DF部隊本拠地内検索 / 「パトリオット」で検索した結果

検索 :
  • パトリオット
    パトリオット 開発者:ナムコ 戻る
  • パトリオット(正式)
    パトリオット(正式) 開発者:ナムコ 戻る
  • Scene8 氷原
    ...「っしゃぁ、見たかよパトリオットォ!」 「退いてくだサイ。ワタシが迎撃スル」 パトリオットと呼ばれた四本足の大柄な悪魔ロボが前に出る。 「発射シークエンスに入りマス」 彼は上を向くと二機のヘリンガルを視界に捉え、接地する四本の足から地面に杭を打ち込む。 上空の二機のヘリンガルを睨み、照準を合わせるパトリオット。 背中に背負った六基のミサイルランチャーの口が開くと、銀色の弾頭が順に煙を噴いて飛び出した。 ミサイルはそれぞれのヘリンガルに左右方向から迫ると一機目、二機目と命中し、二機とも煙を上げて落下していく。 「む、グゥ・・・!」 突如上からのマシンガンの掃射を受け、パトリオットは呻く。 ジェッツが頭上を通り過ぎながら離れたところの悪魔ロボに向かってミサイルを放っていった。 パトリオットは...
  • 五十音
    ...は ハヴォック パトリオット パトリオット(正式) パラドゥクト ひ ふ ファールバウティ プラクシディケ へ ほ ホーカム ま み む め も や ゆ よ ら ラウドロック り 量産型デルメ る ルイガノ・Cen れ ろ ロイヤルクイーン わ ん etc,
  • レイル過去編03
    「有澤社のグレネードが欲しい。仕入れてくれるか」 「…はぁ?」  彼は、ひたすらに変わった男だった。  No.1、レイレナードの英雄。その名を、ベルリオーズ。  彼は日夜、ACSISに設けられたモニタルームで、愛機≪シュープリス≫を眺めていた。  私は、仕事もそっちのけで、彼の行動を見ていたが、勿論「チーフなのに何をしてるんだ」と何度も叱られたことだ。無論、私はまだ20代前半で、周りの整備士の方が、技術も、歳も、上だったと言えるだろう。  誇り高く高貴。彼は仕入れたパーツの性能を最大限に使い、その費用に対して、お釣りが来るほどの戦果を上げ続けている。 「いつまでそうしてるんだい、旦那」  ある整備士──≪チーフ≫としての私の部下だが、先述の通り年上だ──が、彼に声をかけた。彼は、もう3時間もモニタを睨んでいる。 「……...
  • レイル・ナルド編
    レイル・ナルド  国家解体戦争前から、レイレナードで働いていた。国家解体戦争時、自らも開発に関わった新兵器ネクスト、03-AALIYAHに乗ったことがあり、ベルリオーズの専属メカニックマン。  リンクス戦争時にベルリオーズとレイレナード社を失ったレイルは、ベルリオーズの背中を追い、リンクスとなる。しかし、常にAMS適正に悩まされていた。  ORCA旅団決起前に、オーメルのオッツダルヴァと出会い、彼の命でORCAに合流した。  大衰退ごろ、新型に乗り換えて、サカキと出会う。 レイル過去編01 レイル過去編02 レイル過去編03 レイル過去編04 レイル過去編05 レイル過去編06 レイル番外編  レイル・ナルド"カラード編" カラード時代のことをもうちょっと見ていこうって話 時系列はばらば...
  • ss-06 回収──蘇ル女神──
    ss-06 回収──蘇ル天使── デゴの悪魔軍基地付近に上陸したゼロファイター、アーヴァン──或いはヴァンガード。 彼は、現在凸凹の多い地帯に隠れ、ゼロファイターの白色を活かし、偵察を続けている。 (どこだ……) 見たところ、空にはいないようだ。 ならば、“想定されたどおりに撃破された”か。 (あいつなら、どっかに逃げ…ん?) 地上を見渡していると、洞窟が見え、その中に赤と白のロボが座っているのが見える。 (アイツ……っ) 即座にホバーモビルを操り、広大なデゴに駆けだした。 (ヴァンガード…様……) 洞窟の中、赤と白で塗装された長身ロボ──アストラエアは、壁に背を預け、天井を見ながら意識を朦朧とさせていた。 ガサッ、と、洞窟の穴の方から音が聞こえ、同時に、こちらに向かうであろう、足音が洞窟内...
  • ゼプトロヌス過去編02
    「結局テメェも、自分の命が大事なだけだろうがよォ!」  ショットガンのトリガーを引いた。「ダァン!」と強烈な音が鳴り響く。しかし散弾はプライマル・アーマーの前に防御された。 『私は……まだ死ねんのだ、ベルリオーズを越えるまで!』  ベルリオーズ。国家解体戦争からリンクス戦争を生きた伝説だ。 「アンタがNo.1を? ハッ、やめとけよ。ネクストの時代を終わらせたのは、アンタら、特にオーメルだろォが!」  オーメルは企業の中で、最も発言力が高かった企業だ。そして、カラード機構は、オーメルの意思を反映しているともいえた。 『私はレイレナードの人間だ!コジマ凍結令が出なければ、再びオーメルの尖兵として戦う理由も、ネクストに乗る理由もなかった!』  接敵。高速で降下したアリシアが、左手のショットガンを、ライフルの銃剣で叩き飛ばした。  そ...
