BGCOLOR(#66CCFF):速度性能|ペダル毎分60回転時&br()3速:&bold(){16.9km/h}~1速:9.1km/h| |BGCOLOR(#66CCFF):ケイデンス|3速で時速24km/h到達時&br()ペダル&bold(){毎分85.2回転}| ■主要装備 【電装】バックライト搭載スイッチ、6連LED(正面4灯+横2灯)、ソーラーオートテール、 【車体】アレックス(高張力鋼)らくにスル~フレーム(地上高33.5cm)、 【車輪】無銘タイヤ(KENDA製)、アルミリム、ステンレススポーク、 【制動】前輪:Wピボットキャリパーブレーキ、後輪ローラーブレーキ(InterM) 【積載】樹脂バスケット、ステンレスリヤキャリヤ(クラス25)、かろやかスタンド、後輪サークル錠、 【装備】フルチェーンカバー、ミニヒップアップサドル、サドルガードマン、端子カバー、インサイドベル、 ■カラー ワインレッド、USブルー、パープル。 ■特徴 ・&bold(){地上高33.5cmの超低床フレーム}で足を脹脛の辺りまで上げれば跨ぐ事が可能。&bold(){リチウムビビDXをそのまま縮小サイズにした}様な形で、装備もDXに付いていた物は殆どそのまま使えるので実用性は十分。小柄な人でも余裕を持って扱える。 ・DXとの主な違いは、アシストモードがパワーとオートの2モードで&bold(){エコモードが無い}、ハンドルロック機構の&bold(){すたピタが付いていない}、等。 ---- ---- **小径車/後輪回生タイプ 以下の車種は後輪モーターによる特殊な回生システムの為、普通の電動アシスト自転車とは使い勝手が異なる。 長所…どんなに急な下り坂でも回生充電可能 短所…時速20km/h以上出すのが困難な構造 その為、&bold(){購入前}に「[[後輪モーター回生充電>http://www26.atwiki.jp/den-assist/pages/29.html]]」の項目を良く読み、自分の求めている使い方に合致しているか十分検討し、&bold(){長所/短所について納得した上で購入する}事が大切な車種である。 ---- ***イグニオ(アルペン)3.9Ah http://www.ignio.jp/product/hybridbicycle/index.html ■2010年モデルスペック |型 番|IG-4B00 19BC| |BGCOLOR(#FFCC99):価 格|&bold(){5万9900円(実売約6万円)}| |BGCOLOR(#FFFF99):電池容量|&bold(){ニッケル水素3.9Ah}| |BGCOLOR(#FFFF99):航続距離|※新表示基準未対応&br()推定:強15km-標21km程(?)| |重 量|&bold(){20.4kg}| |サイズ|適応身長150cm以上、サドル高76~92cm| |BGCOLOR(#99FF99):変速方式|&bold(){前44T÷後[14T~28T]:外装6段}(MF-TZ20)| |タイヤ|&bold(){20×1.75HE、直径50.1cm、幅43mm}| |BGCOLOR(#66FFFF):GD値|6速:ひと漕ぎ&bold(){4.4m}~1速:2.2m| |BGCOLOR(#66CCFF):速度性能|ペダル毎分60回転時&br()6速:&bold(){16.0km/h}~1速:8.0km/h| |BGCOLOR(#66CCFF):ケイデンス|6速で時速24km/h到達時&br()ペダル&bold(){毎分90.2回転}| ■主要装備 【特殊】後輪モーター式回生充電(パワー、通常、充電の3モード)、 【電装】標準装備には前照灯&尾灯無し、リア反射鏡、 【装備】鉄フレーム(ジャパーナ製)、片足スタンド、鍵無し(別途購入が必要)、 ■カラー ブラック、ワインレッド、シルバー(実店舗のみ)、ホワイト(実店舗のみ)。 ■特徴 ・電動アシスト自転車の中でも&bold(){最廉価の59800円と言う超低価格}が売りの電動アシスト自転車。 ・&bold(){低価格に惹かれて初心者が購入を検討しようとする率も高い}が、&bold(){実はかなりマニアックで人を選ぶ中級者以上向け}のモデルと言える。普通の電動アシスト自転車とはかなり仕組みが異なる&bold(){非常にクセの強いシステム}の後輪モーター式回生充電機能を持つ。 ・イグニオの後輪モーター式回生充電機能は、&bold(){急な下り坂の多い山岳地域に済む人には絶大な効果}がある。最大の特徴はエネループバイクやパナソニックのRXシリーズと違い、&bold(){時速24km/h以上でも回生充電ができる}事。非常に急な下り坂でも充電モードにすれば強力な回生ブレーキがかかり、殆どブレーキレバーを握らずに回生ブレーキだけで下る事ができる。更に急な下りならば回生発電量も多く、溜めた電力は登りに回せる。急な登りか下りしかなくて平地が殆ど無い地域に最適化した構造。 ・一方、&bold(){平地が多い地域で、ある程度のスピードを求める人には非常に相性が悪い}。