ドラ○もんの道具を悪用してエロ小説 まとめWiki内検索 / 「最終刊g2」で検索した結果

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  • J・S・KYONの休息/最終刊g2
      *  *  * 「…ズィスイズア…アイアム…」 静まり返った教室にカッカッと響く靴音。 1年5組では、それだけを聞く限り平穏な授業が展開されている。 テキスト片手に音読しながら教室を巡回しているのは、 俺によって「朝比奈くるみ」の偽名を命名された朝比奈さん(大)。 俺と、エージェント・A(仮名)は、 朝比奈さん(大)の知る限りでは朝比奈さん(大)の上司の上司の上司の(以下略)が この時間平面対策を委ねた特別代理人であり、従って、朝比奈さん(大)は絶対服従の立場である。 加えて、エージェント・Aは、朝比奈さん(大)と我が校職員室の共通認識として、 県教育委員会直属文部科学大臣承認北高AAA級学校長として、この学校における全権を握っている。 これは全部俺が「うそつ機」で吹き込んだ事でありエージェント・Aは 「フリーサイズぬいぐるみカメラ」で適...
  • J・S・KYONの休息/最終刊g3
      *  *  * 「阪中さんは気分が悪いので保健室に行くと連絡がありました」 特別に二時間ぶっ続けとなっていた英語の授業の後半戦冒頭、朝比奈くるみ先生よりのお知らせがあった。 「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押して「石ころぼうし」を被った俺は、 阪中の耳から耳栓を抜き取って元の位置に戻り時間停止を解除する。 大体がさっき書いた通りのくるみ先生の授業風景も含め、特筆すべき事もなく授業が終わる。 タイマーを調整し直しておいた「人よけジャイロ」の効力で教室は再びガランとする。 俺のリモコン操作で、天井に仕掛けられて「かたづけラッカー」を吹き付けられた電動リールが作動。 阪中が頭に装着していた「かたづけラッカー」塗装済み「石ころぼうし」に着けた糸が リールに巻き上げられてぼうしごと浮き上がる。 「あらあら」 自分の机の上に起立する阪中に...
  • J・S・KYONの休息/最終刊g1
      *  *  * まだ朝靄の漂う中、俺は伴走していた。 その隣でも俺に伴走されながら、短い呼吸音も小気味よく元気よく走っているが、 競技中でもなく女の子の脚だ、さ程苦にもならない。 そろそろ五分が経つ頃だ。ほら、ぴたっと足を止めてきょろきょろし始めた。 それじゃあ、愛しの君の登場といこうか…言うな、所詮自作自演って奴だ。 さっきまで差していた「あいあいパラソル」をしまった俺は、 阪中の隣から目の前へとするりと移動して、着用していた「かくれマント」を外す。 「あ、キョンくん」 どこからどう見ても紛う事無き超常現象を目にした筈なのだが、 うっとりと潤んだ瞳に上気する頬、そしてとろける様な呼びかけを聞いているだけでも、 どうやら目の前の阪中の関心が物理法則の基本的な部分に対する重大な疑問、 と言う点からは大きくかけ離れている事は読み取る事が出来る。 ...
  • J・S・KYONの休息/最終刊g4
      *  *  * 授業終了後、俺はさり気なく「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押し、 「石ころぼうし」と大将の「階級ワッペン」を装着してから、 「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押してグラウンドに戻る。 ちょうど、他の連中はこれから阿鼻叫喚が展開される便所へと直行している。 「あーあー阪中伍長、命令を解除します。そのままグラウンド中央のあのマットまで来て下さい」 「能力カセット」による補助があったとは言え、 むしろ一般的な意味の肉体疲労筋肉疲労とは別の要素が大きかった事は想像に難くない。 命令解除と同時にフラフラとへたり込みそうになった阪中は、 俺の一言でそれを許されずよたよたとグラウンド中央に移動する。 昼休み開始前後のグラウンドはガランとしており、グラウンド中央付近に走り高跳びが用意されていた。 そのエリアに入った所で、俺は「...
  • J・S・KYONの休息/最終刊g5
      *  *  * 「ウルトラストップウォッチ」のスイッチを押した俺が到着した保健室には、 タイマー制御に改造しておいた「人よけジャイロ」の効果が行き渡っていた。 取りあえず、阪中を撮影した先ほどの写真をベッドの上に置いて用意した湯を垂らし、 心地よい披露に満足してすやすや寝息を立てる阪中の寝顔を暫し眺める。 阪中の制服と下着は、体育の時間の間に朝比奈さん(大)が エージェント・Aに命じられた外出として、 コインランドリーで乾燥まで終えて某コインロッカーにしまい込む手筈になっていたので、 「とりよせバッグ」で取り寄せ、「ゆめふうりん」を使って阪中に着替えさせ、 ジョンベラに残ったバッジを確認してチョーカーを外させる。 その後で、「メモリーディスク」で阪中の記憶を吸い出し、 「タイムコピー」でディスクのコピーを作る。 オリジナルのディスクは朝比奈さん...
  • 連絡・要望
    要望や改善点はこちらで指摘していただくか、直接改善していただけるとありがたいです。 当該スレでも構いませんが、こちらの方が迅速な対応が出来るかと思いますのでよろしくお願いします。 前まとめの「その他の作者方」分を保管。…コレからが大変ですね。管理人さん、「nameless01」を削除してください、@wikiは初めてでしたので、名前も適当でテキストモードで作ってしまいました。申し訳ありません -- 通りすがり (2007-05-19 15 12 01) 不慣れなのにわざわざ保管していただいてありがとうございました。了解しました。削除しておきます。あれだけたくさん保管していただけるとこちらの手間も省けますし、皆さんも喜ぶことかと思います。これからもよろしくお願いします。余談ですが、私がへたれ氏の作品を保管している時に保管してくれていた方ですよね?w -- 370 (2007...
