ダンガンロンパSSまとめwiki内検索 / 「6_635」で検索した結果

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  • 6_635
    雨と急な寒さにやられて苗木が風邪をひきました。 女性陣 朝日奈「苗木ぃ、大丈夫?お見舞いにドーナツ持ってきたから食欲ある時に食べてね!」 大神「苗木よ、お主の体調が早く良くなることを願っておるぞ。」 セレス「全く…。体調を崩すだなんて、ナイトとしての自覚が足りませんわね。早く良くなって、またわたくしのために紅茶を淹れなさいな。」 腐川「な、何よ…。あ、アタシがアンタの見舞いに来たらいけないっていうの!?あ、アンタがいないと、び、白夜様がどこか物足りなさそうな顔してるのよ!    だ…だから、さ…早く風邪治しなさいよ!あ、今の白夜様には絶対内緒よ!」 江ノ島「ねーねー、風邪ひくってどんな感じ?私って風邪ひいたことないから分かんないのよね~。     熱に浮かされたり咳が止まらなかったりお腹が緩くなるのって、もう考えただけで…。」 戦刃「苗木、こ...
  • 6_630-631
    苗木「梅雨ってイヤだよね…じめじめしてさ」 江ノ島「だよねぇー」(憂鬱な表情の苗木…マジそそるwwwww) 舞園「……」 江ノ島「ん?なぁにぃ?」 舞園「共感しますよ、江ノ島さん」ニコッ 江ノ島「へ?……うん?じめじめはイヤだよねぇ」 腐川「じめじめ……濡れる……濡れる白夜様ぁあああぁああっ!!」 十神「近づくな。そして湿って臭い。風呂に入れとあれだけ言っただろう」 桑田「あ……はぁーん、なるほどねぇ」 十神「何だ」 桑田「いやいやいや、何でもないって!ハハハハハ」 十神「……くだらないことを考えてるのは分かってる」 石丸「くだらない!?人の思想をくだらないと言うのは失礼だぞ!例え桑田君でもあなどってはならない! 奇跡的に稀にもしかしたら良いことを考えてるかもしれないのだぞ!」 大和田「かばってるのか貶してるのかどっちだよ……」 ...
  • kk26_638
    苗「霧切さん、トリックオアトリート!」 霧「……何の真似かしら」 苗「いや、モノクマが言ってたんだけどさ…今日ってハロウィンらしいんだよね。この中にいると日付の感覚とか全然ないけど」 霧「ふうん…残念だけど、お菓子は持ってないわ。……イタズラしてみる?」 苗「へ……え、えっ?」 霧「冗談よ。なに赤くなってるのかしら」 苗「もう…すぐからかうんだからなあ」 霧「そもそも『お菓子くれなきゃイタズラするぞ』っていうのは仮装して言う台詞じゃない。あなたの姿はただの苗木君に見えるけど?」 苗「うっ…だって、衣装とかないしさ……そこはほら、人に化けるのが得意な人狼とかそういうのってことで」 霧「やだわ、狼なんて…やっぱり襲う気なのね」 苗「だだだから違うってば!」 霧「二日目の朝に第一犠牲者として発見されてしまうのね」 苗「そっちの人狼だったの!?」 苗「はい霧切さ...
  • kk6_678-680
    kk6_662の帰宅から二日後、仲直り編 ホテルの一件から二日後。 霧切さんと苗木くんの関係は、ぎこちないものになっていた。 先日も、いつもは二人で出かける仕事にも「事務所の掃除をお願いします」、と 一言書いた書き置きを残し、苗木くん一人で留守番を喰らっている。 霧切さんが帰ってきたのは、夜0時を過ぎての事であった。 そして今日、出かける仕事は無く、霧切さんはパソコンでずっとなにかの作業をしている。 苗木「あの…霧切さん?」 霧切「…」カタカタ 苗木「霧切さん!」 霧切「…聞こえてるわ。…なにかしら。」 苗木「なにか、手伝える事は無いかな?」 霧切「無いわ」 苗木「…」 霧切「…」 カタカタ 苗木「いつもはさ、これを調べ物して、とか、この書類を作って、とかあるじゃん。     今日は、どうし...
  • kk6_642-643
    637 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/11/28(月) 12 42 42.08 ID p7DG/y6s [1/2] 苗木君の方からぎゅっとされた時の霧切さんの反応が見たい 638 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/11/28(月) 15 43 03.25 ID zoRHjSP7 637 ・「距離感を間違えていないかしら」などと言いつつ内心まんざらでもなくて振り払おうとはしない。 ・「苗木君、離して」とクールな反応。しかし苗木君が慌てて手を離してからちょっと後悔する。 どっちだ 641 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/11/28(月) 21 09 35.49 ID v4aEQJZU [1/2] 少し頬を赤らめて無言でぎゅっとし返す霧切さんはないんですか!? 642 名前:名無し...
  • kk6_657
    時間はもうすっかり暗くなった夜の9時。 霧切さんと苗木くんの二人は、浮気調査のため公園にある木の影に潜むように立っていた。 ターゲットが愛人らしき人物と公園に入っていくのが見えたからだ。 霧切「こんな時間にこんな場所で女性と二人きり…ほぼクロで間違いないでしょうけど     一応証拠写真まで抑えておくわよ。」 苗木「…20Mぐらいしか離れてないけど大丈夫かな?」 霧切「この位置じゃないと写真は狙えないわ。…他に隠れるところも無いみたいだし。     それにここは他に人も多い。よほど目立った動きでもしない限り私たちが勘付かれる事は無いわ。」 苗木「ちょっと、霧切さん、ターゲットがこっちに来る!」 霧切「…!」 ぎゅっ 苗木「(い、いきなり抱きついてきてどうしたの霧切さん…?は、離してくれないと動けないよ)」 霧切「(馬鹿ね。ター...
