苗木「舞園さん、すごいよね。心理学者になれるんじゃないかな?」 舞園「え?」 苗木「だって毎回僕の考えてる事当てられるんだし」 舞園「エスパーですから」 苗木「いやいやいや」 舞園「とにかく私は心理学者にはなれませんよ」 苗木「そうかな?」 舞園「はい、だって…私が分かるのは苗木君の事だけですから…」 苗木「え?」 舞園「…苗木君の事はいつも見ているんですから分かりますよ…」 苗木「いつも見ているって…僕を?」 舞園「は、はい…」 苗木「何で?」 舞園「え?何でって…」 苗木「いや、僕なんか見てても面白くないんじゃ…」 舞園「むぅぅ……」 苗木「ま、舞園さん?」 舞園「苗木君は私の考えてる事は当ててくれないんですね」 苗木「え?いや、それは…ほら、僕はエスパーじゃないから」 舞園「…………」 苗木「じ、冗談です、すいません」 舞園「宿題です」 苗木「え?」 舞園「もっと私をよく見てください。私の考えてる事を当てられるくらいに」 苗木「えぇ!?」 舞園「宿題です!いいですか!?」 苗木「は、はい!分かりました!」 ----