代々能力者を排してきた朝倉家の元当主であり、元UGN那珂沢支部の支部長。3年前に謎の失踪をとげた朝倉 桐也の父親。行方は未だにつかめておらず要因も不明。一族の慣例にしたがわず一般人の女性を妻に迎えており、一族の中に彼のこと、ひいてはその息子である桐也のことを快く思わない人間も居るのではないかと思われる。
結局のところヤギリのシステムに巻き込まれる形で現在、八部衆の一席に片足を突っ込みかけている状況。3年前の失踪もこれが原因であり、どこを探してもこの世界に存在してなかったものは探しようがないという。チェルシー・バーネットのちょっかいもあってヤギリの支配からは逃れることが出来ているため、元凶であるシステムの基盤、すなわちヤギリの存在を証明し覚えてしまっている朝倉の血統そのものを抹消することを目的に動いていた。
強力なオーヴァードではあるのだが、化物連中と渡り合えるほどではない。手段を選ばず状況を整え相手に不利を付けることで勝利を手繰り寄せるタイプ、一言でいうと汚いw どのみち現状の勢力状況では当の桐也を殺傷することが不可能、と判断したこともあるだろうがひとまず桐也の差配に任せ、自分は再びどこかへ去っていった。