DF部隊本拠地内検索 / 「ファントム過去編01」で検索した結果

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  • ファントム編
    ...加した。 ファントム過去編01 ファントム過去編02
  • ファントム過去編01
     爆発。爆発。  外で轟音が、立て続けになり続けた。  父が死んだ。母も死んだ。マグリブ解放戦線によるアナトリア襲撃は、電撃的だった。  “戦争”。  俺はその言葉を知る前に、その概念を知っていた。 「ファントム。どこだ?ファントム」 「マックス。どうした。仕事中では」  彼は、コロニー・アナトリアに住む男。俺よりも年下の、マクシミリアンである。普段は周りに「マックス」と呼ばせているようだが、理由は教えてくれない。彼とは、コロニー・アナトリアが再建される少し前からの親友だった。 「見てくれ。この人だ。マクシミリアン・ロベスピエール」  彼は、俺に革命期の書物や資料などを持ってきては見せていた。特に興味も無い俺は、適当に流していたが、彼の眼は、輝いていた。それがある意味、羨ましくもあった。  砲火がアナト...
  • レイル・ナルド編
    レイル・ナルド  国家解体戦争前から、レイレナードで働いていた。国家解体戦争時、自らも開発に関わった新兵器ネクスト、03-AALIYAHに乗ったことがあり、ベルリオーズの専属メカニックマン。  リンクス戦争時にベルリオーズとレイレナード社を失ったレイルは、ベルリオーズの背中を追い、リンクスとなる。しかし、常にAMS適正に悩まされていた。  ORCA旅団決起前に、オーメルのオッツダルヴァと出会い、彼の命でORCAに合流した。  大衰退ごろ、新型に乗り換えて、サカキと出会う。 レイル過去編01 レイル過去編02 レイル過去編03 レイル過去編04 レイル過去編05 レイル過去編06 レイル番外編  レイル・ナルド"カラード編" カラード時代のことをもうちょっと見ていこうって話 時系列はばらば...
  • ゼプロトヌス編
    ゼプトロヌス  クレイドルで生活していた、ある企業の重役。企業の不祥事によって、仕事で地球に降りた直後に、クレイドルが沈む。それによって婚約していた恋人と、まだお腹の中に居た子供を失い、狂ってしまう。  退社後、企業への復讐心を胸に、カラードから強奪したノーマルで、反企業組織に参入。企業への嫌がらせから武力攻撃を繰り返す。  コジマ技術凍結に伴い、全ての企業攻撃作戦に加わる。最後のオーメル戦にてレイルと交戦し、ドルグ部隊へ参加。以降、実働的なリーダーとして活動する。 ゼプトロヌス過去編01 ゼプトロヌス過去編02 ゼプトロヌス過去編03
  • ファントム 編
     彼は、戦争で多くのものを無くしている。  それは、地位であり、居場所であり、家族であり、見方を変えれば自分の体も失った。───そして、最愛の人だ。  スペースノイドの彼は、14で早期に親離れして地球へ降りた。その1年後、15歳で一年戦争を体感し、戦争の影響で両親は他界。ほぼ一文無しの状態を、後にアナハイムの重役となる男に拾われて親代わりに育てられ、その男の意向で連邦軍のモビルスーツパイロットに抜擢。訓練を経て、23歳という若さでティターンズのエースとなる。受領した新兵器「ガブスレイ」を用い、主に対補給艦戦に投入されて戦果をあげた。  彼の戦果は凄まじく、しかしそれ故の慢心が己を傷付けた。グリプス戦争終結の間近に大けがをしてしまい、長らく病院生活となる。  その時期に現在の恋人シャハナと出会い交際を始めた。ティターンズはやがて解体されるが、戦時中に残した戦...
  • レイル過去編01
    ベルリオーズ、という男がいた。  私の、師であり、目標であり、憧れの存在だった。  私は、彼の専属メカニックマン・チーフと言う、当時若干23歳としては、あり得ないような立場に居た。そして当然収入も、同年代の平均を大幅に上回るような額だった。  それは、彼──ベルリオーズ──が、26人のリンクスの頂点、No.1だったということが、大きな理由だろう。  如何にして私と彼が出会ったかは、覚えていない。気付けば私は彼の弟子であり、流れるように新興企業レイレナードへと就職した。  彼は、私も設計に関わった──厳密には、入社直後、当時まだ珍しかった僅かなAMS適正値より、強引にテストパイロットとして搭乗させられた──03-AALIYAH、固有名≪シュープリス≫を駆るリンクスで、非常に腕の立つ男だった。  そんな彼の人生は、突然終わることとなる。 ...
