ダンガンロンパSSまとめwiki内検索 / 「tm3_62」で検索した結果

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  • tm3_62
    狛枝「いてっ!指切っちゃったよ。」 罪木「ひえぇ!バイ菌が入っちゃったら大変ですぅ!すぐに消毒しないとぉ!」 狛枝「超高校級の保健委員である罪木さんの治療が受けられるなんて!九頭龍くんにお願いして切り落としてもらおうかな?」 罪木「な、な、何を言ってるんですかぁ!体は大事にしてくださぁい!」 狛枝「君たちの希望が輝けるなら、ボクの指の一本や二本なんて惜しくないんだよ……。」 罪木「ふゆぅ……私には希望なんて似合いませんよぅ……。」 狛枝「何を言うんだ罪木さん!君たちのような才人はボク達ゴミクズを踏み越えていかなければならないんだよ!」 罪木「ゴ、ゴミは私ですよぉ!そんなに自分を卑下しないでくださぁい!」 狛枝「君がゴミならボクはカスだよ!存在しているのかも分からないような!」 罪木「も、もういいですから指を傷つけるのをやめてくださいよぉ!」 狛枝「ほ...
  • ms3_628-631
    2月14日 希望ヶ峰学園にて 「うおぉぉ!?ついに俺にも愛の女神が降りてきたんだべか!?」 「もう…義理チョコ位で大げさですって!」 「いやぁ~やっぱりあのオッサンからオーパーツをしこたま買っといてよかったべ!あれさえあれば俺の人生は今後ウハウハらしいからなぁ!」 「…聞いてませんね…まぁ、いつも通りですか」 朝から舞園さんはあんな風にクラスの男女問わずチョコを配っている。 その度に今のみたいな面倒な絡みがあるんだけど、その全てを華麗に躱しているあたり、彼女のスルースキルは相当のものだ。 …とか何とか客観的に評価を下してみてはいるものの、ボク―苗木誠―も内心非常に穏やかでは無かった。 と言うかむしろ、どんなチョコなんだろう、とか、ホワイトデーにはお返しをした方がいいのかな、とかを妄想してしまう程度には荒れ狂っていた。 「あ、十神君!バレンタインのチ...
  • tm1_625-627
    「お待たせ!アイスティーしかなかったけど、いいかな?」 「良くないだろ、色々と!」 今日の探索作業を終えた俺は、花村と食事を取っていた。 森で取れた植物をふんだんに使った野菜炒めが今日のメニューだ。 「う、うまい…!」 「僕を誰だと思ってるんだい? 『超高校級のシェフ』花村輝々だよ?」 こんな有り合わせのもので作った野菜炒めが、 箸を持つ手が止まらないくらいの至高の味になる。 まさに『超高校級の料理人』の実力だ…! 「お代は、君の身体で結構だよ?」 …これで性癖がアレじゃなければな。 そんな事を考えていると。 「あれ?罪木?」 「ひ、日向さん?どうしてここに…?」 牧場の探索に向かったはずの罪木が現れた。 「えっと、その…道に迷ってしまって…」 「道に迷って森まで来るのか…」...
  • kk3_654
    「ひっ、く……ママ、のおてて、こわい、よぅ…っく…」 「っ……怖くないのよ?」  まさか、こんな事になるなんて……少しばかりうたた寝したせいか…  事の発達は推測だけど、恐らく娘が寝ている私の手袋を外したのだろう。その証拠に、傍らに手袋が落ちている  そして火傷の痕がある右手を見て恐怖を抱き泣いてしまった……しかし、右手の傷がこんな形で子供に知られるなんて迂闊だった。  いずれは説明するつもりだったけど、それはあくまでもこの娘が大きくなってからだ。しかし、今説明しようにも幼さ過ぎる……困った 「大丈夫だから、ね? ママの怖い所なんてないのよ?」 「ひ、ぐ…ふぇぇええっ!」  とうとう声を上げて泣いてしまった……しかも、この娘の外見が私によく似ているものだから少し宥め難い  ほとほと困り果てて、どうするか悩んでいた所…後ろから優しげな声が耳に届いた 「どうした...
  • kk4_621
    苗「霧切さん、昨日のNステ見た?」 霧「…? 見てないわ」 苗「そう……(´・ω・)」 苗「…あ、舞園さん。おはよう」 舞「おはようございます、苗木君。昨日のNステ、見ましたか?」 苗「! 見た見た、びっくりしたよね!」 朝「なに、何の話?」 苗「昨日のNステでさ、ホラ、司会者が……」 朝「あ、それ私も見た! 最初、放送事故かと思ったよ~!」 霧「……」 ――― 霧「…苗木君」 苗「ん?どうしたの?」 霧「昨日の『えぬすて』だけど…実は、私も見たのよ」Re;Action! 苗「ホント!?」 霧「え、ええ……司会者には驚かされたわ」 苗「だよね!まさかあの大御所に、あんなにストレートに『奥さんのこと』聞くなんて」Re;Action! 霧(『奥さんのこと』…つまり、ゲストの誰かが結婚したのね) 霧「そうね…でも、司会者としては新...
  • kk3_638
    「ごめんなさい……」  いたたまれない気持ちになった私は顔を俯かせるしかなかった 「いや、霧切さんは悪くないよ…事前にちゃんと調べなかったボクがいけなかったんだ」  明るい笑顔を作って気にしなくていい、と繰り返す苗木君  こうなったのも、彼が大事な話があると言って夕食に誘われたのだけど、……私の手袋のせいで入店を断られてしまった  本当に……忌々しい火傷。今でさえ、こんなにも私の障害となる 「…あのさ、此処でジッとしてるのもなんだし、ボクの家に行かない? 夕食ならボクが作るから」 「……そう、ね」  私の手を握った彼に促され、返事をする間もなく歩き出していた  私よりも少し小さな苗木君の掌は心なしか、逞しかった 「はい、ありきたりだけど…」  そんな言葉とは裏腹に、私の前に出されたのは湯気を立てるご飯とお味噌汁、そして黒い鉄板の上でジューと音を立てるハン...
