「【シドー】」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「【シドー】」(2014/03/07 (金) 17:47:59) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
*概要
[[【ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々】]]の[[【ラスボス】]]。
タイトルにもある「悪霊の神々」の一柱にして、世界を破滅へと導く破壊神である。
名前の由来は「死導」と言われている。
*DQⅡ
[[【ハーゴン】]]の邪教団が崇拝する破壊神。
3人のロトの子孫によって討ち倒されたハーゴンは、今際の際に自らを生け贄として破壊神召喚の儀式を敢行。
[[【ハーゴンの神殿】]]を炎に包みながら降臨した破壊神は、王子たちの前に最強最後の敵として立ちはだかる。
これ以降、「最初からラスボスっぽく語られているヤツはラスボスの手駒」というパターンが確立され、DQの多くの作品でこのパターンが踏襲されている。
Ⅲのバラモスとゾーマ、Ⅵのムドーとデスタムーア、Ⅷのドルマゲスとラプソーンなどが代表的。
戦闘になる瞬間まで完全にその存在を伏せられているが、FC版ではパッケージに大きく描かれている。
ここまで主張の強いラスボスはこの後Ⅵの[[【デスタムーア】]]まで出てこない。
昔、某社が出した攻略本にシドーの情報が掲載されていて旧エニックスがキレた事件があったが、人のこと言えないと思う。
**オリジナル版
HP250、攻撃力255、守備力255。つまり攻守がカンスト状態。
実にFCのゲームらしいステータス設定である。
特にはぐれメタルと同値の守備力255が脅威。
攻撃呪文は全く効かないため、まずはルカナンで守備力を下げないとダメージがほとんど通らない。
しかし、Ⅱの[[【ルカナン】]]は後の作品に比べて異常に貧弱であり、雀の涙程度しか下がってくれない。
ルカナンの命中率も100%ではなく、まず守備力を下げるだけでも一苦労となる。
行動は激しい炎・眠り攻撃・ベホマの3つのみ。
1/2の確率で激しい炎、1/4の確率で眠り攻撃とベホマを使う。
なんとラスボスのくせにベホマでHPを全回復してしまう。
当時はFCの性能上HPを255までにしかできなかったため、その補強策としてベホマを使わせたのだがこれはひどい。
シドーは賢さが最低に設定されており(実に破壊神らしい)、どの行動を選ぶかは完全にランダム。
よって、HPが減ったからといってベホマを優先することはなく、逆にHPが満タンでもベホマを唱えることもある。
戦闘がどのくらい長引くかは、完全にシドーがどの程度ベホマを唱えるかだけにかかっている。
運が良ければ250ダメージ与えるだけで勝てるし、運が悪いと何時間でも続く。
[[【はげしいほのお】]]もかなり強烈。
ダメージは49~91とムラが大きいものの、サマルトリアの王子は多くの場合炎に耐性のある防具がもらえないため、このダメージを軽減なしで直に受けることとなる。
最大HPの1/3~半分以上を一撃で持っていかれてしまうのは非常にキツい。
フバーハなんてものはない上に、FC版Ⅱは防御で炎のダメージを軽減できないため、サマルは常に直火焼きの恐怖に晒される。
正直この戦闘でサマルにできる事はほとんどないので、いっそ殺してしまって回復の手間を省くのも1つの手である。
補助呪文では唯一、マヌーサがたまに効く。
中途半端にダメージを与えてもベホマで回復してしまうので、守備力が下がるまでは[[【ひかりのつるぎ】]]を使いまくり眠り攻撃への対策をしておこう。
やる事がなければ[[【ちからのたて】]]を使い続けていればいい。
こちらの会心の一撃が出ない、グラフィックがデカすぎて王女のMPを隠す(※wii版では文字がグラフィックの上に表示されるので普通に確認可能になった)、
パルプンテでビックリして逃げてもすぐに戻ってくる、などの反則的な能力を持っているのも神たる所以だろうか。
