C言語講座-1日目「ごく基本」

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C言語講座-1日目「ごく基本」 - (2010/09/02 (木) 19:49:12) のソース

まずごく簡単な、基本的なプログラムを書いてみます。その中でまずはC言語に、あるいは変数や関数といった基本的な処理の流れについて理解しましょう。

:説明pdf|#ref(firstday.pdf)
:advance説明pdf|#ref(firstday-a.pdf)

プログラム1・2はごく基本的な処理になっています。とくに1に関しては「hello,world!」といってプログラムを始めるときのお決まりのプログラムになっています。
さて、暇があるならプログラムの「どこが変えられるか」、「どこを変えてはいけないか」を書き換えながらじっくり検討してみてください。

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では、説明をしていきます。
:プレゼン|#ref(firstday-p)

**変数
プリントでは、変数について
>コンピュータ(のメモリ上)に確保される作業エリアです。
という説明がなされています。また、よくなされる説明としては
>数字を入れる箱のようなもの
というものがあります。コンピュータが処理するに当たって、当然処理途中の数字を記憶したりしておく必要がでてきます。人間では、例えば2+3*5という計算をするならば、3*5の結果15を記憶してから2+15という処理をするわけです。この処理途中の数字を記録するために変数は確保されます。

>数字をいれる箱のようなもの
という説明からすればわかりやすいですが、当然箱は用意してやらなければなりません。ない箱に数字など入れることはできませんから。そのためにプログラムではその用意にあたる「&bold(){宣言}」が必要になります。この形は「&bold(){データ型 変数名;}」というものになります。データ型とはその変数が何を保存するものか、というものです。例えば「int」であれば整数ですし、「double」であれば実数になります。これについては[[データ型>C言語講座-データ型]]のページを参照してください。