四人の姉がいるなかの一人男という家庭に生まれた為に割と女性恐怖症。わりとショタっぽい外見なためによくいじられたり着せ替え人形にされたりしたことが原因。 でも性格はちゃんと男の子してます。根は優しいけど反抗期、少々中二病風味、そんなところをツンデレと揶揄されて怒り出す所をまたからかわれる、そんな奴。
設定の意図としては以前やっていたメガテンキャンペーンの自PC(MLに私が流したメールの署名欄のおえびから辿れます)の別の可能性というものがあります。
一年前に一人で出歩いているところをジャームに襲われて瀕死になったところを何者かに助けられた(世界樹の葉など?)事によりオーヴァードに覚醒、UGNに回収されて 以後は霧谷雄吾にレネゲイドの基礎を教わる。顔も分からないが自分を助けてくれた人のようなオーヴァードになりたいと思い、エージェントになる為に日常への復帰はせずに訓練を受けている。
| 肉体 | 感覚 | 精神 | 社会 |
| 3 | 2 | 5 | 2 |
| 最大HP | 行動値 | 常備化 | 基本侵食率 |
| 31 | 24 | 6 | 36 |
| 技能名 | レベル |
| 知覚 | 3 |
| 意志 | 1 |
| RC | 11 |
| 調達 | 1 |
| 情報/噂話 | 1 |
| ロイス名 | 関係 | 感情(P) | 感情(N) | 備考 |
| 謎のオーヴァード | 命の恩人 | ■憧憬 | □劣等感 | 自分を救い出してくれたあの人のように強くなりたい |
| 竹内 みな | 委員長 | ■尽力 | □不安 | 日常を失った彼女の理解者になりたい、彼女のためにできることをしたい? |
| No | エフェクト名 | Lv | タイミング | 技能 | 難易度 | 対象 | 射程 | 侵食値 | 制限 | 備考 |
| 1 | CR:サラマンダー | 2 | 2 | |||||||
| 2 | 火の檻 | 1 | マイナー | 1 | ラウンド中自分のいるエンゲージを任意に封鎖 | |||||
| 3 | クロスバースト | 3 | シンドローム | - | - | 4 | 80% | この判定に-2個 | ||
| 4 | 先手必勝 | 5 | 行動値+Lv*3、基本侵食値+4 | |||||||
| 5 | 焦熱の弾丸 | 1 | RC | - | 視界 | 1 | ||||
| 6 | スタートダッシュ | 1 | セットアップ | - | 3 | セットアップに移動。Lv回使用可能 | ||||
| 7 | 炎の加護 | 2 | マイナー | 2 | メインプロセスのサラマンダーエフェクトのダイス+Lv | |||||
| 8 | サイレンの魔女 | 1 | メジャー | RC | シーン(選択) | 視界 | 5 | CRと組まない、装甲点無視のシーン攻撃 |
| 名称 | 種別 | 使用技能 | 命中修正 | 攻撃力 | ガード値 | 射程 | 常備化点 | 備考 |
| 名称 | 種別 | 常備化点 | 備考 |
| ウェポンケース | その他 | 1 | アルティメイド服用 |
雄吾の下でエージェントとしての訓練を積んで那珂沢に帰ってきた。支部のお姉さんと合流して支部に案内して貰う。姉たちと違ってなかなか話しやすかったけど油断してはいけない。何せ相手は年上の女。 いついじられてもおかしくない。……思わず反応がうわずってしまった。笑われてないだろうか、恥ずかしい。
支部に着いたら着いたでスタッフを眺めてみるとみんな強そうだ。特にジーンさんからは弱きを助けることに燃える騎士の精神を感じる。
……しかし、支部のお姉さん方がみんな強そうでちょっと苦手。
温和そうなお姉さんさんからは、千明ちゃんと呼ばれるし。俺は男だからちゃんはやめろと言っても変わらない。この流れはよくない。いじられる予感を感じる。
ともあれ、とらわれのお姫様を救出するという初任務は、あこがれてた背中に追いつくための初任務にはふさわしい仕事でしっかりこなしたかった。 途中までは上手く行ったのだが、協力者でもあったファルスハーツのマスターブレイズ達とお姫様をどちらが預かるか決める戦いで ほとんど役に立つことができなかった。同じ炎の能力者を前に俺は無力だった。俺が強ければあそこでみんなであきらめなくても良かったはずなんだ。 あの人達がお姫様を悪いようにするとは思えないが、いざというときに誰かを救える力が俺にはまだ足りない。強くなりたい。