こちらにできる事が少ないため、歴代ラスボスの中でもかなりの強さを誇る。
どうしても倒せないならばこちらも反則的な手を使おう。
[[【水の羽衣重複技】]]でサマルを炎に強くする、[[【はかぶさの剣】]]を作る、[[【もょもと】]]を召喚するなど、できる事は多い。
シドー自身も裏技のタネになっており、条件を満たせば[[【デルコンダルにシドー召喚】]]という意味不明な裏技が楽しめる。
こうした裏技が色々あるのもまた昔のゲームの醍醐味である。
ちなみに、「HPを256以上にできない」という制約は、ハードがファミコンから抜け出るまでスタッフを悩ませ続けた。
Ⅲの[[【ゾーマ】]]はHPを4回数えることで1023という数値を実現しつつ[[【自動回復】]]によりタフさを演出、Ⅳではさらに一芸加わって同じ戦闘で何度も変身する[[【デスピサロ】]]を生み出している。
**リメイク版
体色が緑から青に変更。
また、最大の特徴であったベホマは使わなくなった。
しかし、代わりにHPが1750とケタ違いなことになったので体感的な強さは変わっていない。
むしろ運がよければあっさり倒せてしまうFC版に比べて、確実に強くなっているという説も根強い。
行動は激しい炎・通常攻撃・2回攻撃・スクルト・ルカナンと豊富に。
元から強かった激しい炎の威力が更にアップ、90~110のダメージを与えてくる。
防具はリメイク前より全体的に強化されたものの、耐性面はほとんど強化されなかったため、
サマルか王女のどちらかは相変わらず炎耐性がなく、直火焼きにされてしまう。
今作のサマルは武器の増加とベギラマ・スクルト・ザオリクの強化のお陰でちゃんと使えるヤツなので、死ぬのは惜しい。回復を怠らないこと。
ステータスは攻撃力235、守備力240とほとんど変わっていないため、やはりルカナンを唱えないと何も始まらない。
ルカナンも強化されており、シドーといえども2回唱えれば守備力を0にできる。
また、ルカナン耐性がなくなり100%効くようになったのも嬉しい。
加えて攻撃呪文の耐性がなくなったため、イオナズンやベギラマも100%効く。余裕があればガンガンいこうぜ。
実際には、シドーがルカナンやスクルトを唱えるおかげで掛け直しが忙しく、あまり攻撃呪文を唱える余裕はないのだが。
強さはそのままにかなり正統派なラスボスとして生まれ変わっており、こちらも正面から挑むほかない。
…かと思いきや、実はマヌーサが相変わらず低確率で効く。
このため、SFC版では[[【マヌーサザラキ】]]であっさり倒してしまうことも可能。
相変わらず何かと裏技と縁の深い破壊神であった。
*DQⅨ
[[【大魔王の地図】]]の一種として登場。
Ⅱ本編ではいきなり現れてセリフも全くなかったが、地図のボスは話しかけないと戦闘できないので
「グギャアアアアァァァァッ!!!」というセリフ(?)が追加された。
行動パターンもⅡとは異なっている。詳しくは[[【シドーの地図】]]を参照のこと。
体色はFC時代の緑になっているほか、ベホマを唱える辺り芸が細かい。
*DQMシリーズ
**DQM1、2
[[【ジャミラス】]]×[[【ローズバトラー】]]で生み出すことが可能。覚える特技はひのいき、つめたいいき、ジゴスパーク。
ジャミラスもローズバトラーも配合が面倒なモンスターの筆頭みたいな奴なので、当然コイツを生み出すのにも相当な根気が要る。
が、2ではジャミラスもローズバトラーも野生で普通に手に入るため、いちいち????系や[[【にじくじゃく】]]を作らなくても良くなり、とても作りやすくなった。
2およびPS版1ではシドー×[[【タイタニス】]]で[[【ジェノシドー】]]というモンスターを生み出すことができる。
1では[[【はかいのとびら】]]にてハーゴンを撃破した後、もう一度最深部に行くと戦うことができる。
ここのシドー、何と台詞がある。
台詞は「…………わが……な…は……… はかい……の………か…み…… …シ……ドー…………。われの…… もとめるは……… ハカイ!!」
こいつ…喋るぞ?
