*プレドニゾン **概要 steroid薬。副腎皮質ホルモン-糖質コルチコイド(glucocorticoid)の合成薬。 **効果効能 免疫を抑制し、炎症を抑える。言い換えれば、免疫が抑制されるため、感染症に弱くなる。 副作用としては、glucocorticoid全般にいえることだが、タンパク質を分解して糖質に変換するため、血糖値が上昇する。 短期的な副作用としては、不眠症や躁、鬱などの精神症状、長期的な副作用としては、クッシング症候群、骨粗鬆症、白内障などがある。また、内臓への影響としては、タール便(消化管出血が原因)、下痢などがみられる。 **薬物動態・作用機序 肝臓で代謝され、prednisoloneとなり作用するプロドラッグ。