  • kk6_662
    【前編はこちら】 霧切「ところで…苗木くん?」 苗木「ん?どうしたの、霧切さん?」 霧切「キスはやったこと無いって言ってたけど…     抱きあい方は妙に詳しかったわね?」 苗木「い、いや!あれは舞…ッ」 霧切「マイ?」 苗木「い、いやいやいやいや!ま、舞い上がっちゃってさ!     それに抱き合いかたなんて映画やドラマ見てればわかるじゃん!」 霧切「…」 苗木「(いいいい言えないっ!前に舞園さんに抱きつかれた事があるって!!)」 霧切「…マイ…」 苗木「(推理してるぅ~~!!)」 霧切「…」 苗木「(…僕を観察してるぅ~~~!!)」 霧切「…それで、なぜそんなに焦ってるの?」 苗木「…え!?な、なにも全然焦ってないよ!?」 霧切「……ふうん…」 苗木「ほ、ほ...
  • kk8_630
    僕と霧切さんが付き合い始めてちょうど3ヶ月 僕らの仲も進展して、最近ようやくお互いを名前で呼べるようになってきた。 自分で言うのも何だが僕達の関係はようやく恋人らしくなってきた。 もっとも周りの人達に言わせればヤキモキさせられるらしい。 今日は僕の方からデートに誘ってみた。 いつもの放課後デートではなく休日に最寄りの駅にお昼に集合って、普通のカップルみたいに。 案の定予定より30分早く着いた僕より先に霧…響子さんがいた。 僕が言うのも何だが早く来すぎじゃないだろうか…… 「お待たせ。き…響子さん」「あら早かったのね……誠君」 「まだ30分も早いよ」「あなたを待たせるハズないじゃない」 「…ごめん僕が遅くなって」「そういう意味じゃないわ」 「ちゃんとしたデートなんて久し振りだから、ちょっと気が急いただけよ。気にしないで」 「響子さん…嬉しい...
  • kk3_638
    「ごめんなさい……」  いたたまれない気持ちになった私は顔を俯かせるしかなかった 「いや、霧切さんは悪くないよ…事前にちゃんと調べなかったボクがいけなかったんだ」  明るい笑顔を作って気にしなくていい、と繰り返す苗木君  こうなったのも、彼が大事な話があると言って夕食に誘われたのだけど、……私の手袋のせいで入店を断られてしまった  本当に……忌々しい火傷。今でさえ、こんなにも私の障害となる 「…あのさ、此処でジッとしてるのもなんだし、ボクの家に行かない? 夕食ならボクが作るから」 「……そう、ね」  私の手を握った彼に促され、返事をする間もなく歩き出していた  私よりも少し小さな苗木君の掌は心なしか、逞しかった 「はい、ありきたりだけど…」  そんな言葉とは裏腹に、私の前に出されたのは湯気を立てるご飯とお味噌汁、そして黒い鉄板の上でジューと音を立てるハン...
  • kk8_636
    最近の私の休日は苗木君をからかって遊ぶことに費やしている。 ……悪趣味だとは分かってはいる、けれど彼の反応が面白くて歯止めがきかないのだ。そんな訳で今日も彼をからかう為に寮の部屋の前まで来た。 「苗木君?いくら自室に居てもドアくらいは閉めておきなさい」 扉に何か荷物が挟まって半開きだったのだ。だからドアを開けながらそう声をかけた……。 そして信じられない光景を目にした――苗木君が見知らぬ女子とキスをしようとしている光景を……… 急速に顔から血の気が引いていくのが分かった、そして何故かは分からないけど憤りを覚えてどうにか声を絞り出した。 「お、お邪魔だったかしら…ごめんなさい。わ、私はただのクラスメートで…とにかくごめんなさい……」 「苗木君可愛い彼女がいるならもっと早く教えて欲しかったわ、お幸せに―」そう告げて脱兎の様に駆け出した。 「霧切さん――」彼が何か言っていた...
  • 635-638
    希望ヶ峰学園を卒業してから数年、私、霧切響子は自分の事務所を開いて探偵活動をしていた。 自分で言うのも何だが、私は最近『クールビューティー探偵』などと呼ばれ、ちょっとした有名人になりつつあった。 今日も私はある事件を解決させ、夜遅くに自宅を兼ねた事務所へと帰ってきた。 事務所の扉を開けた私は、窓から入ってくる光に照らされた自分の机に目をやる。 机の上には一通の綺麗な手紙…結婚式の招待状があった。 差出人は高校時代の同級生である苗木誠、相手は同じく高校時代の同級生であり、今も芸能人として活躍する舞園さやかだ。 私は部屋の明かりも点けずにその招待状を手に取り、そこに書かれた「苗木誠」の名前を指でなぞる。 「苗木君…。」 今日の午前中、苗木君と舞園さんは2人一緒に私の事務所を訪ねてきた。理由は勿論、自分達の結婚の報告と招待状を私に渡すためだ...
  • kk6_691-695
    1 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/12/02(木) 17 29 14 ID O4P6Rj2w 超高校級の“???”である「霧切響子」(CV:日笠陽子)について語るスレです ◆ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生(※音量注意) ttp //danganronpa.com/ ◆キャラ総合スレ ダンガンロンパキャラ萌え総合スレ ttp //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/pokechara/1290938686/ 次スレは 950ぐらいでスレ立て宣言してから立ててください。 苗「霧切さんのスレが立って、昨日で一周年なんだって」 霧「ふぅん…早いものね」 苗「ほんと、あっという間だったなあ…」 霧「でも、昨日で一周年というのは正確ではないかもしれないわね」 苗「え、なんで?」 霧「まあ、瑣末なことなのだけれ...