今作では流石にベホマは再現されていない。と言うか同じ姿をしているだけの全くの別物。
かがやくいきとしゃくねつ、あとジゴスパークと、見事に全体攻撃しか無い。
全体攻撃ばかりなので、ベホマラー系列の全体回復が無いと苦戦しがちである。
一応、いてつくはどうなどは無いので、フバーハ等でダメージを減らしたりすると戦いやすいかもしれない。
**DQMJ
[[【まおうのつかい】]]×[[【オセアーノン】]]or[[【バッファロン】]]or[[【うごくせきぞう】]]で作れる。
オセアーノン以外は一般配合で作れるので意外に作りやすい。
能力は素早さの伸びが若干悪い以外は順調に伸び、テンションアップの特性を生かせばスカウト役もこなせる。
スキルは[[【HPかいふく】]]でちょっと意外。あるいはベホマを使ったFC版Ⅱへのオマージュかもしれない。
[[【ギガントドラゴン】]]orオセアーノンとの配合で[[【ミルドラース】]]、
[[【しにがみきぞく】]]or[[【デュラハーン】]]or[[【ワイトキング】]]との配合で[[【ゾーマ】]]が作れる。
**DQMJ2
悪魔系Sランクとして登場。Mサイズ(2枠)のモンスター。
残念ながら、ラスボスでSランクなのは彼だけで、手下のハーゴンとも同格扱い。なんてこったい……。
前作と配合パターンが異なり、ハーゴン×うごくせきぞうorオセアーノンorバッファロンで産まれる。
特性は回復のコツ、メガボディ、れんぞく(4回)、ねむり攻撃で、かなり原作に近い挙動をする。
ドルマ系吸収、ザキ・毒・混乱・マインド・麻痺・眠り無効だが、バギ系に弱いので注意。
スキルは前作と同じくHP回復。原作からしてベホマ使いだからしょうがない。
1回行動の2枠なので若干使い辛いが、能力値は全体的に高い。
やはりゾーマの配合素材としても使える。
**DQMJ2P
今回はハーゴン×オセアーノンもしくは魔王の使いと、前2作が混ざったような配合になっている。ゾーマの配合素材になるのも同じ。
特性はメガボディ2回、れんぞく(4回)、回復のコツ、いてつくはどう。
無印と比べるとねむり攻撃がなくなり、いてつくはどうと2回行動が追加された。
しかしステータスが大幅に下がり、賢さ1000はいいとしても攻撃守備が600台と2枠にしてはかなり低い。
素早さに至ってはたったの420しかなく、先手が取れない上に斬撃は外しまくる。
行動回数に差があるとは言え、同じHP回復のコツとれんぞくを持つ[[【ローズダンス】]]と比べると2回りはステータスが低い。
回復のコツも守備が低すぎるので生かせるとは言いがたい。
一応黒い霧をいてつくはどうでかき消しながらかしこさ1000からの呪文は使えるが、攻撃系のブレイクを持っていない上に攻撃力が低いので、他のメガボディ2回のモンスターと比べるとかなり見劣りする。
所持スキルが飛行船で買える「HP回復」なのも相変わらず。
また、ラスボスで唯一ランクがSSではない。
**テリワン3D
種族が???系に変更になったがラスボスの中で唯一のSクラスというポジションは変わらず。
HPが大幅に伸びた以外はほぼJ2Pと同じステータス。
対戦バランスが調整された影響により、回復能力の高い2枠として注目される。
回復のコツからの圧倒的な回復力によって、いくら相手から攻撃を貰っても、
コイツが生き残ってさえいれば即座に建て直しが可能。
素早さが低いので、行動順が最後になりやすく、ターンの最後に蘇生や回復を行いやすい。
さらには2枠なので耐久力も高く、コイツを1ターンで仕留めるには相当に骨が折れる。
公式大会の優勝者も使用し、決勝大会ではシドーの性能をぞんぶんに生かし、見事勝利を収めた。
