今日はまだお昼なのに鐘条に起こされる。そういえば本家のお世話になりに行く初日。 ジャージに着替えようとしたら鐘条がすでに服を用意していた。人前に出る服がないというわけにはいかないらしい。ジャージが楽でいいのに。
係の人さんの案内で支部を見て回る。静かな書店は労働量も適度で良さそうです。桐也くんが居ないのが
気になったので聞いてみると学校に行っているとのこと。学校…そういうのもあるのでしたね。
男の方は大変ですね。昼間から勉学に励む辺りに本家の可能性を感じます。ここでの私の
なにせ、桐也くんの若さを受け止め、激励できる人生経験豊富なジーンさんや、 場を引き締めてくれる橘さんをはじめ、皆さんが凄く頑張って運営していますし。 今回は少し残念な結末でしたけど、それはそれ。
お酒のおいしい店もあったことだし、今度怒られたら逃げ込もう♪ また仕事終わったら鐘条がお小遣いくれるよね。
……次の仕事を待機する仕事っていつ終わるんだろう。
引っ越しに伴う自宅警備と聞いて。
作戦会議にでると、葵さんがなんか渋い目でこっちをみているのが気になったですよ。作法は完璧にしていたつもりなのにですよ。 話が難しいので来客が来たらしいのにこれ幸いと応対に向かいましたよ。 以前防衛隊にお邪魔したときにお世話になったことのあるキシュウさんでしたよ。 支部の方に用事らしいので、葵さんに話を持っていくと、最近不穏なことが起きそうなので防衛隊の方で周りの方の警戒をしているが そちらでも気をつけるようにとかそんな話だったような話をキシュウさんがしていたような感じですよ。 警備の協力の申し出を一蹴する葵さん大変パネェです。ジャージで来客に応対するなと注意されたですよ。
そんなこんなで色々な人の動向を調べると、神代グループの方では四回の襲撃を計画しているだの、神代から武器を貰ったギルドの人が極道さん達への カチコミを計画しているだのあって、この町はこんなにも怖い人で溢れていたんだと愕然としたですよ。 色々話を聞いても動じないジーンさん大変パネェですよ。
色々あってギルドの末端の暴れん坊さん達の事を聞いて、動かないように説得しにいったら見るからに 黒幕秘書って感じのオーラが出ている人に襲われたですよ。 薫ちゃん(年下だとようやく気が付いた)がずっと矢面に立ってくれて、ジーンさんが黒幕秘書って感じのオーラが出ている人に 超特大の一撃を見舞ったおかげでどうにかなったですよ。 遠方の射撃役に張り付いた後の復帰が遅れてしまったのは私の反省点ですよ。
こうしてる間にほぼ一対一でFHエージェントを追い返した葵さん大変パネェです。 ご機嫌取りにちゃんとした服装について教わりにいったのですが……色々あって葵さんテンションおかしいですよ。 よく分からないですけど謝るときは率直にするのが一番被害が少ないですよ。結局皆さんに服は選んで貰ったので大事にするですよ。 しかしあの場で茜ちゃんに洋服を見立てられて戸惑う葵さん大変パネェですよ。
労働の後の布団の気持ちよさも大変パネェですよ。なんか負けた気がするおかげで私のテンションも大変パネェですよ。
最近は落ち着いていて仕事が無くて楽だ、そう思っていた時期が私にもありました。 昼間にはみんなが学校に行っていて暇なので学校に行きたいなぁと思ったのが間違いでした。 鐘条には、学校の、家庭科部の顧問(非常勤)とか剣道部の臨時講師とかそう言ったものを期待して頼んだのに。
…食堂のおばちゃんがかくも大変なものだったとは。
さておき、学校を中心に二キロくらいの範囲で目撃された、2m超の獣を追うのが今回の 仕事でした。色々調べていくと、、メンインブラックだったり、なにやらよくわからないものであったり、様々な目撃例が 出てきており、その目撃された時間帯にはまばらなレネゲイドの様な気配が漂っている様子。
