東方幻想板バトロワごっこ@WiKi内検索 / 「事の発端」で検索した結果

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  • 事の発端
     事の発端は、東風谷早苗が外の世界より持ち込んだ、一冊の新書本だった。  書の名は『バトル・ロワイアル』。二〇〇一年に、太田出版よりR指定で発売された、曰くつきのアクション小説である。  その内容の過激さ故か、はたまた単に面白かったからか―  バトル・ロワイアルは、二〇〇一年の日本で、毀誉褒貶の話題を席巻しながらベストセラーを記録し、  そしていま、ここ幻想郷でも的外れな絶賛を受けながら、ベストセラー記録を更新し続けていた。  *** 「これがバトル・ロワイアルなのか?」  魔が潜む暗い森の奥で、少女の形をした妖怪たちが、何やら怪しげな会話をしている。  妖怪たちの話題は、仲間が持ち込んだ一冊の新書本についてだ。 「そうよ。主催者から『プログラム』という名のデスゲームを強要された少年少女たちが、最後の一人になるまで殺し合うの」  と、言った妖怪がうっとりと両...
  • 大会開催まで
    NO. タイトル 作者 登場人物 00 事の発端 ◆wcZeL85Wks 八坂神奈子、八雲紫、射命丸文、色々
  • ◆wcZeL85Wks
    ◆wcZeL85Wks氏 本編 00 事の発端 01 オープニングセレモニー 10 偽りのフォーク 16平和と恐怖 番外・外 事の始まり アイデンティティー 登場させた人物 2回 八坂神奈子、八雲紫 1回 射命丸文、霧雨魔理沙、東風谷早苗、二ッ岩マミゾウ、古明地さとり、封獣ぬえ、鍵山雛 名前 コメント
  • 八坂神奈子
    ...トル 出来事 00 事の発端 初登場。主催者を引き受ける 01 オープニングセレモニー 参加者全員に挑発を行う 【キャラとの関係(最新話時点)】 キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 八雲紫 共催 あんた あまり信用していない 00 東風谷早苗 主催者と参加者 ??? 大会中は厳しく公平な態度を貫く構え 01 【最終状態】 【座標/場所/日数/時刻】 [状態]: [装備]:??? [道具]:??? [思考]:???
  • 事の始まり
    ...ょくと魔改造したのが事の発端  ことの発端は、東風谷早苗が外の世界より持ち込んだ、一冊の新書本だった。  書の名は、『バトルロワイアル』。大人の都合で殺し合う少年少女たちの極限を描いた、R指定のアクション小説である。  その内容の余りの過激さゆえか、はたまた、ただ単に面白いかったからか。  バトルロワイアルは、二〇〇一年に外の世界で、毀誉褒貶の話題を席巻しながらベストセラーを記録し、  そして今、幻想郷でも、見当違いの絶賛を受けながら、ベストセラー記録を更新しつづけていた。  * * * 「これがバトルロワイアルなのかー」  魔が潜む暗い森の奥で、少女の形をした数匹の妖怪たちが、何やら怪しげに会話をしている。  彼女たちの話題は、いま彼女たちの一匹に貸し出された『バトルロワイアル』についてだ。 「そうさ。生き残りを賭けて、人間たちが最後の一人...
  • オープニングセレモニー
    ...列順) Back 事の発端 Next 始まり場所の応対者
  • アイデンティティー
    偽りのフォークの修正前のバージョン。後の人が繋ぎにくいという事で没になった。 執筆時、エディタを変えたばかりだったので、行の区切り方が一々おかしい 元は霊夢も登場させる予定だったが、紙幅の都合で、そのパートはばっさり削除されている。 早苗と霊夢のどちらがマミゾウなのかを魔理沙に識別させる予定もあったが、その叙述トリックのシーンも全面カットされている(デキガワルカッタンダヨ) 魔理沙の一人称のパートなどはその名残 『アイデンティティー』  気が付くと、東風谷早苗は鬱蒼と生い茂る木立ちの中に立っていた。白みがかった木漏れ日が、腐葉土を薄く照らしている。  早苗は、すぐさま周囲を見回した。近くの大木の下に、おそらくは自分へ支給されたデイパックを発見した。近くに他の参加者の気配がない事を確認してから、デイパックに近寄り、ランダムアイテムに期待を抱しながら、中身を...