  • kk3_646
    「……この!」  今、目の前にある物に踊らされていた  誠君が作った肉じゃが……これ程までに苦戦するとは 「だ、大丈夫?」 「気にしないで」  箸の使い方が下手くそと言われてしまえばそれまでだけど、ジャガイモがコロコロ転がるものだから少し苛々する…… 「んっ…く…!」  我慢の沸点が到達、ジャガイモを突き刺そうと思っていた所、視界の端から細長い物がその苦々しい原因を持ち上げ、私の目の前に突き出した  つまるところ……誠君がジャガイモを掴んで私の前に運んでいたのだ 「ほら、響子さん、口開けて。あーん」 「む……あーん」  促されるままパクリと口に含んで、何度か咀嚼し飲み込む  甘い味付けながらもピリッと七味の辛さが利いていて醤油の風味とが鼻から吹き抜ける  相も変わらず、腕は衰えていない。寧ろ、上達してるようにしか見えなかった 「響子さん……手伝える事は手伝...
  • kk8_625
    季節は冬 僕は霧切さんと一緒に帰っている時だった。 こんなに寒いと手袋やマフラーは必需品だ。 だというのに僕は手袋を部屋に忘れ、マフラーをうっかり教室のバケツの中に落としてしまい凍えながら帰るハメになっていた……。 何が超高校級の幸運だ―このままじゃ風邪引いちゃうかな……なんて考えていると僕の首に柔らかい物がかけられた。 「そんなに寒そうにされたらこっちも冷えるわ、私は厚着してるし手袋もあるから」 そう言いながら僕に自分のマフラーを巻いてくれる霧切さん 「いや平気だよ、僕だって一応男だし。このマフラーは霧切さんのでしょ、その気持ちだけで十分温かくなったから」 そう言って外そうとすると 「私がいいと言ってるのよ。好意は素直に受け取りなさい」と僕の手を握ってマフラーから外す 「霧切さん…ありがとうでも霧切さんの耳も赤いよ」彼女の耳も寒さのせいか...
  • 3_670-671
    舞園「うわー、流石ですね、山田君。絵がすっごく上手です。漫画絵だけでなく、こういうリアルな画風もこなせるんですね!」 山田「ふふん、伊達に超高校級を名乗ってはいませんぞ!ていうかこれしか取り柄がありませんからな、僕ちん」 舞園「そんなことないですよ。山田君、そういう趣味の割に社交力もありますし。私改めて感心しちゃいました」 山田「いやいやそれほどでも~!なんなら、リクエストなどしてみませぬか?舞園さやか殿の望むもの何でも描いてさしあげますぞ」 舞園「わー、良いんですかー!なら‥」 江ノ島「十神×苗木のヘタレ攻めで」 山田「あ、あのぅ、江ノ盾子殿? リクエストは舞園さやか殿からで、ていうか実在の人物をモデルにしてそのシチュはどうかと‥」 江ノ島「あれ? おかしかった?みんな好きでしょ、こういうの」 舞園「じゃ、その江ノ島さんのリクエストでいきましょ...
  • nc3_64-67
    ある休日の昼下がり。 そういえば最近やってないなとホテルのロビーに行ってみると、 目当てのゲーム機にはすでに先客の姿があった。 「七海」 「…」 呼び掛けるが、返事はない。 「なーなーみ」 「…」 どうやら集中しすぎて周りの音を遮断しているらしい。 まあ、七海に限っては珍しい事でもない。 仕方がないので向かいに座り、七海の試合に乱入してみる。 名前は『HINATA』で・・・キャラは適当でいいか。 すると、ちょうど対戦が始まったところで、さっきまでディスプレイ を見つめていた目がこちらを向いた。 「あ、日向くん。…ちょうど良いところに来たね」 わずかに微笑みながらそう言う。 何だか機嫌が良いみたいだ。 「ん、何か用事でもあったのか?」 「うん。ちょっと”良いモノ”を渡そうと思って...
  • kk10_62-64
    「霧切さん!大丈夫?」 「ええ。なんとかね」 汗ひとつ垂らさずに、霧切さんはあくまで冷静に玄関のドアの鍵を閉め、チェーンをかける。 霧切さんの話によれば、僕の家に超高校級の絶望の残党が向かっているとの未確認情報があったらしい。 無いとは思うが万が一の事があるかもしれないという事でこうして駆け付けてくれたみたいだ。霧切さんは優しいな。 「未来機関の重要メンバーである苗木君を狙う…あり得ない話ではないから、念には念を入れないとね」 霧切さんは心配そうにつぶやくと、持っていたビニール袋から長い鎖を取り出し、ドアをがんじがらめにして強く縛り付ける。 さらには板を用意し、絶望しそうなバットで小窓にガコンガコンとクギをさしていく。 「ちょ…いくらなんでもやりすぎじゃ」 「ここは7階だから、外から入るとしたらこのドアと廊下に面してる備え付けの小窓くらいしかないの...
  • k19_628-630
    「……んん……んっ!?」  ベッドで寝ていた僕は、朝5時ごろになんとなく目を覚ました。 開けた目に飛び込んできたのは綺麗な紫がかった銀髪の女の子の寝顔――僕の気になる女の子の寝顔が目の前にあった。 「え……? えっ?」 ――なんで霧切さんが僕のベッドで寝てるの!?  たらたらと変な汗が滲み出る。思考が正常に働きそうにもなかったけど、無理やりにでも働かせて記憶をたどってみた。 けれど僕の記憶の中には何ら不思議な点はなかった。昨夜も部屋に一人で居て、確実に一人でベッドに潜り込んだことを思い出せた。 おかげでますますこの状況を説明できるものを見出せず混乱した。 「んっ……」 「うわっ!」  すやすやと眠っている霧切さんの口から少し声が漏れる。同時に僕にしがみついてきた。迂闊だった。 僕は混乱してその場か離れるどころか...
