DF部隊本拠地内検索 / 「デルザイル」で検索した結果

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  • デルザイル
    デルザイル 開発者:アビアティック アセン パラボロイドLG └デルダレポートBD  ├タラバトロンAM  │└シングルガン  ├タラバトロンAM  │└ブロードソード  └パラボロイドBS ―開発者のコメント― 大量生産を主眼に開発された悪魔軍ロボです。 そのため構成パーツはなるだけ安価なものを使用しています。 悪魔軍ロボは初めて!なんて方でも簡単に作れると思います。 是非作ってみてください! 戻る
  • VS,BK帝国
    BK帝国=ハイゼットのニコ生の人たち ドルグ部隊はデルザイルで出撃 デルザイル所持者は強制参加 ルール(予定・・・www) BK帝国はキシトン武器不可+無課金武器のみ デルザイルは多少の課金武器を有り 無理な日にち書いてもらえるとありがたい・・・ ルール等の相談もよろ 名前 コメント すべてのコメントを見る
  • VS,ハイゼットニコ生部隊
    ... ドルグ部隊はデルザイルで出撃 デルザイル所持者は強制参加 ルール(予定・・・www) リーダーを決める。 リーダーが撃墜されたら終了。 VSサイバーステップのように何かがある。 デルザイルの装備は制式兵装固定。 ゼロファイターの装備は初期装備固定。 無理な日にち書いてもらえるとありがたい・・・ ルール等の相談もよろ 名前 コメント すべてのコメントを見る
  • ss-01 女神──可笑シナ女──
    ...のを見ながら、一体のデルザイルに話しかける。 「予備のパーツで粗方組みました。コアの調整はB班に任せますので、こちらに」 「おう。俺はB班の方に行くから、こっちは頼んだぜ」 「御意に」 デルザイルはヴァンガードに一礼し、すぐさま作業に戻る。 「持って帰って来たぜ。というかよぉ、どうやったら逃げだすようなAI作れるんだっての。俺を殺す気かよ」 「いえ…何分こういった方面の作業は苦手でしてね」 「ハッキリ言って俺も訳わかんねえが……。まあ、俺に服従するようにつくりゃ、それでいいからよ」 研究室の最奥。蒼いカプセルに納められた長身のロボ。 「これで完成か?」 薄暗い部屋の中、カプセルの放つ光のみが部屋の中を照らしている。 その中で、ヴァンガードが後のデルザイルに声をかけた。 「ええ...
  • 機体開発
    機体ファイル ナンバー 機体名 説明 No1 デルザイル 量産型悪魔軍ロボ No2 デルダキャノン 後方支援型悪魔軍ロボ
  • ss2-01 導入──蠢ク悪魔──
    ...がら、男が部下であるデルザイルの報告を聞いていた。 「で、なんだって?」 「で、ですから……回収した夜鴉が、再び奪取された、と……」 「見張りは何やってたんだ? タダで雇ってんじゃねえぞ」 「見張り人によると、侵入者は無し……夜鴉が単騎で離脱し、迎撃部隊を振りきったそうです」 「そうです、じゃねぇ。情報の精度は確かなんだろうな?」 「は、はいィッ」 全身から緊張という二文字の札を垂らしながら、デルザイルは震え続ける。 「チッ……あの試験機が逃げ出したってことは…まぁた厄介なことになりやがった」 「ヴァンガード様」 唐突に、後ろから女の声が聞こえた。 「アルテミスか。何の用だ」 声が幾分か落ち付いたのを見て、部下であるデルザイルが心の中で安堵のため息を吐く。 同時に、頬を僅かに染めな...
  • ss-03 副業──汚レタ仕事──
    ...部屋を指さしながら、デルザイルに問いかける。 「はい。今は使っておりませんので、ご自由に」 「んじゃ、お前はちょっと待ってろ」 「何をするんですか?」 その問いに、少し笑いながら答える。 「……そうだな。変身、ってか」 暗い研究室の中、白と緑色の装甲をした小さなロボがいた。 「変装なんて趣味じゃねぇが、しゃあねえわな」 「っと、ポイーン行く前に連絡しとかなきゃいけないか」 無線を取り出し、何処かに連絡を入れる。 「もしもし、─────ですか? ……私は…ええ、そうです」 「例の“モノ”の情報です。送らせていただきました」 「…ええ、大丈夫です。では」 「……。これでアイツの開発費の基は取れたか」 奥の部屋から帰ってきたヴァンガードは、白と緑に包まれていた。 ...
