ダンガンロンパSSまとめwiki内検索 / 「大人ナエギリ花札編 九枚目」で検索した結果

検索 :
  • 霧切響子個人スレSS その6
    ... +tISrNiE 大人ナエギリ花札編 一枚目 松に鶴 757 +tISrNiE 大人ナエギリ花札編 二枚目 梅に鶯 758 +tISrNiE 大人ナエギリ花札編 三枚目 桜に幕 759 +tISrNiE 大人ナエギリ花札編 四枚目 藤に時鳥 772 UxxCpWgp 大人ナエギリ花札編 五枚目 菖蒲に八橋 773-774 UxxCpWgp 大人ナエギリ花札編 六枚目&七枚目 牡丹に蝶&萩に猪 785 DH9ZL0ID 大人ナエギリ花札編 八枚目 芒に月 786 DH9ZL0ID 大人ナエギリ花札編 九枚目 菊に盃 787 DH9ZL0ID 大人ナエギリ花札編 十枚目 紅葉に鹿 788-791 DH9ZL0ID 大人ナエギリ花札編 十一枚目&十二枚目 雨に番傘&桐に鳳凰 853-857 oqo1KQVE 口移し霧苗編 867 BQ2IEuaF 口移し舞霧編853-857続き 87...
  • 霧切響子個人スレ 連作SS用インデックス
    ...:ronpa 大人ナエギリ花札編 【ダンガンロンパ】霧切響子の正体はカップ麺の妖精Part6 レス番 ID タイトル 備考 485 y4dazIw8 女の子・1 DL 756 +tISrNiE 大人ナエギリ花札編 一枚目 松に鶴 757 +tISrNiE 大人ナエギリ花札編 二枚目 梅に鶯 758 +tISrNiE 大人ナエギリ花札編 三枚目 桜に幕 759 +tISrNiE 大人ナエギリ花札編 四枚目 藤に時鳥 772 UxxCpWgp 大人ナエギリ花札編 五枚目 菖蒲に八橋 773-774 UxxCpWgp 大人ナエギリ花札編 六枚目&七枚目 牡丹に蝶&萩に猪 785 DH9ZL0ID 大人ナエギリ花札編 八枚目 芒に月 786 DH9ZL0ID 大人ナエギリ花札編 九枚目 菊に盃 787 DH9ZL0ID 大人ナエギリ花札編 十枚目 紅葉に鹿 788-791 DH...
  • 大人ナエギリ花札編 九枚目
    九枚目:菊に盃  『九月九日は重陽』と言われて、ピンとこない人も多いかもしれない。  五節句のうち、菊の節句とされる九月九日を祝う風習は、日本ではほとんど廃れてしまっている。  特に何をすると決まっているでも無い。  雛壇を出すわけでも、鯉幟を上げるわけでも、短冊に願い事を書くわけでもないのだ。  その影の薄さに、どことなく親近感を覚えてしまう。  なので、こっそりと祝ってみた。 「…今日は何か特別な日だったかしら…?」  怪訝そうな表情で食卓に着く霧切さん。期待通り、ビックリしている。  旬の野菜が入ったので、とだけ伝えて、いつも通りに僕の家に招いただけ。  予想通り、テーブル上の異様なほど豪華な食事に目を見開いていた。  気合を入れて作った甲斐もある、というか、これがやりたかっただけ、というか。  カボチャは煮崩してから、牛乳で伸ばしてポ...
  • 大人ナエギリ花札編 十枚目
    十枚目:紅葉に鹿  奈良は東大寺、奈良公園。  紅葉を踏み鳴らして歩く鹿が、観光客を眺めている。 「シカせんべい…なんでか販売中のには手を出さないんだよね、鹿も」 「彼らもなんとなく分かっているのね。アレは買った人の手から食べるものだ、と」 「試しにあげてみる?」 「…遠慮しておくわ」  どこか憮然とした調子で、霧切さんは肘を付いた。 「昔から動物には好かれないのよ。逃げるか威嚇するかの二択だから…」 「昔、って…いつぐらい?」 「実家で飼っていた犬は、最後まで私に懐くことなく…五年前に天寿を全うしたわ」  五年前というと、彼女がまだ高校にいた頃だ。  確かにあの頃の霧切さんは、動物に限らず人間すらも近づけない雰囲気を持っていた。  今は、どうだろう。  少なくともあの頃よりは、母性というか包容力というか、とにかく大人の女性になったと思う。 ...