その余りの再生力から本作においては「再生神」と呼ばれることも。
神話において、破壊神が破壊と同時に再生や創造を司っていることは少なくないのであながち間違ってはいないが…。
配合はJ2Pの組み合わせに加え、相手ががいこつけんしでもできるようになった。
がいこつけんしは位階最上位、魔王の使いはぬしで確実に手に入るのでハーゴンさえ手に入れば楽に作ることはできる。
所持スキルは変わらず「HP回復」。
**イルルカ
「破壊神シドー」に名称変更。ラスボス唯一のSランクは相変わらず。
DQM2で登場していた[[【ジェノシドー】]]が復活、[[【リバイアさま】]]との配合で生み出せるようになった。
*少年ヤンガス
配合限定で、入手方法は[[【ベリアル】]]×[[【アトラス】]]+[[【シドーの魔石】]]。
魔石の入手はさほど困難ではないが、配合に必要な2匹は全モンスター中でも屈指の配合難度を誇り、さらにベリアル配合にはアトラスが必要という極悪仕様。
多くの場合、配合は[[【魔導の宝物庫】]]クリア後となる。
入手が困難なこともあってか、能力値はそこまで高くは無いが、貴重な[[【神速】]]持ちで成長も早い。
はげしいほのおが若干余計になっているのが惜しまれるところ。
尚、配合方法のヒントは攻略本の裏にも描いてある
*DQMBシリーズ
**DQMB
第5章、第6章で魔王の後で戦う大魔王として登場。
また、第7章、第8章でも一定の確率で最後に登場する。
チャレンジモードでは最後に必ずこいつと戦うことになる。
ステータスはHP:5600(2人プレイ:7900) ちから:666 かしこさ:413 みのまもり:179 すばやさ:60。
攻撃力が高く、使用する攻撃もバラエティに富んでいるので対策を立てにくい。
中でも厄介なのは、ダメージはないが混乱の効果がある「はかいしんのさけび」。
混乱させられると弱い攻撃に差し替えられたりなど、思うとおりの行動ができなくなってしまう。
風、爆発、光に弱いが、賢さが高いためかバギ系などの呪文は効果が薄い。
スーパーキラーマシンの300mmキャノン砲やボーンファイターのマルチエレメントソードだと大ダメージが期待できる。
とどめの一撃はスラ・ブラスターや大どくばくだんなどがオススメ。
**DQMBⅡ
第4章「シドー再臨」で再登場。[[【ハーゴン】]]戦の後、もしくはチャレンジモードの2回戦で戦う事になる。
オーブを引っさげて登場した以外に性能はⅠと特に変わらないため割愛。
また、討伐数が30体以上の台では赤い目の真シドーが出現。HPは1人プレイ:6900、2人プレイ:8200。
技の威力が上がり、3種の属性を持つ2回攻撃「じゃしんのいかり」、猛毒の追加効果を持つブレス技「猛毒の瘴気」などより凶悪になっている。
見た目では解り難いが、こいつの「ドルモーア」は雷属性も併せ持っているので注意。
弱点の光・爆発を克服したが、逆に雷が弱点になっており、氷も有効。
通常形態と同様に呪文は効き難いので、呪文以外の属性攻撃を主体に。
とどめの一撃は[[【ジゴデイン】]]。
[[【レジェンドクエストⅡ】]]をSランク以上でクリアすることで、プレイヤーが使うことも可能。
[[【レジェンド6体合体】]]の組み合わせは[[【グレムリン】]]、[[【シルバーデビル】]]、[[【ギガンテス】]]、[[【アークデーモン】]]、[[【アンデッドマン】]]、[[【キースドラゴン】]]。
2~4体目はたぶんロンダルキアの悪魔達で、アンデッドマンはたぶんハーゴンの騎士、と考えれば納得できるが、グレムリンとキースドラゴンが謎。
グレムリンはデフォルトのポーズが似てるからで、キースドラゴンは青い竜だからだろうか?