まず全車種の中で&bold(){GD値が最も低い}。また後輪回生システムが時速20km/h以上を殆ど出せない構造なので、巡航速度は時速15~20km/h程度に収まる。なので、&bold(){平地でスピードを出すには全く向いていない}。これが人を選ぶ所以となっている。 ・用途に適していると判断して購入した人には多大な恩恵をもたらしてくれるが、予備知識無しで価格の安さに釣られて購入すると自分の用途と相性が悪い場合もある。その特殊な回生システムは、&bold(){ストライクゾーンは狭いが、需要がビッタリ合う人にはリターンが大きい}。 ・ライトや鍵等の装備品を省略して極限までコストを切り詰めているので、購入時にライトやロック錠等、ある程度の装備品を自分で買い揃える必要がある(夜間走行時はライト装備義務があるので要購入)。 ---- ***エアロアシスタント angee+N(東部)3.6Ah http://www.aero-life.jp/product/angee.html ■2010年モデルスペック |型 番|TB-206W-N| |BGCOLOR(#FFCC99):価 格|&bold(){9万6600円(実売約9万1千円)}| |BGCOLOR(#FFFF99):電池容量|&bold(){ニッケル水素3.6Ah}| |BGCOLOR(#FFFF99):航続距離|※新表示基準未対応&br()独自基準:強27km-エコ35km| |重 量|&bold(){約22kg}| |サイズ|適応身長150cm以上| |BGCOLOR(#99FF99):変速方式|&bold(){前48T÷後[14T~34T]:外装6段}(MF-TZ06)| |タイヤ|&bold(){20×1.5HE、直径47.5cm、幅40mm}| |BGCOLOR(#66FFFF):GD値|6速:ひと漕ぎ&bold(){5.11m}~1速:2.1m| |BGCOLOR(#66CCFF):速度性能|ペダル毎分60回転時&br()6速:&bold(){18.4km/h}~1速:7.6km/h| |BGCOLOR(#66CCFF):ケイデンス|6速で時速24km/h到達時&br()ペダル&bold(){毎分78.3回転}| ■主要装備 【特殊】後輪モーター式回生充電(パワー、通常、充電の3モード)、ピアノタッチ式外装6段、 【電装】LEDオートライト、リア反射鏡、 【車体】ループ型低床鉄製フレーム、Y字型鉄製アップハンドル、 【車輪】無銘タイヤ、アルミリム(VERONIQUE)、ステンレス製スポーク(前輪14番タンジェント組/後輪13番ラジアル組)、 【制動】前輪:キャリパーブレーキ、後輪:Vブレーキ(TEKTRO製) 【積載】フロントキャリア、片足スタンド、くるピタ、サークル錠、 【装備】ソフトクッションサドル、パイプ型チェーンガード、 ■カラー ホワイト、マットブラック、レッド、ピンク(限定)、モカ(限定)。 ■特徴 ・イグニオより遥か前に&bold(){後輪モーター式回生充電機能}を搭載し、電動アシスト自転車と言えばまだ高齢層がターゲットでママチャリタイプが主体だった頃にデザイン重視のスタイルでいち早く登場した、各分野での魁的な個性派モデル。 ・ややスポーツ色の強いスタッガードフレームの207+Nに対し、angee+Nは&bold(){低床フレームとアップライトハンドルでカジュアルなスタイル}が特徴となる。股上の短いローライズパンツでも乗り易い様に考えられた乗車ポジションで、スカートの女性でも乗降が楽な低いフレーム位置を採用している。一方でカラーにマットブラックを選ぶと&bold(){殆どのパーツが黒で統一}されるので、男性が乗っても良く似合う。 ・後輪回生機能は&bold(){時速24km/hを越える下り坂でも強烈な回生充電ブレーキ}をかけられる点が強みで、急坂地帯で真価を発揮する。逆に弱点は&bold(){平地でも速度を上げると回生ブレーキがかかり高速走行は困難}な事で、平地主体の地域ではメリットがかなり薄くなる。初期の開発コンセプトも「[[時速15kmから20km/hで走った時に疾走感のある>http://www.aero-life.jp/special/develop/index.html]] 電動アシスト自転車」なので、低速で走る前提の構造。 ・[[充電モード>http://www.aero-life.jp/aero/index.html#num3]]は&bold(){アシストを一切行わず}、ペダルを重くして充電に回すと言う、かなり充電優先のモード。登りでアシストを受けても、平地では漕いだ余剰エネルギーを充電に回すフィットネスバイクとして使い、下り坂充電と併用すれば&bold(){充電器に殆ど挿さずに回生充電だけで使い続ける}事も可能。 ・他社の回生機能は「家庭用コンセントでの充電がメイン、回生充電は航続距離を伸ばす補助機能」なのに対し、エアロアシスタントの場合は、「&bold(){体力と重力で回生充電して、家庭用コンセントに挿す回数を減らす}」と言う、ほぼ逆の発想。