  • 大人ナエギリ花札編 三枚目
    三枚目:桜に幕 「…お花見?」 「近所の公園、満開だったよ。これ、お土産」  苗木君の手には、一本の桜の木の枝。  まだ開く前の蕾が、なんとなく愛くるしさを感じさせる。  木を手折るなんて無粋な真似はしない人だ、落ちているのを探して拾ってきたのだろう。  受け取って、花瓶代わりのコップに挿すと、これで中々趣がある。 「いつもどっちかの家で飲むばかりだからさ」 「居酒屋やバーで飲むよりも経済的だし、料理も美味しいもの」 「はは…作ってるの僕だけどね。でも、花見にしてもお弁当は僕が作るし」 「そう、ね…」 「今週末あたりに、みんなも誘って…どうかな」  予想通り。  相変わらずの苗木節に、思わず吐きそうになったため息を飲み込む。  私がその手の宴会に行き渋る理由を、彼は未だに理解してくれない。  彼の言う『みんな』とは、高校時代の友人...
  • 大人ナエギリ花札編 四枚目
    四枚目:藤に時鳥 「綺麗でしたわ、銚子の『臥龍の藤』」 「隣に愛する人がいてこそ、ひとしおの美しさでしたな」 「…いつのまにウチの駄豚は、そんな歯の浮くようなセリフを覚えたのでしょうか」  ぎゅー、と、山田君の頬を抓りあげながらも、ほんのり頬が赤いセレスさん。  あのポーカーフェイスがここまで分かりやすくなるなんて、人も変われば変わるものだ。  あまりの微笑ましさに、霧切さんもため息をつく。 「…惚気は余所でやってくれないかしら」 「はは…まあ、藤の花言葉も『恋に酔う』だし、今の二人にはピッタリだったかもね」  久々に来客用のカップを出して、紅茶を淹れてリビングに戻る。  机の上には所狭しと写真やパンフレットが広げられていた。  二人で休暇を合わせ、先月末に旅行に行ってきた、そのお土産だそうだ。  山田君とセレスさんは高校以来の恋仲で、時々こ...
  • 大人ナエギリ花札編 五枚目
    五枚目:菖蒲に八橋 「お、お湯加減…どうかな」  ぎこちない声がガラスの奥から響く。 「最高よ…極楽だわ…」  対照的に、風呂場に響いた私の声は、自分でも信じられないくらいに蕩けていた。  探偵業は自由なものというのが一般的な認識らしいが、少なくとも私にとって、それは間違いだ。  土日でも平気で依頼が舞い込んでくるし、それを売りにしている手前、勝手に休むわけにもいかない。  そういう日は、苗木君が私の家の家事を任されてくれる。  数日分の御飯を作り置いてくれたり、こんな風にお風呂を掃除して沸かしてくれたり。  何もお返しが出来ないのが心苦しい。 「菖蒲湯、ね…初めて入ったけれど、気持ちいい…」 「そりゃ、よかった…です」 「けれど、少しだけイメージと違ったかも。もっと、こう…花ばかり浮いているのかと」 「あ、それはアヤメと間違えてるんじゃないかな...
  • 大人ナエギリ花札編 二枚目
    二枚目:梅に鶯  ホーホケキョ、ケキョケキョ。  隣の庭の梅の木がお気に入りらしい鶯は、今日も変わらず喉を鳴らす。  窓から覗き、綺麗なオリーブ色の羽毛を見て、昼はパスタでも作ろうかなどと思い至る。 「ん…」  時計の針が十二時を過ぎた頃、ようやく眠り姫が寝室からのそのそと這い出てきた。  瞼をこする仕草がなんとも色っぽい。 「おはよ、霧切さん」 「…あなた、またソファーで寝たわね」  爽やかな朝の挨拶は、ジト目でもって跳ね返された。  霧切さんが僕の家で寝てしまうことは、実は頻繁にある。  仕事の疲れからウトウトと、とか、お酒で酔いつぶれて、とか。今日は後者だ。  彼女が言うには、自分の家よりも落ち着いて、どうも気を抜いてしまうそうだ。 「お客様をその辺に寝かせるわけにはいかないでしょ。まあ、僕のベッドも上等とは言い難いけど」 「寝心地...
