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アインシュタイン方程式 (Einstein’s Equation)											
 											
Rμνー1/2(gμνR)=(8πG/C⁴)Tμν											
 											
一般相対性理論に登場する「重力場の方程式」です。											
 			
左辺は「時空のゆがみ具合」=曲率をあらわします。			
			
右辺は「物質が持つエネルギー」をあらわします。			
			
Rμν=リッチテンソル			
			
gμν=時空の計量			
			
R=スカラーテンソル曲率			
			
Tμν=運動量テンソル(物質のエネルギー)			
			
G=質量			
			
C=光速度			
			
			
アインシュタインはこの式の左辺がたいへん気に入り			
「左辺は金でできているのに、右辺は腐った木にすぎない」			
と、周囲にもらしていました。			
 			
数学的な表現は「10元連立方程式」の「非線形偏微分方程式」。			
速度がものすごく速かったり、重力がものすごく強かったりすると			
時間や空間の性質がどのように変化するをあらわしています。			
 			
西暦1916年、ドイツの天文学者シュワルツシルト(Shuwarzschild)			
は、この式を解いてブラックホールの存在を予言しました。			
そして、この世と、あの世の境界線であるブラックホールの半径を			
シュワルツシルト半径と呼び、光でさえもその半径内にはいると			
もはや脱出は不可能になりドンドンと中心部へ引き込まれます。			
 			
小さなブラックホールの場合はシュワルツシルト半径に近づくと			
急激な重力を感じますが、大きなブラックホールでそれほどの			
急激な重力を感じないため、知らない間にあの世の半径内に			
はいってしまうので要注意です。			
			
SFの世界ではここから先がおもしろくなりワームホールとか			
ホワイトホールが登場するわけですが最近では物理学者までが			
真剣に考えて多くの論文を発表しているためWHやHHの存在が			
予言されています。			
			
どうやらBHの中はSFチック以上にSFチックな世界が存在するようです。			
アインシュタインの方程式にはそこまでは含まれておりません。			
シュワルツシルトは第一次世界大戦に従軍していましたが			
塹壕(ざんごう)の中にいるときもこの方程式のことばかり考えて			
いたらしく、わずか42才の若さで戦死してしまいました。			
 			
 			
シュワルツシルト(Schwarzschild、Karl)			
 			
1873,10,09 フランクフルト・アムマイン			
1916,05,11 ポツダム(戦死)			
 			
ドイツの天文学者であり物理学者でもある。			
ミュンヘン大学、ゲッティンゲン大学で学び、1901年に28才の若さで			
ゲッティンゲン大学教授兼天文台台長、1909年ポツダム天文台台長。			
 			
わずか16才にして惑星の軌道理論に関する論文を発表する天才。			
天体の精密写真測光法の開発、天体の放射平衡理論の確立、			
恒星系の統計的分析の基礎構築など天才ぶりをいかんなく発揮。			
 			
ボーアの原子スペクトル理論を拡張発展させ、量子化の一般規則や			
シュタルク効果の理論、分子スペクトルの量子論を完成させた。			
 			
しかし彼が30代後半に登場したアインシュタインの相対性理論に			
没頭しすぎたため第一次世界大戦中に従軍中もこの理論のことばかりを			
考えすぎていたことが災いして戦死した。			
 			
銃弾が飛び交う塹壕の中にいても重力場理論の計算をしていたことが			
多くの戦友によって語られている。			
 			
寝食を忘れて研究に没頭することはいいことですがここまでやる科学者は			
多くはいないでしょう。ドイツは惜しい人物を亡くしました。			
 			
 			
シュタルク効果(Stark Effect)			
 			
光源が電場の中に置かれたとき、そのスペクトル戦が分岐する現象。			
1913年にドイツの物理学者J・シュタルクが水素原子のスペクトル線を			
調べていてこの現象を発見。			
シュタルクはこの功績により1919年にノーベル物理学賞を授与されている。			
一般に、エネルギー順位の様子が電場によって変わる現象をシュタルク			
効果と呼んでいる。			
 			
 			
 			
 			
ヨハネス・シュタルク(Stark・Johannes)			
 			
1874,04,15 シッケンホフ			
1957,06,21 トラウンシュタイン			
 			
ドイツの物理学者。ミュンヘン大学に学ぶ。			
1900年、ゲッティンゲン大学講師。			
1917年、グライフスワルト大学教授。			
1920年、ビュルツブルク大学教授。				
1933年~1939年、民間の物理技師研究所の所長を務める。				
 				
1905年、カナル線におけるドップラー効果を発見。				
1913年、水素原子スペクトル線のシュタルク効果を発見。				
1919年、ノーベル物理学賞を受賞。				
1947年、ナチスに協力した罪により、ナチス裁判で有罪を宣告される。				
 				
シュタルクは典型的な反ユダヤ主義者でした。				

























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