  • kk6_665-670
    【前編はこちら】 苗木「ね、ねぇ……霧切さん」 霧切「何?」 苗木「今、依頼人の旦那さんと愛人……ここに入っていったよね」 霧切「……そうね」 苗木「ここって……その……」 霧切「ぶっちゃけて言えばラブホテルよ。最近ではファッションホテル、レジャーホテルとも言うわね」 苗木「だよね……。分かり切ってはいたけど、やっぱりクロ……浮気は確実だね」 霧切「……」 苗木「……霧切さん?」 霧切「追うわよ」 苗木「ええっ!!?」 霧切「大きな声を出さないでくれるかしら。犯人たちに気付かれるわ」 苗木「犯人って……。で、でももうここに入った時点で浮気は確定なんじゃないかな……」 霧切「……」 苗木「霧切さん?」 霧切「本当にそうかしら」 苗木「え?」 霧切「仮...
  • ms5_633-639
    【教室】 苗木「えっ、舞園さんと? 付き合ってないけど?」 桑田「ホントだな!?」 苗木「うん。当たり前じゃん、僕なんかが舞園さんとなんて……」 桑田「だよな! だよな!!」 山田「……」 葉隠「……」 大和田「……」 石丸「しかし苗木くん! 君は一昨日、舞園くんとデートしていたそうじゃないか! 不健全だぞ!!」 桑田「んだとお!?」 苗木「あ、あれは一緒に買い物行っただけだよ!」 桑田「おめー先週もそんなこと言ってなかったか!?」 苗木「そんなことないよ! ……たぶん」 ギャーギャー 舞園「え? 苗木くんと付き合ってなんていませんよ?」 霧切「本当に?」 舞園「はい」 セレス「一昨日、苗木くんとデートしてい...
  • kk13_632-634
    「猫カフェに行きましょう」  霧切さんが唐突に言い出した。僕は驚いて彼女の方を見る。わずかに頬を上気させている彼女の手には、何やらパンフレットのようなものが握られていた。 「猫カフェに行きましょう」  繰り返し言う霧切さん。大事なことなんだねわかります。僕は立ち上がって彼女に近づくと、その手に握られていたパンフレットをえいやっと抜き取った。 「三毛猫アメショシャム猫、オスメス子猫成猫みんなが振り向くあの子まで! どんなご要望にもお答えします!」  紙面いっぱいにひしめくねこネコ猫。上部にはポップな字体でそんな謳い文句が印刷されている。  僕は紙面から目を上げ、霧切さんを見た。目線がぶつかる。霧切さんは少し恥ずかしそうに目をそらす。 「……部室のポストに入れられていたのよ」 「そうなんだ……?」  納得しかけて、首を傾げ、もう一度紙...
  • nc7_637-642
    日向「やったー!」 七海「どうしたの日向くん?」 日向「見てくれ、やっとチャンピオンを倒せたんだ!」 七海「おお、やったね日向くん。どれどれ……へー、なかなかバランスいいパーティだね。」 日向「まあな。こいつなんか捕まえるの苦労したよ」 七海「あー、確かに。でもその子は捕まえるの大変な分ちゃんと育てたら対戦でも充分使えるからね」 日向「対戦か……七海は対戦もやるのか?」 七海「うん、Wi-Fiとか使うといろんな人と戦えるんだ」 日向「そうなのか。きっと七海は強いんだろうな」 七海「まあ、それなりかな。 一対一もいいけど、友達と組んで二人で一緒にバトルするマルチバトルっていうのもあるんだ」 日向「へー。誰と組んでるんだ?」 七海「ここだとあんまりやってる人はいないんだけど……左右田くんとか、狛枝...
  • 希望ヶ峰6日目
    【論破】ダンガンロンパキャラ総合【6回目】 SS レス ID タイトル キャラ・傾向 備考 193 jpdEgsD+ ある公園での災難 大和田×不二咲 573-578 WDC2Ee2q ダンガンクエスト ほぼ全員 RPGネタ 630-631 mHHjWe2R 全員 梅雨 635 SrVgrbMI 全員 風邪 694-696 naa8IhKy 走馬灯 大神 756-757 GKQJo6oR 超絶望級の恋 江ノ島 793-794 vlRZ8CoM 十神×腐川 823-827 CBhbE+Xr 七夕記念ss 十神×腐川
  • kk6_563
    562 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/11/23(水) 00 42 17.03 ID yTnulCPw この二人の結婚式はやっぱりキリスト教式だろうか 神道式も案外似合いそうな気もする 霧切「で、あなたは洋式と和式どっちがいいの?」 苗木「え? うーん……和式はやっぱり体勢がきついから洋式の方がいいかな」 霧切「誰がトイレの話をしたの。私が言っているのは、結婚式のことよ」 苗木「け、血痕!?」 霧切「そういうのはいいから、真面目に答えなさい」 苗木「ご、ごめん。でも霧切さんの口から結婚なんて言葉が飛び出してくるなんて思わなくて……」 霧切「どういう意味かしら。さすがに失礼よ」 苗木「えー……うーん、そうだなぁ」 苗木(結婚か……この年でそんなの考えたことないけど……うーん、やっぱり霧切さんは    洋風のドレスの方が似合うかな。 ...