  • nc3_673-675
    日向「今日は狛枝と七海と山で採取か……」 狛枝「やあ、日向くん!超高校級の二人と一緒に行動できるなんてとても幸せだよ!」 日向「はいはい」 七海「それじゃあしゅっぱーつ!」 日向「だいぶ登ったな……」 狛枝「あれ、何かツタがひっかかって動けない……」 七海「みて日向くん!この景色とてもきれい!」 日向「本当だな……」 狛枝「ちょっと手を貸してほしいな……」 日向「とてもきれいだな……」 七海「うん……」 日向「そろそろ行くか」 狛枝「え!ちょっ」 七海「うん」 狛枝「何かヘビいる!毒っぽいよ!助けて!」 日向「そろそろ昼食にするか……」 七海「今日はお弁当作ってきたんだ」 狛枝「僕の分もあるんだね!七海さんは天使のようだ!」 日向「もぐもぐ」 七海「もぐもぐ」 狛枝「くちゃくちゃ」 ...
  • kk4_628-630
    霧切「…苗木君、何をしているの?」 苗木「パズルゲームだよ。山田君に借りたんだ」 霧「…あまり感心しないわね。学生の本分は勉強よ」 苗「霧切さんはゲームは……、しないよね」 霧「そうね。そんな時間も無いし」 苗「でも、霧切さんは頭の回転が速いから…パズルゲームとかは得意そうなんだけどな」 霧「買いかぶりすぎよ。……その、ぱずるげーむというのは何なのかしら?」 ――――― 霧「なるほど。だいたい操作は覚えたわ」 苗「ちょっと対戦でもやってみる?」 霧「…まあ、一度くらいならいいかもしれないわね」 ――――― 苗「うわあ…思った通り、霧切さんパズル強いね」 霧「……。なんでもないわ、こんなの」 苗「ううん、初心者なのにすごいよ。僕なんか、全然歯も立たなかった」 霧「……」 苗(ちょっと嬉しそうというか、得意げだ…) 不二咲「...
  • kk13_632-634
    「猫カフェに行きましょう」  霧切さんが唐突に言い出した。僕は驚いて彼女の方を見る。わずかに頬を上気させている彼女の手には、何やらパンフレットのようなものが握られていた。 「猫カフェに行きましょう」  繰り返し言う霧切さん。大事なことなんだねわかります。僕は立ち上がって彼女に近づくと、その手に握られていたパンフレットをえいやっと抜き取った。 「三毛猫アメショシャム猫、オスメス子猫成猫みんなが振り向くあの子まで! どんなご要望にもお答えします!」  紙面いっぱいにひしめくねこネコ猫。上部にはポップな字体でそんな謳い文句が印刷されている。  僕は紙面から目を上げ、霧切さんを見た。目線がぶつかる。霧切さんは少し恥ずかしそうに目をそらす。 「……部室のポストに入れられていたのよ」 「そうなんだ……?」  納得しかけて、首を傾げ、もう一度紙...
  • kk6_662
    【前編はこちら】 霧切「ところで…苗木くん?」 苗木「ん?どうしたの、霧切さん?」 霧切「キスはやったこと無いって言ってたけど…     抱きあい方は妙に詳しかったわね?」 苗木「い、いや!あれは舞…ッ」 霧切「マイ?」 苗木「い、いやいやいやいや!ま、舞い上がっちゃってさ!     それに抱き合いかたなんて映画やドラマ見てればわかるじゃん!」 霧切「…」 苗木「(いいいい言えないっ!前に舞園さんに抱きつかれた事があるって!!)」 霧切「…マイ…」 苗木「(推理してるぅ~~!!)」 霧切「…」 苗木「(…僕を観察してるぅ~~~!!)」 霧切「…それで、なぜそんなに焦ってるの?」 苗木「…え!?な、なにも全然焦ってないよ!?」 霧切「……ふうん…」 苗木「ほ、ほ...
  • k2_61-62
    「霧切・・・・さんで合ってるよね?良かったら一緒に帰らない?」 ここに入学して幾ばくもたってない頃、そう苗木君に誘われた。 繰り返すようだが私はその頃、他人という存在が信用できなかった。必要最低限の人付き合いはするが それ以上の関係を誰ともなろうとは思っておらず、実際これまでにも何人かにこういう風に誘われたが 全て断っていた。この時もその例に漏れず・・・ 「・・・悪いけど、今日は他に用事があるから失礼するわ」 「そっか・・・じゃあまた明日ね、霧切さん!」 私が断ると、苗木君は特に気にした様子もなく別れを言って去っていった。 用事があるというのは勿論嘘だ。他の人の時もそうやって断っているので、そろそろ皆これがただの方便 であることに気付いているだろう。まあ、それが私の狙いなので問題はない。 あと数日もすれば誰も私を誘おうとは思わ...
  • kk28_60-62
    既に立春が過ぎたものの、まだまだ寒さの続く二月中旬。 その日を迎える度に、この国の人間は本当にお祭りごとが好きなのだと実感する。 とは言え、彼女自身もまた、この国の人間の一人であり―― 「どうぞ、霧切さん。アイドルの手作りチョコです!」 「……ありがとう」 あっという間に普及した新たな文化、友チョコなるものを甘受するのだった。 「義理チョコなんてもう古いですよ。時代は友チョコ、ファミチョコ、MYチョコです!」 「なんだか『チョコ』がゲシュタルト崩壊しそうだよ……」 「その割には先ほどから一切手を止めることなく食べ続けていらっしゃいますわね、朝日奈さん」 言葉通りの幸福を噛み締めたような表情で、机の上いっぱいに広がったチョコレート菓子を次から次へと頬張る朝日奈を、セレスが呆れたように見ている。 もっとも彼女の方も優雅な仕種で舌...