  • オールド・グローリー
    冷たい岩肌の感触を受けながら、彼女――ミスティア・ローレライはゆっくりとうつ伏せになっていた自分の体を起こした。 後頭部をさすりながら、身体的な特徴である背中の羽毛を動かしてみて、怪我の有無を確かめる。 オープニングセレモニーで八坂神奈子が拳銃を乱射した時、彼女は逃げ惑う群集の雪崩に押されて躓き倒れてしまった。 そしてそのままの情けない格好で会場に転送されてしまったのである。羽毛は乱れていたが、幸いにも傷はなかった。 「うう、ひどい目にあったわ……。これからもっとひどい事になりそうだけど」 不満を漏らしながら服についた砂利を軽く払うと、ミスティアは視線を右往左往させて辺りの様子を伺った。 太陽を遮る物がなく、眩い朝日に照らされる己の周囲に人影がない事を確認すると、ミスティアは安堵した。いきなり攻撃を受けるような事態は無さそうだったからだ。 幸いにも、すぐ近くに大き...
  • 瑕疵なき要塞陥落す
    ――いつもは生命に溢れ、鳥の囀りや虫の声が絶えなかったであろう自然豊かな道のりも、仮想世界の幻想郷では墓場のように静まり返っている。 河城にとりは、そんな幻想郷の様子に不気味さを覚えながら、緊張した面持ちで川沿いの陸地をひたすら北上していた。 その手に握られているのは支給品のH K Mark23と呼ばれる拳銃で、銃口下部にレーザー・エイミング・モジュールが取り付けられていた。 「……よし、大丈夫」 開けた平原地帯を乗り越え、川沿いの道を歩き出して、はや数十分。 幸いにも他の参加者に見つかる事なく、第一目標の川を発見したにとりは、それを辿って大きな水場を探し求めた。 そして普段から見慣れた感のある坂道を上り詰めていくと、ようやく目的のものを発見した。 「ここは……大蝦蟇の池だね」 草を掻き分けた先に、蓮の葉と花が浮かぶ池の姿を遠景に捉え、半ば確信を持っ...
  • 正体不明の恐怖
    私は何をしてるのだろう。 打倒神奈子様を掲げたはいいものの、早速諦めかけている。 本当に神奈子様を倒すことは出来るのか。 ――・・・! 何か聞こえる。誰かが私を呼んでいる? まさか、そんなわけない。霊夢さんにはあんなことをされて、魔理沙さんは・・・ ――・・・苗! 嘘だ、そんなわけない。そんなわけ・・・ない。 いや?もしかしたら私を・・・ 「早苗!」 ――バーンッ! そして魔法の森に銃声が響いた。 ◇ 「パルスィーまだ逃げるのー?」 「文句あるなら付いて来るな!」 パルスィ達は少し休んだ後また無縁塚から離れるように逃げていた。鬼にいつ追いつかれるか分からないからだ。 とりあえずまずは体制を立て直さないと。逃げてるうちに彼岸花の咲く再思の道を抜け、魔法の森近くまできていたのか鬱蒼とした...
  • 空飛ぶバカと見上げるサボリ魔
     サボりといえば小町。小町といえばサボリ。  そんな小野塚小町であるが、今回バトロワごっこに参加するにあたって、   『仕事休めてラッキー』  などとは露ほどにも思っていなかった。  彼女はサボるのが好きなだけで、仕事がしたくないわけじゃないのだ。  口うるさくも優しい上司。やりがいのある仕事。自主的に息抜きできる職場。  ついでに三途の河は一年365日を通してポカポカの昼寝日和である。  最高だ。文句無し。  だから小町は、このバトロワごっこに参加する事をそれほど喜んではいなかった。  むしろ困っていた。  このバトロワごっこでは、最後まで生き残った勝者に   『願いを一つ叶える権利』  とやらが与えられるらしい。  けれど彼女は、その権利を使って叶えたい願いごとのようなものをついぞ持ち合わせていないのである。 ~~ 小町脳内会議、開...
  • 探し物はなんですか?
    「ここにもいない、こっちの石の下には……やっぱりいない」 私の眼前で緑髪の少女——まあ私と同じ化生の類であるので、年相応の少女であるのかは定かではないが——が、木の皮を剥がしたり、茂みの中に顔を突っ込んだりしている。 その顔には焦燥が浮かんでいる。何かを落としたのかとも思ったが、その割には土を掘り返したり、石をひっくり返したりと失せ物を探しているにしてはありえない箇所を探している。 さて、偶然見かけはしたがどうしたものか。 失せ物探しは得意分野だ。本来ならば協力するのも、やぶさかではない。 問題は私が今置かれている状況が、擬似的な物とはいえ、殺し合いのゲームの駒として呼び出された事だ。 どこぞの迷惑な国津神が厄介な物を広めてくれたせいで開催されたこの遊戯。 妖怪と人間の平等な世界を金科玉条としている我々命蓮寺の面々にとっては、あれを読んだ妖怪の暴走は頭の痛い話だった。...