  • サカキ編
    サカキ ゲリラ組織にて、少年兵として国家解体戦争前からレイヴンとしてACに乗って戦闘を繰り返していた。 リンクス戦争時、遂に組織が崩壊し、アスピナに接収され、僅かにあったAMS適正を利用して幾度も実験が行われる。その過程で記憶喪失となってしまう(当時18才)。 以後アスピナを脱走、多数の企業の下で依頼を請け負い、傭兵としてACを駆り生きていく。 傭兵をやめて、クレイドルへ移住しようかと考えた矢先に、移動を考えていたクレイドルが、≪人類種の天敵≫によって撃墜される。移動はやめに、再びノーマルで戦う。 クレイドル停止・コジマ技術凍結に伴い、知り合った仲間と共に(他にも、恨み等を持った人間が通常戦力で様々な企業に押し掛けていた)真っ先にアスピナ機関を攻撃し、僅か2時間で壊滅させた。 ノーマル廃止後、即座に新型を入手(但しジャンク品)。 新興企業の下で、傭兵を続ける。 その後...
  • サカキ過去編01
     あの、気が狂いそうになるほど紅い、血のような空と炎。そして、その紅蓮の炎を纏い、蒼い光を放つ、AC。  右手にはパルス、左手にはレーザーブレード、背中に、ミサイルと、グレネード。  俺の、敵だ。  気温の暑さに、目が覚めた。  炎が並ぶ中で、足元に違和感を感じた。  下半身を、トマトを潰したようなヒト。  父さんだった。  声が出ない。  左手側には、地面に血だまりができていた。その先を見ると、女の首だけが転がっていた。ああ、母さんだ。 「おと……ん、……かあ、さん、…きて、よう」  声を出せ。  蒼い光が、こちらを向く。  絶対的な恐怖を醸し出したような九の字のACが、こちらを見ていた。  こわい。  たすけて。  たすけてたすけてたすけてたすけてたす...
  • 小説-ACV
    サカキ/ガンダムMk-Ⅲ 基本設定は4シリーズからⅤへ続いている、ということ。 作者自身Ⅴに触れた機会が余りないので本編投下はいつになるやら(ry だが無駄に作った設定を使って過去編は始める。 時系列(ネタバレの恐れあり) ACV編 00話 導入 過去編 サカキ編 レイル・ナルド編 ゼプロトヌス編 ファントム編 バレンタイン編
  • レイル過去編02
     オーメルの思惑通り“失敗”した私には、何のお咎めもなかった。リンクス戦争後の軍備増強を図っていた中で、使える人材だとでも思われたのか。  オーメルグループは、(まだ完全な提携関係ではないにしろ)ローゼンタールの騎士、ノブリス・オブリージュや、オーメル・サイエンスの天才、セロをリンクス戦争にて失っている。その原因は、レイレナードの我が師、ベルリオーズによるものだったのだが、それを知ったのは、ついさっき、過去の資料を見ていた時だ。  弾数の少ないMARVEのお供に、私はレイレナードのマシンガン、01-HITMANを購入した。メカニックマン時代の貯金はたんまりとあった。  02-DRAGONDRASLAYERはマーヴの弾切れを考慮して右のハンガーに格納。レイレナードの製品のライセンスはオーメルが持っており、リンクス戦争後暫くの間、オーメルによって生産がされていたのだ。 ...
  • ゼプトロヌス過去編01
     初めは戸惑い。次に焦りと不安。最後に、憎悪と狂気。  「お願いできますか、主任」  部下の一言で、カラードに出向くことになった。クレイドル地表間移動飛行機の出発を1時間遅らせていれば、俺も一緒に死ねただろうに。  企業の不祥事で、クレイドルが堕ちた。それが、俗に言う≪人類種の天敵≫の仕業であると知ったのは、最近の事だ。  クレイドルが沈んだことで、企業連の力は弱まった。俺は恋人と、まだ腹ん中に居た子供を失った。気が付けば、カラードの役員を撃ち殺していた。狂ってしまったのだ。心も、人生も。  格納庫にあった、旧来のレイヴンが扱うタイプのノーマルを掻っ攫い、近くで活動していた反企業組織に入った。毎日が、殺し。  とうとう、人を殺すのに、ある種の悦楽を感じるようになった。  組織の中で、俺は「ゼプトロヌス」と名乗った。元々企業の重役だっ...
  • レイル過去編06
     クレイドルが、墜落した。  刹那の出来事だった。  新たに合流した、かのホワイト・グリントを撃墜した≪彼≫が、オールドキングに誑かされ、クレイドルへ直接攻撃した、という話だ。  その後破壊活動を続けた≪オールドキング≫は、ジュリアス・エメリーという女リンクスによって粛清、超上空での戦闘はアサルト・セルを撒きこみ、玉砕覚悟で特攻を仕掛けたジュリアスの≪アステリズム≫は、オールドキングの≪リザ≫を盾にする形でアサルト・セルによる一斉攻撃を受け、共に撃墜した。  ORCA旅団の活動として企業連に認知され、マクシミリアン・テルミドールが目指す「革命」に大きな障害が生じたが、終局的には、アルテリアのエネルギーが衛星軌道掃射砲≪エーレンベルク≫に注がれ、宇宙(そら)を囲む無数の無人砲台を破壊した。人類は遂に、宇宙を手に入れたのだ。  エーレンベルクによる、アサ...