  • kk26_354
    霧切「あなたの超高校級の希望という名称、随分と広まってしまったわね」 苗木「あはは……なんか不相応な肩書きでちょっと怖いかなと思ってたところだよ」 霧切「そうね。不相応とは思わないけど、あなたが希望の象徴になってしまったのは事実よ。 ……つまり、絶望の残党からは格好の標的になってしまったということ。……正直、責任を感じているのよ。 私があんなことを言わなければ、あなたにこんな重荷を背負わせることは無かったんじゃないかってね」 苗木「そ、そんなことないよ! 霧切さんが悪い訳ないじゃないか! ……それに、ボク、凄く嬉しかったんだよ。キミがボクのことを希望って言ってくれて」 霧切「……そう、私も嬉しいわ。でも、責任は取らせて欲しいの」 苗木「……責任?」 霧切「これから先、絶望の残党が居なくなるまで、私はあなたの傍に居続...
  • 3代目スレ SSまとめ
    【希望が峰】ダンガンロンパキャラ萌え総合 【3日目】 SS レス ID タイトル キャラ・傾向 備考 14-17 LCae9Jcb 全員 39-40 Pv3foiXf 山田×セレス 43-44 LCae9Jcb 超高校級の残念 江ノ島 48-50 GpSOrEhs もう幾つ寝ると 全員 98-99 ui3QQDi0 山田×セレス 112-192 BKhxwKFR 【新春ダンガンバトル】 ~前編~ 全員 152-160 LlccmfFB 全員 167-168 EV2brOQU 全員 黒幕交代 206-207 YY6nUhKt 朝日奈、大神、山田 メイド喫茶 209-211 pZCJOkV2 昼食のパン 苗木x戦刃 263,265 1FH++JPa 学園祭の出し物 全員 学園祭ネタ 274 7v7B14MZ 山田、セレス他 263,265の続き 283-288...
  • kk4_628-630
    霧切「…苗木君、何をしているの?」 苗木「パズルゲームだよ。山田君に借りたんだ」 霧「…あまり感心しないわね。学生の本分は勉強よ」 苗「霧切さんはゲームは……、しないよね」 霧「そうね。そんな時間も無いし」 苗「でも、霧切さんは頭の回転が速いから…パズルゲームとかは得意そうなんだけどな」 霧「買いかぶりすぎよ。……その、ぱずるげーむというのは何なのかしら?」 ――――― 霧「なるほど。だいたい操作は覚えたわ」 苗「ちょっと対戦でもやってみる?」 霧「…まあ、一度くらいならいいかもしれないわね」 ――――― 苗「うわあ…思った通り、霧切さんパズル強いね」 霧「……。なんでもないわ、こんなの」 苗「ううん、初心者なのにすごいよ。僕なんか、全然歯も立たなかった」 霧「……」 苗(ちょっと嬉しそうというか、得意げだ…) 不二咲「...
  • ms3_628-631
    2月14日 希望ヶ峰学園にて 「うおぉぉ!?ついに俺にも愛の女神が降りてきたんだべか!?」 「もう…義理チョコ位で大げさですって!」 「いやぁ~やっぱりあのオッサンからオーパーツをしこたま買っといてよかったべ!あれさえあれば俺の人生は今後ウハウハらしいからなぁ!」 「…聞いてませんね…まぁ、いつも通りですか」 朝から舞園さんはあんな風にクラスの男女問わずチョコを配っている。 その度に今のみたいな面倒な絡みがあるんだけど、その全てを華麗に躱しているあたり、彼女のスルースキルは相当のものだ。 …とか何とか客観的に評価を下してみてはいるものの、ボク―苗木誠―も内心非常に穏やかでは無かった。 と言うかむしろ、どんなチョコなんだろう、とか、ホワイトデーにはお返しをした方がいいのかな、とかを妄想してしまう程度には荒れ狂っていた。 「あ、十神君!バレンタインのチ...
  • k19_628-630
    「……んん……んっ!?」  ベッドで寝ていた僕は、朝5時ごろになんとなく目を覚ました。 開けた目に飛び込んできたのは綺麗な紫がかった銀髪の女の子の寝顔――僕の気になる女の子の寝顔が目の前にあった。 「え……? えっ?」 ――なんで霧切さんが僕のベッドで寝てるの!?  たらたらと変な汗が滲み出る。思考が正常に働きそうにもなかったけど、無理やりにでも働かせて記憶をたどってみた。 けれど僕の記憶の中には何ら不思議な点はなかった。昨夜も部屋に一人で居て、確実に一人でベッドに潜り込んだことを思い出せた。 おかげでますますこの状況を説明できるものを見出せず混乱した。 「んっ……」 「うわっ!」  すやすやと眠っている霧切さんの口から少し声が漏れる。同時に僕にしがみついてきた。迂闊だった。 僕は混乱してその場か離れるどころか...
  • kk6_528-535
     年越し・正月は家族で暮らすのがしきたりだなんて、古臭い。  そんな愚痴を吐きながらも、霧切さんは律義にもクリスマスの翌日から実家の方に戻っていった。  事務所には年末年始休業の旨の張り紙を張って、僕も久しぶりに実家に帰省して年を越し。  そうして三箇日を終え、帰ってきても事務所に彼女の姿はなかった。  郵便ポストには、一通の封筒。  筆跡から彼女のものと判断してしまうあたり、僕も探偵の助手として中々成長できているのかもしれない。 『苗木 誠君へ  あなたも実家に帰ると言っていたから、この手紙を読むのは一月三日以降になるわね。  急なことで申し訳ないんだけど、しばらく事務所の留守を頼まれてくれないかしら。  実は、久々の私の帰省に興奮した父が、勝手に旅行を計画していたらしくて…  「親族全員を集めて、世界で一番早く初日の出を迎える」なん...
