P&P クローバー企画内検索 / 「A-20」で検索した結果

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  • A-20
    作品リストへ 前へ 次へ A-20:26-00723-01:でいだらのっぽ:たけきの藩国 「りゅうにつかえるいちぞくのおはなし」 ある所に、とても武に長けた、強い強い一族がありました。 彼らは闘争を繰り返し、だんだんと勢力を伸ばしていったのです。 次第に一族の領土は拡がり、大きな国をつくるまでになりました。 その国は平和でしたが、野蛮な部分も残っていました。 彼らの長は、最も武に長けた、一族で一番強い者でなければならなかったのです。 だから、この一族の長となるため、人はみな来る日も来る日も、己を鍛え続けたのです。 この国には、一つの伝説がありました。 どこかの山奥に、世界で一番の力を持った、恐ろしい姿をした龍が宝を守って隠れている、という伝説です。 あるとき、一族の長となった若者が龍を探しにいきました。 彼は一族で一番強かったので、戦う相手がいなか...
  • A-20PC
    作品リストへ 前へ 次へ A-20:26-00723-01:でいだらのっぽ:たけきの藩国 「りゅうにつかえるいちぞくのおはなし」 ある所に、とても武に長けた、強い強い一族がありました。 彼らは闘争を繰り返し、だんだんと勢力を伸ばしていったのです。 次第に一族の領土は拡がり、大きな国をつくるまでになりました。 その国は平和でしたが、野蛮な部分も残っていました。 彼らの長は、最も武に長けた、一族で一番強い者でなければならなかったのです。 だから、この一族の長となるため、人はみな来る日も来る日も、己を鍛え続けたのです。 この国には、一つの伝説がありました。 どこかの山奥に、世界で一番の力を持った、恐ろしい姿をした龍が宝を守って隠れている、という伝説です。 あるとき、一族の長となった若者が龍を探しにいきました。 彼は一族で一番強かったので、戦う相手がいなか...
  • A-26
    作品リストへ 前へ(携帯版) 前へ(PC版) 次へ A-26:36-00689-01:藻女:神聖巫連盟 さん 「影の薄い子」 昔、影の薄い子がいました。 一緒に遊んでいても誰も名前を知らず、いつの間にか現れていつのまにかいなくなっているそんな子どもでした。 その子の名前は誰も知らないけれど、誰も気に留めることなく仲良く遊んでいました。 けれど、いつしかその子と一緒に遊ぶ子ども達がいなくなりました。 もう子どもと一緒に遊ぶような歳じゃなくなったのだろうかとしばらく噂されましたが、元々名前も知られていなかったのですぐにそんな噂も消えていきました。 けれど、それからすぐ、夜道を歩いていると誰かの足音がついてくるという話が聞かれるようになりました。 初めのうちは物の怪の仕業だとかいう噂もありましたが誰から言い出したのか名前のない子が忘れられたのが寂しくてついてきていると言い出...
  • A-29
    作品リストへ 前へ 次へ A-29:06-00806-01:空馬:レンジャー連邦 さん 「ふけない涙」 空を見上げれば運が良ければ君達にも見れるかもしれない。不思議な箒を担ぎ、空を走る女の子の姿を。その子は世界中旅して回る悲しみを払う掃除婦。名前はユメル。笑顔を振りまき心の中の悲しみを払う為に世界中の空を駆け回る可愛い可愛い女の子。今までに幾百幾千も悲しみを払い、涙を拭いてきた。でも払うことができなかった事もある。今日はそのお話。 ユメルは今日も空を駆ける。雲を蹴って風に乗り、テッテテッテと駆け巡る。すると耳に泣き声が飛び込んできた。老婆の泣き声だ。ユメルは地上に舞い降りて泣いている老婆の所へ向かった。 その老婆は墓地に居た。ユメルは駆け寄って話しかける。 ユメル「こんにちはお婆ちゃん。ちょっといいかしら?」 老婆はびっくりしながらも落ち着いて、...
  • A-21
    作品リストへ 前へ(携帯版) 前へ(PC版) 次へ A-21:35-00681-01:YOT:ゴロネコ藩国 さん 「男の子と女の子とペンギンのお話し」 あるところに、男の子と女の子とペンギンがいました。 男の子はいじめられっ子でした。 女の子はとても元気な子で、男の子がいじめられてるといつも助けにきてくれました。 ペンギンは男の子の友達でした、男の子がペンギンと話していると 人がペンギンと話すのはおかしいとまた他の人にいじめられましたが、 それでも男の子はペンギンに話しかけ続けました、友達だからです。 女の子は男の子に会うたびにいつも凄い速さで一方的におしゃべりをしていきます。 いじめられて泣いていた男の子はいつもそれで元気になります。 女の子は男の子に会うたびにいつも男の子の背中をバチーンと思い切り叩いていきます。 男の子は背中が痛くて嫌でし...