  • tm1_687-694
    言い訳をします。 罪木に変態グッズばっか渡してた俺だけど、 俺のモノになれとか嫌がらせとか、そんなつもりでプレゼントしてきた訳じゃない。 「…とにかくごめん!  俺は、罪木に、そんな事するつもりはなくて…」 「な、なんで日向さんが謝るんですかぁ!?  悪いのは私です!土下座しますから許して下さぁい!!」 「だから、違うって!」 しかし本当に俺はこんなものを渡してきたんだ? まるで何か、巨大な意思の選択に従うようにプレゼントを選んだ気がするけど…。 …でも、もう何を言っても見苦しい言い訳にしかならない。 今の俺に出来ることは、罪木に全力で謝ることだけだ。 「嬉しかったのは本当ですから!  私だって嫌なものは嫌ですよぉ!」 「そ、そう言って貰えると、助かるんだけど…」 「悦びますよぉ…日向さんに貰ったものなら尚更です...
  • kk7_614-622
    「…『霧切ンガル』?」  葉隠君の滑稽な発明品の名前を、僕は復唱した。  見かけは黒のボディに、恐らく朝日奈さん作だと思われる、霧切さんらしき仏頂面の似顔絵が彫られている。  一時期流行ったバウリンガルを模して作られた、対霧切さん用のコミュニケーションツール…らしい。  なんていうか、色んなところに怒られそうな商標だ。 「別に俺が原案出したワケじゃねえべ。アルターエゴの中に入っていたアプリを、朝日奈っちが見つけてたんだべ」 「アルターエゴは壊されちゃったけどさ、データは十神が全部USBに入れてたらしくて、残ってたんだよ」 「暇つぶしがてら、そのデータを元に作ってみたんだべ。これは売れる、間違いねえ!」 「ホラ、学園にいた時にモノクマを解体してたでしょ? あの時のパーツで作れないかな、って思って」  二人とも疲れているんだ。そうに違いない。  確かに学園...
  • kk6_678-680
    kk6_662の帰宅から二日後、仲直り編 ホテルの一件から二日後。 霧切さんと苗木くんの関係は、ぎこちないものになっていた。 先日も、いつもは二人で出かける仕事にも「事務所の掃除をお願いします」、と 一言書いた書き置きを残し、苗木くん一人で留守番を喰らっている。 霧切さんが帰ってきたのは、夜0時を過ぎての事であった。 そして今日、出かける仕事は無く、霧切さんはパソコンでずっとなにかの作業をしている。 苗木「あの…霧切さん?」 霧切「…」カタカタ 苗木「霧切さん!」 霧切「…聞こえてるわ。…なにかしら。」 苗木「なにか、手伝える事は無いかな?」 霧切「無いわ」 苗木「…」 霧切「…」 カタカタ 苗木「いつもはさ、これを調べ物して、とか、この書類を作って、とかあるじゃん。     今日は、どうし...
  • kk14_619-621
    浴室用洗剤の泡と共に浴槽の水垢をシャワーの水で簡単に濯いでパネルの"湯はり"ボタンを押したらお風呂の準備は完了した。 後はお風呂が沸くまで待つだけとネクタイを緩めながらリビングに戻ると、響子さんが二人掛けのソファを独占するように横になっていた。 「あっ、ごめんなさい……。こんな行儀の悪い格好で」 「いいよ、そのまま足伸ばしてて。お仕事お疲れさま」 「あなたの方もお疲れ様」 申し訳なさそうに肘掛の部分に乗せていた足をどかそうとしたので、やんわりと止めておく。 長時間の運転で足が張っているのだろう。 少しでも早くその痛みから解放できるようにするのが支えるパートナーの務め。 お風呂が沸くまでのしばしの間、フローリングの床に座って待つくらい何のそのだ。 ~ キリキス vol.1 ~ 「響子さんの運転、隣で見ていたけどカッコよかった...
  • kk5_6
    苗木「霧切さんのスレもとうとう5スレ目だね」 霧切「そうね。まったく……私について語っているよりももう少し有意義な時間の使い方があると思うのだけど」 苗木「あれ? 霧切さん照れてるの?」 霧切「照れてなんていないわ。苗木君、皆に顔が見えないのをいいことに適当なことを言わないでくれる?」 苗木「ご、ごめん。でもボクは正直複雑な気分だな……霧切さんにこんなに人気があるなんて……」 霧切「……ええ、確かにあなたの言う通り。私なんかに興味を持ったって得なことなんてないのに、物好きな人達よね。     そもそも、私のどこにそんなに魅力があるというのかしら。理解に苦しむわ。     信じられないのも無理はないわね」 苗木「あ、いやそうじゃなくて……」 霧切「?」 苗木「その……何て言うか……」 霧切「何なの? はっきり言いなさ...
  • 6_635
    雨と急な寒さにやられて苗木が風邪をひきました。 女性陣 朝日奈「苗木ぃ、大丈夫?お見舞いにドーナツ持ってきたから食欲ある時に食べてね!」 大神「苗木よ、お主の体調が早く良くなることを願っておるぞ。」 セレス「全く…。体調を崩すだなんて、ナイトとしての自覚が足りませんわね。早く良くなって、またわたくしのために紅茶を淹れなさいな。」 腐川「な、何よ…。あ、アタシがアンタの見舞いに来たらいけないっていうの!?あ、アンタがいないと、び、白夜様がどこか物足りなさそうな顔してるのよ!    だ…だから、さ…早く風邪治しなさいよ!あ、今の白夜様には絶対内緒よ!」 江ノ島「ねーねー、風邪ひくってどんな感じ?私って風邪ひいたことないから分かんないのよね~。     熱に浮かされたり咳が止まらなかったりお腹が緩くなるのって、もう考えただけで…。」 戦刃「苗木、こ...
