
大魔女グランディーヌの力により、死亡したマグマゴレムが強化再生を遂げた姿。全身が燃え盛る炎のように赤くなり、棍棒でビクトリーロボのブレイバーソードを叩き折るほどのパワーを発揮する。また目から光線を発射し、姿を現す直前に倒されたばかりの火炎サイマ獣ヘルゲロス死霊体の亡骸を、ゴレムサイマ獣へと強化再生させた。大量に蓄えたマグマのパワーを発揮し、ゴレムヘルゲロスとタッグを組んで一度はビクトリーロボを敗北に追い込んだが、ゴーライナーが連結合体したグランドライナーには圧倒され、グランドファイヤーを受け再び爆散。しかし、この時複数の破片が地上の各所へと散らばり、これが後にゴレムカードへと変化する事となる。後に第28話でも、訓練シミュレーターの映像という形で登場。あくまでシミュレーション用に作られたものだが、協調性のないライナーボーイがチームワークを乱したため苦戦する事になった。
データ
| 種族 | サイマ獣 |
| 所属 | 災魔一族 |
| 属性 | 地 |
| カード所有者 | 獣男爵コボルダ |
| CV | 前原実 |
|BGCOLOR(#aaa):初登場作品|救急戦隊ゴーゴーファイブ 第11話「灼熱の2大災魔獣」(1999年5月
2日放送)|
2日放送)|
ドラゴニュートの人形劇では…
余談
- デザインは下條美治が担当。制作サイドから特に具体的な注文がなかった事もあり、「溶岩の巨人」という要素をストレートに表現した一体となっている。また強化マグマゴレムについては下條の手によるものではなく、単純なリペイントという事で現場での処理となったのではと述懐している。
- 一話限りの戦隊怪人としては珍しく、日本国内で完成品の玩具が販売された一体でもあり、放送当時発売されたアクションフィギュア「レスキューバトラーシリーズ」には強化後の赤い姿でラインナップされている。発売時期から考えると同シリーズの販促を兼ねての作中への登場とも考えられる。『パワーレンジャー』シリーズとしての海外販促を念頭においてか、所謂アメトイによく見られるスプリングギミックが内蔵されているのも特徴で、実際に翌年の『パワーレンジャー・ライトスピード・レスキュー』放送時にもほぼそのままの仕様で海外でも発売されている。また付属品として本編に登場した棍棒にに加え、本作オリジナルアイテムとの大剣が付属している。
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