  • A-20/コメントログ
    「りゅうにつかえるいちぞくのおはなし」 ○00-00655-01:沙崎絢市:天領 ○個人口座:1 ○若者を恐れなくなった理由が良かったです。 -- (舞花@スタッフ(代理投票)) 2008-06-30 23 01 24 ○15-00758-01:やひろ:ナニワアームズ商藩国 ○個人口座:1 ○みんななかよしがいちばんー。 -- (やひろ@ナニワアームズ商藩国) 2008-07-03 20 54 12
  • A-23
    作品リストへ 前へ 次へ A-23:13-00775-01:小野青空:よんた藩国 さん 「廻る世界は夢を見る」  詩人のようにはなれないけれど、この瞬間を少年は描き続けていました。  世界はとても綺麗で美しく、時に不思議で奇妙。  毎日少年は飽きることなく世界をその小さなカンバスの中に移そうと、今しかない世界を留めようと、ひたすら筆を動かしていました。 「この絵が欲しいんだけど」  いつものように世界を見つめていると、不意に声をかけられました。  その声の主、バイオリンのケースを抱えた少女は、少年の描き散らかした絵の一枚を手にしていました。 「いいよ。いくらでも持っていって。いつも欲しいという人にはあげているから」 「ありがとう」 視線をすぐに戻し、少年はまた世界を描き始めました。 赤、青、黄、世界は色に満ち、少年は必死で世界を写します。 しかし、今日はどう...
  • A-28
    作品リストへ 前へ 次へ A-28:15-00752-01:久遠寺 那由他:ナニワアームズ商藩国 さん 「…@ずーっと友達でいます。」 /*/  マリーは小さな女の子。  生まれてから何度目かの誕生日の朝、マリーはおばあさんから素敵なプレゼントを貰いました。  それはマリーの家に代々伝わるという魔法のぬいぐるみ。  つやつやしたビロードのチョッキにぴかぴかした金のボタン。  首には素敵に輝くサファイアのチョーカー。  それから海のように深い色の綺麗な目。  このぬいぐるみの名前を…といいました。  マリーはこの素敵なプレゼントに大喜びして、箱から取り出した…にご挨拶しました。 「初めまして。わたしはマリー、これからずーっとお友達よ」 「ごきげんよう。小さなマリー。僕達はずーっと友達だとも」  お返事があったのでマリーはびっくり。  そう、…は喋るぬいぐる...
  • A-27
    作品リストへ 前へ 次へ A-27:15-00752-01:久遠寺 那由他:ナニワアームズ商藩国 さん 「僕とカボチャ怪人」 /*/  僕の町にはカボチャ怪人が出る。  学校のみんなにいじめられた帰り道、一人で湖を見て泣いていた僕のそばにいきなりカボチャ怪人は現れたんだ。  大きさは、僕より少し大きいくらい。ポンチョっていうのかな、何かひらひらした上着を着てる。  僕は、怪人だから食べられちゃうかな、と思ったけどカボチャ怪人は静かにカボチャをかしげて僕の顔をじっとのぞきこんで、それからオレンジ色のハンカチを僕に差し出しただけだった。  ハロウィンのランタンみたいなカボチャが笑って見えた。  カボチャ怪人は怪人だけど、良い怪人みたいだ。  カボチャ怪人のくれたハンカチで顔をふいて、それから僕はカボチャ怪人に色んな話をした。  先生のことやいじめっ...
  • A-25
    作品リストへ 前へ 次へ A-25:14-00798-01:たらすじ:後ほねっこ男爵領 さん 「コロの里」 げんさく:南天@後ほねっこ男爵領 さん え:いも子@後ほねっこ男爵領 さん ※こちらの作品は、後ほねっこ男爵領の皆さんの合作となっております。 これはまだほねっこが男爵領になる前の話。 ある村に一匹の犬が居ました。名前はコロといいます。 この村には比較的犬が多い村でしたが、コロだけは別でした。 コロは目つきの鋭い黒犬で、村人の誰彼かまわず唸り、吼え、噛み付くのです。追いかければ逃げ出してしまい、里の人たちはコロのことを嫌っていました。 それでも最初は、コロと遊ぼうとしたり餌をあげようとしたのです。でも、コロはなつくどころか吼え、噛み付きました。いつしか、コロの側には誰も近寄らなくなったのでした。 そんなある日のことでした。 「腹、へって...
  • A-24
    作品リストへ 前へ 次へ(携帯版) 次へ(PC版) A-24:10-00212-01:桂林怜夜:世界忍者国 さん 「クルミと月夜の物語」  深い深い森の中。小さな村の更にはずれから、もっと森の奥に入ったところに綺麗な泉が湧いていた。泉の傍らには小さな祠があって、その祠の正面に大きなクルミと小さなクルミが何年も仲良く暮らしているのだ。  クルミの子供は母さんが大好きだった。森のどのクルミも、母さんほど大きな葉っぱは見たことが無いし、赤い綺麗な花を咲かせるのも母さんだけ。クルミの子は母さんと同じ形の小さな小さな葉っぱが自慢だった。  母さんは毎晩、月が昇って森の動物達が眠る頃、クルミの子供にお話を聞かせてあげる。鹿のじいさんが大昔に泉に映った月を飲み干そうとしたこと、去年巣立った鳥が今年も母さんの頭に巣を作ったこと。母さんは何でも知っていた。  ある晩、クルミの子供は母さ...
  • A-22
    作品リストへ 前へ 次へ A-22:13-00775-01:小野青空:よんた藩国 さん 「幸せの花」  その国には豊かな森がありました。  年中、それこそ春も夏も秋も冬もなく、そこかしこにたくさんの実りが溢れている森でした。  国に住む誰もがそれを自由に好きなだけ手に入れることが出来て、人々は飢えるどころか、何一つ悲しいこともありませんでした。  そんな人々の幸福を守る優しい森には、実りをつける『恵みの木』の他に、きれいな花を咲かせる『幸せの木』がありました。  『幸せの木』は森にやってくる誰もに微笑むように花を咲かせ、見るだけで誰もが幸せな気分になりました。  幸せをくれる森に人々は感謝し、森には喜びが満ちていました。  でもこれは、人々だけではなく、森も、木も、全てが楽しかったころの話です。 「恵みをもっと欲しい」  いつしか人々は森にたくさんのものを求める...