  • yt_657
    セレス母「たえちゃん、今日の晩御飯は餃子よ。」 セレス「わぁい!!アタシお母ちゃんの餃子大好き!!」 セレス母「たくさんおあがり。」 セレス「もぐもぐ…うん!!凄くおいしいよ!!」 セレス母「そう、よかったわ。」 セレス「いつもおいしい餃子を作ってくれてありがとう!! お礼に大きくなったらお城に済ませてあげるね!!」 セレス母「うふふ…そう、待ってるわ。 ――――――――――――――――――――――――――― セレス「…はっ…ふぅ…私、夢を見ていたみたいですわね… …ううっ…お母ちゃん、会いたいよう…(泣)」 終わり
  • fc_694
    苗木「……実は不二咲さんのこと好きなんだ。友達としてじゃなくちゃんと恋愛対象として」 千尋「えっ!?……えっとぉ……あのぉ………………ご、ごめん、なさい……グスッ」 苗木「わわわ!ごっごめん!今のは嘘だから!エイプリルフール!!そんな泣かなくても……!」 千尋「うそ……?じゃあ、まだ友達で居てくれる、の……?」 苗木「当たり前だよ!第一フラれたくらいで友達やめる訳ないじゃないか」 千尋「……苗木くんは、優しいんだね!えへへよかったぁ。 ……大和田くんに同じうそついてみようかな?」 苗木「う~ん……大和田くんにはちょっとやめた方がいいんじゃ……ってもう行っちゃったし!」
  • kk5_65
    私は"超高校級の探偵"霧切響子。 クラスメイトの苗木誠君と遊園地に遊びに行って、黒ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃した。 取引を見るのに夢中になっていた私は、背後から近づいてくるもう一人の仲間に気付かなかった。 私はその男に毒薬を飲まされ、目が覚めたら……   身体が縮んでしまっていた!! 霧切響子が生きていると奴らにバレたら、また命を狙われ周りの人間にも危害(中略) たった一つの真実見抜く迷宮無しの名探偵! その名は――― 霧切(ロリ)「という訳で縮んでしまったわ」 苗木「そんなこと言われても……まずボクと霧切さんは遊園地に行ってないよね。    学園内に閉じ込められてるんだから行けないし……」 霧切「……」 苗木「霧切さん?」 霧切「正体を隠すことにした私は、苗木君に事情を聞かれて咄嗟に...
  • kk25_66
    柔らかな感触。 それに触れたことはあっても、自らの唇で感じたことはなかった。 だって、触れたことがあるのは自分の唇だけだったから。 「……」 「……」 目の前の彼は呆然と立ち尽くしている。 床に尻餅をついた私はそんな彼を同じ表情で見上げていることだろう。 「…ごめんなさい、怪我は?」 ――先に口を開いたのは私。 感情を表さず、心を凍らせ、何も感じていないかのように振る舞う。 表情はすぐに引き締めて、努めて冷静に、膝に力を入れて立ち上がり未だに固まったような彼と視線を合わせ(若干私のほうが背は高いけど)そう訪ねた。 「……―――っい、いや、ボクは怪我なんて一つも…!」 ぶんぶんと効果音がつきそうなほどに勢い良く首を横に振る彼に、ほっと安堵の吐息を漏らし 「そう…ならいいの。ごめんなさい、こちらの不注意よ―――忘れて」 「それを言った...
  • kk6_657
    時間はもうすっかり暗くなった夜の9時。 霧切さんと苗木くんの二人は、浮気調査のため公園にある木の影に潜むように立っていた。 ターゲットが愛人らしき人物と公園に入っていくのが見えたからだ。 霧切「こんな時間にこんな場所で女性と二人きり…ほぼクロで間違いないでしょうけど     一応証拠写真まで抑えておくわよ。」 苗木「…20Mぐらいしか離れてないけど大丈夫かな?」 霧切「この位置じゃないと写真は狙えないわ。…他に隠れるところも無いみたいだし。     それにここは他に人も多い。よほど目立った動きでもしない限り私たちが勘付かれる事は無いわ。」 苗木「ちょっと、霧切さん、ターゲットがこっちに来る!」 霧切「…!」 ぎゅっ 苗木「(い、いきなり抱きついてきてどうしたの霧切さん…?は、離してくれないと動けないよ)」 霧切「(馬鹿ね。ター...
  • nc7_670
    日向「七海」ムニュ 七海「…………」ピコピコ 日向「相変わらずだな……」 左右田「お、おい日向…お前七海になにしてんだ?」 日向「大丈夫だぞ? 七海ゲームに夢中でいつも気付いてないし」 左右田「マジでか!? よ、よしじゃあ俺も……」スッ 七海「……左右田くん、それはきっと犯罪だよ」 左右田「!?」 日向「残念だったな左右田、ゲームが区切りのいいところだったようで、気付いちまったな」 左右田「ちげえだろぜってー! ちくしょう! お前ら爆発しろ!」 日向「なんの話だ?」 七海「…………」ピコピコ
  • ms2_650
    舞「苗木君、ポッキー買ってきたんですけど、一緒に食べませんか?」 苗「うん。ちょうど小腹も空いてたし、ありがたくいただくよ。」 ポリポリ…ポリポリ… 苗舞「あ。」 舞「一本だけ余っちゃいましたね。」 苗「そうだね。」 舞「苗木君、どうぞ食べて下さい。」 苗「いやいや。舞園さんが買ってきたんだから、舞園さんが食べてよ。」 舞「じゃあ半分こしましょうか。」 苗「そうだね…って、舞園さん。何でチョコのついてない方をくわえてるの?」 舞「ん…。」(ポッキーをくわえたまま顔を突き出す) 苗「(こ、これってポッキーゲームってやつじゃ…)ちょ、それはマズイよ舞園さん…。」 舞「ん…!」 苗「もし誰かに見られでもしたら…。」 舞「ん~!」 苗「わ、分かりました…。」(渋々もう片方をくわえる) ポリポリ…ポリポリ…ポリポリ… ...