これは幻覚などの類のものではないかと本部に報告を入れた直後、……思い出すのも悲しいのでやめよう。置いてかれるって悲しいよね。 高壱くんが昔離ればなれになってしまったという、笠間 ユイちゃん(FHのエージェントだった)に遭遇したとの話や、その ユイちゃんが今はまだ那珂沢にいるはずはないとの情報から、そちらもその幻覚の類の疑いが。
色々あって、泗水館高校の地下にある古い石碑が、レネゲイドビーイング絡みのものであるとの情報を得て調査しに行くところを鬼畜さん、ジェラートくん、ユイちゃんのグループと遭遇。 調査しに行くものがしに行くものなだけに今回は争わない方針で行くことに。石碑が内側から破壊されたような跡を見つけたところでレネゲイドの気配の濃い獣の群体が出現したので排除して、調査をして仕事は終了。
最近体がだるい。……病気に…………違いない。五月病……とか……いう。早……急…に……治………療し……ない…………と…………。かゆ……うま………
以下日記には記述していない個人メモ
調べ物の後の心地よい時間を認めてしまってはいけない気がする。だめだ、人としてではなく私としてダメだ。結果、無いことが判ったってだけだしね。そんな時に謎の黒い外套のおねーさんが、これ以上踏み込むと色々めんどくさいことになると警告を。この人自身もめんどくさい人かと思ったら話せば話せる人で、故にめんどくさい物に縛られてる人なんだろうということは想像付くのだけど。まぁそんなことはさておき、働かない私を肯定してくれた数少ないお人。
そんなこんなで初仕事の完遂に水を差してくれた嫌な人との全面対決へ。攻め込む前の情報収集で桐也くんの夢見が悪いことと謎の黒い影の話を聞いて、自分に思うことがあったのもあって情報のありそうな場所を調べてみる。踏み込めるべき場所を調べたのであって、まだ踏み込んだ訳じゃないから大丈夫だよね、と今はいない謎の黒い外套のおねーさんに言い訳を唱えながら桐也くん達に伝える。……このまま放置したら自分の責任を擦り付けて踏み込ませてるだけな部分があるなとは思う。ここまでお膳立てをしてしまったら踏み込まないわけには行けないのかな。謎の黒い外套のおねーさん、早速守れそうにありません。
いろいろあって反則的な強さの嫌な人を撃破後、イオ様の超人的な能力でビル崩壊をどうにかして仕事は終了。そろそろ学食に復帰、かな。あぁ五月病が。
色々後ろめたい?のもあって謎の黒い外套のおねーさんと話したかったのもあって露骨に呼んでみたら来てくれて良かった。あれで来なかったら私がただの危ない人だ。鐘条に聴かれてたらと思うとちょっと怖いね。相当おねーさんに気を許してるらしい。残念ながら今後一緒にお茶、というわけにはいかなそうだけど、踏み込まずにはいられないかも知れないことを伝えることができて肩の荷が下りた感じ。ようやく自己紹介もできたし。
鬼畜さんと多いに関係ありそうな名前だし、そもそも通り名のマスターブレイズがいっしょだし、それでいて他にマスターブレイズがいるのを知らなそうだし色々謎はあるけど、やっぱり
復帰した職場に忙殺されつつも、支部の仕事の方を少しずつ進める。……人体実験か。色々入っていた情報とか実験体の話とか聴いて思うことはあるし、最近の桐也くんの悪夢の話もあるし、朝倉家の方を調べないわけにはいかないなぁと思いつつ、支部内で要望のあったレネゲイドのコントロールを補助する防具の仕入れ手続きを済ませておく。アルティメット服?あぁ、アルティメイド服の誤植ね。倉庫の方への納入手続き完了。
そんななか今回もおねーさんに遭遇。鬼畜さんの事を訊ねられる。鬼畜さんの事を気にかけているのが痛いほど伝わってきたのでそのように努力することにする。鬼畜さん達は鬼畜だけど嫌いじゃないし。