  • 参加投票者リスト
    ...口座:4:A-01,A-20,B-13,B-18 00-00782-01:ヤサト:天領:個人口座:1:A-25 00-00793-01:秋雨鐘鋳:天領:個人口座:1:A-03 00-00804-01:あんどーなつ:天領:個人口座:4:A-16,A-23,A-33,B-12 02-00032-01:忌闇装介:akiharu国:個人口座:8:A-07,A-18,A-26,A-31,A-39,A-40,A-45,B-02 03-00045-01:久珂あゆみ:FEG:個人口座:1:A-45 03-00073-01:霧賀火澄:FEG:個人口座:1:A-16 04-00096-04:夜國涼華:海法よけ藩国:個人口座:1:B-16 04-00112-01:うにょ:海法よけ藩国:個人口座:1:A-07 04-00118-01:ツグ:海法よけ藩国:5:A-18,A-25,A-32...
  • A-25PC
    作品リストへ 前へ 次へ A-25:14-00798-01:たらすじ:後ほねっこ男爵領 さん 「コロの里」 げんさく:南天@後ほねっこ男爵領 さん え:いも子@後ほねっこ男爵領 さん ※こちらの作品は、後ほねっこ男爵領の皆さんの合作となっております。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 これはまだほねっこが男爵領になる前の話。 ある村に一匹の犬が居ました。名前はコロといいます。 この村には比較的犬が多い村でしたが、コロだけは別でした。 コロは目つきの鋭い黒犬で、村人の誰彼かまわず唸り、吼え、噛み付くのです。追いかければ逃げ出してしまい、里の人たちはコロのことを嫌っていました。 それでも最初は、コロと遊ぼうとしたり餌をあげようとしたのです。でも、コロはなつく...
  • 童話集携帯版第2章扉
    ...:ゴロネコ藩国 A-20 「りゅうにつかえるいちぞくのおはなし」   26-00723-01:でいだらのっぽ:たけきの藩国 A-21 「男の子と女の子とペンギンのお話し」   35-00681-01:YOT:ゴロネコ藩国 A-22 「幸せの花」   13-00775-01:小野青空:よんた藩国 A-23 「廻る世界は夢を見る」   13-00775-01:小野青空:よんた藩国 A-24 「クルミと月夜の物語」   10-00212-01:桂林怜夜:世界忍者国 A-25 「コロの里」   14-00798-01:たらすじ:後ほねっこ男爵領 A-26 「影の薄い子」   36-00689-01:藻女:神聖巫連盟 A-27 「僕とカボチャ怪人」   15-00752-01:久遠寺 那由他:ナニワアームズ商藩国 A-28 「…@ずーっと友達...
  • 参加投稿者リスト
    ...:たけきの藩国:1:A-20 29-00548-01:下丁:になし藩国:1:A-33 32-00645-01:椚木閑羽:越前藩国:1:B-13 33-00750-01 黒野無明 無名騎士藩国:1:A-42 34-00430-01:薊:リワマヒ国:3:A-12,B-10,B-11 34-00771-01 皆見一二三:リワマヒ国:1:A-14 35-00681-01:YOT:ゴロネコ藩国:1:A-21 35-00682-01 アム:ゴロネコ藩国:1:A-10 35-00688-01:ウル:ゴロネコ藩国:1:A-18 36-00689-01:藻女:神聖巫連盟:2:B-15,A-26 36-00695-01:みぽりん:神聖巫連盟:2:A-30,B-12 39-00709-01:西田八朗:アウトウェイ:3:A-36,A-38,A-41 39-00712-01:相葉...
  • 童話集PC版第2章扉
    ...:ゴロネコ藩国 A-20 「りゅうにつかえるいちぞくのおはなし」   26-00723-01:でいだらのっぽ:たけきの藩国 A-21 「男の子と女の子とペンギンのお話し」(工事中)   35-00681-01:YOT:ゴロネコ藩国 A-22 「幸せの花」(工事中)   13-00775-01:小野青空:よんた藩国 A-23 「廻る世界は夢を見る」(工事中)   13-00775-01:小野青空:よんた藩国 A-24 「クルミと月夜の物語」(工事中)   10-00212-01:桂林怜夜:世界忍者国 A-25 「コロの里」   14-00798-01:たらすじ:後ほねっこ男爵領 A-26 「影の薄い子」(工事中)   36-00689-01:藻女:神聖巫連盟 A-27 「僕とカボチャ怪人」(工事中)   15-00752-01:久遠寺 那...
  • 童話集PC版目次
    ...:ゴロネコ藩国 A-20PC 「りゅうにつかえるいちぞくのおはなし」   26-00723-01:でいだらのっぽ:たけきの藩国 A-21 「男の子と女の子とペンギンのお話し」   35-00681-01:YOT:ゴロネコ藩国 A-22 「幸せの花」   13-00775-01:小野青空:よんた藩国 A-23 「廻る世界は夢を見る」   13-00775-01:小野青空:よんた藩国 A-24 「クルミと月夜の物語」   10-00212-01:桂林怜夜:世界忍者国 A-25PC 「コロの里」   14-00798-01:たらすじ:後ほねっこ男爵領 A-26 「影の薄い子」   36-00689-01:藻女:神聖巫連盟 A-27 「僕とカボチャ怪人」   15-00752-01:久遠寺 那由他:ナニワアームズ商藩国 A-28 「…@ずー...