  • J・S・KYONの休息/最終刊f1
      *  *  * 「どこでもドア」と「タイムベルト」を駆使した結果、 俺は、ハルヒの自宅自室に移動していた。 携帯電話をささっと操作して某ウェブサイトを呼び出した所、 サイトの時刻表示は午前一時を表示していた。 ハルヒの五感六感の鋭さを知り抜いている俺は「石ころぼうし」を被ったまま、 一時間にセットした「グッスリまくら」をハルヒの頭の下に挿入しておく。 「シナリオライター」を着火すると、ハルヒは布団から出て床に立ち、 シナリオ通りにその場で丸裸になり一度万歳してから、 こちらで用意した下着とジャージを着用する。 脱ぎ捨てられたパジャマと下着は一旦回収しておく。 後は、シナリオ通りベッドに腰掛けたハルヒを 「ペタンコアイロン」で圧縮して「チッポケット二次元カメラ」で撮影する。   *  *  * 「ちょっと、何よこれっ!?」 ...
  • J・S・KYONの休息/最終刊c8
      *  *  * 「国木田くん?」 「は、はいっ!」 てな感じで、朝っぱらから国木田の挙動が不審な無人島生活31日目、 朝食が終わり、予定通りのM島での肉体交換も終わり、 更にN島に行って俺達の肉体を分身のものと交換してA島に戻って来た後で、俺は決定的な一言を告げた。 「大変です朝比奈先生、国木田」 「どうしたの?」 「実は、船の無線が奇跡的に一時使用可能状態になって、 近くを航行中の船と奇跡的に連絡が取れました。 今は無線は繋がりませんが、間もなく助けが来るそうです」 「かたづけラッカー」を装着した「うそつ機」を通した俺の言葉に、 二人とも目を真ん丸くしてぽかんと座っていた。 ああ、朝比奈さん(大)に関しては、後でこの記憶を消して言い含めておくけどな。 その直後、俺は国木田に充填済みの「ネムケスイトール」を撃ち込み、 一旦国木田の背...
  • J・S・KYONの休息/最終刊e4
      *  *  * ベッドの縁にほへーっと座っていた国木田は、 目の前に仁王立ちされるまで反応しようとはしなかった。 「やっ、国木田くん」 「あ、中西先輩」 「ふふっ、やるもんだね国木田くんも。次は私の番だね」 「えっ、あ、あのっ」 その時には、 国木田の目の前には上級生の豊かな実りが丸ごと露わにされていた。 その事にようやく気付いた様に国木田が目を見張ると、 中西先輩はニッと笑って右手を国木田に向けて下に差し込む。 「あ、あっ」 「ふふっ、私はリーダーほど優しくないよ。 ほら、国木田、あんなに出したのにもうこんなになっちゃって」 「せ、先輩っ」 「何、国木田ってこういうのがいいの?こうやって迫られると興奮しちゃうんだ国木田って」 そりゃまあ、中西先輩ぐらいのいい女が、 肩に濡れタオル一本引っかけただけの真っ裸で引っ掴んで迫っ...
  • J・S・KYONの休息/最終刊e3
      *  *  * 「うん、美味しい」 ランチタイムにテーブルを囲み、 ホットドッグにかぶりついた中西先輩が快活に言った。 丁度水着撮影の切りのいい所だったので、 中西先輩も肩無しのトップにショーツの白い水着姿だ。 「あれーっ、国木田くん進んでないんじゃない?」 「い、いえ、そんな事、ないです」 俺の対面では、岡島先輩の明るい質問に、その左隣に座った国木田がもごもごと答えている。 「駄目だよー、こういうの体力勝負なんだから。はい、あーん」 「え、いや、あの」 国木田の左隣から財前先輩がフォークに刺したフランクフルトを差し出し、 国木田の首があらぬ方向に向く。 ああ、分かってる。 どうせだったらそのなんだ、すぐ側の生肉に今すぐにでもかぶりつきたいって、 お前の目がそうオーダーしている事は、男として即座に理解出来る事だ。 ...
  • J・S・KYONの休息/最終刊e2
      *  *  * 「あー、岡島先輩に財前先輩」 スプリンクラーは俺の操作によって一旦停止され、 シャワータイムは壁際での温泉シャワーに移っていた。 中西先輩がさっぱりとした表情で蛇口を閉じ、シャワーコーナーの一角のスノコの上で 時折こちらにニッと笑みを浮かべながらガシガシとバスタオルを使っているのをレンズに通しながら、 俺はその側の二人に声を掛ける。 「あ、あのっ」 「親睦親睦、何せお前は新入りだ。 こっから非常に濃度の濃い共同作業をする以上、即席で慣れて貰わないと困る」 「そーゆー事」 「んふふっ、はーい、もうちょっと脚緩めて隅々までちゃんと拭いちゃうからねー」 這々の体と言った有様でシャワーを終えたばかりの国木田は、促されるままにスノコに大の字に立つ。 四人が服を着るまで背中を向けているつもりだったのだろう。 いくら色々な小細工小道...
  • J・S・KYONの休息/最終刊c1
      *  *  * 一度人造地球を出た俺は、「かんさつ鏡」でB島以下C島、D島…と、 同じ条件で造成しておいた無人島の状況を一応確認する。 おおよそ同じ条件だが、猪の代わりに豚を放して、 調達用の人造地球の大正時代に集めたその豚の産地も、 島によって沖縄やら奄美大島やら浙江省やらイタリーやらイベリア半島の国境周辺やら それなりにバラエティに富んだものにしておいたが、 鹿の種類も島によって赤鹿やらムースやらシフゾウやら最近千葉県辺りで自然繁殖していると言うあれやら、 まあ、そんな所だ。   *  *  * 「やあ、君が国木田君だね」 声を掛けられても、国木田は怪訝な顔をするだけだ。 それはそうだろう。自宅のベッドで安眠していた筈が、 気が付いたら普段着に着替えて見も知らない砂浜を歩いていた。 種を明かせば人造地球内のB島の南側の...