  • ss-02 実験──輝ク光、AURA──
    ...トル内部。 デルザイル3機が何やら機械の調整をしている中、ヴァンガードはアストラエアと二人となり、何やら気まずい雰囲気が流れている。 「……」 「……?」 少し下を向き、アストラエアと目を合わせまいとしている中、件の彼女は、楽しそうにヴァンガードの様子を窺っている。 (……調子が狂うな。まったく) と、嫌そうに思考を働かせるヴァンガード。 (ヴァンガード様、何を考えているんだろう……) まったく関係ない事を考えながら、それでも楽しそうに観察を続けるアストラエア。 「ヴァンガード様、機械の調子が」 「あん?どうした」 よくやった、とばかりにデルザイルのもとに近づく。あとで報酬を上乗せしてやろうか、と高揚した気分の中考える。 「どうやら、エネミーとして指定する予定のロボに不具合があるようで」 ...
  • フォッカー隊格納庫はコチラ
    ...たん 装備:多数 デルザイル 装備:シングルガン・ブロードソード 出る
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    ... VSハイゼット軍 デルザイルを使ってニコ生主「ハイゼット」の部隊と戦います 連絡事項 日付 連絡 補足 12/7 DF部隊HP リニューアル開始 ページの増幅 4/20 ローランドが生放送 コミュURL http //com.nicovideo.jp/community/co1238701 3/20 新メンバー Valentine殿 DF名:ガブリエル 3/20 新メンバー へたれうす殿 DF名:イスパノ 3/20 新メンバー バギクロス殿 DF名:エイモス 10/23 新メンバー 真鴉殿 DF名:ヴァルキリー 10/23 新メンバー 81z殿 DF名:ルクレール
  • ss-07 夜鴉≪ナイトレーヴェン≫
    ...を確認すると、部下のデルザイルに声をかける。 「AURA試験用パーツを出せ」 「いや、しかし、あのパーツは…」 「もう予備もない。AURA機構を最大限に発揮する為にも、アレの方が効率がいい」 「…解りました」 (アイツ…ヴォルクトっつったか…。まさか夜鴉を機材ごと持ってくたァな……) 急ピッチで行われた改修作業は、たった数時間で終了した。 ヴァンガードが常に横にいたので、カプセルを持ち出されることはなかった。 「これで、いいんですか?」 新調した両腕を見ながら嬉しさを見せるアルテミス。 「AURAと同調して機能を発揮する機構がある。AURAの有能性が引き延ばされた、ってトコだな」 「なるほど!」 心なしかテンションが上がっている気がしなくもないが、ヴァンガードは考えないことにする。 ...
  • ss2-02 奇襲──夜ノ砂漠ニ煌メク者──
    ...るアルテミスを見て、デルザイルが心配そうに声をかける。 「アルテミス様?」 「あった! あ、えっと…、なんでもありません。失礼します…」 「はぁ…」 釈然としない表情を顔面に貼り付けたデルザイルが、アルテミスを見送る。 夜、惑星ガルド・天使軍基地から近い、小さな拠点。 拠点とは名ばかりで、外見は工場、内部も基地とは言えず、建設途中で骨格はむき出し状態で、なんの機能を果たしていない。更に光源はなく、内部は所々に穴のあいた屋根の部分から、星の光が入ってくる程度である。 そんな薄暗い空間の中で、一名の新参天使軍ロボ・ゼロファイターと、悪魔軍を裏切り、密かに反乱を企てるこれまた下っ端のロボ・デルゴンが会話を続けていた。 「しかし、今の戦力で本当に、その…DF部隊のナンバー2を倒せるのか?」 デルゴンが不安そうにゼロ...