  • 童話集携帯版目次
    ...:ゴロネコ藩国 A-20 「りゅうにつかえるいちぞくのおはなし」 26-00723-01:でいだらのっぽ:たけきの藩国 A-21 「男の子と女の子とペンギンのお話し」 35-00681-01:YOT:ゴロネコ藩国 A-22 「幸せの花」 13-00775-01:小野青空:よんた藩国 A-23 「廻る世界は夢を見る」 13-00775-01:小野青空:よんた藩国 A-24 「クルミと月夜の物語」 10-00212-01:桂林怜夜:世界忍者国 A-25 「コロの里」 14-00798-01:たらすじ:後ほねっこ男爵領 A-26 「影の薄い子」 36-00689-01:藻女:神聖巫連盟 A-27 「僕とカボチャ怪人」 15-00752-01:久遠寺 那由他:ナニワアームズ商藩国 A-28 「…@ずーっと友達でいます。」 15-00752...
  • A-26/コメントログ
    ○020003201:忌闇装介:akiharu国 ○個人口座:1 ○作品へのコメントをひとこと なにか、すごく印象に残るお話でした。 -- (忌闇装介@akiharu国) 2008-06-20 13 55 00 ○27-00518-01:od:ヲチ藩国 ○個人口座:1マイル ○影の薄い子に花束を? -- (27-00518-01:od:ヲチ藩国) 2008-07-03 23 43 57 ○400073601:えるむ:都築藩国 ○個人口座:1 ○お社とか神棚とか、そういう小さな神様の家を連想しました。 さすが神聖巫連盟の方ですね。 -- (えるむ@都築藩国) 2008-07-03 23 45 24
  • 全投稿作品リスト
    ...文字数1868 A-20 「りゅうにつかえるいちぞくのおはなし」 ※イラスト付⇒PC版   26-00723-01:でいだらのっぽ:たけきの藩国:08/06/18投稿:文字数1209 A-21 「男の子と女の子とペンギンのお話し」   35-00681-01:YOT:ゴロネコ藩国:08/06/19投稿:文字数989 A-22 「幸せの花」   13-00775-01:小野青空:よんた藩国:08/06/19投稿:文字数1982 A-23 「廻る世界は夢を見る」   13-00775-01:小野青空:よんた藩国:08/06/19投稿:文字数1635 A-24 「クルミと月夜の物語」   10-00212-01:桂林怜夜:世界忍者国:08/06/20投稿:文字数1679 A-25 「コロの里」 ※イラスト付⇒PC版   14-00798-01:たらすじ:...
  • A-23/コメントログ
    ○個人口座:1マイル ○アイドレスをモチーフにした物語には弱い私です。一票。 個 -- (00-00804-01:あんどーなつ:天領) 2008-06-23 03 23 40 ○25-00707-01:古島三つ実:羅幻王国 ○個人口座:1マイル ○人や世界や時間の極彩色の世界が見えた気がして面白かったです。 -- (古島三つ実@羅幻王国) 2008-06-30 23 48 37
  • A-28/コメントログ
    ○26-00500-01:月光ほろほろ:たけきの藩国 ○個人口座:1 ○損得を超えて、友情は続くと。 ただ、…の優しさに涙です。 -- (月光ほろほろ@たけきの藩国) 2008-06-29 12 33 22
  • A-27/コメントログ
    ○26-00500-01:月光ほろほろ:たけきの藩国 ○個人口座:1 ○少年にはいつの時代にもヒーローが必要だと思います。 素敵な物語でした。 -- (月光ほろほろ@たけきの藩国) 2008-06-29 12 23 52 ○27-00518-01:od:ヲチ藩国 ○個人口座:1マイル ○カボチャ大王! カボチャ大王!(違 -- (27-00518-01:od:ヲチ藩国) 2008-07-03 23 42 55
  • A-25/コメントログ
    ○04-00118-01:ツグ:海法よけ藩国 ○個人口座:1 ○くま先生とコロの優しくお互いを思う気持ちが伝わるお話だと思いました。 -- (ツグ@海法よけ藩国) 2008-06-29 18 18 49 ○00-00782-01:ヤサト:天領 ○個人口座:1 ○コロがくま先生を信頼するまでのお話が大好きです。 -- (ヤサト@天領) 2008-06-30 18 15 56
  • A-29/コメントログ
    ○27-00518-01:od:ヲチ藩国 ○個人口座:1マイル ○続きを希望しますー。 -- (27-00518-01:od:ヲチ藩国) 2008-07-03 23 39 11
  • A-22/コメントログ
    ○400073601:えるむ:都築藩国 ○個人口座:1 ○ちょっとさみしいお話ですが、雰囲気が好きなので。 -- (えるむ@都築藩国) 2008-07-03 23 48 22
  • A-13
    作品リストへ 前へ 次へ A-13:00-00804-01:あんどーなつ:天領 さん 「ごみ姫さまのお話」 ※一部改稿がありました。 わたし達は生きている限りゴミを出します。食べ物やその容器、ポリ袋、いらなくなった電化製品やおもちゃ、その他いろいろ。それらのゴミは廃棄物処理場に運ばれてるのはみなさん知っていることでしょう。ごみになる前は何かしらの夢だったもの。例えば飛行機のラジコンは少年にとっての夢だったでしょう。それらがごみとなり運ばれる場所はいつしかドリーム・アイランド、つまり夢の島と呼ばれるようになりました。 そんなところに住んでいる女の子が一人。髪もぼさぼさで服はぼろぼろ、顔や足は汚れ、歯抜けの顔で笑い、近寄るだけでひどい匂いがします。たった一人しか住んでいないからそこは彼女にとっての王国。彼女は夢の島のお姫様でした。名前を付けるとしたら、ごみ姫様でしょう...