  • レイル過去編04
     「ORCA旅団」という、ある種の反企業・反クレイドル組織に招かれた私は、ネクストで戦わされるのかとも思ったが、違っていた。  初めに、≪メルツェル≫という男の元に通され、そこで頼まれたのだ。 「レイル・ナルドだったか? すまないが、ここにはこれ以上ネクストを置けなくてな……できれば、解体して置いておきたいのだが」 「ああ、私は別に、それでもかまわないが」  当時AMS適正に悩まされていた私は、ネクストへの執着心は無かった。あるのはベルリオーズを越えたい、という、叶うはずもない夢だけだ。 「そこでだな……。シミュレータを使って、≪兵たち≫の相手をしてやって欲しい。彼らは、対ネクスト戦の経験も、対策も無いからな。シミュレーションだ。好きなだけ暴れてほしい」 「それが、私の仕事か?」 「…あぁ、そうなるな。すまない」 「いや、いい...
  • レイル過去編05
     実際の≪ORCA旅団≫の通常戦力は、たった20機と言うわけでもなく。私は日替わりで、様々な支部拠点を転々として、数え切れないほどのノーマルとシミュレーションで戦闘を繰り返してきた。  そして、6月頃。  ホワイト・グリントが、撃墜された。あの伝説的な傭兵を撃破したのは、カラードランク31、最底辺に存在していた、後に≪人類種の天敵≫としてアナトリアの傭兵と並ぶ男だった。オッツダルヴァは海底で、旧レイレナードの潜水艦に回収され、漸く、オッツダルヴァは───否。ORCA旅団長、≪マクシミリアン・テルミドール≫が合流したのである。  私は当時、メルツェル以外の≪ORCA旅団≫のリンクスの面々との交流を控えた。明日死ぬかもしれない同志達と、笑っては居られなかったのだ。レイレナードの≪クローズ・プラン≫───その計画が、始まろうとしていた。  そんな私の考えを打ち破っ...
  • レイル過去編03
    「有澤社のグレネードが欲しい。仕入れてくれるか」 「…はぁ?」  彼は、ひたすらに変わった男だった。  No.1、レイレナードの英雄。その名を、ベルリオーズ。  彼は日夜、ACSISに設けられたモニタルームで、愛機≪シュープリス≫を眺めていた。  私は、仕事もそっちのけで、彼の行動を見ていたが、勿論「チーフなのに何をしてるんだ」と何度も叱られたことだ。無論、私はまだ20代前半で、周りの整備士の方が、技術も、歳も、上だったと言えるだろう。  誇り高く高貴。彼は仕入れたパーツの性能を最大限に使い、その費用に対して、お釣りが来るほどの戦果を上げ続けている。 「いつまでそうしてるんだい、旦那」  ある整備士──≪チーフ≫としての私の部下だが、先述の通り年上だ──が、彼に声をかけた。彼は、もう3時間もモニタを睨んでいる。 「……...
  • ゼプトロヌス過去編02
    「結局テメェも、自分の命が大事なだけだろうがよォ!」  ショットガンのトリガーを引いた。「ダァン!」と強烈な音が鳴り響く。しかし散弾はプライマル・アーマーの前に防御された。 『私は……まだ死ねんのだ、ベルリオーズを越えるまで!』  ベルリオーズ。国家解体戦争からリンクス戦争を生きた伝説だ。 「アンタがNo.1を? ハッ、やめとけよ。ネクストの時代を終わらせたのは、アンタら、特にオーメルだろォが!」  オーメルは企業の中で、最も発言力が高かった企業だ。そして、カラード機構は、オーメルの意思を反映しているともいえた。 『私はレイレナードの人間だ!コジマ凍結令が出なければ、再びオーメルの尖兵として戦う理由も、ネクストに乗る理由もなかった!』  接敵。高速で降下したアリシアが、左手のショットガンを、ライフルの銃剣で叩き飛ばした。  そ...
  • ガンダムss 0話
     連邦軍の追撃部隊を撃破し、別働隊として活動していた元特殊部隊の友軍と合流した一行は、コロニー・インダストリアル4へと訪れていた。  ここはどうやらアナハイムの管理する(厳密には“していた”だが)コロニーで、巨大なゴミ処理施設を利用し、再利用の難しいモビルスーツの残骸や、武器などを廃棄する役割を担っていたらしい。つまるところ、企業の社会活動の一環として建造されたコロニーだ。  人の気配は少なく、ゴミ処理場の近くは、様々なMSの部品や家電製品などが無造作に積まれていた。処理場は稼働すらしていないようで、廃棄予定であろうの金属たちが山を作っている。中にはぎりぎり使えそうなモビルスーツの部位や、古ぼけているだけで使えそうな家電も見え隠れしている。  そうしてどうにか落ち着ける場所を確保した。開けっ放しにされた廃工場やガレージにそれぞれのモビルスーツを待機させる。共に連れて...