また、レジェンド大魔王カードを使う事で、簡単に召喚出来る。
----
*概要
[[【ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々】]]の[[【ラスボス】]]。
タイトルにもある「悪霊の神々」の一柱にして、世界を破滅へと導く破壊神である。
名前の由来は「死導」と言われている。
*DQⅡ
[[【ハーゴン】]]の邪教団が崇拝する破壊神。
3人のロトの子孫によって討ち倒されたハーゴンは、今際の際に自らを生け贄として破壊神召喚の儀式を敢行。
[[【ハーゴンの神殿】]]を炎に包みながら降臨した破壊神は、王子たちの前に最強最後の敵として立ちはだかる。
これ以降、「最初からラスボスっぽく語られているヤツはラスボスの手駒」というパターンが確立され、
DQの多くの作品でこのパターンが踏襲されている。
Ⅲのバラモスとゾーマ、Ⅵのムドーとデスタムーア、Ⅷのドルマゲスとラプソーンなどが代表的。
戦闘になる瞬間まで完全にその存在を伏せられているが、FC版ではパッケージに大きく描かれている。
ここまで主張の強いラスボスはこの後Ⅵの[[【デスタムーア】]]まで出てこない。
昔、某社が出した攻略本にシドーの情報が掲載されていて旧エニックスがキレた事件があったが、人のこと言えないと思う。
**オリジナル版
HP250、攻撃力255、守備力255。つまり攻守がカンスト状態。
実にFCのゲームらしいステータス設定である。
特にはぐれメタルと同値の守備力255が脅威。
攻撃呪文は全く効かないため、まずはルカナンで守備力を下げないとダメージがほとんど通らない。
しかし、Ⅱの[[【ルカナン】]]は後の作品に比べて異常に貧弱であり、雀の涙程度しか下がってくれない。
ルカナンの命中率も100%ではなく、まず守備力を下げるだけでも一苦労となる。
行動は激しい炎・眠り攻撃・ベホマの3つのみ。
1/2の確率で激しい炎、1/4の確率で眠り攻撃とベホマを使う。
なんとラスボスのくせにベホマでHPを全回復してしまう。
当時はFCの性能上HPを255までにしかできなかったため、その補強策としてベホマを使わせたのだがこれはひどい。
シドーは賢さが最低に設定されており(実に破壊神らしい)、どの行動を選ぶかは完全にランダム。
よって、HPが減ったからといってベホマを優先することはなく、逆にHPが満タンでもベホマを唱えることもある。
戦闘がどのくらい長引くかは、完全にシドーがどの程度ベホマを唱えるかだけにかかっている。
運が良ければ250ダメージ与えるだけで勝てるし、運が悪いと何時間でも続く。
[[【はげしいほのお】]]もかなり強烈。
ダメージは49~91とムラが大きいものの、サマルトリアの王子は多くの場合炎に耐性のある防具がもらえないため、
このダメージを軽減なしで直に受けることとなる。
最大HPの1/3~半分以上を一撃で持っていかれてしまうのは非常にキツい。
フバーハなんてものはない上に、FC版Ⅱは防御で炎のダメージを軽減できないため、サマルは常に直火焼きの恐怖に晒される。
正直この戦闘でサマルにできる事はほとんどないので、いっそ殺してしまって回復の手間を省くのも1つの手である。
補助呪文では唯一、マヌーサがたまに効く。
中途半端にダメージを与えてもベホマで回復してしまうので、
守備力が下がるまでは[[【ひかりのつるぎ】]]を使いまくり眠り攻撃への対策をしておこう。
やる事がなければ[[【ちからのたて】]]を使い続けていればいい。
こちらの会心の一撃が出ない、グラフィックがデカすぎて王女のMPを隠す
(※wii版では文字がグラフィックの上に表示されるので普通に確認可能になった)、
パルプンテでビックリして逃げてもすぐに戻ってくる、などの反則的な能力を持っているのも神たる所以だろうか。
こちらにできる事が少ないため、歴代ラスボスの中でもかなりの強さを誇る。