  • J・S・KYONの休息/最終刊d4
      *  *  * 「んー、気持ちいいーっ、ほらほらみくるちゃーん」 「きゃんっ、気持ちいいですぅ」 撮影を切り上げて、 「チッポケット二次元カメラ」の写真に用意しておいた青いビニールシートを敷いて、 その上にタライを二つ置く。 そして、「温泉ロープ」からバケツでタライを満たしておく。 以上を「ウルトラストップウォッチ」の時間停止中に済ませて そこに行水の用意が出来ている事をハルヒと朝比奈さんにも「うそつ機」で納得して頂いた結果、 二人はこうしてぴちゃぴちゃと楽しそうに汗を流していると言う訳だ。 ハルヒと朝比奈さんに後の打ち合わせをしてから一度教室を出た俺は、 「石ころぼうし」と「かくれマント」と「ふわふわおび」を装着して教室に戻る。 軍手を装着した右手に釣り糸を巻き付け、 国木田の頭上に浮遊しながらその釣り糸の先を国木田が被っている「石こ...
  • J・S・KYONの休息/最終刊c4
      *  *  * 燦々と降り注ぐ日差しの下、 生まれたままの姿の朝比奈さん(大)が、たわわな実りを存分に揺らして砂浜を駆ける。 カメラに向けて前屈みでにこっと微笑みを浮かべた後で、 流木に腰掛け、栗色の髪を風になびかせてちょっと斜めに憂い顔を見せる。 砂浜にうつぶせに寝そべりながらカメラを見上げ、 右半身だけ身を起こし、或いは、両膝で立って見せる。 立ち上がり、ばしゃばしゃと波打ち際から深みへと駆け出して、 ゴーグル一つ装着して砂を洗い流しながら髪をなびかせマーメイドになって見せる。 「ぷはあっ!」 海中から顔を出し、浅瀬で立ち上がってぶるりと頭を振ってから、 こちらに向けてにこにこと手を振る。 お招きに預かった俺は、お約束の両手ですくった海水の掛け合いで、 はしゃぎ回る朝比奈さん(大)のまばゆいほぼ全裸を前にしたならば、 塩水の直撃を...
  • J・S・KYONの休息/最終刊c2
      *  *  * 「ちょっと変わった味ね」 「渋いって言うか、多分八丁味噌か何かですね」 朝、作り置いた味噌と醤油の焼きおむすびを食べながら、朝比奈さん(大)と国木田が言葉を交わす。 午前中から、島の探索が行われた。 もしかしたら、島の中で持ち主が野外キャンプ中、等という淡い期待も込めてだ。 ボーガンを持った朝比奈さん(大)が先頭、ゲームであれば最弱アイテムである檜の棒、 つまりコテージに用意されていた杖を手にした俺達がその後に続く。もっとも、石弓は持ってるがな。 こちらの朝比奈さん(大)はしっかりして見えるし、最強武器を子供に使わせる訳にはいかないと言う事だ。 最良の目的に照らして言えば、そちらの方はスカだったが、 それ以外の収穫は色々と十分だった。 「ふぁーっ」 滝壺近くの川の中に、真っ裸になった国木田が気持ちよさそうに浸かってい...
  • J・S・KYONの休息/最終刊b1
      *  *  * 「タイムベルト」でやや過去に遡った俺は、 「貸し切りチップ」と「人よけジャイロ」で厳重に人払いの術をかけたとある廃屋を訪れていた。 そこで、剥き出しの土間に「ポップ地下室」を爆発させてとんでもなく広い地下室を作り出す。 その地下室で、俺はジョッキと2リットルペットボトルを用意する。 ジョッキは純金製で、材料は「とりよせバッグ」で調達。他には「石ころぼうし」や「どこでもドア」等。 その金の延べ棒に「無生物さいみんメガフォン」で「お前は粘土だ」と呼びかけ、 「陶芸家」の「能力カセット」を挿入しこね回して型に張り付けて催眠術を解除して、 しまいに「スッパリほうちょう」でカットしたのがこのジョッキ。 ペットボトルは、俺の家からも比較的近い産地らしいミネラルウォーターだ。 「フエルミラー」で増殖させたペットボトルの中身をバケツに空け、 「水...
  • J・S・KYONの休息/最終刊f3
      *  *  * まず初めに、 今現在、明石市の時計はそろそろ12月12日の午前零時になろうとしている、 と言う事にしておこう。 これは分かりやすく状況を説明するためであって、時刻は正確であっても 日付は仮にそういう事にしておく、とだけ言っておく。 「水加工用ふりかけ」の水製品でコーティングされた体育館の中で、 見知った男も女もまとめて真っ裸で寝転がってるってどんだけフリーダムなんだかね。 これからの作業の関係上、 取り敢えず一人ずつ「ネムケスイトール」を撃ち込んで「グッスリまくら」で確実に熟睡させるのも この人数になると一仕事だ。 取り敢えず、温水スプリンクラー全開状態のシャワーコーナーに「シナリオライター」で誘導。 本人にはシャワーコーナーに大の字に立ってもらって磨き上げるのは「世話やきロープ」に任せる。 こちらで用意したスノコの上に立たせ...
  • J・S・KYONの休息/最終刊c7
      *  *  * 無人島生活28日目、ちょっとしたハプニングがあった。 前日にもつ焼きで舌鼓を打たせてくれた猪様は、 28日目の夜には、野草と一緒に牡丹鍋となってぐらぐらと煮え立っていた。 まあ、無人島生活にもいい加減慣れて来たとは言え、仕事が色々ある事に代わりはない。 正面に座る朝比奈さん(大)にすくってもらったり自分ですくったりしながら、 国木田は俺や朝比奈さん(大)と共に旺盛な食欲で夕食を楽しんでいた、のだが。 「あれ?」 呟いた国木田が鼻を押さえる。 俺達がそれに気付くかどうかと言うタイミングで、国木田は鼻から鮮血を噴き出してぶっ倒れていた。 これは、さすがにちょっと驚いたね。いや、メタ抜きで。 創造主である俺がそうであるからして、夕食支度のエプロンを脱いで、 猪模様のワンショルダータンクトップに同じデザインの腰巻き姿で 正面の国...