  • yt2_667
    食堂にやって来た苗木。 セレス「あら、苗木君……。いい所に来ましたわね……」 苗木「やあ、セレスさん。……って、それお酒!?」 すでに酔っているのかセレスの頬は紅く、呼吸も乱れている。 セレス「うふふ。その通り、赤ワインですわ」 苗木「まずいよ、一応未成年なんだし……」 セレス「そんな固い事を言わないで……。わたくし、とってもいい気持ちですのよ。     苗木君も一緒に飲んで下さい。……わたくしと気持ちよくなりましょう……」 苗木「か、顔が近いよ。セレスさん……」(ドキドキ) セレス「わたくしの酒が飲めねえってのか!? ああ!?」 苗木「!?」 目を潤ませ、苗木の胸にもたれかかるセレス。 セレス「お願いです……苗木君……。わたくし……本当は寂しくて、不安で……。     あなたが一緒ならば……安心出来ますの……」 苗木「セ、セレス...
  • nc7_671
    七海「日向くん、今日っていい夫婦の日なんだって」 日向「それどこから聞いたんだ? それに俺達には関係ない話だろ」 七海「それもそうだね」 七海「日向くん」 日向「ゲームか? いいぞ一緒にやるか」 七海「日向くん」 日向「眠いのか? 運んでやるぞ」 七海「日向くん」 日向「お出かけか? 今日は砂浜に遊びに行くか」 七海「日向くん」 日向「おう、俺もお前と居ると楽しいぞ」 七海「うんっ」 田中「さすがは特異点のようだ、魔の解読を覚えているのか」 左右田「あいつら早く結婚しろ」
  • nc7_611
    罪木「日向さん! み、見てください! ジャバダイヤが出てきました!」 日向「おお! 罪木、よく頑張ったじゃないか!」ナデナデ 罪木「えへへ、日向さんに褒められちゃいました~」 七海「……」 七海「日向くん、見て、ダイヤが出てきたよ」 日向「へえ、この頃よく出てくるな。採集レベルが上がった成果かもな」 七海「……で?」 日向「は? で、って?」 七海「だから、それで?」 日向「それでって……えっと、頑張ったな!」 七海「……それだけ?」 日向「え? えっと……」 七海「むー、日向くんのばかっ」 日向「なんだよいきなり……何だかよく分かんないけど怒らせたら謝るよ」ナデナデ 七海「……まあ一応、許してあげる…と思うよ」
  • kk4_608
    苗木「あ、霧切さんおはよう。今日も暑いね」 霧切「…ええ、おはよう。良いもの食べているわね、苗木君」 苗木「ん、これ?」 霧切「宇治金時とは、またベタなチョイスね。あなたらしいけど」ソワソワ 苗木「…食べたいの?」 霧切「! そ、そんな浅ましい目をしていたかしら…」 苗木「食べたいんだね。待ってて、今もう一つ作るから」 霧切「…あ、ありがとう」 霧切「…ん、結構美味しいのね」シャクシャク 苗木「もしかして、食べるの初めて?」 霧切「似たような文化は向こうにもあったけれど…そうね、抹茶アイスに餡子に練乳、なんて、こっちでしか味わえないから」シャクシャク 苗木「そっか」 霧切「…」シャクシャク 苗木「あ、もしかして…あの、そんなに急いで食べると、」 霧切「……!! …~~~っ!!!」キーーーーン 苗木「やっぱり、関連痛のこと知らなかったんだね…えっと、お茶...
  • ms2_680
    「えー、超高校級のアイドルがいきなり死でかわいそうだと思う 方々もおられると思いますので…不完全な形で復活させました。」 「ぽよ!」 舞園さんがピンクのボールみたいな生物になったようです。 「ぽよよ~い!!」 「ふ、ふんピンクでぶよぶよ太ってて気持ち悪いわ…」 「そうか?結構個性的でみてて和…いや、面白いではないか。」 「そっ、そうですよねぇ!」 「ぽよ~!」 「あら、私の紅茶が吸い込まれてしまいました。」 「せっかく入れたのに~、あと、餃子もですぞ。」 「てめぇ!吐き出しやがれピンクボールがぁ!」 「ぽよぽよ~。」 「どうしたのだ!!舞園くんがタイヤになっているぞ!!」 「しらねぇよ!!急に俺の部屋のタイヤコレクションを食ったら こんな風になって…」 「ぽよぽよーっ!!」 「…舞園は何でも大...
  • kk8_636
    最近の私の休日は苗木君をからかって遊ぶことに費やしている。 ……悪趣味だとは分かってはいる、けれど彼の反応が面白くて歯止めがきかないのだ。そんな訳で今日も彼をからかう為に寮の部屋の前まで来た。 「苗木君?いくら自室に居てもドアくらいは閉めておきなさい」 扉に何か荷物が挟まって半開きだったのだ。だからドアを開けながらそう声をかけた……。 そして信じられない光景を目にした――苗木君が見知らぬ女子とキスをしようとしている光景を……… 急速に顔から血の気が引いていくのが分かった、そして何故かは分からないけど憤りを覚えてどうにか声を絞り出した。 「お、お邪魔だったかしら…ごめんなさい。わ、私はただのクラスメートで…とにかくごめんなさい……」 「苗木君可愛い彼女がいるならもっと早く教えて欲しかったわ、お幸せに―」そう告げて脱兎の様に駆け出した。 「霧切さん――」彼が何か言っていた...