  • ss-06 回収──蘇ル女神──
    ...らに…?」 デルザイルの一人が聞くが、ヴァンガードは振り返らずに答えた 「んー、残党共をぶっ潰してくる」 その声と同時に、ヴァンガードは青い光に包まれ、何処かへ移動してしまった。 ラムタ村 一人の天使軍ロボと、灰色に塗装された、鳥を思わせるような大きなロボが居た。 「いいかい」 「……」 「目標はこの男だ。取り巻きもつれているかもしれないから、本人が居ずとも、皆殺しにしろ。いいね」 「了解、マスター」 「奴はメタイヤ古戦場に居る。行けッ」 言葉と同時に、灰色のロボは跳び出した。 こうして── 二つの組織が、相手の名も知らず潰しあうこととなる。 惑星ポイーン、メタイヤ古戦場。 そこには、40人程の天使軍ロボが集まっており、その西側から、ゼロファイター...
  • デルザロッサ
    デルザロッサ 開発者:リック・ドム×12 戻る
  • Scene1 魔境
    ...0人の下級悪魔ロボ、デルザイル・デルビン・デルダータイプが一気に入口に向かってなだれ込んだ。 そしてその後を追う3人の中級悪魔。 黒地にワインレッドの髑髏の描かれた旗を翻して進むデルファイター=アビアティック。 長さの違う2本の刀を構えた隻眼のヴィシュラガグヅチ=スタイヤー。 長槍を両手に携える赤いポニーテールの女、グレイヴ。 「んじゃ、陽動部隊は頼むぜ。俺様達は別行動で調査するからよぉ」 アビアティックが緊張の欠片もない声で指示を出した。 すぐさま異変に気付いた天使軍は守備隊を展開させ、基地内で防戦にあたっている。 「こちらBブロック!増援要請!」 マシンガンで必死に応戦しながら無線を飛ばすフィザリバン。 直後に彼は後ろから迫ってきたデルゲルダーに切り伏せられた。 デルゲルダー、デルビン...
  • 五十音
    あ アークレイ(後期型) アストラエア アストラエア(AURA) アマルテア アマルテア(大型ボディ装備) アマルフィ アルテミス アルテミス(リミッター解除) い イオ え エウロパ ガニメデ お か カプロニ・ヴェルファー カリスト カリスト(Ftype) カリュケ き く クルーザー け こ コンバット コンバット(大型ボディ装備) さ し ジェットデルビン シュトゥルムヴィント ジュピター す スタイヤーイクス ステイルメイト ステルスデルビン せ ゼプトロン(初期) ゼプ子 タケミカヅチ そ た ち つ て デイモン・フェイス テラーデルビン デルゲルダーさん デルザロッサ デルビン デルビンMk-Ⅱ デルビンスカウト デルビンダイバー デルビンボクサー デルメ・S デルメ・S改 と な ...
  • デルダキャノン
    デルダキャノン 開発者:真鴉 アセン ボイルデックLG └デルダレポートBD  ├ビクトリーAM  │└サバイバルナイフ  ├ダスドビクトリーAM  └ボイルデックBS ―開発者コメント― 戻る
  • デルビン
    デルビン 開発者:リック・ドム×12 戻る
  • デルメ・S
    デルメ・S 開発者:dop 戻る
  • 量産型デルメ
    量産型デルメ 開発者:dop 戻る
  • デルメ・S改
    デルメ・S改 開発者:dop 戻る
  • デルタダートⅢ・R
    デルタダートⅢ・R 開発者:トールギス3 戻る
  • デルタダートⅢ・L
    デルタダートⅢ・L 開発者:トールギス3 戻る
  • テラーデルビン
    テラーデルビン 開発者:dop 戻る
  • デルビンMk-Ⅱ
    デルビンMk-Ⅱ 開発者:dop 戻る
  • デルビンダイバー
    デルビンダイバー 開発者:dop 戻る
  • デルビンボクサー
    デルビンボクサー 開発者:dop 戻る
  • ジェットデルビン
    ジェットデルビン 開発者:FANTOM 戻る
  • ステルスデルビン
    ステルスデルビン 開発者:FANTOM 戻る
  • デルゲルダーさん
    デルゲルダーさん 開発者:リック・ドム×12 戻る
  • デルビンスカウト
    デルビンスカウト 開発者:dop 戻る
  • レイルカラード編01
     カラード側での生活が落ち着いていた時期。私はオーメルの尖兵として、さまざまなミッションを引き受けていた。  そんな中で、もっと強くなりたい、という気持ちを持ちつつ、プライベードでカラードに足を運んでオーダー・マッチをしていたりもした。  You Win の文字を見ながら、ふぅ、と息を吐く。  こんなものでいいか、とシミュレーションを終了し、ネクストのコクピットを模したカプセル状のシミュレータから出る。 「……」  割と汗をかいているようだった。なかなかに長期のAMS接続だったこともあり、若干頭痛もあるようだ。 「レイル様、レイル様」  近くにある温泉フロアへ足を運ぼうとしていると、オペレータを兼ねた秘書が、眼鏡をクイッとあげて、走って息が上がっているのか、顔を赤くしながら声をかけてきた。 「、君か。どうした?私は今日...