  • レイル過去編05
     実際の≪ORCA旅団≫の通常戦力は、たった20機と言うわけでもなく。私は日替わりで、様々な支部拠点を転々として、数え切れないほどのノーマルとシミュレーションで戦闘を繰り返してきた。  そして、6月頃。  ホワイト・グリントが、撃墜された。あの伝説的な傭兵を撃破したのは、カラードランク31、最底辺に存在していた、後に≪人類種の天敵≫としてアナトリアの傭兵と並ぶ男だった。オッツダルヴァは海底で、旧レイレナードの潜水艦に回収され、漸く、オッツダルヴァは───否。ORCA旅団長、≪マクシミリアン・テルミドール≫が合流したのである。  私は当時、メルツェル以外の≪ORCA旅団≫のリンクスの面々との交流を控えた。明日死ぬかもしれない同志達と、笑っては居られなかったのだ。レイレナードの≪クローズ・プラン≫───その計画が、始まろうとしていた。  そんな私の考えを打ち破っ...
  • レイル過去編01
    ベルリオーズ、という男がいた。  私の、師であり、目標であり、憧れの存在だった。  私は、彼の専属メカニックマン・チーフと言う、当時若干23歳としては、あり得ないような立場に居た。そして当然収入も、同年代の平均を大幅に上回るような額だった。  それは、彼──ベルリオーズ──が、26人のリンクスの頂点、No.1だったということが、大きな理由だろう。  如何にして私と彼が出会ったかは、覚えていない。気付けば私は彼の弟子であり、流れるように新興企業レイレナードへと就職した。  彼は、私も設計に関わった──厳密には、入社直後、当時まだ珍しかった僅かなAMS適正値より、強引にテストパイロットとして搭乗させられた──03-AALIYAH、固有名≪シュープリス≫を駆るリンクスで、非常に腕の立つ男だった。  そんな彼の人生は、突然終わることとなる。 ...
  • ファントム過去編01
     爆発。爆発。  外で轟音が、立て続けになり続けた。  父が死んだ。母も死んだ。マグリブ解放戦線によるアナトリア襲撃は、電撃的だった。  “戦争”。  俺はその言葉を知る前に、その概念を知っていた。 「ファントム。どこだ?ファントム」 「マックス。どうした。仕事中では」  彼は、コロニー・アナトリアに住む男。俺よりも年下の、マクシミリアンである。普段は周りに「マックス」と呼ばせているようだが、理由は教えてくれない。彼とは、コロニー・アナトリアが再建される少し前からの親友だった。 「見てくれ。この人だ。マクシミリアン・ロベスピエール」  彼は、俺に革命期の書物や資料などを持ってきては見せていた。特に興味も無い俺は、適当に流していたが、彼の眼は、輝いていた。それがある意味、羨ましくもあった。  砲火がアナト...
  • ss-09 終着点──諜報員ト少女ニ──
    ss-09 終着点──諜報員ト少女ニ── 『───目 標 ノ 殲 滅 ヲ 最 優 先 ト ス ル───』 女神が、言葉を吐いた。 紅い紅い複数の眼で睨まれたナイトレーヴェンは、少しながら動くことに躊躇った。 「何、が……」 ガトリングを向け、なんとかトリガーを引く。 しかし、既にアルテミスはその場にいなかった。 「後ろか…ッ」 振り返って陽電子砲を放つが、AURAの神々しい光がそれを遮断する。 「な、に…?」 ≪攻撃兵装、アトラディション、展開≫ アルテミスとは違う女の声と同時に、アルテミスが、右腕のビームブレードを投げ捨て、突然構築された巨大な剣を構える。 「チィッ」 その薙ぎ払いを軽快な動きで避け、ガトリングで牽制する。 左腕のショットガンを投げ捨て、アトラディションを両腕で...
  • プラグイン/ニュース
    ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 メトロイド ドレッド攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【まおりゅう】最強パーティー編成とおすすめキャラ【転スラアプリ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) Among Us攻略Wiki【アマングアス・アモングアス】 - Gamerch(ゲーマチ) マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共...
  • コンバット
    コンバット 開発者:ナムコ 戻る
  • レイル過去編04
     「ORCA旅団」という、ある種の反企業・反クレイドル組織に招かれた私は、ネクストで戦わされるのかとも思ったが、違っていた。  初めに、≪メルツェル≫という男の元に通され、そこで頼まれたのだ。 「レイル・ナルドだったか? すまないが、ここにはこれ以上ネクストを置けなくてな……できれば、解体して置いておきたいのだが」 「ああ、私は別に、それでもかまわないが」  当時AMS適正に悩まされていた私は、ネクストへの執着心は無かった。あるのはベルリオーズを越えたい、という、叶うはずもない夢だけだ。 「そこでだな……。シミュレータを使って、≪兵たち≫の相手をしてやって欲しい。彼らは、対ネクスト戦の経験も、対策も無いからな。シミュレーションだ。好きなだけ暴れてほしい」 「それが、私の仕事か?」 「…あぁ、そうなるな。すまない」 「いや、いい...