「人間が楽をする為に電力を使うのではなく、人間が汗をかいて電気を作り出す事で、家庭用電力を消費しないクリーンでエコな乗り物」と言う、&bold(){他社の回生機能とは根本から設計思想が異なる}使い方も可能になっている。 ・その発想を体現しているのがオプションパーツの[[二次アダプター>http://imgb-a.dena.ne.jp/exb1/cb/14/8833998/13/95820877_1.jpg]]。バッテリーの電力を&bold(){シガーソケット電源の形で外部に出力}する事が可能。「充電モードで&bold(){人力で発電した電力を非常用電源に変換できる防災グッズとしても使える}」というかなり変り種のコンセプト。 ・従来のエアロアシスタントは&bold(){スポーク折れ}が発生し易く、新型では後輪スポークの材質を変えて耐久性をアップさせている。元々小径タイヤはスポークの負担が大きい上に、モーター内蔵の為に後輪ハブ直径が大きくてスポークが通常よりも短くなり、スポークを交差させて剛性を上げるタンジェント組ができず、直線的なラジアル組なのでスポークの付け根に負荷が集中し易いという原因も影響している。 ---- ***エアロアシスタント 207+N(東部)3.6Ah http://www.aero-life.jp/product/207.html ■2010年モデルスペック |型 番|TB-207CPAL-N| |BGCOLOR(#FFCC99):価 格|&bold(){10万9200円(実売約9万8千円)}| |BGCOLOR(#FFFF99):電池容量|&bold(){ニッケル水素3.6Ah}| |BGCOLOR(#FFFF99):航続距離|※新表示基準未対応&br()独自基準:強27km-エコ35km| |重 量|&bold(){約20kg}| |サイズ|適応身長150cm以上| |BGCOLOR(#99FF99):変速方式|&bold(){前52T÷後[14T~28T]:外装7段}(MF-TZ07)| |タイヤ|&bold(){20×1.50HE、直径47.5cm、幅40mm}| |BGCOLOR(#66FFFF):GD値|7速:ひと漕ぎ&bold(){5.53m}~1速:2.77m| |BGCOLOR(#66CCFF):速度性能|ペダル毎分60回転時&br()7速:&bold(){19.9km/h}~1速:10km/h| |BGCOLOR(#66CCFF):ケイデンス|6速で時速24km/h到達時&br()ペダル&bold(){毎分72.3回転}| ■主要装備 【特殊】後輪モーター式回生充電(パワー、通常、充電の3モード)、 【電装】LEDオートライト、リア反射鏡、 【車体】スタッガード型アルミフレーム、セミインテグラルヘッド+角度調整ステム、アルミ製バーハンドル、 【車輪】無銘タイヤ、アルミ製中空二重リム、ステンレス製スポーク(前輪14番タンジェント組/後輪13番ラジアル組)、 【制動】Vブレーキ(TEKTRO製)、 【積載】フロントキャリア、片足スタンド、 【装備】スポーティサドル、パイプ型チェーンガード、 ■カラー アルミポリッシュ、ブラック、レッド、イエロー、ネイビー。 ■特徴 ・エアロアシスタントの中で207+Nは&bold(){小径車スポーツタイプ}に位置する。トップチューブの位置が高いスタッガードフレームでボディ剛性を強化。ギアが6速から7速になってフロントスプロケが&bold(){48Tから52T}に変わり、GD値も少し上がっている。リムは中空二重構造で強度を確保し、前後ともVブレーキで制動力アップ。 ・ハンドルはスポーツモデルらしく低い位置にあり、アヘッドステムなので高さの調整幅も狭い。ただしオプション品のハイコラムアダプターを使えば、アップライトな位置に上げる事も可能。ステムも角度調整が可能で多少の位置調整が効く。サドルもangee+Nよりスポーティな形状になる。 ・フレームが鉄製からアルミ製に変わり、その他も&bold(){アルミパーツを多用}して従来型よりも軽量化している。ハンドル、アヘッドステム、クランク、シートポスト、ブレーキアーチ、ギアガード、等にアルミを採用しており、軽さと錆び難さが利点。ステーやネジなども錆びないステンレスで統一する等の拘りがある。 ・車重20kgと効くとかなり軽く感じるが、実際に持ち上げて見ると結構な重量感がある。若い体力のある男性でも毎日マンションの&bold(){階段を持ち上げて部屋まで持ち運ぶには厳しい重さ}。エレベーターが無い3階以上での室内保管は困難。前輪側が軽いので駐輪場などでの取り回しは比較的行いやすい。 ---- ----
