ブラックインペリアルドラモンは、「時空を超えた戦い」の登場人物の一体。
- 世代/究極体
- 属性/ウィルス
- 種族/古代竜型
- 所属/ブレイズ7、クローンデジモンN-2
- 得意技/ポジトロンレーザー、スプレンダーブレード、破壊の咆哮(「センリツ」のみ)
- 必殺技/メガデス
基本的に思慮深い性格であり、物静かで温厚。一人称は「私」。 戦闘能力はブレイズ7の中でも一、二を争う程であるが、戦いを好まない。 物事の本質を見抜くことにも長けているが、他人の命令よりも自身の判断に従う傾向にあるためか、ブレイズ7の中では浮いた存在である。
また、友人と認めた者には大きな信頼を寄せ、自らの命を捧げることも厭わない。 これはブレイズ7の中でも特異な傾向であると言えるが、それは彼が過去に経験した人間との邂逅に因るものである。
遠距離からのポジトロンレーザー、前脚のブレードによる近距離戦を組み合わせた戦闘スタイルを持つ。 その動きはシンプルかつ力強く、整えられた演舞のようでもある。
基本的に激情を表に出すタイプではないが、友人や同胞(他のブレイズ7)を侮辱されると怒りを露わにする。 それはジョーカモンに対しても同様で、ジョーカモンがブレイズ7を道具のように利用し弄んでいたことを知った時には、自らの主人である彼に憤怒の叫びを浴びせた。
更に、彼は自身の本来の人格とは別に「センリツ」という名の人格も備えている。 一人称は「我」。こちらは闇の皇帝竜としての本能を体現した人格であり、非常に凶暴。 また攻撃も本来の人格とは異なる荒々しいものである。 こちらは咆哮により、あらゆる無生物プログラムを破壊するという特殊能力も持っている。 ジョーカモンはこの人格を彼の中に封じ込めるため、邪念の種を埋め込み自らで操れるようにしていた。
「時空を超えた戦い」第17話で初登場。当初はジョーカモンの創り出したクローンデジモン集団「ブレイズ7」の一体として登場した。 本編ではカオスドラモンよりも僅かに後に正体が判明したので、実質彼が「最後のブレイズ7」であった。