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    DF部隊本拠地 悪魔軍精鋭部隊DF部隊のHPへようこそ 得に今はなにもありません 入隊志望は右のメニューからどうぞ 更新履歴 ヨハン 編 小説(ガンダム) No.2 小説(エースコンバット) No.1 メニュー ファントム 編 小説 gssアイザック・シナム編 01 アイザック・シナム 編 予定表 日付 予定 内容 未定 悪魔祭 悪魔軍の布教が目的 未定 ニコ生 VSハイゼット軍 デルザイルを使ってニコ生主「ハイゼット」の部隊と戦います 連絡事項 日付 連絡 補足 12/7 DF部隊HP リニューアル開始 ページの増幅 4/20 ローランドが生放送 コミュURL http //com.nicovideo.jp/community/co1238701 3/20 新メンバー Valentine殿 DF名:ガブリエ...
  • バレンタイン編
    バレンタイン レイレナード系の家系で生まれた一人娘。 AMS適正が確認されたが、リンクスとはならず、故郷で平和に暮らしていた。 リンクス戦争後期、エグザウィルの崩壊に伴い、父親が死去。 戦地を避け続け、ラインアークに流れる。 数ヵ月後、リリアナとオールドキングによる暴動で母も失うが、その時にまだ発足前だったORCA旅団に合流。以後、ノーマルAC乗りとなる。 3年の時を経て、テルミドールがカラードへ出向いた頃、「革命」の恐ろしさを知った彼女はノーマルACで旅団から脱する。放浪期にポール・オブライエンに拾われ、後にファントムと共に≪警備部隊≫へ参加する。
  • 小説(ガンダム)
    作者 ガンダムMk-Ⅲ/サカキ 「機動戦士ガンダムシリーズ」を使った、宇宙世紀0091年ごろを舞台とした、パラレル二次創作ss。 例の如くドルグメンバーゲスト出演。というかメインキャラたちです。 ACは更新休止中 宇宙世紀0091年。 第一次ネオ・ジオン戦争から約3年。 地球連邦軍の特殊部隊「ドルグ部隊」の一部の面々は、古くから続く連邦の「裏」に不信感を抱き、結託して連邦という鎖からの離脱・解放を試みる。 追撃部隊を撃退し、数ヵ月後。 「傭兵」として「ビジネス」を取り入れた新生「ドルグ部隊」が、連邦に牙を剥く。 統一ルート 導入話 ガンダムss 0話 個人ルート レイル・ナルド 編 アイザック・シナム 編 ファントム 編 アールトネン・ヘカート 編 コール・F・アビアティック...
  • レイルカラード編01
     カラード側での生活が落ち着いていた時期。私はオーメルの尖兵として、さまざまなミッションを引き受けていた。  そんな中で、もっと強くなりたい、という気持ちを持ちつつ、プライベードでカラードに足を運んでオーダー・マッチをしていたりもした。  You Win の文字を見ながら、ふぅ、と息を吐く。  こんなものでいいか、とシミュレーションを終了し、ネクストのコクピットを模したカプセル状のシミュレータから出る。 「……」  割と汗をかいているようだった。なかなかに長期のAMS接続だったこともあり、若干頭痛もあるようだ。 「レイル様、レイル様」  近くにある温泉フロアへ足を運ぼうとしていると、オペレータを兼ねた秘書が、眼鏡をクイッとあげて、走って息が上がっているのか、顔を赤くしながら声をかけてきた。 「、君か。どうした?私は今日...
  • gssアイザック・シナム編 01
     父が死んだ。  その事実を受け止めるのに、二年かかった。  私は地球連邦の軍人の一人息子だった。成績優秀の父の子だけあって、周囲からは常に期待され、私自身も才能があるようで、腕にもそこそこの自信があった。  しかし、軍に触れる機会があった私はモビルスーツに興味を持ち、機械弄りが趣味だったのだ。その思いは日に日に強まってゆく。  成年するよりも前に父は死んだ。自堕落になって、二年の間何もかもを捨てた。しかし、母が病気にかかると同時に、私のところに声がかかった。  おまえが来なければ、母親は死ぬ。  そういう意味の文書が届いたのだ。それから私は、父親の親友であった当時も現役であったモビルスーツパイロットの男に弟子入りし、1年猛修行をした。師の推薦と、連邦軍上層部の意向もあり、私はティターンズに入隊した。  といっても、入って数ヶ月。ティ...