  • kk26_819,821
    819 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2014/11/12(水) 23 38 50.35 ID b71Fg0WD 苗木(寝起き)「ん…なんかあったかい…ていうか柔らかい……?何だコレ…」フニフニ 霧切(就寝中)「んぅ……」モゾモゾ 苗木「うわー気持ちいいなー…こんな感触だったっけボクの枕…」サワサワ 霧切「…あ……ん」 苗木「しかも霧切さんみたいな声がする…ひょっとして夢かなぁ……」スリスリ 霧切「ん…はぁ……」 苗木「…アレ?なんかお酒の匂いが…あー、昨夜霧切さんとかなり飲んだっけ………って」パチッ 目が覚めると二人揃って服を着ていなくて阿鼻叫喚 でも単に暑くて全裸で寝てただけとかいうオチ 霧切さんは酒に強いのも弱いのも美味しいけど苗木君は弱いイメージしかないなw 821 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage...
  • kk6_367
    360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/08(火) 12 14 19.62 ID +nqpxru4 霧切さんは早生まれだといいと思う それで苗木君の方が自分より一つ上なことにちょっと悔しそうにしているといい 361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/08(火) 15 40 09.39 ID LE6bS85q 逆に苗木君が早生まれ、霧切さんが遅生まれで、 「私の方が年上だから」とお姉さんぶりたい霧切さんとかありませんか 362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/08(火) 16 11 25.53 ID fmRhd/PS 全然アリだ 363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/08(火) 20 59 16.71 ID q28dzMve (AA略) 「苗木君、今日から私のことは『お姉ちゃん』と呼びなさ...
  • kk5_6
    苗木「霧切さんのスレもとうとう5スレ目だね」 霧切「そうね。まったく……私について語っているよりももう少し有意義な時間の使い方があると思うのだけど」 苗木「あれ? 霧切さん照れてるの?」 霧切「照れてなんていないわ。苗木君、皆に顔が見えないのをいいことに適当なことを言わないでくれる?」 苗木「ご、ごめん。でもボクは正直複雑な気分だな……霧切さんにこんなに人気があるなんて……」 霧切「……ええ、確かにあなたの言う通り。私なんかに興味を持ったって得なことなんてないのに、物好きな人達よね。     そもそも、私のどこにそんなに魅力があるというのかしら。理解に苦しむわ。     信じられないのも無理はないわね」 苗木「あ、いやそうじゃなくて……」 霧切「?」 苗木「その……何て言うか……」 霧切「何なの? はっきり言いなさ...
  • yt_657
    セレス母「たえちゃん、今日の晩御飯は餃子よ。」 セレス「わぁい!!アタシお母ちゃんの餃子大好き!!」 セレス母「たくさんおあがり。」 セレス「もぐもぐ…うん!!凄くおいしいよ!!」 セレス母「そう、よかったわ。」 セレス「いつもおいしい餃子を作ってくれてありがとう!! お礼に大きくなったらお城に済ませてあげるね!!」 セレス母「うふふ…そう、待ってるわ。 ――――――――――――――――――――――――――― セレス「…はっ…ふぅ…私、夢を見ていたみたいですわね… …ううっ…お母ちゃん、会いたいよう…(泣)」 終わり
  • fc_694
    苗木「……実は不二咲さんのこと好きなんだ。友達としてじゃなくちゃんと恋愛対象として」 千尋「えっ!?……えっとぉ……あのぉ………………ご、ごめん、なさい……グスッ」 苗木「わわわ!ごっごめん!今のは嘘だから!エイプリルフール!!そんな泣かなくても……!」 千尋「うそ……?じゃあ、まだ友達で居てくれる、の……?」 苗木「当たり前だよ!第一フラれたくらいで友達やめる訳ないじゃないか」 千尋「……苗木くんは、優しいんだね!えへへよかったぁ。 ……大和田くんに同じうそついてみようかな?」 苗木「う~ん……大和田くんにはちょっとやめた方がいいんじゃ……ってもう行っちゃったし!」
  • kk5_65
    私は"超高校級の探偵"霧切響子。 クラスメイトの苗木誠君と遊園地に遊びに行って、黒ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃した。 取引を見るのに夢中になっていた私は、背後から近づいてくるもう一人の仲間に気付かなかった。 私はその男に毒薬を飲まされ、目が覚めたら……   身体が縮んでしまっていた!! 霧切響子が生きていると奴らにバレたら、また命を狙われ周りの人間にも危害(中略) たった一つの真実見抜く迷宮無しの名探偵! その名は――― 霧切(ロリ)「という訳で縮んでしまったわ」 苗木「そんなこと言われても……まずボクと霧切さんは遊園地に行ってないよね。    学園内に閉じ込められてるんだから行けないし……」 霧切「……」 苗木「霧切さん?」 霧切「正体を隠すことにした私は、苗木君に事情を聞かれて咄嗟に...
  • tm3_62
    狛枝「いてっ!指切っちゃったよ。」 罪木「ひえぇ!バイ菌が入っちゃったら大変ですぅ!すぐに消毒しないとぉ!」 狛枝「超高校級の保健委員である罪木さんの治療が受けられるなんて!九頭龍くんにお願いして切り落としてもらおうかな?」 罪木「な、な、何を言ってるんですかぁ!体は大事にしてくださぁい!」 狛枝「君たちの希望が輝けるなら、ボクの指の一本や二本なんて惜しくないんだよ……。」 罪木「ふゆぅ……私には希望なんて似合いませんよぅ……。」 狛枝「何を言うんだ罪木さん!君たちのような才人はボク達ゴミクズを踏み越えていかなければならないんだよ!」 罪木「ゴ、ゴミは私ですよぉ!そんなに自分を卑下しないでくださぁい!」 狛枝「君がゴミならボクはカスだよ!存在しているのかも分からないような!」 罪木「も、もういいですから指を傷つけるのをやめてくださいよぉ!」 狛枝「ほ...