  • J・S・KYONの休息/最終刊c3
      *  *  * 「ご馳走様でした」 「はい、お粗末様でした」 無人島生活八日目朝、囲炉裏端での朝食を終えて国木田と朝比奈さん(大)が言葉を交わし、 国木田が麦トロ飯の入っていた丼やら何やらを片づける。 島に豊富に自生している自然薯と大量に備蓄された大麦の麦トロ飯は、 栄養バランスやら何やらの名目でしばしば出されている。 何しろ自然薯だから掘り出すのも一仕事では済まない訳だがそれだけの価値はある。 それから、今朝はこれも種類はとにかく大体毎朝出されている野草の味噌汁にヤマメの串焼き。 近くの滝の上に行けば、数と言い透度と言い手掴み出来るぐらいのヤマメが配り歩く程に生息している。 その後の何時間かの出来事は省略して、昼飯に二枚貝を混ぜて炒めた焼き飯を食らう。 砂浜に行けばアサリでも蛤でもなんでも来いだからな、 昨日採取してザルごとバケツの海水...
  • J・S・KYONの休息/最終刊d3
      *  *  * 翌朝、最高級なベッドでいい感じに目覚めた俺は、 玄関ドアの施錠を確認し、 「モンタージュバケツ」と指紋変換用の「ソノウソホント」で一応更に別人に化けてから、 「石ころぼうし」を被って「どこでもドア」で移動する。 移動した先は、「タイムベルト」で無人である事を確認したとあるマンションの空き部屋であり、 「四次元若葉マーク」を体に張り付けた俺はそこから徒歩で移動して、 途中の路地裏で「石ころぼうし」と「四次元若葉マーク」を外してからとある定食屋に入る。 定食屋って言ってもいわゆる市場の定食屋。 以前家でぼーっと一生行かねーだろなと言う旅番組なんぞを見ていた時に思い立って、 とある港町で「アンケーター」漁師トラッカー百人に聞きましたの結果がこの定食屋って事で、 こうして丼飯も味噌汁も熱々上等で巨大焼き魚と鮮烈な刺身を堪能してるって訳だ。...
  • J・S・KYONの休息/最終刊b2
      *  *  * 引き続き公民館の体育館内で「チッポケット二次元カメラ」の写真を二枚用意して、湯を垂らす。 そこに現れたのは、「瞬間固定カメラ」で静止状態となった「地球セット」が二セット。 どちらも大きなテーブルに乗っていた。 今回の用途に照らして問題なのは、地球規模だけあって時間の進行が滅茶苦茶に速いと言う事になる。 だから、「天才ヘルメット」と「技術手袋」で 「宇宙どけい」に制御する機械を取り付けてノーパソを接続して、 「宇宙どけい」としては極小単位の時間進行を可能にしておいた。 その「地球セット」で製造した人造地球の中に無人島を一つ造成したのだが、 人造地球だと思って、時には「かくれマント」を被って必要な道具を入れたズタ袋共々 「ビッグライト」で巨大化した透明巨人となって、随分と好き勝手もさせてもらった。 しかも、二つの「地球セット」の内の一...
  • J・S・KYONの休息/最終刊c6
      *  *  * 無人島生活も二十日目が終わって21日目に入った深夜、 ふと目を覚まして近くを見ると、 魅惑のグラマー美人先生が全裸で膝立ちになって自慰行為に耽っていた。 確かに、それを目の当たりにした国木田の表情も、 どっかのネット掲示板で実況とか言うもんをやっていたら、 その場で発作的に某有名AAを念写で書き込んでもおかしくない硬直具合だ。 確かに、どっからどう見てもそこに見えるのはそんなチャチなもんじゃねぇ。 「ああっ、あ、あっ、あ、あっ、あぁー…」 ぐいっと反った首と共に、栗色の髪の毛がバサッと揺れる。 目覚めて気が付いてしまったら深夜の無人島の小屋には大きすぎるぐらいの ぴちゃぴちゃくちゅくちゅと生々しい水音も、甘く伸びる悲鳴と共に停止する。 くたっと一度座り込んだ朝比奈さん(大)が乱れた髪をバサッと揺らして顔を上げると、 その...
  • J・S・KYONの休息/最終刊c5
      *  *  * 無人島生活13日目朝、 本人の知らない間に「入れかえロープ」でD島で手に入れた分身の肉体に本体の精神を注入され、 一足遅れて目を覚ました肉体的には分身の国木田は、 寝巻代わりの赤いジャージにTシャツ姿で寝室を出ようとする。 囲炉裏の部屋に入ろうかと言う時、まだ寝ぼけ気味だった国木田の目が真ん丸に見開かれる。 「おう、国木田、起きたか」 「お早う、国木田くん」 囲炉裏端に座った俺と台所に立つ朝比奈さん(大)の挨拶にも、 呆然と立ち尽くす国木田からは喉に張り付いた様な僅かな発声しか聞こえない。失礼な奴だ。 分身と言う意味では、朝比奈さん(大)の肉体も国木田と同じ情態であると言う事は言っておく。 「あ、あの、朝比奈先生?」 「?どうしたの?」 「い、いえ、あの、キョン?」 「どうした国木田?」 「いやだからキョン、え?朝比...