どうしても倒せないならばこちらも反則的な手を使おう。
[[【水の羽衣重複技】]]でサマルを炎に強くする、[[【はかぶさの剣】]]を作る、[[【もょもと】]]を召喚するなど、できる事は多い。
シドー自身も裏技のタネになっており、条件を満たせば[[【デルコンダルにシドー召喚】]]という意味不明な裏技が楽しめる。
こうした裏技が色々あるのもまた昔のゲームの醍醐味である。
ちなみに、「HPを256以上にできない」という制約は、ハードがファミコンから抜け出るまでスタッフを悩ませ続けた。
Ⅲの[[【ゾーマ】]]はHPを4回数えることで1023という数値を実現しつつ[[【自動回復】]]によりタフさを演出、
Ⅳではさらに一芸加わって同じ戦闘で何度も変身する[[【デスピサロ】]]を生み出している。
**リメイク版
体色が緑から青に変更。
また、最大の特徴であったベホマは使わなくなった。
しかし、代わりにHPが1750とケタ違いなことになったので体感的な強さは変わっていない。
むしろ運がよければあっさり倒せてしまうFC版に比べて、確実に強くなっているという説も根強い。
行動は激しい炎・通常攻撃・2回攻撃・スクルト・ルカナンと豊富に。
元から強かった激しい炎の威力が更にアップ、90~110のダメージを与えてくる。
防具はリメイク前より全体的に強化されたものの、耐性面はほとんど強化されなかったため、
サマルか王女のどちらかは相変わらず炎耐性がなく、直火焼きにされてしまう。
今作のサマルは武器の増加とベギラマ・スクルト・ザオリクの強化のお陰でちゃんと使えるヤツなので、死ぬのは惜しい。
回復を怠らないこと。
ステータスは攻撃力235、守備力240とほとんど変わっていないため、やはりルカナンを唱えないと何も始まらない。
ルカナンも強化されており、シドーといえども2回唱えれば守備力を0にできる。
また、ルカナン耐性がなくなり100%効くようになったのも嬉しい。
加えて攻撃呪文の耐性がなくなったため、イオナズンやベギラマも100%効く。余裕があればガンガンいこうぜ。
実際には、シドーがルカナンやスクルトを唱えるおかげで掛け直しが忙しく、あまり攻撃呪文を唱える余裕はないのだが。
強さはそのままにかなり正統派なラスボスとして生まれ変わっており、こちらも正面から挑むほかない。
…かと思いきや、実はマヌーサが相変わらず低確率で効く。
このため、SFC版では[[【マヌーサザラキ】]]であっさり倒してしまうことも可能。
相変わらず何かと裏技と縁の深い破壊神であった。
*DQⅨ
[[【大魔王の地図】]]の一種として登場。
Ⅱ本編ではいきなり現れてセリフも全くなかったが、地図のボスは話しかけないと戦闘できないので
「グギャアアアアァァァァッ!!!」というセリフ(?)が追加された。
行動パターンもⅡとは異なっている。詳しくは[[【シドーの地図】]]を参照のこと。
体色はFC時代の緑になっているほか、ベホマを唱える辺り芸が細かい。
*DQMシリーズ
**DQM1、2
[[【ジャミラス】]]×[[【ローズバトラー】]]で生み出すことが可能。覚える特技はひのいき、つめたいいき、ジゴスパーク。
ジャミラスもローズバトラーも配合が面倒なモンスターの筆頭みたいな奴なので、当然コイツを生み出すのにも相当な根気が要る。
が、2ではジャミラスもローズバトラーも野生で普通に手に入るため、
いちいち????系や[[【にじくじゃく】]]を作らなくても良くなり、とても作りやすくなった。
2およびPS版1ではシドー×[[【タイタニス】]]で[[【ジェノシドー】]]というモンスターを生み出すことができる。
1では[[【はかいのとびら】]]にてハーゴンを撃破した後、もう一度最深部に行くと戦うことができる。
ここのシドー、何と台詞がある。
台詞は「…………わが……な…は……… はかい……の………か…み…… …シ……ドー…………。われの…… もとめるは……… ハカイ!!」
こいつ…喋るぞ?
