アレクサンドル・ガイダル

速やか且つ完璧な殲滅だけが、争いの連鎖を断ち切る事ができるのだ
初登場 21巻180話 年齢 38歳
所属 一影九拳、ロシア軍 誕生日 7月28日
異名 殲滅の拳士 身長 180cm
使用武術 コマンドサンボ 体重 73kg
武術タイプ 趣味 バイオリン、絵画、彫刻、etc
武道理念 殺人拳 好きな物 清潔なシーツと官能的なワイン
エンブレム 嫌いな物 銃、近代兵器
弟子 ボリス・イワノフ 将来の夢 偉大なるロシアに栄光を取り戻す
武術位階 特A級の達人級 声優 飯田利信

【概要】
闇の一影九拳が一人にして、ロシア最強と謳われるコマンドサンボの達人。
「殺気」を意味する「氷」の九拳。

ロシア軍に所属する現役の軍人であり、階級は大佐。
(一度権限を失ったが、30巻において復職)。
タイプの達人としては珍しい、スマートな体型を持つ美形。

平常時は物静かな佇まいであり、岬越寺 秋雨と同じく芸術を愛する彫刻家という一面も持つ。
しかし実際は非常短気な性格であり、挑発を受けたり最も忌み嫌う銃器を向けられれば瞬時にキレてしまう程。
(上記の権限剥奪も些細な切欠から癇癪を起こして殺傷事件を起こした事が原因だった)
芸術活動に打ち込むのはそんな自らの狂気を鎮める為でもある。
また殺しの仕事について「速やかなる殲滅」をモットーとしており、本人はこれを「争いの連鎖を断ち切るため」と語っている、

現役の軍人故か規則にはかなり厳しいが、愛弟子のボリスに対してはやや甘い所もあるようで、彼が最強の弟子抹殺の任務を終えた暁には二人でパーティーを開こうと考えていた。
ボリスもそんなガイダルを強く慕っており、師弟関係は極めて良好だった。

秋雨とは2度に渡る死闘を繰り広げ、1度目は引き分けるも2度目の戦いで敗北。
ロシア軍の部下を不正に動かした罪により、ビッグロックへと収監された。

しかし久遠の落日を機に同じく収監されていたディエゴ・カーロと共に脱獄。
ボリスが新白連合に加勢した事を知り、自らも殺人拳の誇りを守るべく梁山泊側に与した。

なお公式ファンブックにおいて彼の年齢は28歳、緒方 一神斎の年齢が38歳と記載されていたが、後に掲示板にて誤植であると説明されている。
実際に劇中ではガイダルが緒方に対して「小僧」と発言するシーンがある為、おそらく両者の年齢が逆になっていたと思われる。

【戦闘力】
ロシア最強のコマンドサンボ使いの名に恥じず最終的に僅差で敗れたものの、岬越寺 秋雨と互角に渡り合う等確かな実力を持つ。
鉄製のワイヤーを瞬時にねじ曲げる、投げられたことを逆手に取って跳躍するなどパワーと繊細な技術を併せ持つ他、投げ技においては秋雨と互いに何度も投げ合うなど高い技量を見せる。

【本編】
~「潜水艦にて」~(21巻)
拳聖・緒方 一神斎の移動要塞に横付けされたタイフーン級潜水艦。
緒方は自ら潜水艦へと出向き、アレクサンドル・ガイダルと対面する。
ガイダルの弟子であるボリス・イワノフは緒方の策略により、単身で梁山泊に戦いを挑むように仕向けられた。
それに気づいたガイダルは、緒方を問い詰める為に移動要塞の進路を妨害したのである。
緒方に怒り狂うガイダルだったが、緒方は全ては一影の命令であった事を明かし、その場を立ち去ったのだった。