  • kk25_66
    柔らかな感触。 それに触れたことはあっても、自らの唇で感じたことはなかった。 だって、触れたことがあるのは自分の唇だけだったから。 「……」 「……」 目の前の彼は呆然と立ち尽くしている。 床に尻餅をついた私はそんな彼を同じ表情で見上げていることだろう。 「…ごめんなさい、怪我は?」 ――先に口を開いたのは私。 感情を表さず、心を凍らせ、何も感じていないかのように振る舞う。 表情はすぐに引き締めて、努めて冷静に、膝に力を入れて立ち上がり未だに固まったような彼と視線を合わせ(若干私のほうが背は高いけど)そう訪ねた。 「……―――っい、いや、ボクは怪我なんて一つも…!」 ぶんぶんと効果音がつきそうなほどに勢い良く首を横に振る彼に、ほっと安堵の吐息を漏らし 「そう…ならいいの。ごめんなさい、こちらの不注意よ―――忘れて」 「それを言った...
  • nc7_670
    日向「七海」ムニュ 七海「…………」ピコピコ 日向「相変わらずだな……」 左右田「お、おい日向…お前七海になにしてんだ?」 日向「大丈夫だぞ? 七海ゲームに夢中でいつも気付いてないし」 左右田「マジでか!? よ、よしじゃあ俺も……」スッ 七海「……左右田くん、それはきっと犯罪だよ」 左右田「!?」 日向「残念だったな左右田、ゲームが区切りのいいところだったようで、気付いちまったな」 左右田「ちげえだろぜってー! ちくしょう! お前ら爆発しろ!」 日向「なんの話だ?」 七海「…………」ピコピコ
  • ms2_650
    舞「苗木君、ポッキー買ってきたんですけど、一緒に食べませんか?」 苗「うん。ちょうど小腹も空いてたし、ありがたくいただくよ。」 ポリポリ…ポリポリ… 苗舞「あ。」 舞「一本だけ余っちゃいましたね。」 苗「そうだね。」 舞「苗木君、どうぞ食べて下さい。」 苗「いやいや。舞園さんが買ってきたんだから、舞園さんが食べてよ。」 舞「じゃあ半分こしましょうか。」 苗「そうだね…って、舞園さん。何でチョコのついてない方をくわえてるの?」 舞「ん…。」(ポッキーをくわえたまま顔を突き出す) 苗「(こ、これってポッキーゲームってやつじゃ…)ちょ、それはマズイよ舞園さん…。」 舞「ん…!」 苗「もし誰かに見られでもしたら…。」 舞「ん~!」 苗「わ、分かりました…。」(渋々もう片方をくわえる) ポリポリ…ポリポリ…ポリポリ… ...
  • kk3_654
    「ひっ、く……ママ、のおてて、こわい、よぅ…っく…」 「っ……怖くないのよ?」  まさか、こんな事になるなんて……少しばかりうたた寝したせいか…  事の発達は推測だけど、恐らく娘が寝ている私の手袋を外したのだろう。その証拠に、傍らに手袋が落ちている  そして火傷の痕がある右手を見て恐怖を抱き泣いてしまった……しかし、右手の傷がこんな形で子供に知られるなんて迂闊だった。  いずれは説明するつもりだったけど、それはあくまでもこの娘が大きくなってからだ。しかし、今説明しようにも幼さ過ぎる……困った 「大丈夫だから、ね? ママの怖い所なんてないのよ?」 「ひ、ぐ…ふぇぇええっ!」  とうとう声を上げて泣いてしまった……しかも、この娘の外見が私によく似ているものだから少し宥め難い  ほとほと困り果てて、どうするか悩んでいた所…後ろから優しげな声が耳に届いた 「どうした...
  • yt2_667
    食堂にやって来た苗木。 セレス「あら、苗木君……。いい所に来ましたわね……」 苗木「やあ、セレスさん。……って、それお酒!?」 すでに酔っているのかセレスの頬は紅く、呼吸も乱れている。 セレス「うふふ。その通り、赤ワインですわ」 苗木「まずいよ、一応未成年なんだし……」 セレス「そんな固い事を言わないで……。わたくし、とってもいい気持ちですのよ。     苗木君も一緒に飲んで下さい。……わたくしと気持ちよくなりましょう……」 苗木「か、顔が近いよ。セレスさん……」(ドキドキ) セレス「わたくしの酒が飲めねえってのか!? ああ!?」 苗木「!?」 目を潤ませ、苗木の胸にもたれかかるセレス。 セレス「お願いです……苗木君……。わたくし……本当は寂しくて、不安で……。     あなたが一緒ならば……安心出来ますの……」 苗木「セ、セレス...