  • ヴァンガード
    ヴァンガード No.Ⅺ 「食う為とか雌の為とか、そういう理由もなしに、                無意味に同族を殺せるのは、猿の一種と人間だけだそうだ。」 護衛部隊 アンファングⅢ。 Mサイズでありながら、高火力兵装であるビームアクス[SP]を使用可能にし、高いエネルギー回復量を誇る汎用型ロボ。 火力と防御力に主眼を置いて造られた機体。 オールドスライサー[SP強化]とヘヴィアーティラリガン、対空能力の高いミサイルを装備したオールラウンダー。 11人目の部隊員。 ガンダムMk-ⅢのSNSページ コメント欄 comment-test. -- ヴァンガード (2010-10-24 21 30 08) ...
  • ss-01 女神──可笑シナ女──
    ss-01 女神──可笑シナ女── 「あんた、強ぇな。気に入った」 「あなたも、ね」 ──惑星シャーオック。 「まあ、なんだ。俺はこれでもDF部隊の一員だしな。此処で引き下がるわけにゃぁいかねえや」 ガガッ、という音と共に、女性型ロボが倒れる。 「───そういうわけで、あんたの“コア”、回収させてもらうぜ」 ニヤリと笑いながら、手にしたツインブレードの出力を落とす。 同時に無線機で、近くの施設に連絡を入れる。 「さて……。聞こえるか? コアは回収した。まだ人格形成に問題がある、やり直せ」 「…………、あぁ? 俺に服従するように調整だ。俺も開発に参加するから……ああ、そうだ。解ったら黙ってやれ」 「…ったく、AI育成なんて、他でやってくれっての」 「取りあえず、使える分のモノは持って帰るしかね...
  • ヴァンガード編
    ※前半は反逆編のヴァンガード視点、後半はオリジナル路線ですので、反逆編を読了してからでないと、反逆編へのネタバレになってしまいます ss-01 女神──可笑シナ女── ss-02 実験──輝ク光、AURA── ss-03 副業──汚レタ仕事── ss-04 情報──操リ糸── ss-05 暗躍──裏切リト目的── ss-06 回収──蘇ル女神── ss-07 夜鴉≪ナイトレーヴェン≫ ss-08 覚醒──二人ノ女神ヲ前ニシテ── ss-09 終着点──諜報員ト少女ニ── 戻る
  • バッファロー
    バッファロー No.ⅡⅩⅠ バッファロー コメント欄 名前 コメント 戻る
  • ヴァンガード編 二部
    ※一部を先に読む事を推奨 ss2-01 導入──蠢ク悪魔── ss2-02 奇襲──夜ノ砂漠ニ煌メク者── ss2-03 神域──アイシス── ss2-04 融合──心合ワセテ── ss2-05 神速──12 Second “Zeus”──(前) ss2-05 神速──12 Second “Zeus”──(後) ss2-06 回帰──強者ノ帰属──
  • メンバー一覧
    それぞれメンバーに対する コメント・・等は各メンバーのページにコメント欄があるからそこに おねがいします。 ナンバー 名前 役職 ユーザーネーム SNS No.Ⅰ ヴァージニア 総帥 ちょび乃助 ○ No.Ⅱ ダイムラー 隊長 bal ○ No.Ⅲ アビアティック 副隊長 リック・ドム×12 ○ No.Ⅳ ローランド 作戦参謀 FANTOM ○ No.Ⅴ アルバトロス 参謀 dop ○ No.Ⅵ ティーガ 破壊工作兵 アラレ ○ No.Ⅶ × No.Ⅷ ハインド 前線指揮官 kennya ○ No.Ⅸ クルップ 偵察兵 ゆきやま ○ No.Ⅹ シクヴァル 遊撃兵 シュバイツ ○ No.ⅩⅠ ヴァンガード 諜報員 ガンダムMk-Ⅲ ○ No.ⅩⅡ コードロン 連絡員 音波 ○ No.ⅩⅢ ヴァルキリー 奇策士 真鴉 ○ No.ⅩⅣ ルクレール 捕獲部隊員 81z ○ No....
  • ss2-01 導入──蠢ク悪魔──
    ss2-01 導入──蠢ク悪魔── 惑星シャーオック・ドルグ基地 静かに怒りを醸し出しながら、男が部下であるデルザイルの報告を聞いていた。 「で、なんだって?」 「で、ですから……回収した夜鴉が、再び奪取された、と……」 「見張りは何やってたんだ? タダで雇ってんじゃねえぞ」 「見張り人によると、侵入者は無し……夜鴉が単騎で離脱し、迎撃部隊を振りきったそうです」 「そうです、じゃねぇ。情報の精度は確かなんだろうな?」 「は、はいィッ」 全身から緊張という二文字の札を垂らしながら、デルザイルは震え続ける。 「チッ……あの試験機が逃げ出したってことは…まぁた厄介なことになりやがった」 「ヴァンガード様」 唐突に、後ろから女の声が聞こえた。 「アルテミスか。何の用だ」 声が幾分か落ち付...