  • J・S・KYONの休息/最終刊d1
      *  *  * 「あ、あれ?」 「ああ、凄いだろ。 ただ、この辺は海底の地形の関係で接近出来ない。だから本船まではボートで接近する」 「タヌ機」の脳波受信を受けている国木田の視界には、 沖に停泊している巨大な船と、粗末な港に近づくモーターボートが見えている筈だ。 朝比奈さん(大)には、取り敢えず合わせて欲しいと言う事で口裏を合わせてある。 後で「メモリーディスク」を使い本当に記憶していただく予定ではあるがな。 「分身ハンマー」で新たに呼び出した俺の分身が「フリーサイズぬいぐるみカメラ」で適当な大人に化け 「能力カセット」を挿入して操船するモーターボートに三人で乗り込む。 そして、途中で二人を「ネムケスイトール」で銃撃した。   *  *  * 「ん、んー…」 ふかふかの絨毯の上で、「ネムケスイトール」の後で抱かされた「グッス...
  • J・S・KYONの休息/最終刊f2
      *  *  * 「ふふっ、涼宮さん」 「なっ、なん、ですかぁ朝比奈先生?」 水ソファーの背もたれに体重を預けつーんと横を向いていたハルヒは、 後ろから首に抱き付かれての囁きにどこかうわずった声で言った。 ああ、朝比奈さん(小)ですら強烈なんだからな、 朝比奈さん(大)にあのポジションを取られたら、 肩に伝わる一瞬だけでも正直もう、たまりません。 しかし、ついさっきまでジャージにひっつめ髪とある意味この場の教師に相応しい格好だった筈だが、 いつの間にやら女教師スタイルに早変わりお見事です。 「ふふっ、ご機嫌斜めね涼宮さん」 「ん、んむむっ!!」 さすがに先生相手に無礼を通すのもあれだと思ったのか、 そっちを向いたハルヒの口は、一瞬にして朝比奈さん(大)の舌鋒鋭い侵略により物理的に陥落していた。 「む、むっ、んん、んっ!...
  • J・S・KYONの休息/最終刊e1
      *  *  * 「あー、どうもどうも」 「架空人物たまご」を割った俺に、 そこから現れた四○○月はぺこりと頭を下げた。素直なのはいい事だ。 「早速依頼したいのだが、こういう料理を作って欲しい」 ○葉五○は、俺から渡されたメモを受け取り注視する。 俺よりちょっと年下だが、全体にふくよかな感じに温かみが感じられる。 だが、普段は穏やかで愛嬌があるそのつぶらな瞳からは、今はプロの光が鋭くかいま見える。 「取り敢えず調理場に案内する」 かくして、俺は○葉○月を連れて二階から一階に移動する。 ここは、とある小さな中華料理屋。 ここに至る迄、「タイムベルト」で些か過去に遡った俺は金融関係の髪の毛を片っ端から採取して回り、 「アンケーター」で良心的だが金銭的に苦しい店を聞き出した。 そして、これと決めた店、つまり今いるこの店の店主と...
  • J・S・KYONの休息/最終刊d2
      *  *  * 最初に言っておく。 別に俺は、 二次元ハァハァに二次元命で妙なジャーナリストからなんちゃら認定される様な類の人間では無い筈だ。 例えばSOS団、色々と煩わしいとかアホかこいつとかマジ死にそうとかそういう事もあるにはある。 あり余り過ぎるが、朝比奈さんのお茶は最高だし、 以下十把一絡げで悪いがSOS団の団長様以下との友誼は敢えて言えば悪くはない。 否、魅力的な異性だと言う事を敢えて否定するつもりもない。 ついでに言うと、SOS団やその周辺以外にも異性との友誼を結ぶ付き合いはある。 結論を言ってしまえば、三次元なら構わないだろうと言う事だ。 ロリ云々などと言う話も、実年齢として一コ下と言う程度なら、 法律はおいといて性癖と言う点では問題にはならない筈だ。 PCの下準備を一応終えた俺は、詰め合わせパックを取り出す。 何の詰め合...
  • J・S・KYONの休息/最終刊a1
      *  *  * うっし、でたっ、できたっ。 深夜、家人の寝静まった自宅で、俺は勉強机の前で椅子を軋ませ大きく伸びをする。 「出来た?」 「ああ」 その机の下から、素っ裸のハルヒがぺろりと唇の端を舐めながらのっそりと姿を現す。 「ふーん、相っ変わらず時間かかってるわねー」 机の上のノートをひょいと取り上げ、からかう様にハルヒが言う。 「ああ、初心者のハルヒに合わせてやったからな。なかなか上手になったなハルヒ」 と、偉そうに決めて見るが、性格以外何でも万能超人ハルヒに例外は無い。 今日ここに至るまで、チート道具の数々によって手に入れた実地鍛錬が無ければ、秒、だっただろう。 大体にして、俺の部屋で素っ裸のハルヒが無造作に突っ立ってノートに目を通している図って言うのがだな、 横向きなモンで、重力に従って背中に掛かって僅かに...
  • 唯物教材-最終話
      *  *  * 「はーい、ご飯出来たよーっ」 教室後方にちょこんとお座りした唯の前に、ララがミルクとドッグフードの皿を置く。 昼休みに教室に連れて来られて五校時目、六校時目が授業。 慣れとは恐ろしいものだと思いながら、唯は皿に口を付けていた。 「あー、食べてる食べてる。でも、ホント唯に似てるねー」 横に座り込んだララが、垂れた黒髪を手で分けながら無邪気に言った。 チャイムが鳴る。 猿山が鼻から息を噴射し指をぐにぐに動かしている背後で、 既に机はセッティングされていた。 「んじゃー、立ってみてー」 籾岡里紗の言葉に、唯はのろのろと従った。 「おおっ…」 「ホント、そっくり…」 「大丈夫かっ!?」 沸き上がるどよめきと共に春菜がほーっと呟く様に言い、 後ろの方でバタンと言う音と共にレンが声を上げた。 「...