  • レイル・ナルド編
    レイル・ナルド  国家解体戦争前から、レイレナードで働いていた。国家解体戦争時、自らも開発に関わった新兵器ネクスト、03-AALIYAHに乗ったことがあり、ベルリオーズの専属メカニックマン。  リンクス戦争時にベルリオーズとレイレナード社を失ったレイルは、ベルリオーズの背中を追い、リンクスとなる。しかし、常にAMS適正に悩まされていた。  ORCA旅団決起前に、オーメルのオッツダルヴァと出会い、彼の命でORCAに合流した。  大衰退ごろ、新型に乗り換えて、サカキと出会う。 レイル過去編01 レイル過去編02 レイル過去編03 レイル過去編04 レイル過去編05 レイル過去編06 レイル番外編  レイル・ナルド"カラード編" カラード時代のことをもうちょっと見ていこうって話 時系列はばらば...
  • ステイルメイト
    ステイルメイト 開発者:トールギス3 戻る
  • Scene8 氷原
    惑星デゴの悪魔軍基地。 制圧作戦を展開してきた天使軍、その最初の攻撃は飛行部隊による爆撃であった。 六機のヘリンガルが一気にナパームボムを投下し、基地のあちこちで爆音と炎が上がっている。 既にデルビコプター達が飛び立って空中での迎撃に当たっているが、護衛のジェッツに蹴散らされている状況にある。 爆音が響き、マシンガンで迎撃していたデルダータイプの一団が吹き飛んだ。 「畜生・・・!アイツらぁ・・・」 備えられたテトラポッド型のバリケードの内側でライフルを構えながらこぼすデルビンヘッド。 放たれた弾丸はヘリンガルの一機、その脚部に命中し、被弾したヘリンガルはバランスを崩して空中で回転しながらゆっくりと落ちていく。 「っしゃぁ、見たかよパトリオットォ!」 「退いてくだサイ。ワタシが迎撃スル」 パトリオットと呼...
  • フォッカー隊格納庫奥地はコチラ
    試験隊 NoⅠ ユンカース 隊長 NoⅡ イルビティス 副隊長 試作機体 NoⅠ デルゴンレプリカ 性能に似合わず高コストなため製造中止 NoⅡ グワッジ・テストタイプ 武器のバランスが悪いため廃止 NoⅢ 高機動型デルビン 機動性は上がったがEN効率が悪いため廃止 NoⅣ METAL-GEAR(typeREX) 開発途中 NoⅤ METAL-GRAR(typeRAXA) 開発途中 戻る
  • レイル過去編04
     「ORCA旅団」という、ある種の反企業・反クレイドル組織に招かれた私は、ネクストで戦わされるのかとも思ったが、違っていた。  初めに、≪メルツェル≫という男の元に通され、そこで頼まれたのだ。 「レイル・ナルドだったか? すまないが、ここにはこれ以上ネクストを置けなくてな……できれば、解体して置いておきたいのだが」 「ああ、私は別に、それでもかまわないが」  当時AMS適正に悩まされていた私は、ネクストへの執着心は無かった。あるのはベルリオーズを越えたい、という、叶うはずもない夢だけだ。 「そこでだな……。シミュレータを使って、≪兵たち≫の相手をしてやって欲しい。彼らは、対ネクスト戦の経験も、対策も無いからな。シミュレーションだ。好きなだけ暴れてほしい」 「それが、私の仕事か?」 「…あぁ、そうなるな。すまない」 「いや、いい...