  • ファールバウティ
    ファールバウティ 開発者:81z 戻る
  • 時系列(ネタバレの恐れあり)
    コジマ粒子発見を00年とした時系列。 アーマード・コアは年月日が曖昧なので適当。 ニューオーダー・オブ・ネクストによると国家解体戦争からfaの世界まで約15年ほど経過してるらしいが、本作では過去と現在の繋ぎ上、オリジナルの世界観に。4系の原作キャラも出てくるけど、その辺の年齢設定も曖昧。出さないけど。 00年 コジマ博士より、コジマ粒子が発見される。 当時サカキで言うと15歳ぐらい コジマ粒子は、まだ国家の傘下にあった企業によって解析・研究される。 03年頃 コジマ粒子から、莫大なエネルギーが得られることを発見した企業は、コジマ・ジェネレータの開発を始める。また国家には極秘に、兵器転用を始める。 06年 国家解体戦争勃発。ネクスト戦力によって、国家が解体される。パックス・エコノミカが始まる。 08年 リンクス戦争勃発。国家解体戦争...
  • ss-06 回収──蘇ル女神──
    ss-06 回収──蘇ル天使── デゴの悪魔軍基地付近に上陸したゼロファイター、アーヴァン──或いはヴァンガード。 彼は、現在凸凹の多い地帯に隠れ、ゼロファイターの白色を活かし、偵察を続けている。 (どこだ……) 見たところ、空にはいないようだ。 ならば、“想定されたどおりに撃破された”か。 (あいつなら、どっかに逃げ…ん?) 地上を見渡していると、洞窟が見え、その中に赤と白のロボが座っているのが見える。 (アイツ……っ) 即座にホバーモビルを操り、広大なデゴに駆けだした。 (ヴァンガード…様……) 洞窟の中、赤と白で塗装された長身ロボ──アストラエアは、壁に背を預け、天井を見ながら意識を朦朧とさせていた。 ガサッ、と、洞窟の穴の方から音が聞こえ、同時に、こちらに向かうであろう、足音が洞窟内...
  • Scene10 動乱
    同時刻、基地の北側の海面には一隻の巡洋艦が浮かんでいた。 海中から基地の内部へと侵入した天使軍別働隊の母艦である。 「レルグナ隊、全小隊ともに現在遭遇した敵を各個撃破しながら進んでおります」 ブリッジではオペレーターのパラボロイドが報告する。 対して答えたのは艦長席に座る深緑色のシュトルバンガー。 「うむ、重畳だ」 別働隊の指揮を執る、シュトルバンガー=グリーマンであった。 その隣に佇んでいた副官らしき白と緑のゼロファイターがグリーマンに言う。 「順調に進んでおりますね。アビアティックの提供した情報でしたが・・・」 「そうだな。あの男も信用できるか疑わしいものだったが、今回はきちんとやってくれたようだ」 グリーマンの言うあの男とは、勿論デルファイター=アビアティックの事であった。 グリーマン...
  • ファルツⅣ型[スピリット] 
    ファルツⅣ型[スピリット] 開発者:トールギス3 戻る
  • カプロニ・ヴェルファー
    カプロニ・ヴェルファー 開発者:ちょび乃助 戻る
  • ss-05 暗躍──裏切リト目的──
    ss-05 暗躍──裏切リト目的── レルグナ隊出撃から数分、ブリッジで、オペレータを務めるパラボロイドが声を出した。 「レルグナ隊、全小隊ともに現在遭遇した敵を各個撃破しながら進んでおります」 レルグナ隊が上陸し、善戦しているとの報告があり、、シュトルバンガー=グリーマンは鼻が高い様子だった。 「うむ、重畳だ」 「順調に進んでおりますね。アビアティックの提供した情報でしたが……」 「そうだな。あの男も信用できるか疑わしいものだったが、今回はきちんとやってくれたようだ」 (……哀れ男だ。“信用できない”男と軽々と取引するとはな。尤も、最初に誑かしたのは俺だが) 多目的戦闘補助システム『アブストラクト』の情報と引き換えに悪魔軍秘密基地の情報を得る、という取引。 その“アブストラクト”の情報を最初に売り付けたのは、隣のゼロ...
  • ss2-02 奇襲──夜ノ砂漠ニ煌メク者──
    ss2-02 奇襲──夜ノ砂漠ニ煌メク者── 惑星シャーオック・ドルグ基地近辺 そこに、二人の男が立っていた。 「……それで、なんでおめぇは部隊旗なんて付けてんだ」 「言ってなかったか?今から俺はアビアティックだ。…こんな感じか」 足元に置いていた六連ミサイルランチャーとデビルレーザーを手に取り、転送装置の前まで来る。 「本当に、俺ら二人でやる気か?」 「俺はそのつもりだがよぉ、まあ、その辺は好きにしていいや」 「……」 ティーガは懐から無線を取り出し、何やら話しこんでしまった。 「目標は惑星ガルド。前の拠点と同じ地点だから、ルートは俺の頭の中に入ってる」 「やるしかねえな…チッ」 舌打ちしてから、ティーガも両腕にシングルガンを握り込んだ。 後ろからガサガサと足音が聞こえて来、ティーガが...
