3章:意志が示す道

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3章:意志が示す道 - (2011/04/29 (金) 23:07:55) のソース

『ティナは オニオンナイトと共に歩みを進め やがて 南の地へと辿りつく 深き雪原を前にして 自らの力に対する疑問は つのるばかりだった――』



<イベント>
オニオンナイト: 何か心配事?
ティナ: 風が やんだの 敵の動きも みんなの気配も 感じとれなくなった こんなこと初めてで でも大丈夫だから 私のことは――
オニオンナイト: 守るから
ティナ: え?
オニオンナイト: ティナのことは僕が守る 約束するから どうかした?
ティナ: ううん いつのまに そんなに騎士らしくなったの? ちょっと前までは もっと生意気だったのに
オニオンナイト: やっぱり 覚えてない?
ティナ: え?
オニオンナイト: いや ならいいんだ ほら 先を急ごう
ティナ: “なぜだろう 目覚めて以来 大事なことを 忘れてしまっている気がする けど それが何なのか どうしても思い出せない なぜ 眠っていたのかすらも”
オニオンナイト: ティナ 置いていくよ
ティナ: あ―― うん “でも いつか取り戻せるはず そうすればきっと クリスタルへの道だって――”



『魔導の力を宿した少女 ティナ ひとときの眠りから目覚めた彼女に 少年は多くを語ろうとしなかった 真実は いまだ眠りについている ティナの身に宿る 強大な魔導の力とともに――』



<悲しき雪のひずみ>
ティナ: 眠ってた間のこと―― あなたも何か思い出したら 教えて?
オニオンナイト: ……うん わかったよ 僕も手伝うから 一緒に進もう


[オニオンナイトに話しかける]
オニオンナイト: 戦う感覚 つかめてきた? それなら先へ進もう



<イベント>
ティナ: さっきはありがとう
オニオンナイト: え?
ティナ: 私のこと 励ましてくれたでしょ 本当はね 少し怖かったの みんな がんばっているのに 私だけ何もできていないから まっすぐ進めない自分がもどかしくて クリスタルを手に入れたら 私も変わるのかな
オニオンナイト: そうじゃない 変わったから 手に入ったんだ ある人が教えてくれたんだ 『クリスタルは決意の先に輝く』って だからティナも 自分のいちばん強い気持ちに従えばいいんだよ
ティナ: いちばん強い気持ち? まだ わからないかも
オニオンナイト: ティナ――
ティナ: でも やってみる あなたみたいに 私も 望みを捨てないで 進み続けていれば きっと
オニオンナイト: ティナなら絶対見つけられるよ 僕の予想は よく当たるんだ
ティナ: 頼りにしてる



<フィールド>
オニオンナイト: このあたりは はじめて来る場所だよね しっかり探索しながら 進んでいこう 焦らなくても大丈夫 落ち着いて前へ進もう
ティナ: うん わかった それじゃ……行こう


[オニオンナイトに話しかける]
オニオンナイト: ティナ 足もとに気をつけて 雪が凍って 滑るかもしれないよ
ティナ: ……
オニオンナイト: ――ティナ? どうしたの? 具合でも悪い?
ティナ: あ ごめんなさい ……なんでもないの 雪を見てたらね なんだか 懐かしい気持ちになっただけ

オニオンナイト: むこうに 聖域が見えるよ 早くクリスタルを持って帰らないとね
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