  • レイルカラード編01
     カラード側での生活が落ち着いていた時期。私はオーメルの尖兵として、さまざまなミッションを引き受けていた。  そんな中で、もっと強くなりたい、という気持ちを持ちつつ、プライベードでカラードに足を運んでオーダー・マッチをしていたりもした。  You Win の文字を見ながら、ふぅ、と息を吐く。  こんなものでいいか、とシミュレーションを終了し、ネクストのコクピットを模したカプセル状のシミュレータから出る。 「……」  割と汗をかいているようだった。なかなかに長期のAMS接続だったこともあり、若干頭痛もあるようだ。 「レイル様、レイル様」  近くにある温泉フロアへ足を運ぼうとしていると、オペレータを兼ねた秘書が、眼鏡をクイッとあげて、走って息が上がっているのか、顔を赤くしながら声をかけてきた。 「、君か。どうした?私は今日...
  • ジェットデルビン
    ジェットデルビン 開発者:FANTOM 戻る
  • ss2-01 導入──蠢ク悪魔──
    ss2-01 導入──蠢ク悪魔── 惑星シャーオック・ドルグ基地 静かに怒りを醸し出しながら、男が部下であるデルザイルの報告を聞いていた。 「で、なんだって?」 「で、ですから……回収した夜鴉が、再び奪取された、と……」 「見張りは何やってたんだ? タダで雇ってんじゃねえぞ」 「見張り人によると、侵入者は無し……夜鴉が単騎で離脱し、迎撃部隊を振りきったそうです」 「そうです、じゃねぇ。情報の精度は確かなんだろうな?」 「は、はいィッ」 全身から緊張という二文字の札を垂らしながら、デルザイルは震え続ける。 「チッ……あの試験機が逃げ出したってことは…まぁた厄介なことになりやがった」 「ヴァンガード様」 唐突に、後ろから女の声が聞こえた。 「アルテミスか。何の用だ」 声が幾分か落ち付...
  • レイル過去編06
     クレイドルが、墜落した。  刹那の出来事だった。  新たに合流した、かのホワイト・グリントを撃墜した≪彼≫が、オールドキングに誑かされ、クレイドルへ直接攻撃した、という話だ。  その後破壊活動を続けた≪オールドキング≫は、ジュリアス・エメリーという女リンクスによって粛清、超上空での戦闘はアサルト・セルを撒きこみ、玉砕覚悟で特攻を仕掛けたジュリアスの≪アステリズム≫は、オールドキングの≪リザ≫を盾にする形でアサルト・セルによる一斉攻撃を受け、共に撃墜した。  ORCA旅団の活動として企業連に認知され、マクシミリアン・テルミドールが目指す「革命」に大きな障害が生じたが、終局的には、アルテリアのエネルギーが衛星軌道掃射砲≪エーレンベルク≫に注がれ、宇宙(そら)を囲む無数の無人砲台を破壊した。人類は遂に、宇宙を手に入れたのだ。  エーレンベルクによる、アサ...
  • ss-03 副業──汚レタ仕事──
    ss-03 副業──汚レタ仕事── 数日の間、シャーオックから予備のアクイーアBSが届くまで、実験は停止していた。 件のBSが届き、実際に接続・異常が無いことが認められると、再び実験を再開される。 戦闘試験・AURAの試験が終了し、実験は対大型ロボ用の戦闘にシフトされる。 例の装置を利用し、アニキ・ザ・デルゴンのレプリカを構築、戦闘し、見事にそれも撃破する。 「既定の試験は終了、か」 「はいっ」 「……、お前はこのままデゴに向かえ。んで、防衛部隊として戦ってこい。あっちで、そのうちアビアティックやアルバトロスなんかと合流出来るだろう」 「あびあてぃっく…様?」 「そうか、オマエにはDF隊の情報はトレースされてなかったな。アビアティックってのは、そうだな…ダイムラーには悪ィが、隊の二番手みてぇなもんだ。まあ、一番上の性格...
  • ファルツⅣ型[スピリット] 
    ファルツⅣ型[スピリット] 開発者:トールギス3 戻る
  • フォッカー隊格納庫はコチラ
    役職 名前 補足・・等 隊長 フォッカー DF 装備:ナギナタ・スプレットバズーカ 副隊長 ルンプラー デルンジャー 装備:パニッシャーブレード・ガトリングガン 後方支援 対地支援型 デルビンスナイパータイプ デルビン 装備:ポジトロンライフル 対空支援型 METAL-GRAR(RAXAtype) 兵器 装備:高電圧ミサイル 自走砲 戦闘車両 YMT 兵器 装備:焼夷弾砲 強襲部隊 指揮官機 ファルツ[アサルト] 強襲指揮官機 装備:多数 補佐 ファルツⅡ型[リバティ] 強襲兵器 装備:EXマシンガン・大型ブレード 強襲兵器 METAL-GEAR(REXtype) 兵器 装備:ミサイル・無反動砲 強襲部隊 ファルツⅢ型 強襲試作機体 装備:ビームアクス+ランダム 航空部隊 偵察機 エアレイダー 装備:ミサイル 制圧機 ハルバーシュ 装備:連装ミサイル・ガ...