  • レイル過去編05
     実際の≪ORCA旅団≫の通常戦力は、たった20機と言うわけでもなく。私は日替わりで、様々な支部拠点を転々として、数え切れないほどのノーマルとシミュレーションで戦闘を繰り返してきた。  そして、6月頃。  ホワイト・グリントが、撃墜された。あの伝説的な傭兵を撃破したのは、カラードランク31、最底辺に存在していた、後に≪人類種の天敵≫としてアナトリアの傭兵と並ぶ男だった。オッツダルヴァは海底で、旧レイレナードの潜水艦に回収され、漸く、オッツダルヴァは───否。ORCA旅団長、≪マクシミリアン・テルミドール≫が合流したのである。  私は当時、メルツェル以外の≪ORCA旅団≫のリンクスの面々との交流を控えた。明日死ぬかもしれない同志達と、笑っては居られなかったのだ。レイレナードの≪クローズ・プラン≫───その計画が、始まろうとしていた。  そんな私の考えを打ち破っ...
  • レイル過去編06
     クレイドルが、墜落した。  刹那の出来事だった。  新たに合流した、かのホワイト・グリントを撃墜した≪彼≫が、オールドキングに誑かされ、クレイドルへ直接攻撃した、という話だ。  その後破壊活動を続けた≪オールドキング≫は、ジュリアス・エメリーという女リンクスによって粛清、超上空での戦闘はアサルト・セルを撒きこみ、玉砕覚悟で特攻を仕掛けたジュリアスの≪アステリズム≫は、オールドキングの≪リザ≫を盾にする形でアサルト・セルによる一斉攻撃を受け、共に撃墜した。  ORCA旅団の活動として企業連に認知され、マクシミリアン・テルミドールが目指す「革命」に大きな障害が生じたが、終局的には、アルテリアのエネルギーが衛星軌道掃射砲≪エーレンベルク≫に注がれ、宇宙(そら)を囲む無数の無人砲台を破壊した。人類は遂に、宇宙を手に入れたのだ。  エーレンベルクによる、アサ...
  • レイル過去編03
    「有澤社のグレネードが欲しい。仕入れてくれるか」 「…はぁ?」  彼は、ひたすらに変わった男だった。  No.1、レイレナードの英雄。その名を、ベルリオーズ。  彼は日夜、ACSISに設けられたモニタルームで、愛機≪シュープリス≫を眺めていた。  私は、仕事もそっちのけで、彼の行動を見ていたが、勿論「チーフなのに何をしてるんだ」と何度も叱られたことだ。無論、私はまだ20代前半で、周りの整備士の方が、技術も、歳も、上だったと言えるだろう。  誇り高く高貴。彼は仕入れたパーツの性能を最大限に使い、その費用に対して、お釣りが来るほどの戦果を上げ続けている。 「いつまでそうしてるんだい、旦那」  ある整備士──≪チーフ≫としての私の部下だが、先述の通り年上だ──が、彼に声をかけた。彼は、もう3時間もモニタを睨んでいる。 「……...
  • Scene10 動乱
    同時刻、基地の北側の海面には一隻の巡洋艦が浮かんでいた。 海中から基地の内部へと侵入した天使軍別働隊の母艦である。 「レルグナ隊、全小隊ともに現在遭遇した敵を各個撃破しながら進んでおります」 ブリッジではオペレーターのパラボロイドが報告する。 対して答えたのは艦長席に座る深緑色のシュトルバンガー。 「うむ、重畳だ」 別働隊の指揮を執る、シュトルバンガー=グリーマンであった。 その隣に佇んでいた副官らしき白と緑のゼロファイターがグリーマンに言う。 「順調に進んでおりますね。アビアティックの提供した情報でしたが・・・」 「そうだな。あの男も信用できるか疑わしいものだったが、今回はきちんとやってくれたようだ」 グリーマンの言うあの男とは、勿論デルファイター=アビアティックの事であった。 グリーマン...