  • kk8_630
    僕と霧切さんが付き合い始めてちょうど3ヶ月 僕らの仲も進展して、最近ようやくお互いを名前で呼べるようになってきた。 自分で言うのも何だが僕達の関係はようやく恋人らしくなってきた。 もっとも周りの人達に言わせればヤキモキさせられるらしい。 今日は僕の方からデートに誘ってみた。 いつもの放課後デートではなく休日に最寄りの駅にお昼に集合って、普通のカップルみたいに。 案の定予定より30分早く着いた僕より先に霧…響子さんがいた。 僕が言うのも何だが早く来すぎじゃないだろうか…… 「お待たせ。き…響子さん」「あら早かったのね……誠君」 「まだ30分も早いよ」「あなたを待たせるハズないじゃない」 「…ごめん僕が遅くなって」「そういう意味じゃないわ」 「ちゃんとしたデートなんて久し振りだから、ちょっと気が急いただけよ。気にしないで」 「響子さん…嬉しい...
  • nc2_642
    2月14日 七海「日向くん・・これあげるね・・///」 日向「こ、これはチョコだ・・と・・」 七海「うん・・今日バレンタインだから日向くんに食べてほしくて///」 日向「ありがとう七海」 3月14日 七海「日向くん、今日何の日かわかる?」 日向「ああ、もちろん、ほらこれバレンタインのお返し」 七海「うんありがとう」 日向「・・・」 七海「それだけ?」 日向「え?」 七海「ほら今日ホワイトデー以外にもイベントあったでしょ?」 日向「今日はホワイトデー以外にもイベントなんかあったっけ・・?」 七海「もういい!日向くんなんか・・」ダッ 日向「待て!七海!今日は七海の誕生日だろ?」 七海「え?」 日向「意地悪してごめんな・・」 七海「うん・・・///」 日向「これは俺からのプレゼントだ」チュ 七海「んっ」 日向「七...
  • nc1_682
    七海「苦手だからって避けないで恋愛ゲームやってみよう…」 七海(ヤンデレヒロイン?…そういえばなんかヤンデレって男の子に人気あるんだっけ?) 七海「日向君」 日向「どうした?七海」 七海「日向君を殺して私も死ぬ。そうすればずっと一緒にいられるから…」 日向「……な、七海?」 七海「…ごめんね、日向君…今の忘れて」 日向「あ、ああ…」 七海(ヤンデレはダメ…そういえばツンデレも人気あるんだっけ?) 日向「なぁ、七海、良かったら一緒に砂浜に行かないか?」 七海「別にいいけど…勘違いしないで欲しいんだよね」 日向「え?」 七海「私、そんなに暇じゃないし日向君の事何とも思ってないからね」 日向「……む、無理ならいいんだ、無理なら……わ、悪かった…」 七海「え、あ…ち、違うの、ごめ…」 澪田「たはー!創ちゃん!どうしたんす...
  • 3_274
    山田「うおおおおお、何故だぁぁ!何故僕の麗しのメイド喫茶案が敗れたというのだぁ!!」 葉隠「俺は寝てたから良く知らんが、まぁ決まったものはしようがない。諦めが肝心だべ」 山田「くそぅ、せっかく不二咲千尋殿が乗り気になったというのに、あそこでセレス殿の反対さえなければ!」 葉隠「まぁまぁ、元気出せって。そうだ、さっきの結果、どうしたらうまくいってたか特別に占ってやるべ」 山田「いやぁ、今更そんなもの占ってもらっても困るというか‥、意味ねーじゃん」 葉隠「むむむむ‥、来たぞ! これは‥!!」 山田「あ、あのセレス殿!」 セレス「あら山田君。どうしたのです?さっそく衣装についての話し合いですか?」 山田「い、いえ。実はその‥、先ほどセレス殿に言った言葉を訂正させて頂きたくてですね‥」 セレス「先ほどの言葉?」 山田「拙者‥、いや、僕が本当に見たかった...
  • kk22_675
    霧「ねえ、苗木君。ちょっといいかしら」 苗「どうしたの、霧切さん?」 霧「苗木君は忍者はいると思う?」 苗「……えっと、流石に今はもういないんじゃないかな」 霧「どうしてそう言い切れるの? もしかしたら私の家みたいに隠れてるだけかもしれないじゃない」 苗「うーん……確かにその可能性もあるかもしれないけど」 霧「私の勘だけどね、案外私達の近くに忍者がいるような気がするのよ」 苗「えっ、本当に!?」 霧「ええ。そうね、多分だけど……辺古山先輩あたりが怪しいと思うわ」 苗「辺古山先輩って"超高校級の剣道家"の? 忍者っていうより侍って感じじゃない?」 霧「……苗木君。流石に侍は時代錯誤だと思うわ」 苗「」 霧「とりあえず彼女の身辺を調べてみようかしら?」 苗「や、やめようよ。勝手にあれこれ調べたら迷惑だよ」 霧「私を誰だと思っているの。秘密裏に調査...
  • fc_66-68
    大和田「不二咲!俺の子どもを産んでくれ!」 不二咲「ええっ!?」 大和田「頼む!他に頼める奴がいねえんだ!」 不二咲「そ、そんなことできないよぉ」 大和田「なんでだ!俺がヤンキーだからか!?」 不二咲「ち、ちがうよぉ、そうじゃなくって…」 十神「おやおや、随分嫌われてるようだな」ニヤニヤ 大和田「!?」 十神「不二咲だって粗暴で喧嘩以外能のない男の子どもは産みたくないんだろう」 大和田「てめえ…もういっぺん言ってみやがれコラ!」 十神「何度でも言ってやる。理解できるまでな」 不二咲「ふ、二人とも喧嘩はやめてよう…」 不二咲「それに大和田君の子どもは産めないよぉ…」 十神「そうだ、なぜなら不二咲は大和田ではなく俺の子を産むのだからな」 不二咲「……えええ...