  • nc7_671
    七海「日向くん、今日っていい夫婦の日なんだって」 日向「それどこから聞いたんだ? それに俺達には関係ない話だろ」 七海「それもそうだね」 七海「日向くん」 日向「ゲームか? いいぞ一緒にやるか」 七海「日向くん」 日向「眠いのか? 運んでやるぞ」 七海「日向くん」 日向「お出かけか? 今日は砂浜に遊びに行くか」 七海「日向くん」 日向「おう、俺もお前と居ると楽しいぞ」 七海「うんっ」 田中「さすがは特異点のようだ、魔の解読を覚えているのか」 左右田「あいつら早く結婚しろ」
  • nc7_611
    罪木「日向さん! み、見てください! ジャバダイヤが出てきました!」 日向「おお! 罪木、よく頑張ったじゃないか!」ナデナデ 罪木「えへへ、日向さんに褒められちゃいました~」 七海「……」 七海「日向くん、見て、ダイヤが出てきたよ」 日向「へえ、この頃よく出てくるな。採集レベルが上がった成果かもな」 七海「……で?」 日向「は? で、って?」 七海「だから、それで?」 日向「それでって……えっと、頑張ったな!」 七海「……それだけ?」 日向「え? えっと……」 七海「むー、日向くんのばかっ」 日向「なんだよいきなり……何だかよく分かんないけど怒らせたら謝るよ」ナデナデ 七海「……まあ一応、許してあげる…と思うよ」
  • kk4_608
    苗木「あ、霧切さんおはよう。今日も暑いね」 霧切「…ええ、おはよう。良いもの食べているわね、苗木君」 苗木「ん、これ?」 霧切「宇治金時とは、またベタなチョイスね。あなたらしいけど」ソワソワ 苗木「…食べたいの?」 霧切「! そ、そんな浅ましい目をしていたかしら…」 苗木「食べたいんだね。待ってて、今もう一つ作るから」 霧切「…あ、ありがとう」 霧切「…ん、結構美味しいのね」シャクシャク 苗木「もしかして、食べるの初めて?」 霧切「似たような文化は向こうにもあったけれど…そうね、抹茶アイスに餡子に練乳、なんて、こっちでしか味わえないから」シャクシャク 苗木「そっか」 霧切「…」シャクシャク 苗木「あ、もしかして…あの、そんなに急いで食べると、」 霧切「……!! …~~~っ!!!」キーーーーン 苗木「やっぱり、関連痛のこと知らなかったんだね…えっと、お茶...
  • ms2_680
    「えー、超高校級のアイドルがいきなり死でかわいそうだと思う 方々もおられると思いますので…不完全な形で復活させました。」 「ぽよ!」 舞園さんがピンクのボールみたいな生物になったようです。 「ぽよよ~い!!」 「ふ、ふんピンクでぶよぶよ太ってて気持ち悪いわ…」 「そうか?結構個性的でみてて和…いや、面白いではないか。」 「そっ、そうですよねぇ!」 「ぽよ~!」 「あら、私の紅茶が吸い込まれてしまいました。」 「せっかく入れたのに~、あと、餃子もですぞ。」 「てめぇ!吐き出しやがれピンクボールがぁ!」 「ぽよぽよ~。」 「どうしたのだ!!舞園くんがタイヤになっているぞ!!」 「しらねぇよ!!急に俺の部屋のタイヤコレクションを食ったら こんな風になって…」 「ぽよぽよーっ!!」 「…舞園は何でも大...
  • nc1_682
    七海「苦手だからって避けないで恋愛ゲームやってみよう…」 七海(ヤンデレヒロイン?…そういえばなんかヤンデレって男の子に人気あるんだっけ?) 七海「日向君」 日向「どうした?七海」 七海「日向君を殺して私も死ぬ。そうすればずっと一緒にいられるから…」 日向「……な、七海?」 七海「…ごめんね、日向君…今の忘れて」 日向「あ、ああ…」 七海(ヤンデレはダメ…そういえばツンデレも人気あるんだっけ?) 日向「なぁ、七海、良かったら一緒に砂浜に行かないか?」 七海「別にいいけど…勘違いしないで欲しいんだよね」 日向「え?」 七海「私、そんなに暇じゃないし日向君の事何とも思ってないからね」 日向「……む、無理ならいいんだ、無理なら……わ、悪かった…」 七海「え、あ…ち、違うの、ごめ…」 澪田「たはー!創ちゃん!どうしたんす...
  • kk8_625
    季節は冬 僕は霧切さんと一緒に帰っている時だった。 こんなに寒いと手袋やマフラーは必需品だ。 だというのに僕は手袋を部屋に忘れ、マフラーをうっかり教室のバケツの中に落としてしまい凍えながら帰るハメになっていた……。 何が超高校級の幸運だ―このままじゃ風邪引いちゃうかな……なんて考えていると僕の首に柔らかい物がかけられた。 「そんなに寒そうにされたらこっちも冷えるわ、私は厚着してるし手袋もあるから」 そう言いながら僕に自分のマフラーを巻いてくれる霧切さん 「いや平気だよ、僕だって一応男だし。このマフラーは霧切さんのでしょ、その気持ちだけで十分温かくなったから」 そう言って外そうとすると 「私がいいと言ってるのよ。好意は素直に受け取りなさい」と僕の手を握ってマフラーから外す 「霧切さん…ありがとうでも霧切さんの耳も赤いよ」彼女の耳も寒さのせいか...
  • nc2_642
    2月14日 七海「日向くん・・これあげるね・・///」 日向「こ、これはチョコだ・・と・・」 七海「うん・・今日バレンタインだから日向くんに食べてほしくて///」 日向「ありがとう七海」 3月14日 七海「日向くん、今日何の日かわかる?」 日向「ああ、もちろん、ほらこれバレンタインのお返し」 七海「うんありがとう」 日向「・・・」 七海「それだけ?」 日向「え?」 七海「ほら今日ホワイトデー以外にもイベントあったでしょ?」 日向「今日はホワイトデー以外にもイベントなんかあったっけ・・?」 七海「もういい!日向くんなんか・・」ダッ 日向「待て!七海!今日は七海の誕生日だろ?」 七海「え?」 日向「意地悪してごめんな・・」 七海「うん・・・///」 日向「これは俺からのプレゼントだ」チュ 七海「んっ」 日向「七...