  • Scene3 協力者
    「ひまぁー・・・」 惑星シャーオック、ドルグ基地。 その司令室。 惑星シャーオックドルグ地区配属軍天使領侵攻隊、通称ドルグ部隊総司令デルファイター=ヴァージニアはぐだっていた。 「ひまー。ねぇカリストぉ、ひまー。ボクもあっちの作戦参加しときゃ良かったかなぁ」 「・・・総司令。何度もお話ししたように、総司令にはこの部隊全体を統括、管理するという責任義務がありますので」 カリストと呼ばれたマントを羽織った長身の黒いロボが律儀に答える。 ヴァージニアの言う『あっちの作戦』とは勿論、アビアティック隊による天使軍研究施設の襲撃であった。 だがアビアティックにはこのところ何やら不穏な動きが目立つ。 今回の作戦を提案したのも彼である。 カリストは彼の動向を注視していた。 数年前に突如ふらりと現れたアビアティック...
  • コンバット(大型ボディ装備)
    コンバット(大型ボディ装備) 開発者:ナムコ 戻る
  • VS,ハイゼットニコ生部隊
    ハイゼットのニコ生の人たちと戦う予定・・・悪魔祭も一緒にしたいね ドルグ部隊はデルザイルで出撃 デルザイル所持者は強制参加 ルール(予定・・・www) リーダーを決める。 リーダーが撃墜されたら終了。 VSサイバーステップのように何かがある。 デルザイルの装備は制式兵装固定。 ゼロファイターの装備は初期装備固定。 無理な日にち書いてもらえるとありがたい・・・ ルール等の相談もよろ 名前 コメント すべてのコメントを見る
  • 小説(エースコンバット)
    筆者/ひみつ ベルカ戦争から5年。 終戦後、円卓の鬼神の名が色濃く残っていた2000年を舞台とする。 主人公ら、スカイフィッシュ隊はシルム山に建造されたオーシア軍のシルム基地に配属されている。 2000年12月4日、ノースオーシア州スーデントールにて開発された新型戦闘機がシルム基地に運搬された。 この新型戦闘機はあらゆる天候における飛行能力を備えるというコンセプトの元、寒冷地での飛行試験のための搬入となった。 シルム基地はオーシア軍の中では比較的静かな基地ではあるが、戦略上重要な拠点である事から高度な技術のパイロットが多く配属されている。 山岳地形から来る低空飛行時の高い要求操縦技術は敵の奇襲を不可能にさせ、ベルカ戦争後はこれといって戦闘は発生しなかった。 同年12月16日、「ベルカの騎士団」を名乗る反連合組織がテロ予告を行う。 シルム基地付近の都市が最...
  • Ex.03 失意の勇士 -弐-
    惑星ゲルニア フォッカーが帰還しクロムウェルが口を開く 「おかえりなさい、UNKNOWNの動きはありませんでした、しかし、妙な事に天使軍に攻撃を行いません」 これまでの例だと天使軍が出現すると、殲滅を行っていたのだが、今回だけは何かを待つように動いていない 「これまでずっと攻撃してきたのになぜ急に・・・場所は?」 「アレノ草原付近です。」 「ふむ・・・作戦エリアに近いな、警戒は必要か・・・ところで、今回の作戦だがお前はシャーオックの本部に俺の代理として行ってくれ。DF部隊に転属の命令が来たらしい」 「了解しました。」 5月6日20 00 惑星ゲルニア 「時間だ、全機天使軍基地に進軍を開始!」 フォッカーの言葉と同時に多くの悪魔軍が動き出す 「UNKNOWN・・・どう動くか・・」 フォッカーも基地へ進み始めた 惑星ゲ...
  • ss-08 覚醒──二人ノ女神ヲ前ニシテ──
    ss-08 覚醒──二人ノ女神ヲ前ニシテ── 突撃したアルテミス、左腕のショットガンで牽制・弾幕を張りつつ、横から近づいて斬りつけようとする。 ブレードを振り下ろすが、其処に敵機は居ない。 「え…? ッッ」 急いで跳び引くと、目の前に蒼白い閃光が奔った。 (肩にある推進装置で交わしたのね…) 再びガトリングによる嵐のような攻撃が来るが、素早い動きで交わしながら、一気に距離を詰める。 「フルスロットルで…ッ」 輝かしい光を放ちながら、背部に格納された翼が展開。同時に、肩部の装甲も展開し、中から黄色いユニットが露出する。 更に機動性能を底上げしたアルテミスは、その勢いのままビームブレードで切りつける。 「フン…」 身体を捻るだけでやり過ごすナイトレーヴェン。ロボ一体分の距離、ナイトレーヴェンが足でアルテミス...