  • 会議室2/コメント/1
    諸君、派手に行こう -- (トルトルソース) 2012-01-26 16 20 21 名前 コメント すべてのコメントを見る
  • ss2-03 神域──アイシス──
    ss2-03 神域──アイシス── 蒼色の眼光が、閃光となって奔る。 一瞬でむき出しの入り口外まで駆け抜けた漆黒の夜鴉──アイシスは、右手の巨大な二刃の剣を振り抜き、下っ端として連れて来ていたゴライアスを数名両断する。 「チッ、ティーガ!」 アビアティック──厳密にはヴァンガードが叫ぶ。同時にティーガが両手のシングルガンを構え、ゴライアスと様々な方向からの一斉射撃を放つ。 散らばった弾丸を避け、叫んだデルファイターへ近づく夜鴉。 「チッ」 背中の部隊旗を目眩ましに投げつけ、右に大きく飛び跳ねる。着地予測時点にミサイルを放ち、レーザーで追撃。 「……無傷か」 入口付近で構えていたティーガが言葉を零す。 「遅いな」 機械音を垂れ流しながら、ミサイルとレーザーを凌いだ夜鴉が砂漠の地面に着地した。 静か...
  • ss-03 副業──汚レタ仕事──
    ss-03 副業──汚レタ仕事── 数日の間、シャーオックから予備のアクイーアBSが届くまで、実験は停止していた。 件のBSが届き、実際に接続・異常が無いことが認められると、再び実験を再開される。 戦闘試験・AURAの試験が終了し、実験は対大型ロボ用の戦闘にシフトされる。 例の装置を利用し、アニキ・ザ・デルゴンのレプリカを構築、戦闘し、見事にそれも撃破する。 「既定の試験は終了、か」 「はいっ」 「……、お前はこのままデゴに向かえ。んで、防衛部隊として戦ってこい。あっちで、そのうちアビアティックやアルバトロスなんかと合流出来るだろう」 「あびあてぃっく…様?」 「そうか、オマエにはDF隊の情報はトレースされてなかったな。アビアティックってのは、そうだな…ダイムラーには悪ィが、隊の二番手みてぇなもんだ。まあ、一番上の性格...
  • ss2-04 融合──心合ワセテ──
    ss2-04 融合──心合ワセテ── 惑星プーシャ・アーグル泉と呼ばれる地域。 惑星ポイーンに似た環境で、高く並ぶ足場と海があり、ほぼ常に雨が降っているという、環境が安定していない場所である。 その奥の洞穴に、離反した悪魔軍は散在していた。 一人のデルゴンが、玉座を模した派手な椅子に座り、傍らには夜鴉が鎮座し、複数のコードを繋げて調整が続けられている。 「あ、兄貴…」 恐る恐る、調整を担当していたデルビンが、デルゴンに声をかける。 「あぁ? どうした」 ドスの利かせた低い声を出し更に怯えるデルビン。しかし、すぐにその恐怖を払拭し、本題を口に出した。 「夜鴉の戦闘プログラムは、未だに、よ、40%しか稼働していませんでした」 「40%だと…? なるほど、それであの強さを発揮できるなら、最大稼働では奴らの始末も簡単か...
  • ss2-05 神速──12 Second “Zeus”──(後)
    ss2-05 神速──12 Second “Zeus”──(後) ───殺すっていうのは、救いにも成り得るのかな。 今はもう居ない“過去”の少女。幾度もの実験を繰り返し、分解し、作り出された彼女。 あの日、1度目の失敗作。コアの回収に出向いて、回収寸前に俯いた彼女。 彼女が、そう言った。 「あん?」 仰向けに倒れ、ブレードを向けられている彼女。 「私は、何も解らない。自分が何のために生まれたのか、自分がなぜ、あなたと戦っているのかも」 「……」 「でも、何も無い、もとから存在していたのかどうかも怪しい私が生き残るより、あなたが生き残る方が有意義なことなのかもしれない」 「意味がわからねぇな」 「…ねえ、私を救ってよ。その剣で私を貫いて、私を解き放って」 そう言った彼女の笑顔が、わからない。 ...