  • kk4_621
    苗「霧切さん、昨日のNステ見た?」 霧「…? 見てないわ」 苗「そう……(´・ω・)」 苗「…あ、舞園さん。おはよう」 舞「おはようございます、苗木君。昨日のNステ、見ましたか?」 苗「! 見た見た、びっくりしたよね!」 朝「なに、何の話?」 苗「昨日のNステでさ、ホラ、司会者が……」 朝「あ、それ私も見た! 最初、放送事故かと思ったよ~!」 霧「……」 ――― 霧「…苗木君」 苗「ん?どうしたの?」 霧「昨日の『えぬすて』だけど…実は、私も見たのよ」Re;Action! 苗「ホント!?」 霧「え、ええ……司会者には驚かされたわ」 苗「だよね!まさかあの大御所に、あんなにストレートに『奥さんのこと』聞くなんて」Re;Action! 霧(『奥さんのこと』…つまり、ゲストの誰かが結婚したのね) 霧「そうね…でも、司会者としては新...
  • kk3_646
    「……この!」  今、目の前にある物に踊らされていた  誠君が作った肉じゃが……これ程までに苦戦するとは 「だ、大丈夫?」 「気にしないで」  箸の使い方が下手くそと言われてしまえばそれまでだけど、ジャガイモがコロコロ転がるものだから少し苛々する…… 「んっ…く…!」  我慢の沸点が到達、ジャガイモを突き刺そうと思っていた所、視界の端から細長い物がその苦々しい原因を持ち上げ、私の目の前に突き出した  つまるところ……誠君がジャガイモを掴んで私の前に運んでいたのだ 「ほら、響子さん、口開けて。あーん」 「む……あーん」  促されるままパクリと口に含んで、何度か咀嚼し飲み込む  甘い味付けながらもピリッと七味の辛さが利いていて醤油の風味とが鼻から吹き抜ける  相も変わらず、腕は衰えていない。寧ろ、上達してるようにしか見えなかった 「響子さん……手伝える事は手伝...
  • ms6_16
    飾り付けられていたジャックランタン(かぼちゃ頭の提灯)を見た舞園さん 舞園「苗木君、苗木君! 見てください。あのかぼちゃさんかっこいいですよ!」 苗木「かっこいい? かわいいじゃなくて?」 舞園「確かにかわいくもあるんですけど、かっこいいでもあってますよ」 苗木「そうかなぁ?」 舞園「そうですよ。目が大きくて真ん丸で、口元がおだやかで優しそうですし」 苗木(それかっこいいのかな?) 舞園「頭のヘタの葉っぱがアンテナみたいで苗木君に似てますから」 苗木(え?) 舞園「かっこいいで合ってますよ」 苗木「う、うん」/// 舞園「うふふ」///
  • kk6_93
    霧「苗木君、プレゼントよ」 苗「え? ど、どうしたの、唐突に…」 霧「いつもあなたに貰うばかりだから…たまには私からも、と思って」 苗「そんな、気を使わなくても良いのに…でも、ありがとう」 苗「これは…小説?」 霧「ポーよ」 苗「ぽー…?」 霧「知らない? エドガー・アラン・ポー」 苗「ご、ごめん…詳しくなくて」 霧「江戸川乱歩…という名前を聞いたことはないかしら?」 苗「確か、小説家…だよね?」 霧「推理小説作家よ。怪人二十面相や少年探偵団…くらいなら、あなたも知っているでしょう」 苗「あ、うん」 霧「彼の『江戸川乱歩』というペンネームは、エドガー・アラン・ポーをもじったものなの」 苗「へえ、そうなんだ」 霧「ええ。ポーは史上初、推理小説というジャンルを確立した作家とされているのよ」 苗「ふうん」 霧「名探偵による推理の展開や、その助手による...
  • ms6_14
    苗木「と、トリック・オア・トリート!」 舞園「ここでもし私がお菓子をあげなかったら…私は苗木君にイタズラされちゃうんでしょうか…」 苗木「し、しないよ!舞園さんにイタズラなんてそんな」 舞園「しないんですか?私よりお菓子の方がいいんですか…?」 苗木「それは…何て言うかその…」 舞園「どっちなんですか?教えて下さい苗木君。trick? or treat?」
  • kk6_12
    あるところに苗木君…もとい正直者の木こりがいました。 いつものように森で木を伐っていた木こりですが、うっかり手を滑らせて弁当代わりのカップ麺を泉に落としてしまいます。 苗「やっちゃった…今日は昼食抜きか。弱ったなあ」 木こりが途方に暮れていたその時です。 突然泉の水面が眩く輝き出したかと思うと、光の中から美しい泉の精が現れたました。 霧「困っているみたいね、苗木君」 苗「…えっと、何やってんの霧切さん?」 霧「霧切? 誰のことかしら。私は泉の精よ」 苗「いやいや、霧切さんだよね?」 霧「違うわ。泉の精よ」 苗「でも…」 霧「い・ず・み・の・せ・い・・よ」 苗「わ、わかったよ…じゃあそれで」 霧「結構。これでようやく本題に入れるわね」 苗(ファンタジーなドレスにレザーの手袋ってコーディネートとしてどうなんだろう) ...
  • kk6_21
    昔々あるところに、霧切さんと苗木君がいました。 霧切さんは山へ散策に、苗木君は川へ洗濯に向かいました。 苗木君が川で洗濯をしていると、どんぶらこ、どんぶらこ、と桃が流れてきました。 「うわあ、これは大きな桃だ。持ち帰って、霧切さんと一緒に食べよう」 苗木君が家に桃を持ち帰ると、霧切さんはたいそう驚いて、こう言いました。 「ところで苗木君。桃は中国では仙人の食べる果物だそうよ」 「へ、へえ。じゃ、さっそく割って中を…」 「食べることによって、若返りや不老長寿の力を手に入れることができたとされているわ」 「…ちょっと、ちゃんと台本通りにセリフ言ってよ」 「桃太郎の有名な話の流れでは、桃を割って中から赤ん坊が生まれた、ということになっているけれど」 「うわぁメタ発言」 「一説によると、桃を食べて若返ったおじいさんと...
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