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ママチャリ(長距離) - (2011/06/23 (木) 14:09:22) の編集履歴(バックアップ)



ママチャリタイプ/長距離向け

■スペック・価格早見表

車種名 定価 実売(最安値) 電池容量 電池種類 航続距離(メーカー公称値)
リチウムビビDX 10万6千円 約9万円~ 8.0Ah(25.2V) リチウム電池 強28km、オート32km、エコ44km
リチウムビビDX-SD 10万9千円 約9万3千円~ 8.0Ah(25.2V) リチウム電池 強28km、オート32km、エコ44km
リチウムビビDXシティ 10万6千円 約9万円~ 8.0Ah(25.2V) リチウム電池 強28km、オート32km、エコ44km
PASナチュラL 10万8千円 約9万3千円~ 8.1Ah(25.2V) 長寿命リチウム 強30km、標準36km、エコ43km
エネループバイクSPL 13万2800円 約11万5千円~ 8.0Ah(25.2V) リチウム電池 ※回生、強36km、標準45km、エコ55km
リチウムビビRX-10S 15万5000円 約13万2千円~ 10.0Ah(26V) リチウム電池 ※回生、強48km、オート56km、エコ97km
※実売価格は通販最安値価格より。

容量8Ah~10Ah前後
走行可能距離30~50km前後
価格帯が一番上のクラスだけに、航続距離が長い以外にも下位モデルよりグレードアップしている箇所も見られる。
電池の余裕をいかしてライトの光量がアップしたり、車重に合わせてタイヤが高性能グレードに変わったりする。

◆標準ママチャリ型モデル

リチウムビビDX(パナソニック)8.0Ah

型 番 BE-END633(26型)、BE-END433(24型)
価 格 10万6千円(実売約9万円~)
電池容量 8.0Ah(25.2V)リチウム電池
航続距離 強28km、オート32km、エコ44km
重 量 26.6kg(26型)、25.9kg(24型)
GD値
(26インチ)
3速時GD値:5.5m、60rpm時:19.8km/h
24km/h到達時:ペダル毎分72.8回転
GD値
(24インチ)
3速時GD値:5.1m、60rpm時:18.5km/h
24km/h到達時:ペダル毎分77.9回転
スプロケ 41×21T(26型)、41×21T(24型)
適応身長 142cm~(26型)、140cm~(24型)
サドル高 75.5~90.5cm(26型)、75~90cm(24型)
■主要装備
特殊 バックライト搭載スイッチ
電装 6連LED(正面4灯+横2灯)、ソーラーオートテール
車体 低床U字型アレックス(高張力鋼)フレーム
車輪 ハードランナータイヤ、ステンレスリム&スポーク
積載 樹脂バスケット、ステンレスリヤキャリヤ(クラス25)、
かろやかスタンド、スタピタ
装備 フルチェーンカバー、ミニヒップアップサドル、サドルガードマン、
インサイドベル、ドレスガード、端子カバー、ファッションキーキャップ
■特徴
ビビEX >壁(強化ハブ)> ビビDX ビビSS ビビNX >壁(リチウムorニッケル)> アルフィット
  • パナソニックのスタンダードモデルで主力商品。2011年からはついに8Ahが標準に。
    8Ahバッテリーでは最も安価なモデルとして、抜群のコストパフォーマンスを誇る。
    電池容量や価格的にPASナチュラLとはライバル関係にある。
  • 昨年まで「10Ah>7Ah>5Ah>3Ah」だった電池容量のラインナップ構成を一新し、
    今年から「12Ah>8Ah>5Ah>3Ah」に引き上げ、上位機種の航続距離の長さを強化。
    アシスト力ではヤマハ製ユニットに比べると僅かに控え目で、SPEC等の特別な機構も持たないが、
    6連LEDの大光量ライトやフルチェーンカバー等、細かな装備品が充実し総合バランスに優れる。
  • フルチェーンカバーはチェーンの前半分だけでなく、リアスプロケ周辺まで全部覆っている。
    車体や服がチェーンの油で汚れ難いだけでなく、砂埃等からチェーンを守れる(ビビSS他はハーフカバー)。
  • アレックスフレームと呼ばれる独自開発の高張力鋼を使う。
    鉄フレームの特性としてアルミに比べると、車重が重くなる代わりに乗り心地がしなやかになる。
    アルミフレームだと素材性質とコストと強度確保の理由で溶接跡を敢えて残す事が増えるが、
    鉄フレームなら継ぎ目もラグで繋ぐので、溶接跡が無く見た目もスッキリ。
  • ヒップアップサドルは、ペダルを漕ぐ時にお尻が左右にずれない形状でお尻が痛くなり難い構造。