  • Scene2 36番研究室
    施設の至るところで銃弾が飛び交い、爆発音が響いていた。 そんな混乱する研究所内を、中級悪魔の3人は悠々と進んで行く。 陽動部隊によって守備隊を別のブロックにおびき出したことで、アビアティックの目的の場所までのルートがすっかり手薄になっているのだ。 そんな中ラウドロックから通信が入った。 「あ、アビアティック様!急いでください!」 「んあ。ラウドロックかよ。何だ?」 「基地の外への救援要請はこちらでジャミングをかけて妨害していたのですが、たった今連絡員を乗せたホバーモビルが発進したようです!増援が来るのも時間の問題です!」 「あー、大丈夫大丈夫。もう着いたから」 アビアティック一行は36と書かれた扉の前に立っていた。 グレイヴが扉に手を当てて調べる。 「見たところ電子ロック・・・でしょうか?」 「ふ...
  • レイル過去編02
     オーメルの思惑通り“失敗”した私には、何のお咎めもなかった。リンクス戦争後の軍備増強を図っていた中で、使える人材だとでも思われたのか。  オーメルグループは、(まだ完全な提携関係ではないにしろ)ローゼンタールの騎士、ノブリス・オブリージュや、オーメル・サイエンスの天才、セロをリンクス戦争にて失っている。その原因は、レイレナードの我が師、ベルリオーズによるものだったのだが、それを知ったのは、ついさっき、過去の資料を見ていた時だ。  弾数の少ないMARVEのお供に、私はレイレナードのマシンガン、01-HITMANを購入した。メカニックマン時代の貯金はたんまりとあった。  02-DRAGONDRASLAYERはマーヴの弾切れを考慮して右のハンガーに格納。レイレナードの製品のライセンスはオーメルが持っており、リンクス戦争後暫くの間、オーメルによって生産がされていたのだ。 ...
  • メンバー一覧
    それぞれメンバーに対する コメント・・等は各メンバーのページにコメント欄があるからそこに おねがいします。 ナンバー 名前 役職 ユーザーネーム SNS No.Ⅰ ヴァージニア 総帥 ちょび乃助 ○ No.Ⅱ ダイムラー 隊長 bal ○ No.Ⅲ アビアティック 副隊長 リック・ドム×12 ○ No.Ⅳ ローランド 作戦参謀 FANTOM ○ No.Ⅴ アルバトロス 参謀 dop ○ No.Ⅵ ティーガ 破壊工作兵 アラレ ○ No.Ⅶ × No.Ⅷ ハインド 前線指揮官 kennya ○ No.Ⅸ クルップ 偵察兵 ゆきやま ○ No.Ⅹ シクヴァル 遊撃兵 シュバイツ ○ No.ⅩⅠ ヴァンガード 諜報員 ガンダムMk-Ⅲ ○ No.ⅩⅡ コードロン 連絡員 音波 ○ No.ⅩⅢ ヴァルキリー 奇策士 真鴉 ○ No.ⅩⅣ ルクレール 捕獲部隊員 81z ○ No....
  • gssアイザック・シナム編 01
     父が死んだ。  その事実を受け止めるのに、二年かかった。  私は地球連邦の軍人の一人息子だった。成績優秀の父の子だけあって、周囲からは常に期待され、私自身も才能があるようで、腕にもそこそこの自信があった。  しかし、軍に触れる機会があった私はモビルスーツに興味を持ち、機械弄りが趣味だったのだ。その思いは日に日に強まってゆく。  成年するよりも前に父は死んだ。自堕落になって、二年の間何もかもを捨てた。しかし、母が病気にかかると同時に、私のところに声がかかった。  おまえが来なければ、母親は死ぬ。  そういう意味の文書が届いたのだ。それから私は、父親の親友であった当時も現役であったモビルスーツパイロットの男に弟子入りし、1年猛修行をした。師の推薦と、連邦軍上層部の意向もあり、私はティターンズに入隊した。  といっても、入って数ヶ月。ティ...
  • ss-01 女神──可笑シナ女──
    ss-01 女神──可笑シナ女── 「あんた、強ぇな。気に入った」 「あなたも、ね」 ──惑星シャーオック。 「まあ、なんだ。俺はこれでもDF部隊の一員だしな。此処で引き下がるわけにゃぁいかねえや」 ガガッ、という音と共に、女性型ロボが倒れる。 「───そういうわけで、あんたの“コア”、回収させてもらうぜ」 ニヤリと笑いながら、手にしたツインブレードの出力を落とす。 同時に無線機で、近くの施設に連絡を入れる。 「さて……。聞こえるか? コアは回収した。まだ人格形成に問題がある、やり直せ」 「…………、あぁ? 俺に服従するように調整だ。俺も開発に参加するから……ああ、そうだ。解ったら黙ってやれ」 「…ったく、AI育成なんて、他でやってくれっての」 「取りあえず、使える分のモノは持って帰るしかね...