~「議員暗殺」~(30巻)
ロシア軍復帰の為、"闇"排斥派を次々を暗殺するガイダル。
次の標的は日本に滞在していたロシアの議員に向けられていた。
しかし、議員は梁山泊に警護を依頼しており、ガイダルは警護役の岬越寺 秋雨との戦いを強いられたのである。
激しい戦いの末に、秋雨が繰り出した秘技・柳葉揺らしによって劣勢となったガイダルは、今ここで秋雨を倒す事はできないと考え、とっさに議員をビルから放り投げるとヘリコプターでその場を離れたのである。
しかし、議員は兼一の捨て身の行動によって救出され、ガイダルの計画は失敗に終わった。

~「ロシア軍基地の戦い」~(32巻)
"闇"排斥派を暗殺した事でロシア軍大佐に復任したガイダル。
しかし、ロシア政府は密かに梁山泊へガイダル逮捕の協力を依頼していた。
軍隊を操る力を危険視した秋雨は今度こそガイダルを捕まえるべく、ロシアまでやってきたのである。
秋雨は一人で基地を制圧し、さらにガイダルが不正に軍を動かしている事実を暴く。
殺人許可証を持つガイダルは多くの罪を逃れる事ができるが、軍を不正に動かした罪ならば逮捕する事ができるのである。
ガイダルは因縁の敵・秋雨を抹殺すべく激しい攻撃を仕掛けた。
二人は基地を崩壊させてはあらゆるオブジェを創造するという、凄まじい戦いを繰り広げる。


戦いは完全に拮抗していた。ガイダルは短期間の内にさらに腕を上げており、前回の戦いで自分を追い詰めた柳葉揺らしをも会得していたのである。
しかし、秋雨はさらなる技を使用する。それが、真の達人にのみ仕掛けられる究極奥義・真・呼吸投げであった。
成すすべなく地面に打ち付けられるガイダルは最後の手段として、死の前進による捨て身の勝負に出た。
ガイダルは凄まじい殺気を放ち、全身全霊をかけて秋雨に挑んだ。
膝をついたのは秋雨だったが、ガイダルは秋雨の絞めにより2秒間だけ意識を失っていた。
先に意識を失ったガイダルは素直に敗北を認め、自らの称号を剥奪され、ビッグロックに収監されたのだった

~「ビッグロックにて」~(55巻)
達人収容所・ビッグロックに収監されたガイダル。
ガイダルはそこで、同じく梁山泊に敗れ捕えられたディエゴ・カーロと友情を深めていた。
しかし、外界では無手組と武器組が手を組み、"闇"軍を結成。
"闇"の最終計画である久遠の落日が始まろうとしていた。
その事実をビッグロックに侵入した來濠 征太郎から知らされるガイダルとディエゴ。
一影の依頼でガイダルとディエゴに脱獄を促した來濠だが、この一報が後に、"闇"軍にとって大きな痛手となるのだった。

~「久遠の落日」~(60巻)
ボリス・イワノフの手引きにより脱獄したガイダルとディエゴ。
二人はボリスからの情報を元に、久遠の落日に大義がないと考え、"闇"軍に反旗を翻す。
潜水艦で"闇"艦隊を撃破したガイダルは、"闇"艦隊の出入り口となる湾頭に自らの潜水艦を沈没させる。
これにより"闇"艦隊は機能を停止し、戦局は大きく覆った。
海を走り上陸したガイダルとディエゴは"闇"軍を次々と攻略。
久遠の落日の阻止に大きな功績を遺したのだった。

~「エピローグ」~(61巻)
落日を阻止した事で罪が許されたのか、ボリスと共に表社会に復帰している。

【技】
三日月の夜(セルプルンブルノート)
柳葉揺らし(トリヒエーシェット・イーヴァヴィ・リストーク)
極寒の落雷(リヂャナーヤ・モールニィ)
死の前進(プラドゥヴィガーッツァ・スミェールチィ)

【戦闘録】
30巻・273~276話 岬越寺 秋雨 中断
32巻・297話、33巻・302~304話 岬越寺 秋雨 敗北
60巻・570話 "闇"軍(ディエゴと共闘) 勝利


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最終更新:2024年03月26日 19:14
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