  • Scene11 最強との遭遇
    「おい!応答しろ!オペレータ!」 薄暗い、デゴ悪魔軍基地の内部。 青い迷彩を施されたタラバトロンが、母艦からの通信の突然の途絶に焦りの色を浮かべていた。 「畜生、ダメだ。通じねぇ・・・」 「落ち着くのである」 平静の色を崩さない黄色の瞳で諭すのはこれまた青い迷彩柄のガクゥーン。 彼こそが、天使軍特殊部隊レルグナ隊の隊長である。 悪魔軍基地の内部に北側のドックから侵入したレルグナ隊。 今や彼らは総勢二十人を四つのチームに分け、五人ずつで行動している。 彼は不安の色を浮かべるタラバトロン二人とロブガイズ二人の合計四人の部下の顔を一人ずつじっと見据えると、口を開いた。 「我々の目的は悪魔軍基地司令室の制圧である。母艦及び他部隊との通信は乱れてしまったが、幸い基地内部の構造データは我々一人一人のメモリに刻まれて...
  • ss2-03 神域──アイシス──
    ss2-03 神域──アイシス── 蒼色の眼光が、閃光となって奔る。 一瞬でむき出しの入り口外まで駆け抜けた漆黒の夜鴉──アイシスは、右手の巨大な二刃の剣を振り抜き、下っ端として連れて来ていたゴライアスを数名両断する。 「チッ、ティーガ!」 アビアティック──厳密にはヴァンガードが叫ぶ。同時にティーガが両手のシングルガンを構え、ゴライアスと様々な方向からの一斉射撃を放つ。 散らばった弾丸を避け、叫んだデルファイターへ近づく夜鴉。 「チッ」 背中の部隊旗を目眩ましに投げつけ、右に大きく飛び跳ねる。着地予測時点にミサイルを放ち、レーザーで追撃。 「……無傷か」 入口付近で構えていたティーガが言葉を零す。 「遅いな」 機械音を垂れ流しながら、ミサイルとレーザーを凌いだ夜鴉が砂漠の地面に着地した。 静か...
  • Scene7 野心の輝き
    ドルグ基地司令室には、緊急招集をかけられた中隊長クラスの悪魔ロボが集まっていた。 その中央には、ドルグ基地総司令デルファイター=ヴァージニアの姿も。 退屈していた中に突然の増援要請が舞い込んだことで、随分と舞い上がっている様子だった。 「今回の防衛目標はデゴ北部の悪魔軍秘密基地となります」 コンソール前のポインタを動かしながらデルビンが説明する。 海に面した海岸沿いに、基地を表す▲印。 「偵察隊の情報ですが、この基地の南側で天使軍が集結しているとのことです」 少し離れた南側に、赤い丸がボツボツと現れた。 「集結する天使軍の規模から見ても、かなりの規模の制圧作戦が展開されると予想されます」 「はい、という訳でぇ」 と、横から割り込んだのはヴァージニア。 テンションを抑えきれていないようである。...
  • Scene5 噂と鉄砲玉
    「ポイーンへ独力で潜入しての強襲作戦なぁ」 「それを特殊部隊でも無いのに支援無しで成功させたそうだぜ?」 「しかしまた、何故そんなモンに一般の部隊を動員したんだ?」 「んなコト知るかよ、俺だって聞いた話なんだしよぉ」 「おいオメェら。ヤベェって・・・」 何やらボソボソと喋っていたデルダーとデルビン達だが、件の作戦の中心人物3人の姿を認めて押し黙った。 赤いポニーテールに槍を携えた女兵士グレイヴはそんな下級悪魔を横目に見ながら今回の作戦の責任者であるデルファイター=アビアティックの後ろを歩いていた。 下級悪魔達の視線を感じながら、彼女は何やら少し苛立っているようであった。 「・・・随分と、噂になっているようですね」 「そう気を立てることもござらんのではないか、グレイヴ殿」 そんな彼女をなだめるのは隻眼のヴィ...
  • レイル過去編01
    ベルリオーズ、という男がいた。  私の、師であり、目標であり、憧れの存在だった。  私は、彼の専属メカニックマン・チーフと言う、当時若干23歳としては、あり得ないような立場に居た。そして当然収入も、同年代の平均を大幅に上回るような額だった。  それは、彼──ベルリオーズ──が、26人のリンクスの頂点、No.1だったということが、大きな理由だろう。  如何にして私と彼が出会ったかは、覚えていない。気付けば私は彼の弟子であり、流れるように新興企業レイレナードへと就職した。  彼は、私も設計に関わった──厳密には、入社直後、当時まだ珍しかった僅かなAMS適正値より、強引にテストパイロットとして搭乗させられた──03-AALIYAH、固有名≪シュープリス≫を駆るリンクスで、非常に腕の立つ男だった。  そんな彼の人生は、突然終わることとなる。 ...