#contents ---- *小径車・カジュアルタイプ **■スペック・価格早見表 |車種名|定価|実売(最安値)|電池容量|電池種類|航続距離(メーカー公称値)| ベガスE.A.(ブリヂストン)3.0Ah シュガードロップ(パナソニック)5.0Ah パスCity-C(ヤマハ)4.0Ah イーゼット(パナソニック)5.0Ah アシスタリチウムコンパクト(ブリヂストン)4.0Ah パスコンパクトリチウム(ヤマハ)4.0Ah リチウムViVi20(パナソニック)5.0Ah ※実売価格は通販最安値価格より。 ---- 20インチ以下の小径タイヤを装備した小型タイプ。 軽量で省スペース性に優れるので根強い人気のあるジャンル。 但し、26インチ等の大径タイヤに比べると、&bold(){走行性能で若干不利になる特性}もいくつか抱えてはいる ※詳細は「[[小径タイプの長所/短所>http://www26.atwiki.jp/den-assist/pages/31.html]]」の項目を参照。 一部の機種は、大容量バッテリーとの互換性が無いので注意。 ※詳細は「[[電池の互換性]]」の項目を参照。 ---- *シティバイクタイプ **ベガスE.A.(ブリヂストン)3.0Ah http://www.assista.jp/lineup/VG2L39/ http://www.relaxybike.jp/vegas/style20ea.html ■2010年モデルスペック |型 番|VG2L30| |BGCOLOR(#FFCC99):価 格|&bold(){8万6800円(実売約7万6千円)}| |BGCOLOR(#FFFF99):電池容量|&bold(){2.9Ah}(定格2.7Ah)| |BGCOLOR(#FFFF99):航続距離|強&bold(){11km}-標14km-エコ17km| |重 量|&bold(){22.6kg}| |サイズ|適応身長142cm以上、サドル高76~92cm| |BGCOLOR(#99FF99):変速方式|&bold(){前41T÷後16T×内装3段}(SG-3R40)| |タイヤ|&bold(){20×1.95HE、直径50.1cm、幅53mm}| |BGCOLOR(#66FFFF):GD値|3速:ひと漕ぎ&bold(){5.48m}~1速:2.94m| |BGCOLOR(#66CCFF):速度性能|ペダル毎分60回転時&br()3速:&bold(){19.7km/h}~1速:10.6km/h| |BGCOLOR(#66CCFF):ケイデンス|3速で時速24km/h到達時&br()ペダル&bold(){毎分73回転}| ■主要装備 【特殊】ラクラク走行レベル★×2、高耐久型リチウムバッテリー、 【電装】0.5W白色1灯LEDミニランプ、リア反射板、 【車体】鉄製アンダーボーンフレーム、鉄製ハイポジションデルタハンドル、 【車輪】ファットタイヤ(サイドはブロックパターン、接地面はセミスリック)、アルミリム、鉄スポーク、 【制動】前輪:Wピボットキャリパーブレーキ、後輪ローラーブレーキ(InterM) 【積載】鉄製フロントキャリア、片足スタンド、ファットタイヤ用幅広サークル錠、 【装備】ビッグテリーサドル(クラシックな外見の鋲打ちサドル)、 ■カラー E.X.ブラック、レッド&ベージュ、グリーン&ベージュ。 ■特徴 ・何と言っても&bold(){実売価格約8万円を切る超低価格}が売り。大手メーカーの小径車タイプの中で最も低い定価を実現する為に、お家芸の&bold(){SPEC3は搭載しない}事でコストダウンを図り、スポーク/キャリア/ハンドル等に安価な鉄製パーツを使い、テールランプやパーキングロック等の各種装備を&bold(){省略}。必要最小限な装備だけを上手くチョイスして残している。 ・&bold(){「最も廉価な本体」}に&bold(){「高耐久タイプのリチウム電池」}を組み合わせ、「カジュアルスニーカーバイク」のコンセプト通り、&bold(){1回の使用距離は短いが毎日必ず使う、自宅周辺移動用のゲタ代わり}の乗り物として高い適正を発揮する。高耐久タイプのリチウム電池は容量が2.9Ahと少ないので、&bold(){遠出には全く向かない}。しかし経年劣化による航続距離低下症状の進行スピードが遅いので寿命を迎える時期を遅らせる事ができる。「&bold(){安く買って長く使う}」を地で行く特性。 ・カジュアルな雰囲気を演出する「&bold(){アップハン&鋲打ちサドル&極太ファットタイヤ&ツートンカラー}」がトレードマーク。パナソニックのイーゼットに次ぐ太さのオフロード風タイヤだが、イーゼットと違いセンター部分がセミスリックに近い平らなパターンで乗り心地を重視。のんびり街乗り走行向けだが、&bold(){長めのホイールベースと高めのGD値}があり、実用性は十分。 ・アップハンドルのおかげで楽な姿勢で気軽に乗れるので移動ツールとしての利便性は高い。しかし&bold(){特殊な形状のハンドル}なので、子供乗せシート等の一部の用品が取り付けできないので注意。ハンドルを一般的な形状の物に交換する事はできるが、今度はオリジナルのアップライトな姿勢はできなくなってしまう。 ---- **シュガードロップ(パナソニック)5.0Ah http://cycle.panasonic.jp/products/electric/encs2/index.html ■2010年モデルスペック |型 番|BE-ENCS032| |BGCOLOR(#FFCC99):価 格|&bold(){9万5800円(実売約8万2千円)}| |BGCOLOR(#FFFF99):電池容量|&bold(){5.0Ah}| |BGCOLOR(#FFFF99):航続距離|強&bold(){21km}-標24km-エコ37km| |重 量|&bold(){21.6kg}| |サイズ|適応身長139cm以上、サドル高72.5~85cm| |BGCOLOR(#99FF99):変速方式|&bold(){前41T÷後16T×内装3段}(SG-3R40)| |タイヤ|&bold(){20×1.75HE、直径48.2cm、幅47mm}| |BGCOLOR(#66FFFF):GD値|3速:ひと漕ぎ&bold(){5.28m}~1速:2.83m| |BGCOLOR(#66CCFF):速度性能|ペダル毎分60回転時&br()3速:&bold(){19km/h}~1速:10.2km/h| |BGCOLOR(#66CCFF):ケイデンス|3速で時速24km/h到達時&br()ペダル&bold(){毎分75.8回転}| ■主要装備 【特殊】オートメモリー(電源を切った際のモード切替設定を記憶して前回と同じモードで再開)、 【電装】6連LED(正面4灯+横2灯)、リア反射板、 【車体】L字低床型アレックス(高張力鋼)フレーム、鉄製ハイポジションハンドル、 【車輪】無銘タイヤ(ChengSing製)、アルミリム、鉄スポーク、 【制動】前輪:Wピボットキャリパーブレーキ、後輪ローラーブレーキ(InterM) 【積載】鉄製フロントキャリア、片足スタンド、後輪サークル錠、 【装備】極厚ソフトクッションサドル、発砲性クッショングリップ、サドルガードマン、 ■カラー ピュアブラック、ココモミルク、アプリコット、ピスタチオ。 ■特徴 ・小径車の中では&bold(){コストパフォーマンス抜群の価格}。ママチャリタイプに於けるビビ・ラッテ(実売8万1千円で5Ah)や、スポーツタイプにおけるハリヤ(実売10万7千円で7Ah)と並び、小径車タイプにおけるシュガードロップ(実売8万2千円で5Ah)はパナソニックのラインナップの中でも特に&bold(){コストパフォーマンスが高く}デザインも良いのでお買い得感が高い。 ・一番の特徴と思われるのは&bold(){超ハイポジションハンドル}。サドルに座った時に、&bold(){ハンドルのグリップ位置が胸のすぐ目の前}にあり、自転車の乗車ポジションとしては驚異的に&bold(){ハンドルが近くて高い位置}にある。上半身は&bold(){ほぼ直立姿勢そのままで乗れ}、その体勢から体を前傾させずに腕だけ少し前方に伸ばせばハンドルを握れるので、自転車に乗るのが苦手な人にも極めて乗り易い。 ・低床タイプのフレームで足を大きく上げなくても乗れるのでスカートやタイトな服でも気楽に乗れる。女性だけでなく&bold(){動き難いフォーマルな服を着た男性}や&bold(){膝や腰の悪い年配の方}にとっても乗車し易い。エーガールズと似ている性格だが、より小柄で適応身長が低く、軽量で取り回しが楽な自転車を求める人向け。 ・GD値はあまり高く無いので、&bold(){本格的な長距離走行にはやや不向き}。近距離走行では楽な姿勢となる超アップライトポジションも、長距離走行や高速走行では腰に体重が集中して上半身の筋力や体重をペダリングに活用できないので、当然ながらスポーツ走行的なテクニックは使い難い。 ・エーガールズと同様にハンドルが&bold(){特殊な形状}なので、ハンドルを交換するとポジションが大きく変わってしまう。また前乗せ子供乗せシートなどは付けられない。サドルは骨盤形状が男性と異なる女性にも配慮した幅広の形状で座る際の痛みを軽減。 ・カラーバリエーションはカクテルや食べ物をイメージして華やかさと可愛らしさを演出した物が多い。一方でピュアブラックの様に男性でも違和感無く乗れるカラーも用意されている。基本コンセプトは女性をターゲットにしている感じだが、シンプルでプレーンなデザインなので性別や年齢を選ばずに使える。 ・フレームサイズの関係上、&bold(){7.0Ah以上の大型バッテリーとは互換性が無い}ので注意。 ---- **パスCity-C(ヤマハ)4.0Ah http://www.yamaha-motor.jp/pas/lineup/pas_city-c/index.html ■2010年モデルスペック |型 番|PZ20CC| |BGCOLOR(#FFCC99):価 格|&bold(){10万6800円(実売約9万1千円)}| |BGCOLOR(#FFFF99):電池容量|&bold(){4.0Ah}(定格3.8Ah)| |BGCOLOR(#FFFF99):航続距離|強&bold(){15km}-標18km-エコ21km| |重 量|&bold(){21.5kg}| |サイズ|適応身長140cm以上、サドル高71.5~85cm| |BGCOLOR(#99FF99):変速方式|&bold(){前41T÷後16T×内装3段}(SG-3R40)| |タイヤ|&bold(){20×1.75HE、直径48.2cm、幅47mm}| |BGCOLOR(#66FFFF):GD値|3速:ひと漕ぎ&bold(){5.28m}~1速:2.83m| |BGCOLOR(#66CCFF):速度性能|ペダル毎分60回転時&br()3速:&bold(){19km/h}~1速:10.2km/h| |BGCOLOR(#66CCFF):ケイデンス|3速で時速24km/h到達時&br()ペダル&bold(){毎分75.8回転}| ■主要装備 【特殊】アシストレベル★×3、SPEC3、 【電装】0.5W白色1灯LEDミニランプ、リア反射板、 【車体】低床U字型アルミフレーム、鉄製デルタ型ハイポジションハンドル、 【車輪】無銘タイヤ(ChengSing製)、アルミリム、鉄スポーク、 【制動】前輪:Wピボットキャリパーブレーキ、後輪ローラーブレーキ(InterM) 【積載】鉄製フロントキャリア、片足スタンド、一発二錠ロック、 【装備】スポーティコンフォートサドル、 ■カラー ホワイトパール、ブルーイッシュブラック、レッド。 ■特徴 ・ブリヂストンの&bold(){ベガスE.A..の「SPEC3有り&4.0Ahのアッパーバージョン」}的な位置づけ。ファットタイヤ等でストリートファッション風のベガスに比べると、こちらはスタンダードな外見でより万人向けのスタイル。 ・一番の特徴は、「City-C」の「C(コンパクト)」が象徴する様に、小径車の中でも比較的&bold(){小さな車体サイズ}。&bold(){全長154cm}で&bold(){マンションのエレベーターに積載できる}事を想定して設計されている。屋外駐輪場に屋根が無い場合などは、玄関内のポーチ等の空きスペースに保管できるので有効となる。 ・City-Cと良く似た外見のCity-Xと比べると、City-CはCity-Xより&bold(){太いタイヤ}を採用し&bold(){低床フレーム}と&bold(){ハイポジションハンドル}なので&bold(){マイルドな乗り心地で街乗り向け}の性格を持つ。逆にCity-Xは細くて硬いタイヤと低いハンドル位置でスポーツ寄りの傾向が強い。 ・シュガードロップほど極端ではないがハイポジションハンドルを採用しているので、アップライトな乗車姿勢で楽に乗れる。こちらは&bold(){低床U字フレーム}の湾曲部分がシュガードロップよりも更に&bold(){低い位置}にあるので、よりフレームを跨ぎ易くなっている。 ---- **イーゼット(パナソニック)5.0Ah http://cycle.panasonic.jp/products/electric/ENZ.html ▼2009年モデルスペック |型 番|BE-ENHB03| |BGCOLOR(#FFCC99):価 格|&bold(){11万6000円(実売約9万9千円)}| |BGCOLOR(#FFFF99):電池容量|&bold(){5.0Ah}| |BGCOLOR(#FFFF99):航続距離|強&bold(){21km}-標24km-エコ37km| |重 量|&bold(){18.3kg}| |サイズ|適応身長147cm以上、サドル高80.5~94cm| |BGCOLOR(#99FF99):変速方式|&bold(){前41T÷後16T×内装3段}(SG-3R40)| |タイヤ|&bold(){20×1.75HE、直径51.4cm、幅57mm}| |BGCOLOR(#66FFFF):GD値|3速:ひと漕ぎ&bold(){5.62m}~1速:3.02m| |BGCOLOR(#66CCFF):速度性能|ペダル毎分60回転時&br()3速:&bold(){20.2km/h}~1速:10.9km/h| |BGCOLOR(#66CCFF):ケイデンス|3速で時速24km/h到達時&br()ペダル&bold(){毎分71.1回転}| ■主要装備 【電装】LEDスポーツバッテリーライト(本体バッテリー給電)、 【車体】モトクロス風変形アルミフレーム、BMX用アップハンドル、 【車輪】超極太ブロックパターンタイヤ、アルミリム、鉄スポーク、 【制動】前輪:Wピボットキャリパーブレーキ、後輪Vブレーキ、 【積載】アルミ製フロント&センター&リアキャリア、片足スタンド、1キー2ロックワイヤー錠、 【装備】モトクロスバイク風段差付きサドル、 ■カラー マットブラック、ビンテージレッド、デザートイエロー。 ■特徴 ・まるでホンダのオートバイの「[[モトラ>http://www.honda.co.jp/news/1982/2820609m.html]]」や「[[PS250>http://www.honda.co.jp/motor-lineup/ps250/]]」を髣髴とさせる様な、&bold(){モトクロスバイク風のワイルドなデザイン}が特徴的なレジャーバイク。