  • A-16
    作品リストへ 前へ 次へ A-16:26-00500-01:月光ほろほろ:たけきの藩国 さん 「龍と姫君」 昔々の事、まだこの世界に今よりもたくさんの種族が存在していたころのお話です。 とある王国の姫君が不治の病に犯されてしまいました。 姫君は穢れとされ、国に災いをもたらすと占い師は言います。 王国を守る為に病に冒された姫君は王様の命令でイケニエにされました。 地にあまねく生き物の中でも一番の邪悪と言われる黒龍にです。 洞窟の入り口に姫君を降ろすと、王国の兵士達は帰っていきました。 姫君は悲しい自分の運命を受け入れ、洞窟の奥へと向かいます。 その奥には、噂どおりの黒い1匹の龍がいました。 その鱗は深い夜のよう。その瞳は輝く月のよう。 黒い龍は姫君を見ると『死の匂いがするね。君は死の病に冒されている』と人族の言葉で言いました。 姫君はその声が思ったよりも...
  • A-06
    作品リストへ 前へ 次へ(携帯版) 次へ(PC版) A-06:13-00274-01:槙 昌福:よんた藩国 さん 「虫愛でる姫君」 これは僕の夢のお話です。 その日、僕は蝶でした。 春の日差しをその背に浴びて、風とワルツを踊ります。 甘い花の香りに誘われて、僕は一人の姫君に出会いました。 それは虫愛でる姫君と呼ばれる、可愛らしき姫君でした。 姫君は私を手に乗せて 「ちょうちょさん。ちょうちょさん、あなたの羽はどこまで飛べるの?」 と言いました。 「そんなの分からないよ。」僕は答えました。 姫君は少し悲しそうな顔をして 「そう、私にもあなたの様な羽があったらよかったのにね」 と言いました。 僕は不思議に想い、くるりと触覚を丸めて尋ねます。 「どうしたのさ。...
  • A-18
    作品リストへ 前へ 次へ(携帯版) 次へ(PC版) A-18:35-00688-01:ウル:ゴロネコ藩国 さん 「掃除をした猿」 遠い遠い場所のお話。  そこには多くの猿が住んでいて、とても便利な国でした。しかしその国は便利を求めるあまり、汚れがどんどんひどくなっていったのです。そこで猿の王さまは、一匹の猿に国の掃除を命じました。 「我が国は非常に有害なゴミが溜まっている。君にはそれを取り除いてもらいたい」  一匹の猿は、王の命ならとそれをありがたく受け入れました。  まず一匹の猿は王宮と街の掃除をしました。  王宮と街はみるみるうちにきれいになっていき、王さまはとても喜びました。街の猿たちも大喜びで、一匹の猿をほめたたえました。  次に一匹の猿は川へ行き、岸辺や川の中を掃除して、魚が住めるようにしました。これに漁師たちは大喜び。これでまた魚が取れると一匹の猿に...
  • A-07
    作品リストへ 前へ 次へ(携帯版) 次へ(PC版) A-07:42-00236-01:黒霧:星鋼京 さん 「甘くないケーキ」  13歳の誕生日は、とても苦い物だった。  そのころ、私は何も知らない女の子だった。もう中学生なんだからと、その日、両親は誕生日を祝ってくれなかった。そして気付いたら、私は怒って、泣いていた。だけど両親にもっと怒られて逃げ出した。  私は大好きな祖父に泣きついた。  祖父はいつも優しかった。このときも祖父は「よしよし」と頭を撫でてくれて、誕生日プレゼントを渡してくれた。  それはブローチだった。銀縁の四角い物で、綺麗なエメラルドのはめ込まれている。今なら高そうだと思っただろうけれど、そのときはただ、綺麗だな、と思った。  たったひとつの誕生日プレゼント。私は嬉しくて嬉しくて、ありがとうと言って、また泣いてしまった。  それが、無き祖母の...
  • A-18/コメントログ
    ○020003201:忌闇装介:akiharu国 ○個人口座:1 ○作品へのコメントをひとこと みんなが少しづつ掃除ができるなら、いい世の中だと思います。 環境問題もこれで解決するのが一番いいんでしょう。 -- (忌闇装介@akiharu国) 2008-06-17 18 19 02 ○04-00118-01:ツグ:海法よけ藩国 ○個人口座:1 ○お掃除しなきゃいけないなと、読んだ後にそう思えるお話でした。 -- (ツグ@海法よけ藩国) 2008-06-29 18 08 30 ○10-00040-01:ソーニャ/ヴァラ/モウン艦氏族/スターチス:世界忍者国 ○投稿する作品No.A-18:掃除をした猿 ○支払い口座:1 ○作品へのコメントをひとこと :あたりまえのことの大切さを、すごくわかりやすく伝えていらっしゃるのがとても素敵でした。 -- (舞花@スタッフ(代理...