  • プラグイン/ニュース
    ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) ポケモンBDSP(ダイパリメイク)攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 【ひなこい】最強ひな写ランキング - ひなこい攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) モンハンライズ攻略Wiki|MHRise - AppMedia(アップメディア) サモンズボード攻略wiki - GameWith ノンスタ石...
  • 鈴蘭畑で捕まえた
    「この花々達も一応生きているのね。」 四季のフラワーマスター"風見 幽香"は鈴蘭の花々を見つめそう呟く。 彼女が初めに居た場所は無名の丘。彼女の主な行動拠点の太陽の畑とは正反対の位置で、鈴蘭が群生する小高い丘である。 今でこそただの鈴蘭畑であるが、昔は名無しの幼子を鈴蘭の毒気で安楽死させ間引きにくるような場所でもあった。 実際今も毒気が漂っている。 「バトル・ロワイアル…ね。惜しむらくはごっこ遊びなことだけど精々楽しませて貰うとしましょうか。」 さらっと怖いことを呟く彼女も当然のことだが例の本は読んでいる。 『バトル・ロワイアル』――閉鎖された環境で最後の一人になるまで殺し合う、というもの。 知ったのは花畑にその本が捨てられていたという不本意な理由ではあったが、その内容は彼女に黒い笑みを浮かばせるものだった。 ただ流石に彼...
  • 平和と恐怖
     二人の愉快犯が、私の死神を呼び寄せる。  早く彼らの傍から立ち去りたい。荒い息を地べたに吐き付けながら、蠢動して逃げ道を求める。  だが四方八方どこもかしこも前方の床が途切れていて、その下は断崖絶壁。  助けてくれ、と誰かに哀願しようにも、もはや満足に声も出ない。  ……。  混乱が絶望に転じ、私はわずかばかりの冷静さを取り戻した。  ふと感傷的に大空を仰ぐ。どうしてこんなことに、と嘆いたつもりがワンという鳴き声になる。  本当に、どうしてこんなことになったのだろう。  いまから遡ること数十分前、ゲーム開始時から自分はここに立っていた。  妖怪の山の麓の、森林が開けたところにある物見やぐらの上から、朝焼けのミニ幻想郷を炯々と見下ろしていた。  確かに、あの頃はまだ古明地さとりの本来の姿で、瞳に大志の光を灯していた。  わたしには、己に課した使命がある。今大...
  • もうひと組の霊夢と魔理沙
     この東方バトロワごっこで一番不幸な参加者がいるならそれは自分だろう。  八雲藍は溜息を吐いた。  暗く冷たい――落とし穴の中で。  思えば、このゲームに関わったてから碌なことがない。  そもそも参加の経緯からして、 紫さまに無理やりエントリーを決められてしまったのだ。 主催者推薦枠とやららしいが、人の都合も知らないで困ったものである。 『別に無理に参加しなくてもいいのよ。 推薦枠と言っても、どうせ半分盛り上げ役みたいなものだもの』 という言質を得たので、これ幸いとどうやって断ろうか考えていたら、 どこから聞きつけてきたのか佐渡の古狸が殴りこんできて、 『ふーはははっは。貴様も参加するそうだの八雲藍!  さぁこのバトロワごっこで長きにわたる狸と狐の確執に決着をつけようぞ!』 『いえ、その話でしたら今からお断りしようとしていた所で……...
  • 幻想郷の見届け人
     星の瞬きを消しつつある光は、地上にも平等に降り注ぐ。  真冬の冷たい大気は、夜を朝へと切り替える光によって、徐々にその気温を上げつつあった。  東から立ち昇る日の光へと目を向ける者は多い。夜明けの到来を知らせる日の出には、人間なら誰しも目を向けてしまうものだ。  幻想郷において、太陽に顔を向ける者は人間だけに限らない。それは妖怪であり、幽霊であり、妖精であり、そして花だ。  仮想世界の南東では、昇る太陽に向けて多くの顔が向けられていた。すり鉢上の大地に並んだ大量の顔は、どれも黄色く、大きい。  向日葵だ。  本来ならばこの季節には咲くはずの無い太陽の花は、しかし背を伸ばすようにその花弁を自己主張していた。  どの花も背は高い。たとえ大人でも、その花々の中に隠れることが出来るほどのものだ。  向日葵の咲いていない地面は、自然と花で作られた道となる。自然の迷路ともいえるそれは...
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