エーガールズが女性誌InRedとのコラボなら、イーゼットもファッションブランド&bold(){BEAMSとのコラボデザイン}の限定モデル“BP”の量産型であり、相当に凝った外見を持つ。ママチャリとパーツ共用でコストダウンを図る事が多い時勢の中で、フレームを始め殆ど専用デザインのパーツを多用して超個性的な外見になっている。 ・フロントキャリア、リアキャリアに加えて、車体中央部に&bold(){サイドポーチ用のフレームキャリア}を設置。実用性よりも格好優先のキャリアで素材もアルミなので耐荷重(リア5kg、フロント2kg、フレーム1kg)性能は殆ど期待できないが、コスト優先の鉄製ではなくアルミ製キャリアにしてあるので、長年使っても錆が出て見た目が劣化しない様にできている。&bold(){まるで原付バイクの様に大きな車格}に見える点も魅力。 ・フレームと並んでトレードマークとなる&bold(){ブロックパターン極太ファットタイヤ}は、公式HPにも書いてある通り本格的悪路走行用では無い。あくまでストリートファッションとしてのオフロードスタイルなので、極太タイヤの目的もエア量が多い事による段差での衝撃吸収性がメイン。センター部の接地面までブロックパターンなので舗装路では多少ゴツゴツし走行抵抗が大きい。 ・ともすれば色物に見られがちな個性的デザインだが、太いタイヤは外径も大きくなるので&bold(){小径車の中ではマリポーサやCity-Xと並んでトップクラスのGD値}を持つ。またBMX用の&bold(){ハイポジションハンドル}で楽な乗車姿勢が取れ、実用面でも意外と侮れない能力を持つ。ただいくらGD値が高くても低圧ブロックタイヤなので高速走行は苦手で、ゆっくり漕いで街中を流す用。 ・見た目から軍用ジープの様な濃緑のオリーブドラブ色や迷彩色が如何にも似合いそうだが、限定モデル“BP”では存在したグリーンは、量産型“EZ”に移りBEAMSのロゴが外れた際に無くなっている。代わりに現行モデルでは色鮮やかなレッドやデザートイエローが加わった。 ・フレームサイズの関係上、&bold(){7.0Ah以上の大型バッテリーとは互換性が無い}ので注意。 ---- ---- *20インチママチャリタイプ **アシスタリチウムコンパクト(ブリヂストン)4.0Ah http://www.assista.jp/lineup/A2L40/ ■2010年モデルスペック |型 番|A2L40| |BGCOLOR(#FFCC99):価 格|&bold(){10万9800円(実売約9万3千円)}| |BGCOLOR(#FFFF99):電池容量|&bold(){4.0Ah}(定格3.8Ah)| |BGCOLOR(#FFFF99):航続距離|強&bold(){15km}-標18km-エコ22km| |重 量|&bold(){21.8kg}| |サイズ|適応身長134cm以上、サドル高71~85cm| |BGCOLOR(#99FF99):変速方式|&bold(){前41T÷後18T×内装3段}(SG-3R40)| |タイヤ|&bold(){20×1.75HE、直径48.2cm、幅47mm}| |BGCOLOR(#66FFFF):GD値|3速:ひと漕ぎ&bold(){4.69m}~1速:2.52m| |BGCOLOR(#66CCFF):速度性能|ペダル毎分60回転時&br()3速:&bold(){16.9km/h}~1速:9.1km/h| |BGCOLOR(#66CCFF):ケイデンス|3速で時速24km/h到達時&br()ペダル&bold(){毎分85.2回転}| ■主要装備 【特殊】ラクラク走行レベル★×3、SPEC3、 【電装】高輝度2灯白色LED、2灯LEDソーラーテールランプⅡ、 【車体】U字型アルミフレーム、セミアップ型アルミハンドル、 【車輪】無銘タイヤ(ChengSing製、サイドが白リボン)、アルミリム、鉄スポーク、 【制動】前輪:Wピボットキャリパーブレーキ、後輪ローラーブレーキ(InterM) 【積載】樹脂バスケット、両足アルミスタンド、ステンレスリアキャリア(クラス18)、一発二錠ロック、 【装備】ふっかふかサドル、ドレスガード、 ■カラー P.クリスタルブラック、M. プレシャスピンク、M. プレシャスアクア、M.ジュエルブラウン、 ■特徴 ・&bold(){標準で前カゴ&リアキャリア付きの小径車}が欲しい場合に。買い物用ママチャリとして必要なキャリアを装備しながら小径タイプなので、駐輪場周辺が狭い場合や混雑した狭い商店街を縫うように走るのに向いている。 ・&bold(){小柄な人やシニア向け}のモデルで、乗り易さと乗車ポジションの楽さを追求。フレームが低床タイプで跨ぎ易く、サドル高も低めで足付き性も良好、車重も比較的軽い方。道具としての機能を優先した装備。 ・2010年モデルは&bold(){SPEC3対応}になった。このモデルの性質上低速ギアで漕ぐ機会が増えるので、SPEC3との相性が良く有効活用できる。 ---- **パスコンパクトリチウム(ヤマハ)4.0Ah http://www.yamaha-motor.jp/pas/lineup/compact/index.html ■2010年モデルスペック |型 番|PZ20C| |BGCOLOR(#FFCC99):価 格|&bold(){10万5800円(実売約9万円)}| |BGCOLOR(#FFFF99):電池容量|&bold(){4.0Ah}(定格3.8Ah)| |BGCOLOR(#FFFF99):航続距離|強&bold(){15km}-標18km-エコ22km| |重 量|&bold(){21.9kg}| |サイズ|適応身長145cm以上、サドル高74.5~88.5cm| |BGCOLOR(#99FF99):変速方式|&bold(){前41T÷後18T×内装3段}(SG-3R40)| |タイヤ|&bold(){20×1.75HE、直径48.2cm、幅47mm}| |BGCOLOR(#66FFFF):GD値|3速:ひと漕ぎ&bold(){4.69m}~1速:2.52m| |BGCOLOR(#66CCFF):速度性能|ペダル毎分60回転時&br()3速:&bold(){16.9km/h}~1速:9.1km/h| |BGCOLOR(#66CCFF):ケイデンス|3速で時速24km/h到達時&br()ペダル&bold(){毎分85.2回転}| ■主要装備 【特殊】アシストレベル★×3、SPEC3、 【電装】0.5W白色1灯LED、1灯LEDソーラーテールランプ、 【車体】U字型アルミフレーム、セミアップ型アルミハンドル、 【車輪】無銘タイヤ(ChengSing製、サイドが白リボン)、アルミリム、鉄スポーク、 【制動】前輪:Wピボットキャリパーブレーキ、後輪ローラーブレーキ(InterM) 【積載】樹脂バスケット、両足スタンド、ステンレスリアキャリア(クラス18)、一発二錠ロック、 【装備】低反発ウレタンサドル、ドレスガード、 ■カラー ラベンダー、スモークベージュ、 ■特徴 ・ブリヂストンのアシスタリチウムコンパクトのOEMで内容は殆ど同じ。 ・こちらは&bold(){サドルが低反発ウレタン}タイプになっていて、お尻が痛くなり難い。その分、サドルに厚みがあり&bold(){最低サドル高が少し高く}なっていて適応身長も僅かに上がっている。 ---- **リチウムViVi20(パナソニック)5.0Ah http://cycle.panasonic.jp/products/electric/ENU2.html ▼2009年モデルスペック |型 番|BE-ENHB03| |BGCOLOR(#FFCC99):価 格|&bold(){11万円(実売約9万4千円)}| |BGCOLOR(#FFFF99):電池容量|&bold(){5.0Ah}| |BGCOLOR(#FFFF99):航続距離|強&bold(){21km}-標23km| |重 量|&bold(){22.5kg}| |サイズ|適応身長138cm以上、サドル高71.7~87.2cm| |BGCOLOR(#99FF99):変速方式|&bold(){前41T÷後18T×内装3段}(SG-3R40)| |タイヤ|&bold(){20×1.75HE、直径48.2cm、幅47mm}| |BGCOLOR(#66FFFF):GD値|3速:ひと漕ぎ&bold(){4.69m}~1速:2.52m| |BGCOLOR(#66CCFF):速度性能|ペダル毎分60回転時&br()3速:&bold(){16.9km/h}~1速:9.1km/h| |BGCOLOR(#66CCFF):ケイデンス|3速で時速24km/h到達時&br()ペダル&bold(){毎分85.2回転}| ■主要装備 【電装】バックライト搭載スイッチ、6連LED(正面4灯+横2灯)、ソーラーオートテール、 【車体】アレックス(高張力鋼)らくにスル~フレーム(地上高33.5cm)、 【車輪】無銘タイヤ(KENDA製)、アルミリム、ステンレススポーク、 【制動】前輪:Wピボットキャリパーブレーキ、後輪ローラーブレーキ(InterM) 【積載】樹脂バスケット、ステンレスリヤキャリヤ(クラス25)、かろやかスタンド、後輪サークル錠、 【装備】フルチェーンカバー、ミニヒップアップサドル、サドルガードマン、端子カバー、インサイドベル、 ■カラー ワインレッド、USブルー、パープル。 ■特徴 ・&bold(){地上高33.5cmの超低床フレーム}で足を脹脛の辺りまで上げれば跨ぐ事が可能。&bold(){リチウムビビDXをそのまま縮小サイズにした}様な形で、装備もDXに付いていた物は殆どそのまま使えるので実用性は十分。小柄な人でも余裕を持って扱える。 ・DXとの主な違いは、アシストモードがパワーとオートの2モードで&bold(){エコモードが無い}、ハンドルロック機構の&bold(){すたピタが付いていない}、等。 ---- ----

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