  • A-39
    作品リストへ 前へ(携帯版) 前へ(PC版) 次へ A-39:22-00419-01:里樹澪:ビギナーズ王国 さん 「約束をした青年」 あるところに、盛大なお祭りをすることで有名な国がありました。 祭り好きな王様がいつもお祭りを開いていたのです。 国中に太鼓が鳴り響き、通りは踊り子が練り歩き、広場にはお店が溢れていました。 しかし、あるとき王様が変わりました。 新しい王様はお祭りが大嫌いだったのです。 すぐにお祭りをすることを禁じてしまいまいした。 兵隊に命じて、お祭りをしようとするものは皆捕まえてしまったのです。 太鼓の音は聞こえなくなり、踊り子は通りに出なくなり、お店も広場から消えました。 国に住む人たちは、お祭りが出来なくてさびしい気持ちになっていきました。 静かになってしまった国に、お祭りが好きだった一人の青年がいました。 彼はいつも思っていまし...
  • A-08
    作品リストへ 前へ(携帯版) 前へ(PC版) 次へ A-08:00-00655-01:沙崎絢市:天領 さん 「ナデオニ」  目が合った。 ネコリスと。  ごちそうさまと食器を洗い場に置きに行って、ふと目の前を見たら目が合っ た。星空の見える窓、そのガラスの反対側に手乗りサイズのネコリス。  窓は開けられない。 目を合わせたままゆっくりと廊下まで戻って、まだそこにいることを確認して から一気に駆け出す。廊下から玄関を飛び出し、裸足で家を半周してあの窓の 外側へ飛びつく。  が、ネコリスはもういなかった。 負けた。 ダッシュ力が足りないのか。今度の体育の授業は50m走を練習しよう、そう しよう。  天気のいい日は気分もいい。 ふと空を見上げると、目が合った。 ネコリスと。  屋根の上に、子猫ぐらいのネコリスがいた。昼寝中だったのか寝...
  • A-07/コメントログ
    ○020003201:忌闇装介:akiharu国 ○個人口座:1 ○作品へのコメントをひとこと 優しさを持つということの難しさを考えさせられるいい作品でした。 -- (忌闇装介@akiharu国) 2008-06-17 18 15 01 ○12-00265-01:矢上麗華:土場藩国 ○支払い口座:個人口座 1マイル ○作品へのコメントをひとこと 純粋に楽しませていただきました。祖父と孫の関係がステキですね。 -- (矢上麗華@土場藩国) 2008-06-29 20 55 33 ○04-00112-01:うにょ:海法よけ藩国 ○個人口座:1マイル ○作品へのコメントをひとこと 素直にいい話しだなと思いました。 -- (うにょ@海法よけ藩国) 2008-06-30 22 15 34 ○26-00496-01:竹上木乃:たけきの藩国 ○支払い口座:個...
  • A-45
    作品リストへ 前へ 次へ(携帯版) 次へ(PC版) A-45:06-00147-01:霰矢蝶子:レンジャー連邦 「ションボリーナのお話」 いまはむかし、ここはどこか。 きんいろのかみをした、ションボリーナというおひめさまがおりました。 ションボリーナのくには、うみのむこうにあるくにとけんかをしていました。 くにとくにとのけんかを、せんそうといいます。 まいにちたくさんのひとが、せんそうのためにおもいよろいをつけて、 おおきなけんやゆみをもって、うみのむこうへたびだっていきました。 せんそうでは、たくさんのひとがしぬそうです。 しぬということは、もうにどとあえなくなるということです。 ションボリーナは、しょんぼり、しょんぼり。 どうしてけんかなんかするんだろう、はやくなかなおりすればいいのに、と、 まいにちぽろぽろないていました。 (応援...
  • A-33
    作品リストへ 前へ 次へ A-33:29-00548-01:下丁:になし藩国 さん 「魔王の子守唄」 暴れ者の魔王がいました 彼は退屈が嫌いで、いつも暴れては国や町を壊していました 人々は魔王を見ると怖くなって逃げ出してしまいました 魔王の強さは皆が知っていたので誰も手を出そうとはしなかったのです 「物足りない、満たされない、毎日が退屈だ、もっと変化に富んだ毎日が欲しい」 魔王は、そう思いました そんなある日、魔王の元に一人の勇者が現れました 「貴方が魔王ね。はじめまして、私は貴方にあって話したい事があったの」 魔王は答えます 「いかにも俺が魔王だ。一人で乗り込んでくるその度胸に免じて話を聞いてやる」 勇者はまだ年端もいかない女の子でしたが、彼女はは臆する事無く言いました 「お願いがあるの、これ以上、国や町を壊さないで欲しい」 それを聞いた魔王はこ...