  • ss-04 情報──操リ糸──
    ss-04 情報──操リ糸── 少し歩いた所、魔境の茂みの中。 (そろそろ、アビアティックが作戦を展開している頃か…) 先程の白い施設の方が少し騒がしくなっている。 (グリーマンの野郎は…この奥か) 開けた場所、30人を超える天使軍ロボが何やら話しこんでおり、その中央には先程の通信相手、シュトルバンガー=グリーマンが居る。 「グリーマン閣下」 「ッ…。到着したか、アーヴァン」 突然声をかけられ、グリーマン本人と周囲の天使軍ロボが身構えるが、声と姿からアーヴァンだと理解できたらしい。 「はい」 「今回は大いに感謝、だな。アブストラクトの情報提供、感謝しよう。お陰で、あの男と取引することが出来たのだからな」 「いえいえ、貴方の功績は、いずれ天使軍の為となるでしょう。その時にでも、精一杯お礼を頂くことにします...
  • 時系列(ネタバレの恐れあり)
    コジマ粒子発見を00年とした時系列。 アーマード・コアは年月日が曖昧なので適当。 ニューオーダー・オブ・ネクストによると国家解体戦争からfaの世界まで約15年ほど経過してるらしいが、本作では過去と現在の繋ぎ上、オリジナルの世界観に。4系の原作キャラも出てくるけど、その辺の年齢設定も曖昧。出さないけど。 00年 コジマ博士より、コジマ粒子が発見される。 当時サカキで言うと15歳ぐらい コジマ粒子は、まだ国家の傘下にあった企業によって解析・研究される。 03年頃 コジマ粒子から、莫大なエネルギーが得られることを発見した企業は、コジマ・ジェネレータの開発を始める。また国家には極秘に、兵器転用を始める。 06年 国家解体戦争勃発。ネクスト戦力によって、国家が解体される。パックス・エコノミカが始まる。 08年 リンクス戦争勃発。国家解体戦争...
  • ファントム 編
     彼は、戦争で多くのものを無くしている。  それは、地位であり、居場所であり、家族であり、見方を変えれば自分の体も失った。───そして、最愛の人だ。  スペースノイドの彼は、14で早期に親離れして地球へ降りた。その1年後、15歳で一年戦争を体感し、戦争の影響で両親は他界。ほぼ一文無しの状態を、後にアナハイムの重役となる男に拾われて親代わりに育てられ、その男の意向で連邦軍のモビルスーツパイロットに抜擢。訓練を経て、23歳という若さでティターンズのエースとなる。受領した新兵器「ガブスレイ」を用い、主に対補給艦戦に投入されて戦果をあげた。  彼の戦果は凄まじく、しかしそれ故の慢心が己を傷付けた。グリプス戦争終結の間近に大けがをしてしまい、長らく病院生活となる。  その時期に現在の恋人シャハナと出会い交際を始めた。ティターンズはやがて解体されるが、戦時中に残した戦...
  • デルダキャノン
    デルダキャノン 開発者:真鴉 アセン ボイルデックLG └デルダレポートBD  ├ビクトリーAM  │└サバイバルナイフ  ├ダスドビクトリーAM  └ボイルデックBS ―開発者コメント― 戻る
  • ss-07 夜鴉≪ナイトレーヴェン≫
    ss-07 夜鴉≪ナイトレーヴェン≫ 「これで、終わりか……」 暗いメタイヤ古戦場の中、漂う炎が、灰色のロボを煌めつかせる。 周囲には、40体近くの天使軍ロボが転がっており、射程外からの陽電子砲によって、その大多数が撃破され、混乱に乗じて全滅した。 「奴は、逃げたのか……」 「お、まえは…」 「む」 まだ生きていたのか、倒れているビクトリーが顔と手をこちらに向けている。 「お前は、何者…がふ」 「……」 「目標の殲滅を確認、帰還する」 「結局、奴は逃げ切ったか…」 ラムタ村に切り開かれた小さな施設内。 「取り巻きと思われるロボ40機近くを撃破しました」 「まあ、奴の部下かは知らんが、邪魔者を排除できたのはよかったことだ」 「はい」 録音されたテープの音声を吐...
  • 導入話
     導入  動機は復讐心だった。  様々なコードとその先の巨大な機械に繋がれた試験管型の培養基の中で、私は生まれた。成長促進剤を投与され、生まれたばかりの私の脳に、無数の情報が入力、蓄積される。  幼い身体は日を跨ぐごとに通常の数倍で成長し、身体年齢が二十歳を越えた頃、私は「完成」した。  地球連邦軍が開発した、殺戮人間。一年戦争で得られた様々なノウハウ、MSを利用した戦闘技術、知識が私の脳に詰め込まれ、自我を与えられた私は、暗闇の強化人間として、ある種の強迫観念に迫られながら訓練に励む。  やることはただ一つ。かの一年戦争の英雄、「アムロ・レイ」の戦闘データが入力されたシミュレーション形式の模擬戦闘だ。与えられた様々なモビルスーツを使いこなし、アムロ・レイのガンダムを撃破するという目標だ。4年ほど訓練漬けの生活を続け、宇宙世紀0087年頃。私は...