リチウムビビDX スペシャルデザイン(パナソニック)8.0Ah

型 番 BE-ENDS633
価 格 10万9千円(実売約9万3千円~)
電池容量 8.0Ah(25.2V)リチウム電池
航続距離 強28km、オート32km、エコ44km
重 量 26.6kg(26型)、25.9kg(24型)
GD値
(26インチ)
3速時GD値:5.5m、60rpm時:19.8km/h
24km/h到達時:ペダル毎分72.8回転
スプロケ 41×21T
適応身長 142cm~
サドル高 75.5~90.5cm
■主要装備
特殊 バックライト搭載スイッチ
電装 6連LED(正面4灯+横2灯)、ソーラーオートテール
車体 低床U字型アレックス(高張力鋼)フレーム
車輪 ハードランナータイヤ、ステンレスリム&スポーク
積載 樹脂バスケット、ステンレスリヤキャリヤ(クラス25)、
かろやかスタンド、スタピタ
装備 フルチェーンカバー、ミニヒップアップサドル、サドルガードマン、
インサイドベル、ドレスガード、端子カバー、ファッションキーキャップ
■特徴
  • ビビDXの別バージョン。一部装備が異なり外見の印象が変わるが性能は同じ。
    ヤマハの「PASナチュラM」と「PASナチュラMデラックス」の関係に似ている。
    「パイプキャリア」「丸型ワイヤーバスケット」「ツートンカラーサドル」「飴色サイドタイヤ」等。
  • 名前の通りデザインを華やか路線にし、フレーム同色のパイプリアキャリア、
    ブラウンパーツのサドルや前カゴ、飴色サイドのタイヤ、等でコーディネート。
  • 極太パイプリアキャリアのステーと荷台の繋ぎ部分が広い板状で凹凸もある為、
    純正オプション品(NCD329S)」以外の子供乗せシートは取り付けネジ位置が合わなかったり、
    キャリア上面が完全フラットにならず段差でシートがしっかり固定できない場合があるので注意。


リチウムビビDX シティ(パナソニック)8.0Ah

型 番 BE-ENDT733
価 格 10万6千円(実売約9万円~)
電池容量 8.0Ah(25.2V)リチウム電池
航続距離 強28km、オート32km、エコ44km
重 量 25.0kg
GD値
(27インチ)
3速時GD値:5.8m、60rpm時:20.7km/h
24km/h到達時:ペダル毎分69.5回転
スプロケ 41×21T
適応身長 145cm~
サドル高 77~93cm
■主要装備
特殊 バックライト搭載スイッチ
電装 6連LED(正面4灯+横2灯)、ソーラーオートテール
車体 スタッガード型アレックス(高張力鋼)フレーム
車輪 ハードランナータイヤ、ステンレスリム&スポーク
積載 ステンレス製バスケット、片足スタンド、くるピタ
装備 ソフトクッションサドル、サドルガードマン、インサイドベル、
端子カバー、ファッションキーキャップ
■特徴
  • リチウムビビDXのスタッガード版。スタッガード型ではミドルグレードに相当。
    2010年のビビFXシティ(強化ハブ系、7Ah)と交替する形で登場。
    強化ハブ系でなくなった事で低価格化し、8Ahの大容量化で航続距離アップ。より一般向けに使いやすくなった。
  • スタッガード型でDXシティより下位モデルは4Ahや3Ahと容量が低すぎ、
    他の8Ahスタッガード型は内装8段や強化ハブ等を搭載して高額なので、
    「アシストは普通で良いから、手頃価格で容量のあるスタッガード型が欲しい」という人には有力。
■スタッガード型のラインナップ
車種名 容量 駆動系 価格
ビビタフネス 12Ah 強化ハブ 13万2000円
パスCity-L8
A.C.L.ロイヤル8
8Ah 内装8段 13万2000円
ビビDXシティ 8Ah 通常ハブ 10万6000円
パスCity-S
A.C.L.
4Ah 通常ハブ 9万9800円
ビビSSシティ 3Ah 通常ハブ 8万5800円