  • A-40
    作品リストへ 前へ 次へ A-40:05-00141-01:銀内 ユウ:鍋の国 さん 「可愛い子には鍋をさせよ」 「兄ちゃん、ちょうだい!」 「いやだ!」  メガネを曇らせていると、そんな言葉が聞こえてきた。 「なんだ……?」  声のした方を見てみると小学生……ぐらいの男の子と幼稚園ぐらいの男の子が言い合いをしていた。 「にい……」  今にも泣きそうな弟くん。 「いやだ。だいたいこれは僕のお小遣いで買ったんだぞ。お前はヌイグルミ買ったんだからいいじゃんか」 「でもぉ」  兄の手にはおでんアイスが二つある。弟君は手に……ああ、王猫様ヌイグルミを持っている。 「それにしても……」  兄は両手に持ったおでんアイスを美味しそうに食べている。まぁ自分の小遣いで買ったのならかまわないだろうが……それでも...
  • A-31
    作品リストへ 前へ 次へ A-31:15-00752-01:久遠寺 那由他:ナニワアームズ商藩国 さん 「Mimie the Funny Cat」 /*/  猫が鼠を追うのが世の中の決まりというものです。  今日も今日とて、とある家の中では追いつ追われつの悲喜劇が繰り返されるのでした。  追われて全力疾走、場違いにも鼠はふと考えました。 「僕はいつもミミーさんに追われて逃げているけれども、それは本当に仕方がないことなのか?  僕のレエゾンデートルとは追われて食べられて一生を終えることにしかないのか?」  と。  一方追う側の猫もふと考えました。 「なんでわたしってば来る日も来る日もシッポー追うのかしらねえ。  猫は鼠を狩るものよ、っていっつもママが言ってたけど、何かそれっておかしくない?」   と。  そう考え始めるといつものチェイスも何だか興が乗らず、シ...
  • A-03
    作品リストへ 前へ 次へ A-03:43-00397-01:ヒオ・スクル・ヒルダ:愛鳴之藩国 さん 「たいそう大きな黒猫の約束」 昔々たいそう大きな黒猫がいました。 体がおおきく、生まれつき力が強かったので他の猫たちをよく怖がらせて遊んでいました。 だからどの猫も怖がってそのたいそう大きな黒猫に近づきませんでした。 ある日たいそう大きな黒猫は人間の女の子と会いました。 たいそう大きな黒猫はその人間の女の子にいいました。 「おれは強いぞ。怖いだろう。」 人間の女の子は首を振ります。 「あなたを怖いとはおもいません。」 たいそうおおきな猫はたいそうおおきな体をさらに大きくしてなぜだと問いかけました。 人間の女の子は答えます。 「私にはあなたよりもこわいものがあるからです。」 たいそ...
  • A-32
    作品リストへ 前へ 次へ A-32:14-00798-01:たらすじ:後ほねっこ男爵領 さん 「なんにもできない女の子」 ある小さな村に、いつも物影に隠れている女の子が居ました。 友達が遊んでいるのを見ているだけ。 誰かが遊ぼうと誘えば、 「私、なんにもできないもん」 と言って物陰に隠れてしまいます。 輪に入らない女の子は、最初のうちは熱心に誘われましたが何が何でも加わらないのでそのうち誰も誘わなくなってしまいました。 物陰から、ただ皆が遊んでいるのを見ているだけです。 女の子は、自分が一緒に遊んでも何も出来ないから皆の迷惑になると思っていました。だから、女の子はただ見ているだけで十分だったのです。 見ているだけでも一緒に遊んでいる空想を何度も繰り返しながら、それでいいのだと思っていました。 その日はいつもと同じように、女の子は物陰から楽しそうに遊ぶみん...
  • A-01
    作品リストへ 前へ 次へ A-01:01-00005-01:テル:るしにゃん王国 さん 「ヴィオラと吼える谷」 るしにゃん王国、森と湖の国に小さな村がありました。  丘陵を臨む山地には、巨大な爪か、もしくは強大な雷で抉られたように、大きく深い谷が佇んでいます。人々は険しい谷を背に、山の木々に抱かれるように静かに暮らしていました。  狩猟と採取は男の仕事、女は谷から溢れる水を汲む仕事を受け持っていました。皆は7つになった日から村の仕事を分担し、協力して暮らすのです。  三日月が輝く夜、ヴィオラは7つの誕生日を前に眠れずにいました。  それはけしてわくわくとした期待や、新しい仕事に対する緊張が理由なのではありません。  新たな仕事を受け取るにあたって、子供達はお手本を受けます。まず簡単な仕事を。例えば背の低いりんごの木を習ったり、歩き易い近くの泉を習ったり。 ...
  • A-11
    作品リストへ 前へ 次へ A-11:14-00288-01:深夜:後ほねっこ男爵領 さん 「冬を追い払った男の子の話」 これはどこか遠くの、ずっと昔のお話。 冬は長く雪が降り、春と共に小川は流れ、夏の日差しはすぐに消え去り、秋が訪れる頃には山は冬支度を始める。 そんな、北の国のお話。 その国の冬は長く、そして、毎日のように雪が降りました。 お日様が照る日は少ないのに、雪はあとからあとから降ってきます。 ですから、その国に住む人たちは、冬の間、ずっと肩を寄せ合って、暮らしていました。 だけど、そんな暮らしがどうしても嫌になった一人の男の子がいました。 だって、雪が降っている間は、外で遊べませんし、友達にも会えません。 雪が降らない日は、色々な用事を、急いで済ませてしまわなければいけません。 男の子は思います。 あんまりにものんびりやってくる春がいけ...