今回の仕事自体は逃走した人体実験をしていた、UGNと朝倉家関連の研究員の確保。任務自体は無事成功。途中でおねーさんと事を構える事にもなったけど。桐也くんが須永さんを引き渡さなくて良かった。
10年前に犯した罪についての処遇を問うていたわけだけれども、どうしても自分にとっての暴走と重ね合わせてしまい、須永さんには早く成果をだして罪を償っている実感を得ていって欲しいと思う。本質としては違うのかもしれないけど。
鐘条が久しぶりに呼びに来たので何かと思ったら順二さんから話がとのこと。……て順二さん? 下手な事すると葵さんに怒られるし、着替えないとと言ったら鐘条がえらく感動していた。 順二さん自体も一瞬面食らってた様子。むぅ、だからジャージでいたいんだ。
ともかくUGNの動きが不穏なので支部長、桐也くんを守って欲しいとのこと。 まぁ現状支部内で朝倉にもUGNにも寄りすぎておらず動きやすいし頼みやすいのが 私だけというのはわかるしね。こうしてみると弟といくらも変わらないような子が 支部長やってるんだよね。無理しているのを抑えて。ともかく調べたいものを軽く 後回しにして色んな所の動きを探る事にする。
と思ったらさっそくUGNが動いていたらしく、ヤギリ化してしまうとあぶないので 桐也くんの支部長職を解き、UGNの方で身柄を確保し保護したいとアクシズの方で言ってきた模様。 情報の出所が気になる。とりあえずあちらの言い分が妥当であるかの判断すらできる材料が ないのに失職+身柄引き渡しには賛同できないと意見しつつこの場はそうならなくても良いように 努力する方向で収まる。なんか当事者が置き去りな気はするしね。
この会議のあとで嘉納さんと併せて葵さんに呼ばれる。というのも、ヤギリ化のシステムを止める方法は 桐也くんを殺すしかないと宗一郎さん達が言っていたから協力してとのこと。朝倉の事は覚悟した朝倉の 内だけで片づける、そりゃあなたは覚悟してる人ですから結構ですけど、そうやってどこまで朝倉と 判断されるかわからないのに……等と色々ぶちまけてしまった。横で冷静に諭している嘉納さんが 頼もしく見えたなぁ。
ともあれ様々な組織がどう動こうとしているのかある程度掴まないと話にならないのでその手の筋で話を 聴いたところ宗一郎さんが動いている……?結構な組織と接触を取ってるとなると、本気でしょうね。
早速桐也くんは防衛隊に襲われるし、アクシズも過激派と穏健派で別々に動いてるようだし、順二さんと 高田組は止めようと動いてくれてるみたいだけど……、極力桐也くん周辺から離れている時間を減らしておかないと危ない。
色々あってアクシズの人達と、キシュウさん率いる防衛隊の人達が攻めてきて、桐也くんの事だけでなく、嘉納さんにも ファルスハーツ疑惑があるとか言われた。情報源を問いただしても教えてくれなかったけど、宗一郎さんだろうなぁ。 大人げない。まぁ、例えファルスハーツであろうと、今のところ嘉納さん自身が余所に利益を誘導しているように見える 要素がないし、感情論と大人の論理の中間に位置していてくれるあたり、子供ばかりの支部には必要な人間。 危険じゃない人間も多くいるのだし組織差別よくない。
アクシズの人を倒し、その人を狙ってきたジェラートくんを桐也くんが説得し、また、 キシュウさんには退いてもらい、この場を片づけると、焦げ付いてボロボロになった服を纏った宗一郎 さんが現れる。私たちは絶望してませんから。みんなでそう告げ、去っていく宗一郎さんに、缶紅茶を 渡し、チェルシーさんに渡すように頼む。どういう顛末か聴かれ答えたら唖然としていたことは記憶から 消しておこう。さておき、チェルシーさん側の二代目の鬼畜さんは再び話せるようになる事をあきらめてない とのこと。となると、私もお茶会をあきらめてはいけませんね。
ということで、鬼畜さんに会い、色々話す。チェルシーさんに似ている、と言われた事に