パスナチュラL(ヤマハ)8.1Ah

http://www.yamaha-motor.jp/pas/lineup/natura-l/

2011年モデルスペック
型 番 PM26NL(26型)、PM24NL(24型)
価 格 10万9800円(実売約9万3千円~)
電池容量 8.1Ah(25.2V)長寿命リチウム※定格7.6Ah
航続距離 強30km、標準36km、エコ43km
重 量 26.4kg(26型)、25.7kg(24型)
GD値
(26インチ)
3速時GD値:5.3m、60rpm時:19.2km/h
24km/h到達時:ペダル毎分75回転
GD値
(24インチ)
3速時GD値:5.1m、60rpm時:18.4km/h
24km/h到達時:ペダル毎分78.1回転
スプロケ 41×22T(26型)、41×21T(24型)
適応身長 144cm~(26型)、142cm~(24型)
サドル高 74~88.5cm(26型)、72.5~88cm(24型)
■主要装備
特殊 アシストレベル★×4、SPEC3
電装 0.5W×2灯白色LED、1灯LEDソーラーテールランプ
車体 ステップスルー低床U字型アルミフレーム
車輪 Eマイティロード4.5タイヤ(高圧4.5気圧対応、40mm太幅タイヤ)、
ステンレスリム&スポーク
積載 丸型樹脂バスケット、ステンレス製リアキャリア(クラス27)、
かるっこスタンド、パーキングストッパー+サークル錠
装備 ふっかふかサドル、滑り止め付きペダル、ドレスガード
■特徴
ナチュラLスーパー >壁(強化ハブ)> ナチュラL ナチュラM >壁(新スイッチ&新フレーム)> ナチュラS >壁(SPEC)> リチウムT
  • 2011年に8年ぶりの大モデルチェンジで、従来の「リチウムL」から「ナチュラL」に名前変更。
    「長寿命バッテリー搭載」「ドライブユニットとフレーム3年保証」「走行速度&電池残量デジタル表示等が特徴。
  • ヤマハの場合は「ナチュラL」と「ナチュラLスーパー」の2バージョンが存在する。
    「ナチュラLスーパー」の方はアシスト★×6の強化モデルで、より高価になる。
    「ナチュラL」の場合はアシストは「ナチュラM」と同じ★×4で、バッテリーだけ8Ahに増量。
    なお、ブリヂストンにはこの「ナチュラL」に相当するアシスト★×4の8Ahモデルが無い。
  • 最大の魅力は8Ah長寿命バッテリーでは最も安価なモデルというコストパフォーマンスの高さ。
    実売価格は5~6Ahモデルと5千円程度しか変わらないので、どうせなら8AhのナチュラLで…となる。
    ライバルのビビDXより僅かに価格が高い分、SPEC含めたアシスト力や長寿命バッテリー保証で優れる。
    日常の使用なら「ナチュラL」の★×4アシストでも十分であり、値段と性能のバランスが良い。
  • 「ナチュラS」とはフレームの構造が異なり、足元が広いステップスルーフレーム採用。
    その他は基本的に「ナチュラM」と同様。上位モデルの「ナチュラLスーパー」とはサドルが異なる。
  • 新型電源スイッチパネルは、「(残り)80%」等と残量が数字で表示される。より細かい残量管理が可能。
    また走行速度を表示可能になった。サイクルコンピューター等の後付の走行速度計購入の手間が省ける。
  • タイヤは前年度までの最上位クラスと同じ「Eマイティーロード4.5タイヤ」に変更。
    それまでのミドルグレードに採用されていた「マイティーロードタイヤ」よりも耐磨耗性UP。
    タイヤが一回り太くなり耐久性を上げた分、高圧にする事で転がり抵抗の低下を防いでいる。




◆前輪回生充電型モデル

  • 回生充電機能付きモデルのメリットとデメリットについては「回生充電機能の長所/短所」を参照。
  • パワーは電池消費と比例する。航続距離が長ければその分アシストは控え目になる。
    ビビRX-10Sのエコモードはアシストよりも節電重視の味付け。
    エネループバイクSPLのエコモードは航続距離よりもアシスト重視の味付け。
航続距離/電池容量の比較…1Ahあたりで何km走れるか?
電池 車種名 回生 パワーモード 標準モード エコモード
7.6Ah PASナチュラL 無し 3.9km/Ah(28km) 4.7km/Ah(35km) 5.7km/Ah(42km)
12Ah ビビタフネス 無し 3.8km/Ah(40km) 4.1km/Ah(43km) 5.5km/Ah(57km)
5.7Ah エネループSPA 有り 5.1km/Ah 6.3km/Ah 7.0km/Ah
7.6Ah エネループSPL 有り 4.7km/Ah 5.9km/Ah 7.2km/Ah
5.0Ah ビビRX-5U 有り 5.2km/Ah 5.8km/Ah 8.2km/Ah
10Ah ビビRX-10S 有り 4.8km/Ah 5.6km/Ah 9.7km/Ah