  • A-46
    作品リストへ 前へ(携帯版) 前へ(PC版) 次へ A-46:25-00480-01:四方 無畏:羅幻王国 さん 「地を掘るニワトリ」 羅幻王国には砂の中を自由自在に泳ぎ回るニワトリが居る。 彼らが砂の中を移動するようになった理由は諸説あるが、今日はその中の1つを紹介しよう。 大昔、そのニワトリは大空を飛び回り、地上のあらゆる生命をその強靭な嘴で捕まえていた。しかし、あるとき地上に長い長い冬が訪れた。 海は凍り、大地は雪に閉ざされた。 空は絶えず強風が吹き荒れ、彼らは空を失った。 そして地上も吹雪が途切れる事は無く極寒の世界になった。 彼らは少しでも寒さを逃れるために雪に穴を掘った。 彼らはその強靭な嘴で雪を掘った。 寒さに震えながら何処までも掘った。 そうしていつの間にか彼らは土を掘っていた。 地中深くは外の気温に関係なくほとんど一定で暖かかっ...
  • A-02
    作品リストへ 前へ 次へ A-02:39-00712-01 相葉 翔 アウトウェイ さん 「星の願いごと」 静かにいつもこのそらに輝いている この輝きが届く場所ではどんな思いで見ている人がいるのだろう 笑顔?期待? 絶望?不安? 悲しい思いでは見て欲しくないと願う 出来るのは輝くことだけ でもそれだけしか出来なくても 太陽みたいに心を照らせる 真っ暗な中でいくつも輝き 月と一緒に照らしてる 悲しみを出さないように 優しく いつも優しく でもそれは夜明けまでのお手伝い 夜があければ太陽が力強く照らしてくれる 強く とても強く 太陽にある強さと月や星の優しさ それが見ている側に届いているのだろうか 届かないのなら 夜空を切り...
  • A-41
    作品リストへ 前へ 次へ A-41:39-00709-01:西田八朗:アウトウェイ さん 「森の話~音楽会~」 森の中には魔女がいる 鬱葱と茂る藪を抜け 薄く光が差し込む森を抜け ぽつぽつと家が建つ村落を抜け 目の前に聳える大樹に寄り添うよう様に 魔女の住む家がある 白くも見える長い、銀の髪を持つ、美しい魔女がそこにはいる 家の中の魔女は今、部屋の中にあるピアノの音を確かめるように、鍵盤に指を走らせている ピアノの側には節くれだった杖と、魔女の帽子が置かれている 魔女の家の奥を覗けば、壁には魔女に似合わぬ鎧と剣がかけられて、他の部屋には子供用のベッドがある 魔女の同居人は誰なのだろう? …と、魔女がピアノから指を離す どうやら準備が整ったようだ 魔女は帽子を被り、杖を持つと、ドアの前に立った ドアを開ける前に、ピアノに向けて杖を振る...
  • A-38
    作品リストへ 前へ 次へ A-38:39-00709-01:西田八朗:アウトウェイ さん 「林の話~冒険~」 林の中にはオバケが居る 町中で、そんな噂が広がったのは、春の初めの頃 風が強い日の事だった この町には、一本の大樹を中心にして広がる林がある 大樹はこの町の観光名物で、林に隣接するように大きな公園も作られた その公園で、ゴミ回収をしているオジサンが、林の奥から奇妙な音が聞こえた、って言っていたことが噂の元だ やんちゃな子供達が噂に興味を持って林に向かったけれど、誰も居ない筈の林の奥から変な音が聞こえたと、顔を真っ青にして帰ってきた そんな林の入口に、少年が一人立っている この町では見かけない肌の色をしている 彼は最近この町を訪れた少年だ つまりは異邦人である 彼はまだ、この町に友達が居ない 肌の色が違う 瞳の色が違...
  • A-42
    作品リストへ 前へ 次へ A-42:33-00750-01 黒野無明 無名騎士藩国 さん 「めぐり、つながるうた」 /*/ 少年は夢を見ていました。 とても悲しい夢。見ているだけでつらくなる夢。 そんな夢を見る日は、いつだって少年は眼を開き、夢から目を背け逃げ出します。 ただ、そんな世界で、いつも少年に届く音色がありました。夢の中、見ていられないほど辛い光景。ただ、それだけがある世界のはずなのに。世界に響く歌がありました。 それは、力強く、それでいて優しく暖かい歌。誰かのために歌われる歌。 けれど、その歌では少年の心を守ることはできませんでした。 だから少年は怖くて、いつも逃げていました。 何度も、何度も、何度も歌声が聞こえなくなるまで……。 そして、世界から歌が無くなりました。ただ、視界には暗く、悲しい不条理がまかり通る、誰もが逃げ出さざるを得な...
  • A-01/コメントログ
    「ヴィオラと吼える谷」 ○00-00655-01:沙崎絢市:天領 ○個人口座:1 ○なんか「はじめてのおつかい」というか、ほのぼのしていて良かったです。 -- (舞花@スタッフ(代理投票)) 2008-06-30 23 00 17 ○29-00555-01:芒:になし藩国 ○A-01:「ヴィオラと吼える谷」 ○支払い口座:1 ○作品へのコメントをひとこと ・こういう優しいお話っていいですよね。あと、締めの一言が微笑ましかったので。 -- (舞花@スタッフ(代理投票)) 2008-07-01 01 44 31 ○27-00518-01:od:ヲチ藩国 ○個人口座:1マイル ○ファンタジー世界ですね。 -- (27-00518-01:od:ヲチ藩国) 2008-07-04 00 01 16
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