今作では流石にベホマは再現されていない。と言うか同じ姿をしているだけの全くの別物。
かがやくいきとしゃくねつ、あとジゴスパークと、見事に全体攻撃しか無い。
全体攻撃ばかりなので、ベホマラー系列の全体回復が無いと苦戦しがちである。
一応、いてつくはどうなどは無いので、フバーハ等でダメージを減らしたりすると戦いやすいかもしれない。
**DQMJ
[[【まおうのつかい】]]×[[【オセアーノン】]]or[[【バッファロン】]]or[[【うごくせきぞう】]]で作れる。
オセアーノン以外は一般配合で作れるので意外に作りやすい。
能力は素早さの伸びが若干悪い以外は順調に伸び、テンションアップの特性を生かせばスカウト役もこなせる。
スキルは[[【HPかいふく】]]でちょっと意外。あるいはベホマを使ったFC版Ⅱへのオマージュかもしれない。
[[【ギガントドラゴン】]]orオセアーノンとの配合で[[【ミルドラース】]]、
[[【しにがみきぞく】]]or[[【デュラハーン】]]or[[【ワイトキング】]]との配合で[[【ゾーマ】]]が作れる。
**DQMJ2
悪魔系Sランクとして登場。Mサイズ(2枠)のモンスター。
残念ながら、ラスボスでSランクなのは彼だけで、手下のハーゴンとも同格扱い。なんてこったい……。
前作と配合パターンが異なり、ハーゴン×うごくせきぞうorオセアーノンorバッファロンで産まれる。
特性は回復のコツ、メガボディ、れんぞく(4回)、ねむり攻撃で、かなり原作に近い挙動をする。
ドルマ系吸収、ザキ・毒・混乱・マインド・麻痺・眠り無効だが、バギ系に弱いので注意。
スキルは前作と同じくHP回復。原作からしてベホマ使いだからしょうがない。
1回行動の2枠なので若干使い辛いが、能力値は全体的に高い。
やはりゾーマの配合素材としても使える。
**DQMJ2P
今回はハーゴン×オセアーノンもしくは魔王の使いと、前2作が混ざったような配合になっている。ゾーマの配合素材になるのも同じ。
特性はメガボディ2回、れんぞく(4回)、回復のコツ、いてつくはどう。
無印と比べるとねむり攻撃がなくなり、いてつくはどうと2回行動が追加された。
しかしステータスが大幅に下がり、賢さ1000はいいとしても攻撃守備が600台と2枠にしてはかなり低い。
素早さに至ってはたったの420しかなく、先手が取れない上に斬撃は外しまくる。
行動回数に差があるとは言え、同じHP回復のコツとれんぞくを持つ[[【ローズダンス】]]と比べると2回りはステータスが低い。
回復のコツも守備が低すぎるので生かせるとは言いがたい。
一応黒い霧をいてつくはどうでかき消しながらかしこさ1000からの呪文は使えるが、
攻撃系のブレイクを持っていない上に攻撃力が低いので、他のメガボディ2回のモンスターと比べるとかなり見劣りする。
所持スキルが飛行船で買える「HP回復」なのも相変わらず。
また、ラスボスで唯一ランクがSSではない。
**テリワン3D
種族が???系に変更になったがラスボスの中で唯一のSクラスというポジションは変わらず。
HPが大幅に伸びた以外はほぼJ2Pと同じステータス。
対戦バランスが調整された影響により、回復能力の高い2枠として注目される。
回復のコツからの圧倒的な回復力によって、いくら相手から攻撃を貰っても、
コイツが生き残ってさえいれば即座に建て直しが可能。
素早さが低いので、行動順が最後になりやすく、ターンの最後に蘇生や回復を行いやすい。
さらには2枠なので耐久力も高く、コイツを1ターンで仕留めるには相当に骨が折れる。
公式大会の優勝者も使用し、決勝大会ではシドーの性能をぞんぶんに生かし、見事勝利を収めた。
その余りの再生力から本作においては「再生神」と呼ばれることも。