エネループバイクSPL(サンヨー)8.0Ah

型 番 CY-SPL226(26型)、CY-SPL224(24型)
価 格 15万7290円(実売約11万5千円~)
電池容量 8.0Ah(25.2V)リチウム電池※定格7.6Ah
航続距離 強36km、標準45km、エコ55km
重 量 25.3kg(26型)、24.6kg(24型)
GD値
(26インチ)
3速時GD値:5.6m、60rpm時:20.2km/h
24km/h到達時:ペダル毎分71.1回転
GD値
(24インチ)
3速時GD値:5.3m、60rpm時:18.9km/h
24km/h到達時:ペダル毎分76回転
スプロケ 36×18T(26型)、36×18T(24型)
適応身長 143cm~(26型)、141cm~(24型)
サドル高 75~93cm(26型)、74~92cm(24型)
■主要装備
特殊 新モード回生充電機能(左ブレーキ連動前輪回生充電)
(エコ充電モード機能、パワーリザーバー機能追加)
電装 4灯高輝度白色LED、3灯赤色LEDテールランプ
(左ブレーキ連動で点滅するストップランプ機能付き)
車体 ワイヤー内蔵S字型アルミフレーム
車輪 高耐久タイヤ(KENDA COSMOS)
ステンレスリム(Amigo)、ステンレススポーク
積載 ステンレス&鉄バスケット(底面と背面が樹脂コート鉄製)、
クラス25リアキャリア、L字てこ付きスタンド、くるピタ
装備 コンフォータブルサドル、滑り止め付ペダル、ドレスガード
■特徴
エネループバイクSPL >壁(新回生モード)> エネループバイクSPA >壁(リチウムorニッケル)> エネループバイクSPF
  • エネループバイクのママチャリ型最上級モデル。従来の「ブレーキ充電(全モード共通)」や、
    下り坂惰性走行時の自動充電(オートモード時)」機能に加え、エコ充電モードを追加。
    平地でも余剰エネルギーがあると判断した場合には自動充電を開始する。
    自動充電中は当然普通の自転車よりペダルが重くなるが、そこは制御の工夫で体感的抵抗感を軽減。
    アシストは控え目になり、人間の負担を増やしてでも充電を優先させる。
    あくまで電池残量が不安な時に使うモードなので、日常的に多用するモードでは無い。
    普段はオードモード、積極的アシストが欲しい時はパワーモード、と使い分けを。
  • パワーリザーバー機能は、バッテリー切れ前に警告を発する機能。
    まるで「目覚まし時計の針を10分早めて寝坊に備える」様に、バッテリー残量を1Ah分だけ余力を残して表示。
    バッテリーランプが点滅してアシストが一旦停止しても、実際は残り1Ah分のリザーブ(予備)電源で走行可能。
    オートバイのリザーブタンクをイメージして命名された機能で、うっかりバッテリー切れを防ぐ。
    あくまで残量を過小表示してるだけなので、バッテリーの容量等が増える訳では無い。
  • 別売の10Ah(定格9.5Ah)バッテリーを使えば、航続距離は強45km-標56km-エコ68kmにアップ。
    パナソニックのRX-10Sに次ぐ航続距離が可能になる。半面、発電機構の特性上25km/h以上の高速走行は苦手。


リチウムビビRX-10S(パナソニック)10Ah

http://cycle.panasonic.jp/products/electric/enlr2/

2010年モデルスペック
型 番 BE-ENLR732
価 格 15万5千円(実売約13万2千円~)
電池容量 10Ah(26V)リチウム電池
航続距離 強48km、オート56km、エコ97km
重 量 26.1kg
GD値
(26インチ)
3速時GD値:5.6m、60rpm時:20.2km/h
24km/h到達時:ペダル毎分71.1回転
スプロケ 36T×18T
適応身長 145cm~
サドル高 78.5~90.5cm
■主要装備
特殊 バックライト搭載スイッチ、前輪モーター型回生充電機能
2段階(ハーフorフル充電)切り替え式ブレーキ充電
電装 光量2倍化6連LED(正面4灯+横2灯)、ソーラーオートテール
車体 スタッガード型アレックス(高張力鋼)フレーム
車輪 パンクガードマンタイヤ、ステンレスリム(ARAYA)、ステンレススポーク
積載 Wトップステンレスメッシュバスケット、ステンレスリヤキャリヤ(クラス25)、
片足スタンド、くるピタ
装備 肉厚クッションサドル、サドルガードマン、インサイドベル、端子カバー
■特徴
ビビRX-10S ビビRX-5U
  • エネループバイクと同じモーターを前輪に搭載し、回生充電機能を搭載したモデル。
    左ブレーキのみのハーフ充電モードと、両ブレーキ握った時のフル充電モードの2モード搭載。
  • エネループバイクSPLとは、エコモード時のパワーと航続距離に違いが見られる。
    RX-10Sのエコモードの方がパワーを控え目にして航続距離を重視した仕様となっている。
  • エコモードの航続距離の長さは電動アシスト自転車で最長クラスとなるが、
    その代償に、回生充電が働かない条件での航続距離はビビタフネスの方が勝る。
    回生充電の長所・短所」を把握し、よく検討した上で選ぶ事。