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某 彼人(それがし あのひと)は魔人である。
平凡な家庭に生まれ平凡な人生を送ってきた彼には個性というものがなかった。
脚が速いわけでもなく、学年上位の成績を持っているわけでもない。
人気者でもない。かといって孤立しているわけでもない。
友人達に彼人の印象を聞けば、皆が皆口をそろえて「普通」と答えるだろう。
没個性という個性に悩まされた少年時代の彼人は、テレビに出演する芸能人に憧れるようになった。
自分も彼らのように個性的になりたい。テレビっ子だった少年彼人は、ある時転機を迎える。
何の特徴もない男が個性的な芸能人をマネする、モノマネという芸を目の当たりにしたのだった。
自分が努力して個性的になるのではなく、元から個性的な人になればいいんだ!!
個人的な人になるという妄想に興じた少年彼人は、それを認識。魔人へと覚醒。
翌朝有名芸能人に「なり」意気揚々と学校に登校した。
しかし、完璧に芸能人に「なった」彼を、彼人として接する人物はいなかった。
せっかく手に入れた能力だが、誰も自分を自分として見てくれない。
モノマネ芸ならば周りはモノマネとわかっているので、そのモノマネ芸人を「モノマネが上手い芸人」として扱うだろう。
しかし彼人の能力はそうはいかない。なにせモノマネした人そのものになってしまうのだから!
それは彼人にとって新たな悩みの種となるのであった。
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GK評:2点
キャラも含めて漫画版ダンゲロスっぽくていい感じ。
オチもしっかり決まってて好きですねー。
ふと気づいたけど「コロッケ+ホリ」で「コホロリッケ」なのか!
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