  • ss-09 終着点──諜報員ト少女ニ──
    ss-09 終着点──諜報員ト少女ニ── 『───目 標 ノ 殲 滅 ヲ 最 優 先 ト ス ル───』 女神が、言葉を吐いた。 紅い紅い複数の眼で睨まれたナイトレーヴェンは、少しながら動くことに躊躇った。 「何、が……」 ガトリングを向け、なんとかトリガーを引く。 しかし、既にアルテミスはその場にいなかった。 「後ろか…ッ」 振り返って陽電子砲を放つが、AURAの神々しい光がそれを遮断する。 「な、に…?」 ≪攻撃兵装、アトラディション、展開≫ アルテミスとは違う女の声と同時に、アルテミスが、右腕のビームブレードを投げ捨て、突然構築された巨大な剣を構える。 「チィッ」 その薙ぎ払いを軽快な動きで避け、ガトリングで牽制する。 左腕のショットガンを投げ捨て、アトラディションを両腕で...
  • プラグイン/ニュース
    ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 メトロイド ドレッド攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【まおりゅう】最強パーティー編成とおすすめキャラ【転スラアプリ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) Among Us攻略Wiki【アマングアス・アモングアス】 - Gamerch(ゲーマチ) マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共...
  • Scene4 憶測
    「あ、あの。大佐、ポイーンへ向かっていた強襲部隊が先ほど任務を終え帰還したようです・・・」 惑星シャーオック、ドルグ基地の一室にて。 「そうか。報告ありがとう」 「は、はい・・・」 真っ黒なツインテールが特徴のオペレータ、エウロパからの報告を受け、長赤い眼をした長身の悪魔指揮官、カリストは頷いた。 返事を受けたエウロパは何故か真っ赤になって縮こまる。 ポイーンの大部分を占めるポインドラ大陸、その西側に位置するポンジャバ魔境。 その中にある天使軍の秘密研究所の襲撃作戦は、自ら指揮を執ったデルファイター=アビアティックによって提案されたものである。 今回の作戦の目的は研究所の破壊、及びそれによる魔境の他の天使軍施設へのけん制であった。 「しかし、本当にそれだけなのか・・・?」 カリストはどうにも腑に落ちな...
  • ss-04 情報──操リ糸──
    ss-04 情報──操リ糸── 少し歩いた所、魔境の茂みの中。 (そろそろ、アビアティックが作戦を展開している頃か…) 先程の白い施設の方が少し騒がしくなっている。 (グリーマンの野郎は…この奥か) 開けた場所、30人を超える天使軍ロボが何やら話しこんでおり、その中央には先程の通信相手、シュトルバンガー=グリーマンが居る。 「グリーマン閣下」 「ッ…。到着したか、アーヴァン」 突然声をかけられ、グリーマン本人と周囲の天使軍ロボが身構えるが、声と姿からアーヴァンだと理解できたらしい。 「はい」 「今回は大いに感謝、だな。アブストラクトの情報提供、感謝しよう。お陰で、あの男と取引することが出来たのだからな」 「いえいえ、貴方の功績は、いずれ天使軍の為となるでしょう。その時にでも、精一杯お礼を頂くことにします...
  • Scene3 協力者
    「ひまぁー・・・」 惑星シャーオック、ドルグ基地。 その司令室。 惑星シャーオックドルグ地区配属軍天使領侵攻隊、通称ドルグ部隊総司令デルファイター=ヴァージニアはぐだっていた。 「ひまー。ねぇカリストぉ、ひまー。ボクもあっちの作戦参加しときゃ良かったかなぁ」 「・・・総司令。何度もお話ししたように、総司令にはこの部隊全体を統括、管理するという責任義務がありますので」 カリストと呼ばれたマントを羽織った長身の黒いロボが律儀に答える。 ヴァージニアの言う『あっちの作戦』とは勿論、アビアティック隊による天使軍研究施設の襲撃であった。 だがアビアティックにはこのところ何やら不穏な動きが目立つ。 今回の作戦を提案したのも彼である。 カリストは彼の動向を注視していた。 数年前に突如ふらりと現れたアビアティック...
  • Ex.01 失意の勇士
    惑星ゲルニア 多くのコズミックロボ達は一度は言ったことがあるであろう惑星であろう。 そこの一角にあるリンクゲートも届いていない場所 「また天使軍の部隊が壊滅?最近は多いな」 「はい、どうやら同志がやったものではないかと・・・」 そこには一本の槍を持つデルファイター・・・フォッカーがいた。 フォッカーが話してる相手は全身火器とも言うべき装備を施した一つ目のロボ クロムウェルである 「同志でもない?ではいったい誰がやったのだ?」 「現在のところは不明です。しかし、悪魔軍の敵というわけではないようですが・・・」 「ならば、こちらに引き込むと言うのも手ではないのか?」 「不確定要素が多すぎます、まだそれは危険かと」 ゲルニア ソロネッツ宇宙港付近 一機の実体剣を装備した機体が天使軍輸送部隊を見下ろしていた 「天使軍輸送部隊を補足、攻撃を...
  • 01-Hector
    01-Hector 開発者:トールギス3 戻る
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