  • レイル過去編02
     オーメルの思惑通り“失敗”した私には、何のお咎めもなかった。リンクス戦争後の軍備増強を図っていた中で、使える人材だとでも思われたのか。  オーメルグループは、(まだ完全な提携関係ではないにしろ)ローゼンタールの騎士、ノブリス・オブリージュや、オーメル・サイエンスの天才、セロをリンクス戦争にて失っている。その原因は、レイレナードの我が師、ベルリオーズによるものだったのだが、それを知ったのは、ついさっき、過去の資料を見ていた時だ。  弾数の少ないMARVEのお供に、私はレイレナードのマシンガン、01-HITMANを購入した。メカニックマン時代の貯金はたんまりとあった。  02-DRAGONDRASLAYERはマーヴの弾切れを考慮して右のハンガーに格納。レイレナードの製品のライセンスはオーメルが持っており、リンクス戦争後暫くの間、オーメルによって生産がされていたのだ。 ...
  • ss-05 暗躍──裏切リト目的──
    ss-05 暗躍──裏切リト目的── レルグナ隊出撃から数分、ブリッジで、オペレータを務めるパラボロイドが声を出した。 「レルグナ隊、全小隊ともに現在遭遇した敵を各個撃破しながら進んでおります」 レルグナ隊が上陸し、善戦しているとの報告があり、、シュトルバンガー=グリーマンは鼻が高い様子だった。 「うむ、重畳だ」 「順調に進んでおりますね。アビアティックの提供した情報でしたが……」 「そうだな。あの男も信用できるか疑わしいものだったが、今回はきちんとやってくれたようだ」 (……哀れ男だ。“信用できない”男と軽々と取引するとはな。尤も、最初に誑かしたのは俺だが) 多目的戦闘補助システム『アブストラクト』の情報と引き換えに悪魔軍秘密基地の情報を得る、という取引。 その“アブストラクト”の情報を最初に売り付けたのは、隣のゼロ...
  • Scene12 渇望
    薄暗い通路に甲高い金属音を響かせて、その赤いポニーテールの女は繰り出されたクローを槍で弾いた。 「やはり、消しに来ますか」 腰を落として再び槍を構え、敵を見据えるグレイヴ。 (マズイ、ですね・・・。この狭い通路で三対一とは) 対峙するのは三人の天使ロボ。 それぞれが全身に青い迷彩を施した、特殊部隊の一員であった。 その中の一人、ロブガイズが口を開く。 「悪ぃな、ネエちゃん。協力者を殺めるなんてこたぁ正直後ろめたいんだが、アンタらを始末しろってお達しなもんでね」 「別に、こちらとて裏切り者のようなモノですし」 「ハッ、裏切り者同士ってか?なら容赦はいらねぇんだな」 すかさず、再びクローを前面に繰り出すロブガイズ。 ふらりと避けたグレイヴだが、今度はタラバトロンがナイフを横薙ぎに振るう。 ...
  • サカキ過去編01
     あの、気が狂いそうになるほど紅い、血のような空と炎。そして、その紅蓮の炎を纏い、蒼い光を放つ、AC。  右手にはパルス、左手にはレーザーブレード、背中に、ミサイルと、グレネード。  俺の、敵だ。  気温の暑さに、目が覚めた。  炎が並ぶ中で、足元に違和感を感じた。  下半身を、トマトを潰したようなヒト。  父さんだった。  声が出ない。  左手側には、地面に血だまりができていた。その先を見ると、女の首だけが転がっていた。ああ、母さんだ。 「おと……ん、……かあ、さん、…きて、よう」  声を出せ。  蒼い光が、こちらを向く。  絶対的な恐怖を醸し出したような九の字のACが、こちらを見ていた。  こわい。  たすけて。  たすけてたすけてたすけてたすけてたす...
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