  • 黒ネギ某一日/最終話
      *  *  * 「あらあら」 「ありゃー、どうしたのアキラ?」 「あー、ちょっと湯あたりしちゃったみたいですねー、僕が来た時にはもうー」 脱衣所に現れた明石裕奈、那波千鶴、朝倉和美、早乙女ハルナ、それにチア三人組の側で、 腰にタオルを巻いた偽ネギが言う。 その前では、体にバスタオルを巻いたアキラが長椅子で寝息を立てていた。 「でも、今日は少ないですねー」 「うん、なんか色々時間合わなくってさー」 その理由が「あらかじめ日記」の記述にある事を知り尽くしている偽ネギの言葉に裕奈が応じる。 「えー、それでは、これからお風呂の皆さんにいいものを持って来ましたー」 「えー、何々ー?」 「あらあら、何かしら♪」 偽ネギが一同に渡したのは、 リストバンドに「ファンクラブ結成バッジ」と「階級ワッペン」を装着した...
  • J・S・KYONの休息/最終章1
      *  *  * 「長門、一人か?」 放課後。既に質問者自身が「予定メモ帳」によって回答を知っている質問に、 文芸部部長長門有希は、部室で定位置で目を通していたハードカバーから顔を上げ、 小さく頷いて返答する。その白磁の様な頬は微かに赤らんでいた。 長門の膝の上でパタンとハードカバーが閉じられ、 その頃には、俺は部室の隅で椅子に掛けた長門の真ん前に突っ立っていた。 しんと静まる部室に「カチャカチャ」と、ある種の想像力逞しい定型として淫靡な金属音が響く。 その想像通り、長門の白い手が俺のベルトの金具を外し、 ズボンとトランクスをズリ下げてちゅぷちゅぷと今後こそ唇から淫らな音を立て始める。 「ん、んむっ、ん…」 喉の奥から漏れる声がなんともなんとも可愛い。苦しげにしかめた顔も、 何と言うか、罪悪感が刺激的とでも言うべきかやっぱりサクッと殺...
  • 地ニ黄色キ満開之上-最終話
    「もしもし、ネギ君?え、極秘に取材受けて欲しい人がいるって?場所は?…」 放課後、偽ネギからの電話を受けた和美が訪れたのは、 郊外型ショッピングセンターの食料品売り場だった。 「えーと、これとこれとー」 「いいとこ持ってくねー」 偽ネギは、和美を引き連れて、割と良質で知られる売り場の肉や野菜をカートの籠に入れていく。 「でもさー、ネギ君」 「はい」 「こんな準備までして、極秘に取材して貰いたい相手って?」 「それはだから極秘です」 にっこり微笑む偽ネギに、和美も苦笑を浮かべる。   *  *  * 「あ、ネギ君?」 夜、自分の部屋で待たされていた和美が携帯で偽ネギからの連絡を受ける。 「え、そこまで来てる?うん、分かった」 和美が電話を切り、そして、程なくチャイムが鳴った。 ...
  • J・S・KYONの休息/最終話
      *  *  * ppp.ppp.ppp 寒っ。 冷え込みやがる。 「キョンくーん、起きてーっ」 体は布団を求めてやまない所だが、 「シャンミー、シャンミー、シャミごっはんだよーっ」 妹と言う名前朝一番の刺客は母親からの命令を忠実に実行して、 必殺布団はぎから転げ落ちたシャミセンを掲げてデタラメな歌と共に去っていく。 せめて、毛布をもって露出面積を可能な限り減少させたい所だ。一分でも二分でも。 ああ、カーテンの隙間からは何か白い雪、なんてロマンチックなもんじゃない氷結が見えてるしな。 しかもだ、まずい事に、 体の冷え込みをより質の悪いものにする異常事態が、こちらの体にも勃発してるらしい。 おいおい、何年ぶりだって。大体そんな余力は残していなかった筈だし、 それに、俺の脳内シアターで何が上映されたらこうなったのやら、さっ...
  • J・S・KYONの休息/最終章3
      *  *  * 「朝倉、涼子?…」 「そうよ、私」 喉はゴクリと動くが首は動かない。 「言うじゃない」 この時点、ここにこの面子、この時点で非常にだな、嫌な予感と言うか、 「やらなくて後悔するよりも、やって後悔したほうがいい、って」 つまりなんだ、この際スラングしか思い浮かばない訳だ。 キタ――――――――――――――――――――――――――――――ッッッッッ!!!!! 俺の靴底は、じりっ、じりっとミリ単位で活路を見出すべく ようやく、俺の首が後ろを向いた。 朝倉は嗤っていた。 「あなたがそう望んだんじゃないの。でしょう?」 いや、まあ、その、なんだ。身に覚えが。 「感謝してるわ。こんな素晴らしい世界を紹介してくれて。だから…」 笑顔が含み笑いに、そして、 「許さないわよ」 「WAWAW...
  • J・S・KYONの休息/最終章2
      *  *  * 「解散っ」 パタン、と長門の手でハードカバーが閉じられ、 それを潮時にネット上をのろのろと波乗りしていたハルヒが本日の団活終了をコールする。 ま、いつも通り、古泉からは換金不能の疑似紙幣を散々に巻き上げた後での事だ。 「キョン」 三々五々帰路に就いていた筈が、気が付くと学校の玄関で声を掛けられていた。 今更ながらけったいなあだ名であるが、 いくら俺の周囲で普遍化していると言っても呼び方にはそれぞれ特徴がある。 「どうした、ハルヒ」 「忘れ物、付き合って」 返答を待つ、なんて習性とは無縁のハルヒの手は、 ぎゅっと俺の手を握ってそのまま校舎内へと力強く引っ張っている。 なんか、デジャヴ、いや、別に約一万回のサブリミナルを掘り起こすまでもなく そのシーンは記憶に焼き付いてるさ。 そして、今なら分かる。この白く柔...