  • Scene4 憶測
    「あ、あの。大佐、ポイーンへ向かっていた強襲部隊が先ほど任務を終え帰還したようです・・・」 惑星シャーオック、ドルグ基地の一室にて。 「そうか。報告ありがとう」 「は、はい・・・」 真っ黒なツインテールが特徴のオペレータ、エウロパからの報告を受け、長赤い眼をした長身の悪魔指揮官、カリストは頷いた。 返事を受けたエウロパは何故か真っ赤になって縮こまる。 ポイーンの大部分を占めるポインドラ大陸、その西側に位置するポンジャバ魔境。 その中にある天使軍の秘密研究所の襲撃作戦は、自ら指揮を執ったデルファイター=アビアティックによって提案されたものである。 今回の作戦の目的は研究所の破壊、及びそれによる魔境の他の天使軍施設へのけん制であった。 「しかし、本当にそれだけなのか・・・?」 カリストはどうにも腑に落ちな...
  • ss-02 実験──輝ク光、AURA──
    ss-02 実験──輝ク光、AURA── 惑星アルモス行きシャトル内部。 デルザイル3機が何やら機械の調整をしている中、ヴァンガードはアストラエアと二人となり、何やら気まずい雰囲気が流れている。 「……」 「……?」 少し下を向き、アストラエアと目を合わせまいとしている中、件の彼女は、楽しそうにヴァンガードの様子を窺っている。 (……調子が狂うな。まったく) と、嫌そうに思考を働かせるヴァンガード。 (ヴァンガード様、何を考えているんだろう……) まったく関係ない事を考えながら、それでも楽しそうに観察を続けるアストラエア。 「ヴァンガード様、機械の調子が」 「あん?どうした」 よくやった、とばかりにデルザイルのもとに近づく。あとで報酬を上乗せしてやろうか、と高揚した気分の中考える。 「ど...
  • ss2-02 奇襲──夜ノ砂漠ニ煌メク者──
    ss2-02 奇襲──夜ノ砂漠ニ煌メク者── 惑星シャーオック・ドルグ基地近辺 そこに、二人の男が立っていた。 「……それで、なんでおめぇは部隊旗なんて付けてんだ」 「言ってなかったか?今から俺はアビアティックだ。…こんな感じか」 足元に置いていた六連ミサイルランチャーとデビルレーザーを手に取り、転送装置の前まで来る。 「本当に、俺ら二人でやる気か?」 「俺はそのつもりだがよぉ、まあ、その辺は好きにしていいや」 「……」 ティーガは懐から無線を取り出し、何やら話しこんでしまった。 「目標は惑星ガルド。前の拠点と同じ地点だから、ルートは俺の頭の中に入ってる」 「やるしかねえな…チッ」 舌打ちしてから、ティーガも両腕にシングルガンを握り込んだ。 後ろからガサガサと足音が聞こえて来、ティーガが...
  • Scene9 特務部隊
    惑星デゴ、スノーンの北端に位置する悪魔軍基地。 氷原ではいまだに侵攻してきた天使軍機動部隊による攻撃が続いていた。 「このっ!このっ!」 多数配置されたテトラポッド型の内側から歯ぎしりしながら銃撃を続けるデルダリバー。 赤と白を基調とした配色の中級悪魔、アストラエアはその隣で焦りの色を見せていた。 脚部に装着したジェットスキーによる高速移動で迎撃部隊を翻弄し、一撃離脱戦法を繰り返す天使軍。 迎撃部隊は徐々にその戦力を削がれ、既にその3分の1が戦闘不能に陥っている。 「あ、アレは・・・ホバーモビル?」 その時、迫る天使軍機動部隊の中に煙を上げて疾走する物体を彼女は見た。 分厚い前面装甲で銃撃を防ぎながら突進してくる三台の大型ホバーモビルである。 「なっ・・・!」 その内一台のホバーモビルが轟音...
  • Scene7 野心の輝き
    ドルグ基地司令室には、緊急招集をかけられた中隊長クラスの悪魔ロボが集まっていた。 その中央には、ドルグ基地総司令デルファイター=ヴァージニアの姿も。 退屈していた中に突然の増援要請が舞い込んだことで、随分と舞い上がっている様子だった。 「今回の防衛目標はデゴ北部の悪魔軍秘密基地となります」 コンソール前のポインタを動かしながらデルビンが説明する。 海に面した海岸沿いに、基地を表す▲印。 「偵察隊の情報ですが、この基地の南側で天使軍が集結しているとのことです」 少し離れた南側に、赤い丸がボツボツと現れた。 「集結する天使軍の規模から見ても、かなりの規模の制圧作戦が展開されると予想されます」 「はい、という訳でぇ」 と、横から割り込んだのはヴァージニア。 テンションを抑えきれていないようである。...
  • 00話 導入
    コジマ粒子の発見。  まだ、≪レイヴン≫と呼ばれた存在が、陸戦最強とも言える汎用兵器、≪アーマード・コア≫を駆り、傭兵として国家の傘下で戦場を行きぬいていた頃。 地下深くまでの発掘技術の向上に伴い、極端に重い重金属元素が検出された。それがコジマ粒子である。  コジマ博士によって発見されたその粒子は、まだ国家の傘下にあった≪企業≫によって研究が進められた。  そこから、6年。  国家は、“足元を掬われる”。  当時、≪レイヴン≫の駆るACのパーツや兵装を開発していた企業は、国家とは半分独立した存在であり、企業にとっては、いつでも提携を解除することが可能であったほどだ。  だが、それでは国家全体を敵に回すことになる。当時の企業では、国家と対等に戦える程度の戦力しかなく、確信的な戦力は無かった。  そこで現れたのが、既に高い権...
