『只の空想日記』(ただのくうそうにっき)、または只ノ空想日記は、Shot作の二次創作小説である。 2006年4月25日よりShotのホームページ「Alastor」に掲載され、同年8月10日よりデジモンウェブへ加筆、修正の上で転載された。ホームページ上では、翌2007年1月1日までに67話が掲載された。
現在は掲載を行っていない。通称「只空」。デジモン以外は殆どオリジナルの小説である。
もとは2005年の初冬からShotが携帯を使って個人的な趣味として執筆し、一部の友人にのみ公開していたものだったが、その友人たちにイマイチ受け入れられなかったことからホームページでの掲載に踏み切ったものである。
ホームページへ掲載を開始した時点で30話以上が完成していたため、開始当初は驚異的な進行速度で注目されたが、2006年10月ごろから急激に速度が落ち、現在は休止状態となっている。
2007年8月にAlastorが移転となり、それにあわせてリメイクが進行中である。 その後、ホームページがサービス停止に伴って閉鎖し、ブログのみの運営に切り替えられている。
作中では、作者の「なるべく全員主人公にしてあげたい」という考えから“複数人の主人公が存在し、なおかつそれらが別々に行動する”という形式をとっている。主人公たちは何組かのグループ状態で行動することはあっても、ほとんどそれぞれが独立した物語となっているため、非常に展開が複雑でわかりにくい。さらに主人公以外のキャラクターを増やし過ぎたため、描写が追い付かなくなる事態が発生し、旧版ではほとんどの伏線が回収困難となっている。
Shotはこの点を反省し、リメイク版ではもっとすっきりした物語にしたいと言っているが、実行にはうつされていない状態となっっている。
オリジナルデジモンストーリー掲示板NEXT(以下:NEXT)のオープンに合わせ、すでにデジモンウェブに投稿していた其ノ壱、其ノ弐がNEXTへ転載された。
さらにその後、旧版とは大きく内容の異なる其ノ参が投稿され、作者は続ける意思と作品の内容向上を目指すコメントをしているが、 続きは未だ書かれていない。