  • ◆uSuCWXdK22さん-3
    ◆uSuCWXdK22さんの投稿作品 ページ3 読み切り 地ニ黄色キ満開之上 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 最終話
  • ◆uSuCWXdK22さん-5
    ◆uSuCWXdK22さんの投稿作品 ページ5 読み切り 唯物教材(「To Loveる」のコラボ作品) 第1話 第2話 第3話 第4話 最終話
  • ◆uSuCWXdK22さん-4
    ◆uSuCWXdK22さんの投稿作品 ページ4 長編小説 黒ネギ某一日(魔法先生ネギま!のコラボ作品) 黒ネギ某一日/第1話 黒ネギ某一日/第2話 黒ネギ某一日/第3話 黒ネギ某一日/第4話 黒ネギ某一日/第5話 黒ネギ某一日/第6話 黒ネギ某一日/第7話 黒ネギ某一日/第8話 黒ネギ某一日/第9話 黒ネギ某一日/第10話 黒ネギ某一日/第11話 黒ネギ某一日/第12話 黒ネギ某一日/第13話 黒ネギ某一日/第14話 黒ネギ某一日/第15話 黒ネギ某一日/第16話 黒ネギ某一日/最終話
  • 名無し[nzXtoArZ]さん
    名無し[nzXtoArZ]さん 痛えなちくしょう・・・ 道路に大の字に寝た状態で俺はそう腹の中で呟く。 まさかいつも通っている道が通行止めになってるとは思わなかった。 バイトでむかつく先輩と揉めて最終的に俺がその先輩をKOしたため ものの見事にバイトを首になり、へこんでいたこともあったが、 気分を晴らすためにチャリを思いっきり飛ばしながら明日からバイト 探ししないととか、手出してきたのはむこうからじゃねえかとか、 考え事しながら走ってたのが悪かったのかもしれない。 まあなんにせよ気づいたときには通行止めのため設置されたバリケードに 突っ込み、見事にそのままの勢いで前に吹っ飛んで、前宙決めながら 背中から地面に落っこちたってとこだろうな・・・多分。 なんにせよいつまでも道路に倒れてるわけにもいかないし、チャリの方も 気になるので俺は背中...
  • 秋森良樹編 第3話-4
    .------------------------------ 秋森良樹編 第三話『美人教師の秘密』(4)  数学の中年教師矢沢が数式を前に説明を、俺はぼんやりと眺めていた。  クラスメートや先輩方の無防備な艶姿を堪能したり、見知らぬ他校の女子に欲望を 吐き出したりしたものの、俺の中にはなにか悶々とした物がたまって、小難しい授業など まるで頭に入ってこない。  犯りてぇ……。  今の気持ちを一言で表すとこうなる。時人たちとの話の中に『時間の止まった女を犯す』 というのがあったが、それは無理だという事が判明している。確かマンガじゃ任意の人間だけの 時間を動かしたままにできたが、部分的に動かすようなことは不可能だ。さっき先輩たちを 脱がした時に試したが無理だった。改造しようと思っても『天才ヘルメット』は『不可能』の 回答を出してきたし……。...
  • 黒ネギ某一日/第13話
    何れ劣らぬ3‐A偽ネギ独断偏見選抜美少女達が、 えへえへらと満ち足りた表情でマシーンの読書モニターに顔面を預け、 ほこほこと湯気を立てながらサドルからバタバタ滴らせてぐんにゃりしている有様を見ながら、 余り知られてはいない事だが机を下げた後の教室の床に青いビニールシートを敷いておいた自らの先見性に 偽ネギはうんうんと満足げに頷く。 なぜ余り知られていないのかと言えば、 この機密事項はつい最近まで作者の脳内にのみ留まり文章として表現される機会を得なかったからである。 つまり、平たく言えば、書き忘れたと言う事ですはいごめんなさい… 「あー、アキラさんにアスナさんがダウンなもんでして、 そーゆー訳で隊長と楓さんちょっとお手伝いお願いしますです」 「依頼か?」 「なんでござるかなネギ坊主?」 「えーと、まずはこちら作業服に着替えて下...
  • 黒ネギぼうず/第19話
    「黒ネギぼうず」です。 では、前回に引き続き、解説から。 映画大長編的ロマンとは無縁のエロパロ実用本位主義の本作について、 数えた訳ではありませんが、 スレ的にはとにかく原作ではどちらかと言うとマイナーでも本作でやけに使われる道具をいくつか。 メモリーディスク 記憶を消去、改ざん捏造し放題のエロ的に便利過ぎる免罪符。 美人女教師ドロドロ3Pやら教室フルキャスト力の限り美少女アヘアヘエロエロタイムやらも あっさりスルーと言う無限ループの誘惑に充ち満ちた都合のいい道具です。 偽ネギは更に一風変わった使い方をした事がありますが、それはまともに説明すると長くなりますので。 フリーサイズぬいぐるみカメラ これで誰かを撮影すると、被写体の抜け殻みたいなぬいぐるみが出て来ます。 そのぬいぐるみを着ると、その人そっくりに変身します。 フリーサイズですので...
  • 裏ドラ 第7話
    …撮影だけってのも暇ね。 最初は私も参加していた。けど、『隠れマント』が邪魔!どうせなら違うの使えば良かったな…。 二人から私は見えないから、裕美子に蹴られるし、唯には足を踏まれるし…。 まっ、写真は取り替えしたし、裕美子の恥体を一粒で二度美味しいって感じに撮れたし…。 唯Side 「はぁん!佐伯さん…そんな…。」 私は裕美子の足をガバッと開くと、秘所に指を入れる。 「うふふっ…原先生って感じやすいんですね?」 私が裕美子の秘所を弄りながら裕美子に囁く。 「んんっ!…はぁ、あっ…は、激しくしないで…」 裕美子が叫ぶ。 「佐伯さん…そんなにされたら、あぅ!…もう…イッちゃう!」 身体を反らせて、絶頂を迎える裕美子。 「原先生。まだまだ、タップリイカせてあげますね。」 私は机の引き出しから何かを取り出すと、イッたばかりの裕...