  • k2_68-73
    あれから二日経った…霧切さんとはまったく会えていない と言うより…霧切さんの姿をまったく見る事が出来ない 朝食は僕が来る頃にはすでに食べ終えてるようだった 朝食後、学園中あちこち探してるけど…未だに見つける事は出来ない …こうなった原因は間違いなく例のウソ発見器だ 「モノクマの奴…」 僕は…霧切さんの事を大切な人だと思ってる いつも冷静で殺人が起きても顔色一つ変えず、捜査をする彼女 でも…僕は何度も助けられている。今までの学級裁判だって彼女がいなかったら… それに…僕自身が…彼女を放っておけない しかしその場合、あのウソ発見器は本当の事を言うと反応すると言う事になる つまり…霧切さんは僕の事を… 「………確かめるんだ、霧切さんに会って…直接…!」 僕は霧切さんに会うために行動に出た とにかく他の皆に聞いてみよう...
  • yt10_614
    苗木「みんな、美味しいロイヤルミルクティーを出す喫茶店を知らない?    出来ればロマンスグレーの渋いマスターが経営してて、    静かで清潔な店内に上品なクラシック音楽が流れてるといいらしいんだけど…」 桑田「何だそりゃ。紅茶ぐらいテキトーなファミレスで飲みゃいいだろ?」 葉隠「いやいや、苗木っちは美味い店がいいって言ってるべ。    オレの直観によると学園から西の方向に3キロ行った所にある店のチャーシューメンが最高で…」 大和田「それラーメン屋じゃねーか。俺がツレとよく行くサテンはボロくて汚ねえけど、     冷コーとレスカが美味いって若い連中に評判でよ」 山田「い、いつの時代の話ですかな…? 拙者のいきつけは何店かありますが、    苗木誠殿はネコミミメイドとイヌミミメイドではどちらがお好みで…」 石丸「ネコ…? それはいかんな。飲食店に動物を...
  • kk26_638
    苗「霧切さん、トリックオアトリート!」 霧「……何の真似かしら」 苗「いや、モノクマが言ってたんだけどさ…今日ってハロウィンらしいんだよね。この中にいると日付の感覚とか全然ないけど」 霧「ふうん…残念だけど、お菓子は持ってないわ。……イタズラしてみる?」 苗「へ……え、えっ?」 霧「冗談よ。なに赤くなってるのかしら」 苗「もう…すぐからかうんだからなあ」 霧「そもそも『お菓子くれなきゃイタズラするぞ』っていうのは仮装して言う台詞じゃない。あなたの姿はただの苗木君に見えるけど?」 苗「うっ…だって、衣装とかないしさ……そこはほら、人に化けるのが得意な人狼とかそういうのってことで」 霧「やだわ、狼なんて…やっぱり襲う気なのね」 苗「だだだから違うってば!」 霧「二日目の朝に第一犠牲者として発見されてしまうのね」 苗「そっちの人狼だったの!?」 苗「はい霧切さ...
  • yt3_32
    セ「…苗木君、こちらへ」 苗「? どうしたの、セレスさん」 セ「こちらへ」 苗「?」 セ「…だから、肌が弱いのでパラソル下から出られないのです。早く」 苗「あっ、ごめん…」 苗「ごめん、あの、気が効かなくて…」 セ「もういいですわ。そんなことよりも、ちょっとお願いが」 苗「お願い? 僕にできることなら、」 セ「ローション、塗ってくださる?」 苗「……はい?」 セ「ローションですわ。日焼け止めの。自分では手の届かない場所もありますし、塗りムラも」 苗「いや、あの、」 セ「パラソルの下にいても、砂が反射した光や熱で、肌が傷んでしまうのです」 苗「ちょ、ちょっと待ってよ! 僕、これでも一応男で…」 セ「あら、何をいやらしい想像をしていますの?ローションを素肌に塗ってもらうだけです」 苗(そんなこと言ったって、...
  • 6_630-631
    苗木「梅雨ってイヤだよね…じめじめしてさ」 江ノ島「だよねぇー」(憂鬱な表情の苗木…マジそそるwwwww) 舞園「……」 江ノ島「ん?なぁにぃ?」 舞園「共感しますよ、江ノ島さん」ニコッ 江ノ島「へ?……うん?じめじめはイヤだよねぇ」 腐川「じめじめ……濡れる……濡れる白夜様ぁあああぁああっ!!」 十神「近づくな。そして湿って臭い。風呂に入れとあれだけ言っただろう」 桑田「あ……はぁーん、なるほどねぇ」 十神「何だ」 桑田「いやいやいや、何でもないって!ハハハハハ」 十神「……くだらないことを考えてるのは分かってる」 石丸「くだらない!?人の思想をくだらないと言うのは失礼だぞ!例え桑田君でもあなどってはならない! 奇跡的に稀にもしかしたら良いことを考えてるかもしれないのだぞ!」 大和田「かばってるのか貶してるのかどっちだよ……」 ...
  • kk3_146
    ある日、霧切さんが犬っぽくなって苗木の部屋に住み着いた 霧切「苗木君、散歩に行きましょう」 苗木「うん。」 学園の外を散歩中 霧切「苗木君、トイレに行きたくなったわ。」 苗木「うん、じゃあ近くの公園で…」 霧切「いいえ、そこに電柱があるわ。 …苗木君、ここまで言えば分かるわね?」 苗木「!! でも、人が見たら…」 霧切「分かったわ、じゃあ公園の草むらでするわ。」 苗木(…普通にトイレですればいいのに…) 寄宿舎に帰って 苗木「今日のご飯はフライドチキンだよ。 霧切さんにもあげるね。」 霧切「私は骨だけ舐めているわ。」 苗木「だめだよ!!骨だけなんておなかがすくよ!!」 霧切「…苗木君のくせに生意気ね。 …でも、あなたがそこまで言うのなら…食べてあげてもいいかななんて…」 お風呂の時間 霧...
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