こんなことで強くなりたいのを周りの人に話すのも恥ずかしいので、日本を守る仕事をしているキシュウさんに相談したら不思議とすっきりした。目指してた目標を目指す方向にぶれはない。 訓練施設も使わせてもらえることになったので、ここでがんばって、見違えるようになって早くみんなの助けになりたい。
俺には力が足りない。キシュウさんのところでトレーニングはしているが。未だに思うように力を制御できない。ということもあって、レネゲイドの扱いを強化する服を取り寄せてもらった。アルティメット服というらしい。名前からして強そうだ。届くのが待ち遠しい。
あの時の俺に言ってやりたい。迂闊なことをするなと。軽率なことをするなと。見て見ぬフリをするなと。もっと注意を払えと。 アルティメット服ではなくアルティメイド服だったなんて。今の俺がみんなの役に立つ為には強くなることが必要で、強くなるにはこの服を着ることが必要で、最新技術で作られたこの服の効果を受けるためにはマニュアル通り正しく、ついているものをすべて身につける必要がある……と。流石に恥ずかしいのでサングラスくらいはつけてもいいよな……。
俺をみた高壱あにぃが固まった。無理もない。白い霧の影響で出た幻影のユイさんも固まった。無理もない。気にしてたら、気にしていたら、せっかく強くなるためにこの服を着た意味がない。任務の時くらいは堂々としていないと。嘉納さんはいつものように大人の理屈で動いてるし、あにぃはいつものように正しくあろうとする。いつも足りない俺がいつも通り以下でどうする。羞恥なんて捨ててしまえ、俺。
白い霧の影響で窮地に立たされた阮黒さん自身に正直良い感情はあまりなかったけど、過去に罪を犯したからと理由をつけて今を生きる人を助けられないことはもっと嫌だということをあにぃのおかげで確認できた。
俺はみんなのためにできることをする。支部のみんなのおかげで自分なりに正しい目標を定められた気がする。
委員長から夜治安の悪いところを歩かないように注意された。なんでも親が町の治安を護る仕事をしている?とのことでそう言う話を聞いたとのこと。 また、オーヴァードについて質問された。こういうときは雄吾に教わったように、一般人には非日常に近づいて欲しくないので当たり障りのない受け答えをした。仕方がないとはいえ、嘘を付かざるを得ない事が気にかかる。その瞳に何もかも見透かされているようで。そして調べものの手伝いを頼まれた。まぁ、普通の調べものなら苦手ではないのでとりあえず引き受ける。しかし、今日はもう遅いし、治安の悪化の話をした後なので、委員長を家まで送っていくことにする。和風の大きな家に戸惑いつつも無事送り届け帰宅。名家のエリート警官なのかな。両親は。
翌日、調べものの手伝いをするということで委員長に話をきくと、委員長の父親の事を調べて欲しいという。なんでもとある女性が訪ねてきてから微妙に様子がおかしいとのこと。写真を見せて貰ったところ、UGNの資料にあったような気がしたので、薫姉に連絡し、話を一緒に聞いてもらうことに。
みんなで話を聞いて、委員長がオーヴァードに目覚めていたことが発覚。レネゲイドについての基本的な説明をし、とある女性が危険人物であること、委員長のお父さんがオーヴァードであること、もし力に飲み込まれてしまったジャームであるならば倒さなければならないことを伝える。また、俺たちが真剣にその判断をする覚悟をしていることも。今回の騒動(高田組とギルドの抗争)を抑えるための会談で委員長のお父さんと会談し、ジャームか否か判断する旨を伝えると、委員長は自分で判断したいとのことなので連れていくことに。俺が護るから、その一言がでなかったのが悔しい。
料亭の襖を挟んで俺と薫姉、委員長で待機し会談の様子を聞く。委員長のお父さんに特に問題はなさそうに思えたとき、委員長が父の言葉の嘘を指摘する。嘘があるだけならいいのに。娘の前で、ボロボロと開き直りを重ねるように見えるのが俺には我慢できなかった。娘の前で娘の日常の父親を壊してほしくなかった。
俺たちに娘を託して消えた委員長のお父さんの代わりに出てきたチェルシー・バーネットと戦闘に。戦いたくなさそうだった割りに恐ろしいほど強かった。報告書にあった、支部長の父親の介入がなければ、力に飲まれ大事なものを忘れてしまいそうな程だった。冷静になれば、クラスメイトの俺も竹内さんの日常の一部のはず。戻ってこれて良かった。
こうなった以上竹内さんに力の制御について俺が教えるのが、先に力に目覚めた者の責任って奴だよな。これからもよろしく。
……だからメイド服は違うんだ。俺の趣味ではないんだ。強くなるためなんだ。深く聞かないでいてくれるのがありがたいやら悲しいやら。