  • 村人Aさん-第1話
    「ふぁ ぁ・・・」 硬い地面の感触、昨日はあのまま寝ていたらしい そういえばヘンな夢を見た気がする・・・ 確か○EATHNOTEのリンゴフェチな死神だとか・・・ 「・・・・・・」 なんだかダルい・・・動きたくない・・・ どうせ学校に行っても・・・いや学校で寝てるのか・・・ロクな事は無いだろうな・・・ 「痛ッッ・・・」 体中が凝り固まってる・・・こんなカタい地面の上で寝てりゃ当然・・・ 「タイヘンそうだねぇ~・・・」 !! 「あ、どーも、お先に朝食を失礼してるよ」 昨日の『アノ声』・・・ 体の痛みをこらえつつ、はいつくばった姿勢のまま上を見上げるとそこには・・・ ─猫がいた─ もとい、猫のような何かがいた 顔や服の間から見えるのは現実にはまずいないであろうアニメがかったトラ猫 赤い貴族風の...
  • 黒ネギ某一日/第6話
    「………」 教卓の後ろ黒板の前の空間で十時間が経過しても教室のそれ以外の場所では一分しか経過しない様に 「きょうじき」で教卓の後ろの空間の時間調整をした偽ネギは、 「チッポケット二次元カメラ」の写真を取り出してアルミ水筒の湯を垂らす。 写真から現れたのは、十リットル入りのバケツが六つ。黄色白色が一つずつに赤色青色が二つずつ。 赤バケツの中では撮影前に熱湯を足された水が湯気を立て、 青バケツAには白いフェイスタオルが、青バケツBには白いバスタオルがぎっしり詰まっている。 白バケツには500ミリリットルのウーロン茶とミネラルウォーターのペットボトルがそれぞれ三本ずつと 携帯式の洗浄機が一つ。 バケツの中身を確認した所で、偽ネギは改めて六つのバケツを「チッポケット二次元カメラ」で撮影し、 教卓の後ろの空間の時間設定を「きょうじき」で教室全...
  • 黒ネギぼうず/第24話
    「お疲れ様です、千鶴さん」 「あら、ネギ先生」 「今、お帰りですか?」 「ええ、ネギ先生も?」 「僕もです、肉まんでもいかがですか?」 「どうぞ」 「あら、ありがとう」 公園のベンチに誘われた千鶴は、ふわりと席にハンケチを掛けられ、くすっと笑って席に着く。 「はい、どうぞ千鶴さん」 ネギが、千鶴に肉まんと缶入りのお茶を渡す。 「ありがとう。でも、いいのかしら?」 「いいんですよ、僕、千鶴さんとお話したかったんですから」 「私と?」 「ええ、頑張ってる千鶴さんのお話を聞いてみたくなりまして」 偽ネギが、見せかけの紳士面で巧みにペースを掴んでいく。 「いただきまーす」 “…ほわほわむにゅむにゅあったかいでつねー、千鶴さんのももーすぐ…” はむっと肉まんを頬張りながら、偽ネギは邪悪な笑みを浮かべた。 「えーと、今保育園...
  • あいつが来る/本編/第52話
      *  *  * 「この契約書の事、聞かせてもらいましょうか?」 「これは、私の名前?いや、知りません。見た事もない」 「ほお、知らない…いつまでてんご抜かす気ぃや、ああっ!?」 大阪府警某警察署の取調室で、それまで落ち着いた口調で事務的な話をしていた刑事が、 書類の乗った挟み、史郎の目の前で豹変した。 「見た事聞いた事ない委任状から何で自分の筆跡自分の指紋出て来てるんや? 伊西田みたいなモンにに会社の持ち株叩き売ってや、 それでどうしたその代金どこしまいこんだとっととうとうて楽になろうや、なぁ」 「会社の株、鈴木の持ち株をそんな、私がそんなバカな事を…」 刑事の咆哮と共に、ばあんと机が揺れた。 「自分前は会長だか何だか知らんけど警察甘もう見るのも大概にしとけよああっ!」 「い、いや、私は、京都でも検事さんからその様に、しかし、本当に...
  • J・S・KYONの休息/第14話
      *  *  * 「貸し切りチップ」で借り切った営業中のスーパー銭湯の男湯。 「タイムベルト」と「どこでもドア」でそこに移動した俺は、ビニールシートを敷いた床に 「チッポケット二次元カメラ」の写真を乗せ、豊富に用意された湯を垂らす。 そこに現れたのは、数時間後の世界から連れて来た、「グッスリまくら」で熟睡中のハルヒだ。 「ゆめふうりん」を鳴らしてハルヒに素っ裸になる様に指示する。 俺は既にその姿になっている。   *  *  * 最初に言っておく。俺の性癖と言うものは、恐らく至ってノーマルなものであり、 さほど特殊な性癖は持ち合わせていないと思う。 ましてや世間様から後ろ指を指される様な、 冷たい檻に入って社会的に抹殺される様な趣味とは無縁な筈だ。 ただ、綺麗なものは綺麗、可愛いものは可愛い、 そういう俺の感性は平均値からさ程遠くないもの...
  • 静香の贖罪 第四話 タイム風呂敷の悪魔
     静香が重大な過ちに気付いた時には手遅れだった。  のび太は事ある毎にドラえもんの道具を悪用し、調子に乗って失敗してきた男なのである。  そんなのび太が一度味わってしまった、温かい中での解放感を手放すわけが無かった。  最初のうちにもっと厳しく釘を刺しておくべきだったのだ。  月のものが来ないことに気付いた時は、「しまった」と思った静香だったが、  あれこれ考えるうちに、のび太は責任を取ってくれるだろうと思うようになっていた。  あれ以来数ヶ月、コンドームの使用をめぐって多少の言い合いはあったが、  それでものび太のセックスはいつも優しくて、いつでも最高の満足感を与えてくれたのだった。  そんなのび太だから、もう信用しても大丈夫。静香はそう考えていた。  偽名を使って自費診療で確認を済ませた静香は野比家を訪れた。  昔と変わらぬ野比家の外観を、静香は...
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