  • ヨハン 編
    「調子は順調かい、嬢ちゃん」  頭上で身動ぎしている、巨大なキャノンを装着したジムⅢ・セミキャノンに乗る女性パイロット、アールトネン・ヘカートに彼はそう声掛けた。 『危ないですよ。蹴られたくなければ離れててください。というか、早く終わらせてきてください』 「はは、蹴られるのはゴメンだな」  薄く笑い、彼は携帯端末を開き、あるデータを眺めながら歩を進める。  あるデータ、即ち今回の依頼は、ジオンがアナハイムから持ち出したデータを回収する、というモノだ。  どうやら、本社であるフォン・ブラウンから地球に降ろして何かするつもりだったらしく、その途中でデータを乗せたカーゴが襲撃を受けたらしい。  強奪犯の主犯は女。年齢は二十歳代前半。目的のデータはアタッシュケース状の「箱」に移されて逃走。データのバックアップはあるため破壊してもよい、ということらし...
  • ss2-05 神速──12 Second “Zeus”──(後)
    ss2-05 神速──12 Second “Zeus”──(後) ───殺すっていうのは、救いにも成り得るのかな。 今はもう居ない“過去”の少女。幾度もの実験を繰り返し、分解し、作り出された彼女。 あの日、1度目の失敗作。コアの回収に出向いて、回収寸前に俯いた彼女。 彼女が、そう言った。 「あん?」 仰向けに倒れ、ブレードを向けられている彼女。 「私は、何も解らない。自分が何のために生まれたのか、自分がなぜ、あなたと戦っているのかも」 「……」 「でも、何も無い、もとから存在していたのかどうかも怪しい私が生き残るより、あなたが生き残る方が有意義なことなのかもしれない」 「意味がわからねぇな」 「…ねえ、私を救ってよ。その剣で私を貫いて、私を解き放って」 そう言った彼女の笑顔が、わからない。 ...
  • ガンダムss 0話
     連邦軍の追撃部隊を撃破し、別働隊として活動していた元特殊部隊の友軍と合流した一行は、コロニー・インダストリアル4へと訪れていた。  ここはどうやらアナハイムの管理する(厳密には“していた”だが)コロニーで、巨大なゴミ処理施設を利用し、再利用の難しいモビルスーツの残骸や、武器などを廃棄する役割を担っていたらしい。つまるところ、企業の社会活動の一環として建造されたコロニーだ。  人の気配は少なく、ゴミ処理場の近くは、様々なMSの部品や家電製品などが無造作に積まれていた。処理場は稼働すらしていないようで、廃棄予定であろうの金属たちが山を作っている。中にはぎりぎり使えそうなモビルスーツの部位や、古ぼけているだけで使えそうな家電も見え隠れしている。  そうしてどうにか落ち着ける場所を確保した。開けっ放しにされた廃工場やガレージにそれぞれのモビルスーツを待機させる。共に連れて...
  • ss2-04 融合──心合ワセテ──
    ss2-04 融合──心合ワセテ── 惑星プーシャ・アーグル泉と呼ばれる地域。 惑星ポイーンに似た環境で、高く並ぶ足場と海があり、ほぼ常に雨が降っているという、環境が安定していない場所である。 その奥の洞穴に、離反した悪魔軍は散在していた。 一人のデルゴンが、玉座を模した派手な椅子に座り、傍らには夜鴉が鎮座し、複数のコードを繋げて調整が続けられている。 「あ、兄貴…」 恐る恐る、調整を担当していたデルビンが、デルゴンに声をかける。 「あぁ? どうした」 ドスの利かせた低い声を出し更に怯えるデルビン。しかし、すぐにその恐怖を払拭し、本題を口に出した。 「夜鴉の戦闘プログラムは、未だに、よ、40%しか稼働していませんでした」 「40%だと…? なるほど、それであの強さを発揮できるなら、最大稼働では奴らの始末も簡単か...
  • ss2-03 神域──アイシス──
    ss2-03 神域──アイシス── 蒼色の眼光が、閃光となって奔る。 一瞬でむき出しの入り口外まで駆け抜けた漆黒の夜鴉──アイシスは、右手の巨大な二刃の剣を振り抜き、下っ端として連れて来ていたゴライアスを数名両断する。 「チッ、ティーガ!」 アビアティック──厳密にはヴァンガードが叫ぶ。同時にティーガが両手のシングルガンを構え、ゴライアスと様々な方向からの一斉射撃を放つ。 散らばった弾丸を避け、叫んだデルファイターへ近づく夜鴉。 「チッ」 背中の部隊旗を目眩ましに投げつけ、右に大きく飛び跳ねる。着地予測時点にミサイルを放ち、レーザーで追撃。 「……無傷か」 入口付近で構えていたティーガが言葉を零す。 「遅いな」 機械音を垂れ流しながら、ミサイルとレーザーを凌いだ夜鴉が砂漠の地面に着地した。 静か...
  • @wiki全体から「パトリオット」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索