  • 大人ナエギリ花札編 一枚目
    一枚目:松に鶴 「来月までに千羽、ね…」  律義なところは苗木君の美点だけれど、行き過ぎは負担になるんじゃないか。  そんな私の懸念を余所に、また一羽作り終える。 「もっとこう…手軽なものでいいんじゃない? 手紙でも、彼女は喜んでくれると思うわ」 「手紙も書くけど…お見舞いに行けない分、せめて気持ちを送りたいな、と思ってさ」 「…まあ、お人好しなあなたらしいわね」 「手伝ってくれてる霧切さんも大概だよね」  舞園さんが倒れた、と、私がニュースで知る頃には、苗木君は既に高校次代の友人たちに話をつけていた。  過労が原因のため、命に別条はなくとも、しばらくは活動を休んで療養するそうだ。  そんな彼女を応援するための、千羽鶴。  苗木君と舞園さんの出会いに縁のある鳥だ、きっとただの千羽鶴以上に意味を持つのだろう。  作るのは主に彼だが、『希望ヶ峰学園同窓生』の...
  • 大人ナエギリ花札編 八枚目
    八枚目:芒に月 「絶好の観月日和ね」 「…もう夜だけどね」  苗木君の茶々は置いといて、夕刻過ぎれば暑さも忘る。  ベランダから仰げば、見事な仲秋の名月。  郊外の住宅地なので、街灯が月影を邪魔することもない。  月見でもしないか、と提案したのは私の方から。  いつも彼の家にお邪魔して、冷蔵庫を漁るばかり。  たまには私がもてなして、女らしく手料理の一つでも振舞おう、そう決意したまではよかった。  脱ぎっぱなしの服、放置された食器、溜まるだけ溜まったゴミ袋。  最近出張が続いて、自宅の掃除なんてほとんどしていなかった。  プライベートの私の怠け具合は苗木君にもバレているが、それでも招く側にもマナーというものがある。  朝からゴミを捨て、部屋を片付けて、掃除機をかけて、…  まさか、それだけで日が沈んでしまうとは思わなかったのだ。  ...
  • 大人ナエギリ花札編 六枚目&七枚目
    六枚目:牡丹に蝶 & 七枚目:萩に猪  天香国色、百花の王。  それは多くの文人墨客に愛された、高嶺の花。  見事な牡丹を描いた水墨画、テレビではその作者の生涯を追うドキュメントをやっていたはずなのだけど。 「牡丹鍋、食べたいわね」  これぞ、リアル花より団子。色気より食い気。食いしん暴バンザイである。 「…何よ。言いたいことがあるならはっきり言いなさい」 「…牡丹繋がりにしちゃ、随分縁遠いなぁ、と」 「牡丹と食には切っても切れない関係があるのよ。お酒なら司牡丹、甘味なら牡丹餅…あ、お萩もいいわね」 「節操無いんだから、ホント…」  薄紅色の花びらを重ねて咲く様は、まさに王様の装飾。  彼女の言うように、牡丹の美しさや風格から、その名前を冠した食べ物は多い。 「郷土料理を出す料亭で、一度だけ食べたことがあったけれど…あの濃厚な味わいが忘れられ...
  • 大人ナエギリ花札編 十一枚目&十二枚目
    十一枚目:雨に番傘 & 十二枚目:桐に鳳凰 「…意味もないことを考えすぎたみたい…風に当たってくるわ」  外に出ると、雪が降っていた。  雪の白がやけに眩しく感じられて、思わず目を伏せる。  道端に積もった雪山が街灯を反射しているからか、それとも。  その白の純朴さの中に、彼に通ずるものを見たからか。  病人、それも友人に嫉妬するなんて最低だ。  さらにそれだけに留まらず、苗木君やみんなの努力を侮辱した。  苗木君に見られないようにポケットに隠した鶴の歪さは、私の性根が歪んでいることの象徴なのかもしれない。  サク、サク、サク。  降り積もる雪に、足跡を刻んで独り歩く。  薄手のベストを羽織っただけの恰好では、寒さが厳しい冬の夜。  それでも頭を冷やすにはちょうどいい。  せっかくだし、行きつけの商店でも寄ろう。  空気が悪くなって...
  • @wiki全体から「大人ナエギリ花札編 九枚目」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索

ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。