神話において、破壊神が破壊と同時に再生や創造を司っていることは少なくないのであながち間違ってはいないが…。
配合はJ2Pの組み合わせに加え、相手ががいこつけんしでもできるようになった。
がいこつけんしは位階最上位、魔王の使いはぬしで確実に手に入るのでハーゴンさえ手に入れば楽に作ることはできる。
所持スキルは変わらず「HP回復」。
**イルルカ
「破壊神シドー」に名称変更。ラスボス唯一のSランクは相変わらず。
DQM2で登場していた[[【ジェノシドー】]]が復活、[[【リバイアさま】]]との配合で生み出せるようになった。
*少年ヤンガス
配合限定で、入手方法は[[【ベリアル】]]×[[【アトラス】]]+[[【シドーの魔石】]]。
魔石の入手はさほど困難ではないが、配合に必要な2匹は全モンスター中でも屈指の配合難度を誇り、
さらにベリアルの配合にはアトラスが必要という極悪仕様。
多くの場合、配合は[[【魔導の宝物庫】]]クリア後となる。
入手が困難なこともあってか、能力値はそこまで高くは無いが、貴重な[[【神速】]]持ちで成長も早い。
はげしいほのおが若干余計になっているのが惜しまれるところ。
尚、配合方法のヒントは攻略本の裏にも描いてある。
*DQMBシリーズ
**DQMB
第5章、第6章で魔王の後で戦う大魔王として登場。
また、第7章、第8章でも一定の確率で最後に登場する。
チャレンジモードでは最後に必ずこいつと戦うことになる。
ステータスはHP:5600(2人プレイ:7900) ちから:666 かしこさ:413 みのまもり:179 すばやさ:60。
攻撃力が高く、使用する攻撃もバラエティに富んでいるので対策を立てにくい。
中でも厄介なのは、ダメージはないが混乱の効果がある「はかいしんのさけび」。
混乱させられると弱い攻撃に差し替えられたりなど、思うとおりの行動ができなくなってしまう。
風、爆発、光に弱いが、賢さが高いためかバギ系などの呪文は効果が薄い。
スーパーキラーマシンの300mmキャノン砲やボーンファイターのマルチエレメントソードだと大ダメージが期待できる。
とどめの一撃はスラ・ブラスターや大どくばくだんなどがオススメ。
**DQMBⅡ
第4章「シドー再臨」で再登場。[[【ハーゴン】]]戦の後、もしくはチャレンジモードの2回戦で戦う事になる。
オーブを引っさげて登場した以外に性能はⅠと特に変わらないため割愛。
また、討伐数が30体以上の台では赤い目の真シドーが出現。HPは1人プレイ:6900、2人プレイ:8200。
技の威力が上がり、3種の属性を持つ2回攻撃「じゃしんのいかり」、
猛毒の追加効果を持つブレス技「猛毒の瘴気」などより凶悪になっている。
見た目では解り難いが、こいつの「ドルモーア」は雷属性も併せ持っているので注意。
弱点の光・爆発を克服したが、逆に雷が弱点になっており、氷も有効。
通常形態と同様に呪文は効き難いので、呪文以外の属性攻撃を主体に。
とどめの一撃は[[【ジゴデイン】]]。
[[【レジェンドクエストⅡ】]]をSランク以上でクリアすることで、プレイヤーが使うことも可能。
[[【レジェンド6体合体】]]の組み合わせは[[【グレムリン】]]、[[【シルバーデビル】]]、[[【ギガンテス】]]、[[【アークデーモン】]]、[[【アンデッドマン】]]、[[【キースドラゴン】]]。
2~4体目はたぶんロンダルキアの悪魔達で、アンデッドマンはたぶんハーゴンの騎士と
考えれば納得できるが、グレムリンとキースドラゴンが謎。
グレムリンはデフォルトのポーズが似てるからで、キースドラゴンは青い竜だからだろうか?
また、レジェンド大魔王カードを使う事で、簡単に召喚出来る。
----